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ガラスコーティングを自分で行う方法とは?必要な道具や作業工程なども解説

ボディコーティングの最高品質であるガラスコーティングは、その難易度の高さからご自身での施工を諦めてしまう方も少なくありません。一方、お店に依頼するとその分コストがかかるため、施工に踏み切れない方もおられるでしょう。しかし、施工に必要な環境や工程が分かれば、ご自身で対応できるか、お店に依頼すべきかが分かります。

そこでこのコラムでは、ガラスコーティングをご自身で行う方法についてご紹介します。必要な道具や作業工程なども解説しておりますので、ぜひご参考になさってください。

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ボディコーティング FAQ

コーティングのメニュー(3種)と、車種サイズによって異なりますが、軽自動車のSSサイズであれば16,500円~47,300円、ミニバンなどのLサイズでは22,500円~63,800円となります。詳しくはメニュー別価格表にてご確認ください。 また、ネットでご予約の場合は、1,000円引きとなります。
車種やお車の塗装面の状態により異なりますが、施工時間はおよそ普通車のMサイズで2.5時間ほど、ミニバン等のLサイズ車種では3時間ほどです。その他、下地処理研磨等のオプションを追加した場合、施工時間が追加でかかります。 また、施工時間の他にコート剤の乾燥に1時間~6時間程度お車をお預かりします。
ボディコーティングは施工に時間がかかるため、原則予約が必要となります。 予約はネット予約で24時間受付しており、ネット予約だと施工料金が1,000円引きとなります。その他、コールセンターでお電話(0120-961-296)でも予約も受付しています。 (当日の空き状況により、当日作業ができる場合もあります。詳しくはご利用店舗にお問い合わせください)
イエローハットのボディコーティング「シャインズコート」は全メニューでガラスコート剤を使用したコーティング施工です。また、下地処理も新開発の溶剤で行うことで、従来の研磨による下地処理と違い、塗装面を削らず下地処理を行います。 (オプションで研磨による下地処理を行うこともできます)
全メニュー共通で、洗車→細部洗浄→鉄粉除去→溶剤による下地処理。そのあとに、ガラスコート剤でコーティングをしていきます。コート剤が完全に乾燥したら完成です。

ガラスコーティングの基礎知識

ガラスコーティングの耐久性は、コーティングの中でも特に秀でており、定期的なメンテナンスを受ければ、数年間効果の持続が見込めます。ここでは、ガラスコーティングの効果や注意点などについてご紹介します。

ガラスコーティングの効果

ガラスコーティングとは、ガラスコーティング剤を使用して、車にガラス被膜を形成させるコーティング手法です。フッ素などの有機系コーティング(ポリマーコーティングなど)とは異なり、ガラス成分から作られた無機系コーティングです。

塗装面に頑丈なガラス被膜を形成するため強度が高く、塗布すると新車のような輝きを放ちます。傷、汚れ、紫外線、酸性雨などのダメージも強く、汚れが付着しても水で簡単に落とせる点もメリットです。


ガラスコーティングの注意点

ガラスコーティングの施工は、研磨工具や密閉空間を必要とします。これらの環境が整えられない場合、効果を最大限に活かすことができません。簡単に用意できる環境ではないため、大半の方はお店に施工を依頼されます。お店に依頼した場合、車種や状態によって変わりますが、他のコーティングと比べるとコストは高めとなります。また、乾燥を必要とするために、おおよそ1日は車を預けなくてはなりません。


ガラスコーティングの耐久性

ガラスコーティングの強みは耐久性に優れている点です。コーティング剤や下地処理のクオリティで変動しますが、一般的には約3年~5年持続するといわれています。

ただし、耐久性の持続期間は定期的なメンテナンスの実施が前提であり、いくら耐久性が高くても、こまめな洗車やコーティング状態の確認は必要です。汚れを放置したままでは撥水性が損なわれる恐れがあり、紫外線や外気に触れる以上、劣化は少しずつ進行します。

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ガラスコーティングの種類

ガラスコーティングは、水滴の弾き方で「撥水性」「親水性」「疎水性」に分かれます。選ぶ際は、保管スペースや洗車頻度など基準に選択してください。ここでは、これら3つの特徴についてご紹介します。

