COLUMN
ボディコーティングについて解説
ボディコーティングを施すことでボディの輝きだけでなく、傷や汚れの付きにくさ、雨や紫外線によるダメージへの強い耐性を手に入れられます。ただし、コストをかけて高品質のコーティングを施工したとしても、時間と共にコーティング被膜上に汚れが付着していくのを避けることはできません。また、ダメージに強いボディにすることはできても、その影響を皆無にはできないのが実情です。
そこで、大切になってくるのが、ボディコーティング施工後の定期的なメンテナンスです。このコラムでは、施工後のメンテナンスについて、そのやり方や頻度、施工工程などを解説していきます。また、快適なドライブに必要となる車のメンテナンス項目の主なものも併せてご紹介しているので、ご参考になさってください。
目次
ボディコーティングを実施することにより、ボディの塗装面を様々なダメージから守ることが可能になります。しかし、1度コーティングをしたら以後一切のメンテナンスが不要になるわけではありません。ここでは、メンテナンスが必要になる理由を、コーティングの持続期間と、メンテナンスの重要性から明らかにしていきます。
ボディコーティングの持続期間は、施工の種類や使用される材質により異なります。ただし、どの種類のコーティングを実施したとしても効果が続く期間が限られるため、メンテナンスを欠かすことはできません。種類・材質別の一般的な持続期間は以下の通りです。
なお、簡単な施工で撥水効果が得られるのが固形ワックスの塗布によるコーティングですが、その持続期間は約1週間~1ヶ月間となっています。
どのような質の高いボディコーティングであっても、劣化を避けることはできません。大気中の汚染物質や酸性雨、あるいは紫外線によるダメージは、コーティング被膜に確実に蓄積し、やがて輝きが失われます。また、汚れの落ちにくさ、撥水性の低下を感じさせるようにもなります。
こうした劣化を防ぎ、コーティング被膜の寿命を延ばすうえで欠かせないのが、こまめな洗車と適度なメンテナンスです。日頃から付着した汚れは洗車により速やかに取り除くことを心掛けるとともに、ダメージの蓄積により低下した被膜効果を甦らせるためのメンテナンスを忘れずに実施していくことが大切です。
ボディコーティング施工後のメンテナンスは、思いついたときにただ漠然と行えばよいわけではありません。メンテナンス効果を最大化するためには、適切な頻度での実施とメンテナンスをすべき状態の見極めが必須となります。ここでは、この2点について順に解説していきます。
青空駐車では屋内駐車に比べ汚れやすく、かつ紫外線・酸性雨によるダメージが大きくなります。汚れたら都度メンテナンス(洗車)を行った方が良いですが、以下の目安を参考にメンテナンス(洗車)を実施するようにしてください。
青空駐車の場合…月1~2回程度
屋内駐車の場合…2ヶ月に1回程度
ご自身の車に適したメンテナンス頻度が分からない方は、適切なメンテナンス方法をお店に相談してください。
メンテナンスの頻度はあくまで一般的な目安であり、ボディコーティングの状態によってはより早いタイミングでメンテナンスを行う必要があるケースも出てきます。次に、メンテナンスをすべき状態を見極めるポイントを2つご紹介します。
1つ目が、コーティング被膜に洗っても落ちないシミが残っている状態です。酸性雨がコーティング被膜に付着して乾くとシミになり、洗車では落とせなくなります。放っておくと、やがて被膜を破壊して塗装面にまでダメージを与えかねないため、イオンデポジット除去剤でメンテナンスを行ってください。
2つ目が、洗車時の汚れ落ちが悪くなった、撥水効果が落ちた状態です。洗車後の汚れ落ちが悪くなったり、撥水効果が落ちたりしてきたら、コーティング被膜効果低下のサインです。油膜除去のメンテナンスを実施してください。
適切にボディコーティングを実施することで塗装面をダメージから保護でき、ボディを美しく保つことが可能になります。ただし、快適なカーライフに欠かせないメンテナンスは、ボディコーティング以外にも数多くあります。ここでは、定期的に実施すべき日常的なメンテナンス項目をご紹介します。
タイヤに関しては、溝と空気圧を月1回チェックしてください。すり減ったタイヤではスリップを起こして大事故となるリスクがあり、ひび割れはバーストに繋がります。また、空気圧が足りていないと、燃費や操縦安定性・乗り心地が悪化し、タイヤがすり減りやすくなります。点検では溝が1.6mmを切ると出てくるスリップサインの有無を確認しますが、点検方法がお分かりにならない場合は、イエローハットでご来店いただければ、無料で点検をさせていただきます。
