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車検証の住所変更は忘れないようにしよう!必要性や費用を要チェック

車検証には車の情報だけでなく、所有者と使用者の氏名、住所が明記してあります。そのため引っ越しをして住所が変わると、住所変更の手続きをしなければなりません。通常、頻繁に行うものではないため、手続きの仕方がよく分からない方もおられるでしょう。

そこでこのコラムでは、車検証の住所を変更する必要性と具体的な方法を解説します。何らかの事情で変更手続きが済んでいない方は、こちらで解説する手順通りに行えばスムーズに進められるでしょう。後半では、車検費用の節約につながる店舗の選び方もご紹介します。 ※下記情報は2020年12月以前の情報となります

車検証の住所変更は必要

車に関する重要な書類のひとつが「車検証」です。まずは車検証の概要を理解しましょう。記載されている住所に変更があったとき、手続きを済ませないまま放置していると後々面倒なことが起こるかもしれません。車検証や住所変更の必要性を把握した上で、適切に手続きを進めることが大切です。

そもそも車検証とは?

自家用車は、2年または3年に一度の車検で「公道を安全に走行できるか、保安基準に適合しているか」を検査します。保安基準をクリアした事実を証明するものとして、車検後に受け取るのが「車検証(自動車検査証)」です。

公道を走る際は車検証を携帯しなければなりません。不携帯、有効期限切れの状態で公道を走行すると罰則を受けます。「車を運転する上で欠かせない書類」だと理解しておきましょう。


住所変更しなかった場合はデメリットが多い

引っ越しなどで住所が変わった場合、原則15日以内の住所変更(変更登録)手続きが必要です。手続きを怠ったときに起こり得る事象を確認し、なるべく早く済ませることをおすすめします。以下は手続きを怠ったときに考えられるデメリットの一例です。

  • 自動車税(種別割)など税金の通知書が届かない
  • 自賠責保険が適用されない
  • 法律違反で検挙される

上記以外にも、各種手続きが滞るリスクもあります。例えば車検を受けるときや、車を売却したりするときです。住所変更の手続きをしないことにメリットはないといえます。


車検証の住所変更をする方法

車検証の住所変更方法は、普通自動車・軽自動車によって異なります。手続きを行う場所や費用も違うため、事前に調べておくと安心です。書類の種類や内容に不備がないよう、ひとつずつ確認しながら進めていきましょう。手続きのタイミングも含め、車検証の住所変更時の流れを詳しく解説します。

住所変更に必要な書類

普通自動車の住所変更を申請する場合、税金の申告書や車庫証明書などが必要です。使用者・所有者の名前が同じであれば、以下の書類を用意します。

  • 車検証
  • 発行から1ヶ月以内の車庫証明書(自動車保管場所証明書)※申請手続きは管轄の警察署にて行います
  • 住民票(発行から3ヶ月以内)
  • 手数料納付書
  • 自動車税(環境性能割・種別割)申告書
  • 委任状(本人以外が手続きする場合)

軽自動車は、住民票ではなく印鑑登録証明書でも手続きができます。軽自動車の住所変更手続きに必要な書類は以下の通りです。

  • 車検証
  • 住民票または印鑑登録証明書(コピー可)
  • 自動車検査証記入申請書(軽第1号様式)
  • 軽自動車税(種別割)申告書

住所変更の流れ

普通自動車を所有している方は、新しい住所を管轄する運輸支局で手続きをします。ナンバープレートの変更を伴う場合は車で行きましょう。一般的な流れは以下の通りです。

  • 運輸支局で手数料納付書や申請書などを記入
  • 印紙の購入(登録手数料の支払い)
  • 必要書類を提出
  • 車検証の交付
  • 自動車税の申告窓口で変更内容を申告
  • 必要な場合はナンバープレートの付け替え

軽自動車は手続きをする場所が違うため注意しましょう。管轄の軽自動車検査協会に足を運び、申請書を記入して提出します。申請場所が異なるだけで、基本的な流れは普通自動車と同じです。提出書類に問題がなければ、新しい住所を記載した車検証が交付されます。


住所変更にかかる費用

普通自動車の車検証上の住所変更に関する手続きでは、申請時に手数料が必要です。金額はナンバープレートの変更有無によって変わります。変更登録手数料や車庫証明の取得費用、ナンバープレート代は以下の通りです(2020年11月時点)。

  • 変更登録手数料:350円
  • 車庫証明書の取得費用:2,500円~3,000円(都道府県によって異なる)
  • ナンバープレート代(管轄が変わる場合):1,500円程度(地域やナンバープレートの種類によって異なる)

軽自動車の場合、申請時の手数料は発生しません。ただし、ナンバープレート代は普通自動車と同様に必要です。


住所変更以外にもある!車検証の手続きが必要なとき

車検証関連で重要な手続きは、引っ越しに伴う住所変更だけではありません。車が盗難に遭ったときや、車検の有効期限を切らしてしまったときなども必要です。放っておくと他の手続きに支障をきたすことがあるため、具体的な発生条件を知っておきましょう。よくある3つのパターンをピックアップし、それぞれ詳しく解説します。

盗難に遭ったときや紛失した場合

車検証の盗難や紛失が原因で手元にない場合、再発行の手続きが必要です。運輸支局(軽自動車は軽自動車検査協会)の窓口で再発行を依頼します。ひどく破れたり汚れたりしたという理由で申請する場合は、使えない状態の車検証であっても提出が必要です。

本人以外に手続きを委任するときは、委任状の他、所有者の認印を押印した「理由書」も用意しましょう。個人情報などに問題がなければ、当日中に新しい車検証を受け取れます。


