COLUMN
今だから聞きたいオイル交換の基礎知識
エンジンオイルを定期的に交換することは、車の性能を維持するうえで欠かせない要素の1つです。しかし、実際にエンジンオイル交換をすると何が変わるのか、どうやって交換作業を行えば良いかよくわからない、という方もおられるのではないでしょうか。
このコラムでは、エンジンオイル交換によって得られる効果を詳しく解説します。実際にエンジンオイル交換を行う際に注意するべきことも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
STEP01
オイル交換する車両を選択し、ご利用の店舗を選択します
STEP02
作業メニュー(オイルフィルター交換)を選択した後、ご希望の日時を選びます
STEP03
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STEP04
予約完了メールを受信したらあとは当日お店に行くだけ
エンジンオイルはパーツの冷却、清浄、潤滑作用などさまざまな役割を担っています。適切なタイミングでエンジンオイル交換を実施することで、車のコンディションや性能を長期的に維持することが可能です。ここでは、具体的なメリットを2つご紹介します。
エンジンオイル交換を行うことで、部品が滑らかに動くようになり、パーツに付着している汚れが取れやすくなります。エンジン内部の汚れは燃費低下の原因になるほか、異音を発生させる原因になることもあります。
ガソリンを燃焼させて動力を発生させる過程においても、エンジンオイルは重要な役割を果たします。長期間の使用によってエンジンオイルが酸化していると、車のパフォーマンスを充分に発揮できません。
適切なタイミングでエンジンオイル交換を実施することで、一度低下した燃費をある程度回復できる場合があります。エンジンオイル交換によって燃費が本来の性能を上回ることはありませんが、車が持つ本来の燃費性能を維持することができるので、エンジンオイル交換は定期的に実施する必要があります。
エンジン内の部品をエンジンオイルで保護、冷却することで、重要なパーツの摩耗や破損を予防できます。ガソリンの燃焼によって生じる熱や細かいスラッジは、エンジンオイルがエンジン内部を循環することで回収されています。
しかし、エンジンオイルの酸化や気化蒸発が進んでくると、冷却効果や清浄作用が十分に働かなくなってきます。エンジンオイルの性能が低下してくると走行時に異音が発生することがあり、さらに摩耗が進むと熱でエンジンが焼き付く可能性もあります。
焼き付いたエンジンは大規模な修理、あるいは全交換が必要となり、修理には10万円単位の金額を必要とするケースがほとんどなので、エンジンオイル交換の時期は常に覚えておきたいところです。
オイルフィルターも合わせて交換することで、細かい鉄粉や汚れなどを取り除いて故障を予防できます。イエローハットでは、エンジンオイル交換のタイミングを3,000Km~5,000Km毎・3ヶ月~6ヶ月のどちらか早い方としています。
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エンジンオイルを交換せずに使用し続けていると、車の走行パフォーマンス低下や故障など、さまざまな問題が生じるリスクがあります。ここでは、エンジンオイル交換を行わないことで起こり得る問題を3つご紹介します。
酸化したエンジンオイルは粘り気が弱くなり、金属製のパーツをコーティングする力が弱まってきます。カムシャフトやクランクシャフトなどのパーツが滑らかに動かないと、車が本来持っているポテンシャルを充分に発揮できなくなるのです。
エンジンオイルを交換していないと、パーツにかかる摩擦抵抗が増加するほか、錆などの汚れがエンジンに蓄積してきます。エンジンオイルの酸化が進んでくると、燃費などに影響を及ぼす可能性があります。
車を長期間動かし続けていると部品が摩耗したり、スラッジが蓄積したりするなどの問題が生じてきます。エンジンオイルは部品の摩耗を防ぐ潤滑作用を持っていますが、スラッジや外気を取り込むことで黒く変色し、しだいに粘り気が弱くなってきます。
錆や摩擦からパーツを保護する効果も弱まってくるので、エンジンオイル交換をしていないと各パーツの摩耗が早くなり、破損や故障などの問題を引き起こしかねません。
エンジン内部に汚れが蓄積すると、パーツの摩耗が早まったり、熱が車内にこもったりするなどのトラブルが起こりやすくなります。エンジンオイルの交換を全く行わないでいると、エンジンがオーバーヒートして焼け付く事態にもなりかねません。車の乗り方や頻度によってエンジンオイル交換に適した時期は異なるため、定期的にオイルレベルゲージを確認し、交換時期が分からなければイエローハットにご相談ください。
