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ブレーキオイル交換は必要?役割や交換時期について解説します!

 

ブレーキオイル(ブレーキフルード)は、油圧式ブレーキの車に不可欠なものです。車の状態を維持するには交換の必要性も出てきますが、具体的な役割や適切な交換時期を知らない方もおられるのではないでしょうか。

      

そこでこのコラムでは、ブレーキオイルの基本的な概要から交換時期の目安まで詳しく解説します。ブレーキオイルの役割がわかれば、交換の重要性も明確に理解できるでしょう。後半では、DIYで交換する際の注意点もピックアップしております。

ブレーキシステムとブレーキオイルの関係

油圧式ブレーキを装着する車にとって欠かせないのが「ブレーキオイル」です。エンジンオイルの役割とは根本的に異なるため、2つの違いも理解しておきましょう。ブレーキオイル交換の是非を判断する前に、まずは基本的な取り扱いに関する知識を備えなければなりません。エンジンオイルとブレーキオイルの違いや役割について解説します。

ブレーキオイルはエンジンオイルとは違う

       

ブレーキオイルは、その名のとおりブレーキに関係する油脂類で、ブレーキを適切に動かすためのものです。エンジンオイルは、エンジン内の部品同士の摩擦を抑制したり熱を吸収したりすることで、ガス抜けや故障などを防ぐ役割を担っています。「ブレーキオイル」と「エンジンオイル」それぞれの違いを覚えておきましょう。

 

ブレーキオイルの役割

       

油圧式ブレーキの作動時、スムーズかつ安全に車の速度を落とす役割を担うのがブレーキオイルです。ブレーキペダルを踏み込むと、ブレーキオイルがブレーキキャリパー内のピストンを押し出して制動力を伝えます。

       

またブレーキオイルは、ブレーキペダルにかかった踏力をマスターシリンダーで油圧に変換させ、そこで発生した油圧がブレーキパイプをとおることでホイールシリンダーに伝わる仕組みです。ブレーキオイルのタンクはエンジンルームにあり、タンクは半透明で適量を表す目盛りもあるため、オイルの残量や汚れは目視で確認できます。


ブレーキオイルも交換が必要!

 

油脂類の代表格であるエンジンオイルだけでなく、ブレーキオイルも交換が必要です。性能が低下すれば、ブレーキが適切に作動しなくなる可能性が高まります。事故につながる場合もあるため、定期的な交換が必要と認識しておきましょう。その理由などについて、さらに詳しく解説いたします。

ブレーキオイル交換が必要なわけ

      

エンジンオイルと同様、ブレーキオイルも劣化します。そのまま放置し続けると本来の効果を発揮しなくなり、ブレーキが効きにくくなります。場合によっては、ブレーキが効かなくなる可能性さえあります。

      

ブレーキオイルは吸湿性が高い成分でできており、水分を取り込むにつれてオイルの沸点が低くなります。ブレーキオイルが沸騰すると気泡が生じ、ピストンやシリンダーにうまく油圧が伝わらなくなります。

      

適切な交換サイクルは明確に決まっているわけではありませんが、車検を目安にするのもおすすめです。タイミングがわかりやすく、前回の交換時期を忘れたり必要以上の頻度で交換したりするのも防げます。

      

車検時のメンテナンス内容に含めると、他の整備・修理と一括で済ませられる点もメリットです。車検をパスさせるということではなく、理想的な交換サイクルを継続しやすいという視点で考えましょう。


ブレーキオイルの交換時期の目安

「ブレーキオイル交換のタイミングを判断できない」と悩んでいる方は、走行距離や使用期間を目安にするのもおすすめです。また、劣化による変色の進み具合を基準に判断してもよいでしょう。劣化の状態は運転の頻度によっても異なります。自分の車にあった交換時期を見極めることが大切です。

走行距離や使用期間の目安

走行距離を基準にする場合、1万km前後走行したタイミングが適切な交換時期といわれています。使用期間を目安にするなら、前回の交換から1年程度経過した時期です。2万km・2年以上使い続けると故障リスクが高まる傾向にあるため、適度に交換したほうがよいといえるでしょう。


     

ブレーキオイルの色で判断する目安

      

目視で判断する場合は、ブレーキオイルの色の変わり具合です。新しいブレーキオイルは薄い黄色やあめ色ですが、空気に触れて酸化が進むと茶色や黒色に変化します。

      

色が濁っているのに気付いたら、なるべく早い交換をおすすめします。放っておけば沸点が下がり、期待どおりの性能を発揮できなくなります。半年~1年ごとに確認し、変色が目立ってきたタイミングで交換しましょう。


ブレーキオイルの交換で気を付けること

「車検に関係ないのなら、ブレーキに不具合が出るまで使い続けよう」と考える方もおられるかもしれません。しかし、そうした考え方は大切な家族や同乗者のリスクも高めることになり兼ねません。ブレーキオイルの交換がなぜ必要なのか、押さえておくべきポイントを2つの項目に分けてご紹介します。

