COLUMN
今だから聞きたいオイル交換の基礎知識
エンジンオイルの交換には、「上抜き」「下抜き」の2パターンがあります。イエローハットでは、「上抜き」で作業をしますが、どのような方法なのかピンとこない方もおられるのではないでしょうか。
そこでこのコラムでは、エンジンオイルを上から抜く方法の良さを下から抜く方法と比較してご紹介します。上抜きと下抜きの仕組みやメリット・デメリットを知ることで、イエローハットのエンジンオイル交換が迅速に完了する理由がわかるでしょう。ご自身の車はどちらの方法でエンジンオイル交換ができるか、確認しておくことも大切です。
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STEP02
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目次
エンジンオイル交換は、「上抜き」か「下抜き」でオイルパン内部のエンジンオイルを抜きます。どちらの方法も目的は同じですが、使用する機械や工具、手順は大きく異なりますので、上抜きと下抜きの仕組みや手順を見ていきましょう。
「上抜き」でのエンジンオイルの交換は、「オイルチェンジャー」と呼ばれるエンジンオイル交換専用の機械を使い、オイルレベルゲージ挿入口からエンジンオイルを抜く方法です。
まずオイルレベルゲージを抜き出し、オイルレベルゲージ挿入口からオイルチェンジャーのホースをゆっくりとオイルパンの底まで押し込んでいきます。
オイルチェンジャーでエンジンオイルを抜き、ホースを回転させるなどして、オイルパン内に残ったエンジンオイルを吸い出します。
「下抜き」でのエンジンオイルの交換は、オイルパン下部の「ドレンボルト」を外してエンジンオイルを排出する方法です。まずジャッキアップを行いますが、ドレンボルトの位置は車種によってさまざまであるため、排出口の角度を加味してジャッキアップし、車を固定します。
ドレンボルトの頭がつぶれないように緩めていき、外すと一気にエンジンオイルが排出されるため、周囲の汚れ対策は必須です。全て排出したら新品のパッキンに交換した上で、ドレンプラグを締めます。
締めすぎるとパッキンの破損につながるため、オイル漏れを起こさないための適切な力加減が必要です。トルクレンチを使って、適切なトルク値で締め付けましょう。
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エンジンオイルを「上から」抜くのが上抜きですが、「下から」抜く下抜きと比べてさまざまなメリットがありますが、エンジンによっては上抜きできない車種がありますが、下抜きよりも短時間かつ低リスクでエンジンオイル交換ができる上抜きについて見ていきましょう。
上抜きと下抜きの大きな違いのひとつは、ジャッキアップを行うかどうかです。下抜きではドレンボルトの位置に合わせてジャッキアップを行うため時間がかかってしまいますが、上抜きではジャッキアップの必要はなくドレンボルトの開け閉めなどの作業も不要であるため、上抜きは下抜きよりも短時間で作業が完了します。
下抜きのエンジンオイル交換のトラブルで多いのが、ドレンボルトの締め損ねなどによるオイル漏れです。ドレンボルトは適切な強さで締める必要があり、適切な工具で作業を行わなければドレンボルトの頭がつぶれてしまう場合もあります。
オイル漏れはさまざまなエンジントラブルの原因に繋がります。上抜きのエンジンオイル交換ではドレンボルトに触らないため、不要なトラブルを引き起こす心配はありません。
エンジンオイルの交換で排出したエンジンオイルは、廃油として処理することが必要です。下抜きでは勢いよく排出されるエンジンオイルを受け止める必要があり、地面にこぼしてしまった分はどう処理すればいいのかという問題も発生します。
その点、上抜きではオイルチェンジャー内にたまっていくため、エンジンオイルが飛び散る恐れはありません。下抜きより廃油処理は簡単ですが、産業廃棄物として処理する必要はあります。面倒な廃油処理ですが、イエローハットにエンジンオイル交換を依頼すれば廃油処理の手間はかかりません。
エンジンによっては、走行中のエンジンオイルの片寄りを防ぐため、オイルパン内部にバッフルと呼ばれる仕切りを設けている場合があったり、エンジンの仕様によってはホースが底まで届かず、エンジンオイルをうまく吸い出せないこともあります。また、冷えすぎているエンジンオイルは粘度が高く、抜けない場合もあります。
