COLUMN
ボディコーティングについて解説
艶や光沢のある状態に保つためには、定期的な車のケアが欠かせません。ボディコーティングについても、適切なメンテナンスを施すことで快適な状態を保てます。しかし、どのようにメンテナンスをすればよいのか分からない方が多いのも事実です。
そこで、本コラムではコーティングメンテナンスのタイミングや方法について解説していきます。イエローハットのボディコーティングについてもご紹介しますので、快適なカーライフを送るためのご参考になさってください。
目次
ボディコーティングとは車の塗装表面にガラスや樹脂などの保護被膜で覆うことを言います。新車の塗装面は光沢や艶などがありますが、外部からのダメージや経年劣化によって塗装面が影響を受けてしまう恐れがあるのです。
ここでは、コーティングメンテナンスが欠かせないと言える3つの理由について分かりやすくご紹介します。
ボディコーティングをすると車の表面に被膜ができますが、外部からの刺激によってダメージを受けると劣化してしまうのです。
劣化させる原因のひとつとして太陽からの紫外線があります。ほとんどの紫外線は大気層で吸収されますが、一部の紫外線は地表に到達して皮膚や目などに大きな影響を与えるのです。太陽による紫外線が車のボディに長時間さらされると表面の温度が上昇します。熱がこもると被膜が劣化して効果が失われてしまうのです。
ボディコーティングの耐久性は永遠ではありません。ガラスコーティングの持続期間は3年~5年です。また、ポリマーコーティングは2ヶ月~3ヶ月が目安となっています。
ただし、あくまでも上記の数値は一般的な持続性であり、車の取り扱い方によっては短期間でボディコーティングが剥がれてしまうこともあるでしょう。また、雨風によって耐久性が落ちることがあります。劣化を防ぐためには、定期的なメンテナンスが欠かせないのです。
大切に扱っていても運転中、停車中、駐車中の環境によってボディコーティングが劣化してしまうケースがあります。運転中に小石が飛んでくる、煙の多い工場地帯を頻繁に走行する、渋滞の多い地域を定期的に走行するなどの原因によって被膜が剥がれてしまうこともあるのです。
また、付着した汚れをそのままにしておくと耐久性が落ちてしまいます。特に鳥のフンをそのままにしておくと、塗装面に大きなダメージを与えてしまうので注意が必要です。
ボディコーティングは時間の経過によって劣化します。放っておくとボディに大きなダメージを受ける恐れがあるため、劣化したと感じたときは適切な処置を施すのがおすすめです。
ここでは、適切なコーティングメンテナンスのタイミングを紹介します。以下の3つの状況に当てはまる場合は、早めのコーティングメンテナンスをするとよいでしょう。
ボディコーティングには撥水機能が付いていますが、水をはじかなくなったときにはコーティングの効果が薄れている可能性があります。
撥水機能とは水が表面を転がり落ちるように水をはじく機能のことです。コーティングをすると水分が塗装面に付いてもコロコロとした球状になるため、ボディが濡れにくくなります。
しかし、紫外線やホコリなどの影響を受けると、被膜が少しずつ剥がれ落ちてしまうので、水をはじかないと感じたときは、コーティングメンテナンスを検討するとよいでしょう。
洗車をしても汚れが落ちにくい場合の原因として、被膜が剥がれている恐れがあります。ボディコーティングをすれば表面に被膜ができるため、汚れが付着しても簡単に落とせるでしょう。
しかし、経年劣化が進んだり紫外線やホコリなどのダメージを受けたりすると、被膜が剥がれてしまい洗車したときの汚れ落ちが悪くなってしまいます。定期的な洗車をしても汚れが残ってしまったり、すぐに汚れが付着したりする場合はコーティングメンテナンスを検討するとよいでしょう。
ボディにシミが残っている場合、被膜が劣化している恐れがあります。ボディのシミの主な原因は雨水です。ボディに付着した雨水は時間が経過すると蒸発します。しかし、水分に含まれているカルシウムやナトリウムについてはボディに残ってしまい、シミになってしまうのです。