ブレーキオイル交換を忘れない

       

車を安全に乗り続けるうえで大切なのは、「ブレーキオイルの定期的な交換を忘れない」という意識です。車を走らせる機会が少ないからといって、交換をないがしろにしてはいけません。ブレーキオイルの劣化は空気に触れるだけで進みます。

       

ブレーキオイルのリザーバータンクはエンジンルーム内にあるため、「長い間見たことがない」という方もおられるでしょう。車検や定期点検の際に、車の制動力に影響するほどの異常がないと判断すれば交換せずに済ませるケースもあります。

       

しかし、万一ブレーキが十分に作動しなくなると、必要な減速ができず大事故につながるかもしれません。ブレーキオイルは単に車を止めるためだけのものではなく、命を守る役割も担っているのです。


ベーパーロック現象に注意する

      

ブレーキオイルに熱が加わり沸騰すると、ブレーキペダルを踏んでも効きにくい状態に陥る可能性があります。沸騰でブレーキオイル内に発生した気泡が油圧を吸収してしまう現象、いわゆるベーパーロック現象です。

      

ベーパーロック現象は、ブレーキオイルの沸点が下がることで起こりやすくなるトラブルです。古いオイルを使い続けると、ちりやほこりなど不純物が混ざる可能性も高まるので、運転の距離や頻度にかかわらず注意が必要でしょう。


      

DIYでブレーキオイルを交換するのは危険?

ブレーキオイルの交換は、ユーザー自身で作業することもできます。しかし、専門的な知識と技術がない方にはおすすめできません。一歩間違えばブレーキの故障だけでなく、塗装などにも悪影響を及ぼす可能性があるからです。DIYでの作業を考えている方は、そのような危険を理解しておきましょう。

DIYで交換する場合の注意点

      

ブレーキオイルは車の塗装を分解、剥離させる性質もあります。交換作業中に誤って付着した場合、すぐに拭き取ったり水で洗い流したりしてもダメージが残ってしまうかもしれません。

      

コンピュータ制御のABSを搭載している車も注意が必要です。構造が複雑で、ABSユニットに入ってしまった空気が抜けなくなるなど予測できないトラブルに至る可能性があります。ABSの仕組みを詳しく把握しないままのDIYは避けるのが賢明です。

      

「ブレーキオイルを入れ替える」という作業は簡単に思えるかもしれませんが、実際にはさまざまな重要パーツとの兼ね合いを考慮しなければなりません。


     

DIYする場合のリスク

      

交換作業によってトラブルが生じた場合、それに気付かず運転してしまうことがないとも言い切れません。内部に不具合があったとしても、一見しただけではわかりにくいからです。不適切な交換作業の結果、周囲のドライバーや歩行者などを巻き込む事故を起こしてしまわないとも限りません。安易なDIYは避け、イエローハットにご相談ください。


      

ブレーキオイルの交換ならイエローハットにお任せ

ブレーキオイルの交換費用は、工賃を含めても数千円程度で済むケースがほとんどです。お店選びに悩んでいる方は、ぜひイエローハットにご用命ください。

ブレーキオイルの交換費用と時間

      

イエローハットにブレーキオイル交換を依頼いただいた場合、交換工賃は3,000円(+税)からですが、使用するブレーキオイルの種類や量によって総額は変わりますのでご注意ください。

      

通常、作業は20分程度で終了します。走行距離1万kmまたは1年毎の交換をおすすめしているため、どちらかのタイミングが迫っている方はぜひご相談ください。


     

オイル関係の交換サービスが豊富

      

イエローハットではブレーキオイルに限らず、オイル関係の交換サービスを多数ご提供しています。以下は、主な交換サービスです。

      
          
  • エンジンオイル
  •       
  • オイルフィルター
  •       
  • ATF(オートマチック・トランスミッションフルード)
  •       
  • CVTF
  •       
  • パワステオイル
  •       
  • マニュアルトランスミッションオイル
  •       
  • デフオイル
  •       
      

安全で快適なカーライフに欠かせないものばかりで、特に重要と言えるエンジンオイルの交換工賃は500円(+税)からとなっております。インターネットでも予約できますので、待ち時間を短縮したい方にとっても便利ではないでしょうか。


まとめ

車を安全に走らせるうえで、ブレーキオイルの定期交換は欠かせません。しっかりとした技術をもつイエローハットに作業を依頼いただければ、短時間で済ませることもできます。

イエローハットはブレーキオイルやエンジンオイルなど、オイル関係の交換サービスを豊富にご用意しています。技術と費用の両面で信頼できるお店を探されている方は、この機会にぜひイエローハットをご利用ください。