結婚などで氏名が変わった場合

氏名に変更があった場合も変更登録が必要です。前の氏名から現在の氏名への変更履歴が分かる戸籍謄本を用意します。戸籍謄本は、発行から3ヶ月以内のものを用意する点に注意しましょう。

普通自動車の場合、申請時に発生する手数料は350円です。車検証の記載内容が変わるため、自動車税(環境性能割・種別割)申告書を提出します。車検証には所有者と使用者の氏名が記載されているため、どの部分を変更するかによって必要書類が異なることを覚えておきましょう。


有効期限が切れていた場合

何らかの理由で車に乗らない生活を長く送っていると、車検の更新を忘れてしまう方もおられるでしょう。有効期限切れの車検証を持っていても、公道は走行できません。車検証は、車が保安基準に適合していることを証明する書類であるためです。

車検切れの状態では車検証のみの交付ができないため、再び車検の手続きをする必要があります。車を運ぶにはレッカー車を手配するか、管轄の役所で仮ナンバー(臨時運行許可番号標)を取得しましょう。費用重視なら仮ナンバーの取得がおすすめです。


車検は費用を安く抑えよう!

入念なチェックや整備が必要となる車検は、お店に依頼するのがおすすめです。多くのところで車検代行を受け付けているため、安心できる依頼先を見つけましょう。費用の安さだけでなく、サービスの充実度を重視する大切さについて詳しく解説します。

費用の安いお店を選ぼう

お店選びで費用を重視される方は多くおられるでしょう。代行手数料や整備費用など、具体的な金額は依頼先によって異なります。できれば事前に見積もりを取り、何にいくらかかるのかを把握しておきましょう。

ただし、安さだけを理由に決めるのは早計かもしれません。信頼できるお店なのかという点も判断基準に加えてはいかがでしょうか。見積もりが高く感じる場合は、整備・修理の内容を絞ると節約につながります。お店のスタッフに要望を伝えて、納得のいく金額・車検内容にしましょう。


サービスの充実しているお店を選ぼう

車検を依頼したときに付帯するサービスも、お店によって違いがあります。複数のプランから選べる場合は、価格と内容のバランスを比較しましょう。アフターサポートに力を入れているお店であれば、車検後に万が一故障してしまった場合の金銭的負担を軽減できます。

「車検後の故障は無料で修理してもらえる」「次の車検まで保証が効く」など、具体的なメリットを把握することが大切です。サポートや保証の内容が手厚いほど、長い目で見たときの節約につながります。


車検証を更新するならイエローハットの車検がおすすめ

車検証の有効期限が迫っている方は、ぜひイエローハットにお任せください。一人一人の予算に合わせたプランをご提案します。交換パーツの豊富さや保証内容の手厚さも、イエローハットが強みとしているポイントです。こちらでは、費用面やサービス面など、5つの観点からイエローハットの強みをご紹介します。

予算に合わせて依頼できる

幅広い価格帯のパーツをそろえているイエローハットでは、予算に応じたプランのご提案が可能です。整備や修理の費用が予算オーバーの場合は、社外部品・リビルト品(再生品)なども選択肢に入れられます。

「緊急性の低い修理は省略したい」といったご希望も、気兼ねなくご相談ください。細かい項目をひとつずつ調整することで、車検費用の総額を抑えやすくなります。ご依頼内容の決定は慎重に決めますので、費用とともに対話を重視したい方にもおすすめです。


保証やサービスが充実している

車検後の保証やアフターサービスも、イエローハットが誇る取り組みのひとつです。保証は車検後も快適に乗り続けられる、2年間有効の「プライムワランティ」をご用意しています。(※加入時の保証料金は有償となります。)

例えば、車検後に発覚した故障や不具合の修理費用は、日本車であれば何度でも無料です。輸入車の場合でも30万円まで対応可能なため、万が一のトラブル時にはお気軽にご利用ください。車検の6ヶ月後には、保証プランを問わず無料点検を行います。


代車が使える

車検の依頼先によっては代車サービスがないケースもありますが、イエローハットでは利用可能です。「通勤・通学に車を使いたい」「買い物をするのに車がないと不便」といったご希望がある場合は、お気軽にご相談ください。


クレジットカードが使える

現金での支払いが困難なときは、クレジットカード払いも選択できます。どうしても削れない整備や修理費用の捻出が難しい場合は、分割払いにすることで家計の一時的負担を軽減してはいかがでしょうか。

自賠責保険料などの法定費用の支払いにはご利用いただけませんが、法定費用は車種名やグレードから算出が可能です。不安な方は具体的な金額をお調べしますので、ぜひお問い合わせください。


気軽に見積もりが取れる

車検に不慣れな方でも気軽に相談できるよう、WEB・フリーコールの窓口を構えているのもイエローハットの特徴です。WEBの場合、以下の流れで車検の概算見積もりを把握できます。

  • WEBフォームにアクセス
  • 車種・氏名・電話番号・車検満了日などを入力
  • コールセンターの担当者から概算見積もりを提示

パソコン以外では、フリーコールからでもお問い合わせいただけます。


まとめ

引っ越しなどで住所が変わったときは、車検証の住所変更手続きが必要です。普通自動車か軽自動車かの違いや手続き方法によって提出書類が異なるため、状況に合わせて適切な判断をして住所変更をしてください。

車検費用は依頼先によって変動するため、安く、サービスが充実しているお店を選ぶことがポイントです。依頼先の選定に悩んでいる方は、ぜひイエローハットをご検討ください。予算に合わせて満足度の高いプランをご提案いたします。ぜひ一度、WEBフォームかフリーコールからお見積り、またはご相談ください。

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