ボディをチェックしたときにシミが目立つようであれば、コーティングの効果が薄れている可能性が高いでしょう。早めのコーティングメンテナンスを心掛けるとよいでしょう。
コーティングメンテナンスの必要性は理解したものの、どのくらいのペースでメンテナンスを施したらよいのかが分からないという方もおられることでしょう。
メンテナンスの頻度は使用している車の保管状況によって異なります。
ここでは、それぞれのポイントについて詳しくご紹介しますのでチェックしておくとよいでしょう。
車の保管方法には屋根付きの駐車場と屋根のない青空駐車の2種類があります。屋根付きの駐車場は2ヶ月に1回程度、青空駐車は月1~2回ペースでの洗車がおすすめです。
青空駐車が屋根付きの駐車場よりもメンテナンスの頻度が早い理由は、雨によるダメージの影響にあります。青空駐車は常に雨水による影響を受けてしまうため、被膜が剥がれるスピードが速くなります。
以上のように、最適な洗車頻度は保管方法によって異なりますが、汚れたら都度洗車を行うことをおすすめします。
コーティングメンテナンスの必要性を理解したら、実際にメンテナンスを行うのがよいでしょう。
コーティングメンテナンスには大きく分けて自分で行う方法と店舗に依頼する方法の2つがあります。それぞれのメリットは異なるため、前もって特徴をチェックしておくのがよいでしょう。ここでは、それぞれの方法を詳しくご紹介します。
自分で行う場合の流れは2ステップです。はじめに洗車をしてボディに汚れが付いていない状態にします。
洗車が終了したらメンテナンス剤の使用です。メンテナンス剤を専用のスポンジに付けて部分的に仕上げていきます。
自分で行う場合には費用や手間がかかる恐れがあるため、時間を取って作業するのがよいでしょう。
店舗の中にはコーティングメンテナンスの無料特典を提供しているところがあります。店舗に依頼するメリットは手間や時間を省けることです。
メンテナンスをする前に洗車をしなければなりませんし、雨風の影響を受けにくい場所で作業しなければなりません。店舗ではメンテナンスをするための環境が整っているため、スムーズに作業ができるでしょう。
ただし、最適なメンテナンスをしてもらうには店舗選びが大切です。店舗によって仕上がりが異なることがあるため、慎重に選ぶとよいでしょう。
コーティングの効果を持続させるには定期的なケアが大切です。こまめな洗車を心掛ければ車両に付着した汚れを取り除けるため、効果が長く続くでしょう。
一方で誤ったケアをするとコーティングの効果が薄れる恐れがあります。ここでは、適切なケアをする上で覚えておきたい6つのポイントについて見ていきましょう。それぞれのポイントを詳しくご紹介します。
井戸水を使って洗車をすると通常の洗剤では落としにくいシミが残ってしまう恐れがあるため、できるだけ避けるほうがよいでしょう。
井戸水を避けたほうがよい理由は成分です。通常の水道水に比べるとカルシウムや鉄分が多く含まれています。水分が蒸発するとカルシウムや鉄分だけが残り、白いシミとなって残ってしまうのです。
洗車をする際にはできるだけ水道水を使うのがよいでしょう。どうしても井戸水を使わなければならないときは、水分が乾かないうちに素早く洗うことをおすすめします。
水洗いだけの洗車をすると汚れが残ってしまう場合があるため、できるだけ避けるほうがよいでしょう。
車の表面に付着する主な汚れは鉄粉などの金属、異物、虫、花粉、黄砂などです。水だけでは全ての汚れを落とすのは難しく、洗車をしても細かい汚れが残ってしまう可能性が高いでしょう。
カーシャンプーは泡を使って細かい汚れを取り除きます。油分やタンパク質を含んだ汚れも簡単に落とせるため、できるだけ使うようにしましょう。
洗車機を利用すれば頑固な汚れもきれいに取り除けると考える方がおられますが、洗車機を使用すると被膜を剥がす恐れがあるので避けたほうがよいでしょう。
洗車機にはナイロン製や布製などのブラシが付いていますが、高速回転によって表面の被膜が剥がれてしまうのです。また、洗車機は水洗いが不十分なため、車体に汚れが残ったままブラシをかけることで傷が広がってしまうことがあります。洗車をする際には洗車機は使わずに、手洗いで行うようにするとよいでしょう。