撥水性

水滴の弾き方を決める要素の1つが接触角度です。接触角度とは水滴が塗装面に触れる角度を指し、球体に近いほど角度が高く、平面に近いほど低くなります。

撥水性のガラスコーティングは接触角度が80度以上あり、球体に近い水滴ができあがり、転げ落ちるように水を弾きます。ワックスのような撥水力を持つため、視覚的な満足感が高いコーティングです。

ただし、水滴が残りやすいため、水垢やイオンデポジットの発生確率が高い点には注意が必要です。そのため、雨の影響を受けにくい屋内駐車場の方、こまめに洗車などのメンテナンスを行う方に適しています。


親水性

親水性のガラスコーティングは、接触角度が30度以下です。水の分子は、表面積を小さくしようとお互いが引っ張り合い、表面張力を起こします。親水性のコーティング剤は、この力を分散させ、球体になることを防いでいます。水が連なり滝のように流れ落ちるため、水垢になりにくく、自浄性能に優れたコーティングです。

ただし、撥水効果が視覚的に分かりづらく、メンテナンス時期が判断しにくい点がデメリットです。雨の影響を受けにくいため、屋外駐車場の方、できるだけ洗車の手間を省きたい方に適しています。


疎水性

疎水性のガラスコーティングは、接触角度が約75度です。撥水性と親水性の間にあり、撥水性よりも大きな水滴が線状に流れるため、水垢になりにくいコーティングです。また、親水性のように広がらず、流れるように水滴が弾け落ちるため、低速でも効果を実感できます。

ただし、撥水性よりも効果が薄れやすく、持続期間が短い点がデメリットです。駐車場は屋外・屋内問わず、水が残りにくいため最低限の洗車で問題ありません。


ガラスコーティングを自分で行う際に必要な道具

ガラスコーティングの施工は、「洗車」「下地処理」「コーティング」の3段階に分かれます。洗車に必要な道具は、カーシャンプー、洗車用スポンジ、バケツ、マイクロファイバークロスです。カーシャンプーはワックス成分が含まれていないものを使用し、しっかりと泡立ててください。

下地処理に必要な道具は、細部洗浄剤(イオンデポジット除去剤)、鉄粉除去剤、鉄粉取り用粘土、水垢除去剤、脱脂クリーナー、ボディ研磨剤、洗車用ブラシです。

コーティングに必要な道具は、ガラスコーティング剤、塗り込み用スポンジ、拭き取り用マイクロファイバークロスです。施工中は水気を避ける必要があるため、洗車時に使用したスポンジなどは使用せず、別途乾いたものを用意してください。

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ガラスコーティングの工程

ガラスコーティングの仕上がりは下地処理が要といわれています。下地処理が甘いと、ガラスコーティングの性能が十分に発揮できません。ここでは、下地処理とコーティング施工の工程をご紹介します。

下地処理

一般的な下地処理の役割は、密着性・持続性・光沢性の向上です。仕上がりに大きな影響を及ぼすため、慎重な作業が求められます。

まずは、外部パネルの隙間やエンブレム周囲などの細部を洗浄し、その後、車全体の洗車を行います。次に、鉄粉除去用の液剤や粘土を駆使して鉄粉を除去してください。洗車だけでは落とせなかった水垢や油汚れは、水垢除去剤、イオンデポジット除去、脱脂クリーナーなどを用いて取り去ります。

付着物を除去したら研磨剤で小傷を擦り、余剰分の研磨剤は、軽く水で濡らしたマイクロファイバークロスで拭き取ってください。最後に、残存物を完全に除去するため、脱脂作業を行います。アルコール系の脱脂クリーナーをボディへ塗り込み、液剤を拭き上げれば下地処理は終了です。


コーティング施工

スポンジにコーティング剤を付けて、塗装面に定着させていきます。ガラスコーティングは伸びが良いため、つけすぎとムラに注意しながら、縦横均等に塗布してください。

表面が硬化したら、コーティング被膜をマイクロファイバークロスで拭き取ります。拭き取る際は、クロスを複数枚用意し、適度に汚れ具合を確認してください。コーティング剤が多量に付けたまま使用し続けると、ムラの原因になります。

