COLUMN
今だから聞きたいオイル交換の基礎知識
車のパフォーマンスを維持するうえで、エンジンオイルを定期的に交換することは欠かせない作業です。車の維持コストを抑えるために、エンジンオイルを安いものに変えることを検討される方は多くおられるのではないでしょうか。
このコラムでは、安いエンジンオイルは高いものと比較して何が違うのかを解説します。また、エンジンオイルにかかるコストをなるべく安くする方法も併せてご紹介します。
STEP01
オイル交換する車両を選択し、ご利用の店舗を選択します
STEP02
作業メニュー(オイルフィルター交換)を選択した後、ご希望の日時を選びます
STEP03
会員様専用ページのID/パスワードでログインします
(会員様専用ページに登録されていないかたは、新規でご登録します)
STEP04
予約完了メールを受信したらあとは当日お店に行くだけ
目次
ここでは安いエンジンオイルとは具体的にどのような製品のことを指し、どういった方におすすめできるかを解説します。
鉱物油は原油を蒸留した後に不純物を除去して精製されたベースオイルです。他のベースオイルと比較して、耐熱性や耐酸性は比較的低く、車の走行性能を維持し続けるには小まめにエンジンオイル交換を実施する必要があります。一方で、添加剤の使用量が少ないぶん、製造コストや販売価格は安いことが特徴です。
部分合成油は、鉱物油と全合成油を配合したベースオイルです。価格や性能に関しては鉱物油と高品質な全合成油の中間に位置しています。
安いエンジンオイルは車に乗る頻度が低い、車の維持コストを抑えたい場合におすすめです。鉱物油は耐熱性や耐酸性が比較的弱いため、走行性能を維持するには他のベースオイルよりも小まめに交換する必要がありますが、価格が安いのでトータルのコストは抑えられます。
なお、科学的に精製した全合成油や部分合成油は1980年代になって登場したベースオイルで、αオレフィンやエステルという物質が配合されています。αオレフィンやエステルには年式が古い車のオイルシールを変形させることがあり、古い車に全合成油や部分合成油を使用すると、オイルシールの破損を招くリスクがあります。したがって、1980年台よりも前のエンジンが搭載された車を使用されている場合は、エンジンオイル交換をする前に使用しても良いエンジンオイルの種類を確認しておくことが重要です。
また、通勤やレジャーなどで車を使う頻度が高い方には、コストの安さと走行性能の高さを両立できる部分合成油がおすすめです。
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高いエンジンオイルは高度な技術を用いて精製され、エンジン性能を引き出す添加剤が多数配合されている点が特徴です。ここでは、どういった場合に高いエンジンオイルが適しているかを紹介します。
全合成油は最高品質のベースオイルで、エンジンの性能を引き出せるように清浄分散剤や酸化防止剤などさまざまな添加剤が配合されているのが特徴です。このため、耐久性や低温時のエンジン始動性、潤滑性能など、さまざまな点で優れた性能を発揮します。
原油を蒸留した後に高度な精製処理を行う、あるいは添加剤を配合することで全合成油は科学的に合成されています。全合成油に使用されているエステルやPAOは製造コストが高く、全合成油は他のベースオイルと比較して性能、価格ともに高くなっています。
全合成油は高速道路や急な坂道など、スポーツ走行を行う際におすすめです。スポーツ走行時にはエンジンの温度が上がりやすく、潤滑作用が働きづらくなります。そこで、摩擦調整剤や粘度指数向上剤などが配合された全合成油を使用すれば、高温環境下でも潤滑作用が維持されることが期待できます。
全合成油は冷気や錆などからエンジンを保護する性能にも優れているので、車のメンテナンスに特にこだわっておられる方にも向いたエンジンオイルです。
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ここからは、市販されているエンジンオイルの粘度やグレードをご自身で確認する方法を紹介します。
粘度とは、エンジンオイルの硬さを表す指標です。エンジンオイルの粘度は、一般的に容器表面の「5W-30」のような記載で表されます。Wの前に書かれている数字は低温環境下における粘度、Wより後の数字は高温環境下における粘度を表しています。
前半部分の数字が小さいほど低温環境下でもエンジンを始動させやすく、例えば、10Wであればマイナス25度、0Wであればマイナス35度まで低温流動性を維持できることを表します。低粘度エンジンオイルは車の燃費を維持しやすいことから、近年ではエコカー向けの低粘度エンジンオイルが広く流通しています。
一方、後半部分の数字が大きいほど高温環境下でも潤滑作用が発揮されやすいため、ターボエンジンを搭載していたり、高速走行を行う頻度が高かったりする場合にはおすすめです。
ただし、それぞれの車種によって自動車メーカーが推奨する粘度範囲が定められているため、エンジンオイル交換時には必ず取扱説明書を参照するか、お店で相談してから粘度を変更する必要があります。