作動時にガラス面に接して雨水や汚れをふき取るワイパーゴムが劣化すると、ひび割れや変形が起きて「ビビリ音」が出やすくなります。この状態では拭き残りが起きやすく、また視界不良となるため、 運転に支障が出るだけでなく、非常に危険です。劣化がさらに進むと、ちぎれて飛ばされたゴムが後続車や周囲の自転車・歩行者に当たる危険性も出てきます。
また、ワイパーゴムの取り付け部分となるワイパーブレードの状態もチェックしてください。劣化によりゴムをガラス面に密着させる働きが低下していると、拭きムラや異音が発生する原因となります。
夜間走行時の安全確保に欠かせないヘッドライトには主に「ハロゲン」「HID」「LED」の3種類のバルブがあります。灯火類は、どれか1つでも切れたまま走っていると道路交通法が規定する整備不良として処罰の対象になるため、切れる前の確実な交換が求められます。例えば高寿命であるLEDバルブなどは頻繁な交換は必要ありませんが、明るさが弱くなるなどの予兆が見えた段階での早めの交換がおすすめです。
エンジンの円滑な動作に欠かすことのできない潤滑油であり、密封・冷却・清浄・潤滑・防錆といった様々な働きも併せて担っています。エンジンオイルが劣化・減少するとエンジン内部の摩擦抵抗が大きくなり、燃費の悪化はもちろん、最悪エンジンが焼き付きを起こす危険も出てきます。ご自身での交換も不可能ではありませんが、作業には場所の確保や工具の準備、さらには廃油処理の手間が少なからずかかります。そのため、ご自身でのメンテナンスに自信のない方はお店に依頼してください。
なお、イエローハットでは走行距離3,000km~5,000km毎、もしくは3ヶ月~6ヶ月のどちらか早い方を目安に交換していくことをおすすめしております。
ブレーキオイルは、走行中に生じるブレーキの熱により劣化していきます。また、吸湿性が高い成分でできていることから、経年により、次第に水分を多く含んで沸点が低下する点にも注意が必要です。ブレーキ内部に錆を生じさせるリスクはもとより、ブレーキオイルが沸騰することで生じる気泡がブレーキの利きを悪化させるベーパーロック現象の原因となり得ます。油圧を利用して制動力を伝える車のブレーキでは、ブレーキオイルのコンディションがブレーキの利き具合を左右するため、定期的な交換が必須となります。イエローハットでは走行距離10,000km、または1年毎を目安に交換していただくことをおすすめしております。
カー用品店のイエローハットでは、お客様のご予算・ニーズに合ったガラスコーティング3種類の選択が可能です。
ガラスコーティングの「シャインズコート」は、最先端のガラスコート剤と下処理溶剤を使った、塗装にダメージを与えないよう研究を重ねた施工方法・技術による高品質のコーティングです。耐久性を含め最高品質が手に入るダイヤモンドZコーティング(47,300円~)、よりお手軽なプラチナZコーティング(27,500円~)、初めての方や、他社でボディコーティングをされた方のメンテナンスにおすすめで、お試ししやすい価格のゴールドZコーティング(16,500円~)をご用意しています。
また、ボディコーティングのご予約は、PC・スマホからのネット予約ができ、ご予約特典として全メニュー1,000円引とネットでのご予約がお得となっております(2021年11月現在)。ご不明な点は、WEBフォームまたはお電話でお気軽にお問い合わせください。
車のボディコーティング効果を長く保つためには、施工後の適切なメンテナンスの実施が欠かせません。
ボディコーティングは施工の種類や使用される材質により持続期間が異なり、また駐車環境によって最適なメンテナンスの頻度が変わってきます。一般的な目安を参考にしつつも、実施したコーティングのタイプや被膜の現況を踏まえたメンテナンスをしていくことが大切です。そして、快適なカーライフに向けてはボディコーティングだけでなく、多岐にわたるメンテナンスを併せて実施していくことも重要です。豊富なボディコーティングコースと充実したピットメニューを兼ね備えるイエローハットであれば、これらの全てをまとめてお任せいただけます。お気軽にお問い合わせください。
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