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注意すべきポイント

ガラスコーティングは他のコーティングと比べて値段が高くなる傾向です。失敗を防ぐためにも、適切な環境を整え、注意点をしっかりと認識したうえで施工してください。ここでは、ガラスコーティングの注意点についてご紹介します。

晴れた日の早朝から作業を始める

最初に注意すべきポイントは「施工環境」です。同じコーティング剤でも気温によって乾燥時間が変わることから、晴れた日、もしくは曇りの日に行ってください。気温の上昇と共に硬化が早まってしまうため、直射日光は避けてください。

また、作業は早朝から開始し、ゆとりを持って実施してください。作業を翌日に繰り越してしまうと夜露で濡れたり、ほこりなどの汚れが付着したりする可能性があります。


綺麗に仕上げるには下地処理を丁寧に行う

次に注意すべきポイントは「下地処理」です。密着性を左右する下地処理は、ガラスコーティングの中で最も重要な作業工程です。表面に汚れが付着したままコーティング剤を塗布すると定着性が低下し、耐久性が半減してしまう場合があります。

また、 塗り残しや拭き残しなどがあると白いムラが発生します。塗布直後であれば、そのままコーティング剤を塗り込んでも問題はありません。しかし、完全に硬化してしまった場合は、コーティングを剥離させる必要があります。


施工直後は濡らさない

最後に注意すべきポイントは「水気」です。ガラスコーティングは表面が乾燥するまでに約1日、完全に硬化するまで数週間~1ヶ月程度かかります。そのため、コーティング直後は、少なくとも1日は水に触れないよう注意してください。表面が乾燥しきる前に濡れてしまうと、乾燥不良を起こしてコーティング性能に影響を及ぼします。

また、コーティング後であれば、乾燥速度を早めるために日光を利用しても問題ありません。

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ボディコーティング後のメンテナンス

ガラスコーティングは耐久性に優れていますが、効果を持続させるためには定期的なメンテナンスが必要です。ここでは、コーティング後のメンテナンス方法についてご紹介します。

施工後の洗車頻度

防汚性の高いガラスコーティングですが、洗車をせずにそのまま放置すると汚れが固着してしまいます。洗車頻度は保管場所(屋内・屋外)で異なり、屋内よりも屋外の方が必要な洗車頻度は多くなります。

基本的にはどの車も汚れたら都度の洗車が理想的です。もし難しいようであれば、屋内駐車場のお車は2ヶ月に1回程度、屋外駐車場のお車は月に1~2回程度を目安に洗車してください。なお、メンテナンスについても洗車毎に行うことをおすすめします。


ガラスコーティングならイエローハットにお任せ!

ガラスコーティングをお探しなら、イエローハットのガラスコーティング「シャインズコート」をご検討ください。主成分がガラスであるため、熱や紫外線に強く、お客様の好みに合わせて「ダイヤモンドZコーティング」「プラチナZコーティング」「ゴールドZコーティング」からお選びいただけます。

車の状態にもよりますが、1年毎の定期的なメンテナンスを受けることで、ダイヤモンドZコーティングは5年、プラチナZコーティングは3年、ゴールドZコーティングは1年にわたり、良好な状態を保つことが可能です。最先端の下地処理剤を使用し、コーティングのスペシャリストが下地処理を行うため、ガラスのような輝きを放ちます。

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まとめ

ガラスコーティングとは、ガラス成分で車をコーティングする手法です。ボディに塗布すると強固なガラス被膜を形成するため、コーティングの中でも特に耐久性が高いコーティングです。

下地処理のクオリティが仕上がりを左右させるため、ご自身で施工する場合は施工環境を整えたうえで、慎重に行う必要があります。下地処理が甘く、コーティングにムラがあるとその部分が白く濁ってしまうため、ご不安な方はお店に依頼してください。

ガラスコーティングに関しまして何か疑問がございましたら、イエローハットまでお問い合わせください。ご相談やコーティングのご予約は、インターネットまたはお電話で受け付けております。また、PC・スマホでのネット予約ができ、今ならご予約特典として全メニュー1,000円引とネットでのご予約がお得となっております(2021年11月現在)。

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