現在市販されているエンジンオイルには、基本性能の高さに応じたグレードが付与されており、API規格やILSAC規格、ACEA規格など、複数の規格によって表されます。
API規格は、米国石油協会が制定している規格で、ガソリンエンジン車はSAからSPまでの13段階に分かれています。
ILSAC規格は、国際潤滑油標準化承認委員会によって制定された規格です。ILSAC規格を取得しているエンジンオイルは高い省燃費性能を持っていることが特徴で、2020年現在の最新規格はGF-6となっています。
ACEA規格は、欧州自動車工業会によって制定された規格です。ヨーロッパ特有の高速運転にも耐えられるよう、省燃費性能やエンジン保護性能などに関する認定基準が厳しいのが特徴です。
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車を使用するうえで、エンジンオイル交換は欠かせないため、どうしても定期的に必要になるコストです。しかし、車の乗り方やメンテナンスの方法を工夫することで、エンジンオイル代を安く抑えられる場合があります。
シビアコンディションとは、自動車メーカーが想定したよりも車に負担がかかる状況下で車を使用している状態のことを指します。
具体的なシビアコンディション例として以下のような場合が挙げられます。
シビアコンディションに当たる場合、通常よりも車の部品やエンジンにかかる負担が大きくなるので、エンジンオイル交換やその他の点検・メンテナンスにかかるコストも高くなります。できる範囲でシビアコンディションを避けることが、エンジンオイル交換・メンテナンス費用の削減につながります。
ご自身でエンジンオイル交換を行う場合、お店に作業依頼をするためにかかるエンジンオイル交換工賃や燃料費を節約できます。
ここでは、オイルチェンジャーを用いてエンジンオイルを吸い取る「上抜き」という方法の手順をご紹介します。
最初に車のボンネットを開いて、オイルレベルゲージを引き抜き、オイルチェンジャーのホースを差し込みます。次に、オイルチェンジャーで古いエンジンオイルを排出します。最後に新品のエンジンオイルを補充することで作業は完了です。
このように「上抜き」はオイルチェンジャーを用意する必要がありますが、作業手順は比較的簡単です。
一方、ジャッキアップを必要とする「下抜き」という方法は全ての車種で行える反面、怪我や車の故障などを起こすリスクがあるため、あくまでも上抜きが行えない場合の代替手段として考えるべきです。
いずれの方法も、普段は車の整備を行わない方が初めて作業を行う場合は、工具を揃えたり、廃油の処理方法を検討したりと、かえって手間やコストが掛かる場合があります。
また、なれない作業が思わぬ怪我や事故につながるリスクもあるため、不安を感じる方はお店にエンジンオイル交換を依頼することをおすすめします。
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安いエンジンオイルも高いエンジンオイルも、定期的な交換が必要です。イエローハットでは走行距離3,000km~5,000km毎、もしくは3ヶ月~6ヶ月の早い方を目安としてエンジンオイル交換を実施することをおすすめしております。
エンジンオイル交換をご自身で行うことに不安がある方は、ぜひイエローハットにお任せください。
ここでは、イエローハットでエンジンオイル交換をする際のメリットをご紹介します。
・豊富なラインナップから商品を選べる
イエローハットはオリジナルオイルや純正オイルをはじめ、エンジンオイルの品揃えが豊富です。質にこだわる方は全合成油のエンジンオイルを、コストを下げたいという方は鉱物油のエンジンオイルを選択することが可能です。お客様のどんなニーズにもお応えし、最適なエンジンオイルを選定いたします。
・「クレジット&ポイントカード」「メンテナンスパック」でお得に
「クレジット&ポイントカード」会員様、または「メンバーズカード」会員様でメンテナンスパックをご購入(税込550円/年)いただければ、エンジンオイル交換工賃が一年間無料になる特典をご用意しています。また、各種ポイントカードは利用金額に応じて買い物に使えるポイントも付与させていただきます。
・約15分の作業時間で時短を実現
イエローハットなら、エンジンオイル交換作業が約15分で完了します。さらに、事前に電話予約、もしくはオイル交換ネット予約をご利用いただければ、作業当日の待ち時間もありません。
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エンジンオイルにかかるコストを抑えるには、鉱物油や部分合成油を選び、シビアコンディションでの走行をなるべく避けることが重要です。
また、エンジンオイル交換はエンジンオイルの価格に関わらず必要な作業です。ご自身で交換する手間を省き、効率的にエンジンオイル交換を行いたい方は、ぜひイエローハットにご来店ください。
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