洗車の拭き上げに使い古した雑巾やタオルなどを使う方がおられますが、傷を付けてしまう恐れがあるので避けるのがおすすめです。
仕上げで雑巾を使用しないほうがよい理由は繊維にあります。雑巾やタオルなどの綿素材は乾燥するとゴワゴワしており、ボディをこすると傷が付いてしまうのです。特に新品の雑巾は繊維がループ状に編み込まれており、汚れが繊維に絡まってしまうでしょう。
拭き上げをする際には、高い吸水性を誇るマイクロファイバークロスやセーム素材のクロスがおすすめです。
車をきれいに磨き上げるためにワックスを使う方がおられますが、汚れが付着しやすくなるので避けたほうがよいでしょう。
ワックスの主な成分は、カルナバ蝋と呼ばれる植物由来の蝋です。カルナバ蝋は光沢や撥水性に優れているというメリットがありますが、油で作られているので花粉や黄砂などの油汚れが付着しやすくなります。
コンパウンドについても、表面の被膜を削り取ってしまう恐れがあるので避けたほうがよいでしょう。
洗車で使用するカーシャンプーには中性、酸性、アルカリ性の3種類がありますが、おすすめは中性です。
中性がおすすめと言える理由は、コーティング被膜を傷める事が少ないからです。アルカリ性や酸性の洗剤は中性に比べると洗浄力は高めです。ただし、アルカリ性はプラスチック製のパーツを傷める恐れがあります。また、酸性は金属製のパーツを侵食させてしまうので避けたほうがよいでしょう。
価格が安く手に入れやすいという理由で台所用洗剤を使う方がおられます。しかし、台所用洗剤には樹脂を傷めやすい高濃度の界面活性剤が含まれているので避けたほうがよいでしょう。
新車時には輝きがあるものの、時間の経過とともに汚れやくすみが目立ってしまいます。カーライフを充実させたいとお考えの方は、イエローハットのボディコーティングをご利用ください。
イエローハットでは魅力的な3種類のガラスコーティングと便利な2つの予約システムをご用意しております。ここでは、それぞれの特徴についてまとめました。
イエローハットの魅力のひとつは豊富なメニューです。ガラスボディコーティングには圧倒的な艶と驚異的な撥水性を両立させたダイヤモンドZコーティング、高品質と高コストパフォーマンスが特徴のプラチナZコーティング、夏の紫外線と冬のダメージから塗装を守るゴールドZコーティングの3種類があります。
予算や目的に合わせて好きなメニューを選べるので便利です。また、イエローハットでは通常のメニューに加えて、軽研磨下地処理や2工程磨き下地処理などのオプションメニューも用意しております。
イエローハットのもうひとつの魅力は手軽な予約システムです。WEBと電話の2種類の予約システムを用意しており、空いた時間を利用して簡単に予約できます。WEBでの予約についてはパソコンとスマートフォンの両方に対応しており、気軽に申し込みが可能です。
イエローハットでは、ボディコーティングに関する見積りや問い合わせなどのご相談も受け付けています。WEB予約は24時間、電話予約は年末年始を除く午前10:00~午後18:00が受付時間です。
ボディコーティングを施した後には、定期的なコーティングメンテナンスが欠かせません。時間が経過すると艶や光沢が失われてしまうため、適切な方法によるメンテナンスをおすすめします。
ボディコーティングならイエローハットがおすすめです。専門の知識と技術を有したスタッフをそろえており、お客様の希望に合わせたボディコーティングを提供しております。予約はWEBと電話の2種類の方法があり、いつでも気軽に相談が可能です。車をきれいな状態で維持したい方はぜひ、イエローハットにお問い合わせください。なお、今ならPC・スマホからのネット予約で、ご予約特典として全メニュー1,000円引とネットでのご予約が大変お得となっております。(2022年1月現在)
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