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下抜きでエンジンオイル交換を行う場合、ドレンボルトさえ外せばエンジンオイルを排出できますが、大きなリスクも伴うことに注意が必要です。下抜きでエンジンオイル交換を行うメリット・デメリットを見ていきましょう。
上抜きの場合にはホースを手探りで調整するコツを必要としますが、下抜きではドレンボルトさえ外せばエンジンオイルが排出されます。ただし、全量を排出できるかどうかで見れば、下抜きが向いているとは限りません。下抜きには上抜きで発生しない手間もかかるため、どちらが向いているかという見極めは必要です。
下抜きのエンジンオイル交換では、ドレンボルトの頭をつぶさないように外し、締める際にはパッキンを新品に交換することが必要です。交換用のパッキンを用意できなければオイル漏れに繋がりかねません。ドレンボルトに合うパッキンがなければ、下抜きでのエンジンオイル交換は行わないほうがよいでしょう。
下抜きのエンジンオイル交換にはジャッキアップを必要としますが、ジャッキの扱いを間違えると重大な事故につながりかねません。整備工場などの本格的な設備を熟練の整備士が扱うのであれば安心ですが、ご自身で行う場合にはリスクが高く危険性の排除はできません。
車体の下にもぐった状態でジャッキに不具合が発生する恐れもあるため、下抜きのエンジンオイル交換を行わないことが無難です。
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上抜きにはさまざまなメリットがあり、下抜きはリスクも大きいもののメリットもあります。下抜きのメリットはデメリットをカバーできるほどではないため、総合的に見ると上抜きが優れているといえるでしょう。
結論からいうと、上抜きが可能な車は上抜きでエンジンオイル交換を行うのがおすすめです。下抜きにはドレンボルトの開け閉めやジャッキアップにかかる手間やリスクがあり、交換作業を完了するまでに長い時間もかかってしまいます。
上抜きはオイルチェンジャーを使ってエンジンオイルを吸い出すだけで、手間も時間もかかりません。怪我やオイル漏れのリスクも低い方法です。イエローハットでは、上抜きが可能な車は上抜きで作業し、待ち時間を短縮するよう心がけています。
車種によってはエンジンの構造が特殊で、上抜きができないケースもあります。オイルレベルゲージ挿入口の口径が小さく、オイルチェンジャーのホースが差し込めない車種であれば上抜きはできません。
また、オイルパン内部にバッフルが設けてある場合には、オイルチェンジャーでは十分にエンジンオイルを吸い出せないケースもあります。まずは上抜きを試してみて、うまくいかないなら下抜きに切り替えるという流れで考えるとよいでしょう。イエローハットでは上抜きが基本ですが、車種に合わせた方法で作業しますのでご安心ください。
上抜きでも下抜きでも、ご自身で行う場合には機械や工具を揃えることが必要です。しかし、車種に合うオイルチェンジャーやパッキンが手に入らない場合もあり、エンジンオイル交換や廃油処理の手間や時間もかかります。
エンジンオイル交換をプロに依頼すれば専用工具の購入費用はかからず、商品選びで何度も失敗するリスクもありません。エンジンオイル交換の作業にも慣れているため、個人で行うより短時間で済みます。また、ご自身で作業すると車を傷めたり、怪我をしたりするリスクもあるでしょう。
間違いのないエンジンオイル交換をお望みなら、適切かつ安全なエンジンオイル交換を行うイエローハットをご利用ください。
エンジンオイルの交換は、下抜きだからよく抜けるということはありません。上抜きでもエンジンオイルを抜けるため、上抜きが可能なら上からエンジンオイルを抜くことを提案致します。
イエローハットではエンジンオイル交換のWEB予約ができ、作業までの待ち時間をカットできます。さらに作業時間は約15分、スピーディなエンジンオイル交換が可能となっております。適切な方法で迅速に終わらせたいのなら、イエローハットのエンジンオイル交換をご利用ください。
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