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エンジンオイルは粘度や品質によって分類されており、車種によって性能を引き出せるエンジンオイルは異なります。ここでは、粘度や品質の違いが車にどういった影響を及ぼすか、適正でないエンジンオイルを使った場合にどういったことが起きうるかをご紹介します。
エンジンオイルの特性をある程度把握しておくと、車の乗り方に応じて純正品以外のエンジンオイルを選ぶこともできます。
・低粘度エンジンオイルの特徴
低粘度エンジンオイルは燃費に優れており、寒冷地でもパフォーマンスを維持しやすいように調整されていることが特徴です。米国自動車技術者協会(SAE)の分類規定に準拠すると、0W-20もしくは5W-30など、低温時における粘度が低い製品が低粘度エンジンオイルとして分類されます。
どの位の温度に耐えうるかの目安としては、0W-20がマイナス35度、5W-30がマイナス30度に耐えうるエンジンオイルとなっています。
近年は燃費の良さを重視したエコカー用として低粘度エンジンオイルが採用されることが多く、ドライブや市街地における走行時に適しています。一方で高回転時においては粘度が低く、エンジンパーツの摩耗や破損を防ぐ作用が充分に発揮されないこともあります。坂道や高速道路などを頻繁に走行する場合、低粘度エンジンオイルは不向きであるといえます。高粘度エンジンオイルが適正とされる車種に低粘度エンジンオイルを使うとパーツ摩耗や破損のリスクが増すので、低粘度エンジンオイルは車の説明書を十分に確認したうえで使用することをおすすめします。
・高粘度エンジンオイルの特徴
高粘度エンジンオイルは高温時における粘度が高く、エンジンが高回転になる状況下でもエンジンパーツを熱や摩擦から保護できることが特徴です。SAEの規定に準拠すると、10W-40や20W-50であるなど、後半部分の数字が大きい製品を高粘度エンジンオイルとして分類されます。
高粘度エンジンオイルは優れた密封作用を備えていることも特徴です。長期の乗用によってシャフトやピストンなどが摩耗した場合、現在使っている製品より少し粘度が高いエンジンオイルを使うと車のパフォーマンスが改善する可能性があります。
ただし、低粘度エンジンオイルを推奨している車種に高粘度エンジンオイルを使うことは避けるべきです。エンジンに負荷がかかり、故障を引き起こす可能性があります。
エンジンオイルの粘度が増すほど燃費性能は低下するので、燃費を重視するユーザーには高粘度エンジンオイルは不向きであるといえます。一方で走行性能を重視した車には適しているので、車種や目的に応じてどの粘度を選ぶか検討されることをおすすめします。
エンジンオイルの粘度による特性は、エンジンオイルの品質を変えることである程度カバー可能です。ここでは部分合成油、全合成油、鉱物油の3種類に関して個別に特徴をご紹介します。
・部分合成油の特徴
鉱物油をベースとして、全合成油を添加したエンジンオイルを部分合成油といいます。配合率に関する公的な規定はなく、車のパフォーマンスを引き出す部分合成油を探すにはある程度の知識が必要です。
特性としては、低温時におけるエンジン始動の遅さや揮発性の高さといった鉱物油の弱点がある程度補われており、車を頻繁に利用する場合におすすめできるベースオイルです。
・全合成油の特徴
もっとも高品質で高価なベースオイルで、低温時、高温時ともに優れたパフォーマンスを発揮できることが特徴です。カーレース用のエンジンオイルとしても全合成油は適しており、エンジンを長時間フルに使用する状況では優れたパフォーマンスを発揮できます。
不純物を極力取り除いたうえでさまざまな添加剤が加えられており、車の走行性能を長期的に維持できるように工夫が施されたベースオイルとなっています。
・鉱物油の特徴
もっとも安価なベースオイルです。揮発が早く、酸化も早いといった特徴があるので、鉱物油を用いる場合は一定のサイクルでエンジンオイル交換を行うことをおすすめします。
エンジンオイルのグレード上ではもっとも下位に位置づけられていますが、車種によっては鉱物油を純正エンジンオイルとして使っている場合があります。車の取扱説明書を確認して、鉱物油を推奨しているのであれば鉱物油を使用して問題はないと思われます。
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適切な方法を把握していれば、エンジンオイル交換はドライバーが自分で実施することもできます。ただし、最初に工具を買い揃える必要があるほか、思わぬ事故が起きるリスクもあるため、十分な注意が必要です。車の整備が好きな方でなければ、専門のお店へ依頼するのが良いでしょう。
カー用品店に依頼する場合、ご自身で工具をそろえる必要がなく、手軽に依頼しやすいことがメリットです。エンジンオイル交換のみであれば交換工賃は比較的安い傾向があり、オイル会員制度を導入している店であれば交換工賃が無料になる場合もあります。
自力での交換作業が困難なオイルフィルターやミッションオイル交換ができることもお店に依頼するメリットです。イエローハットはWEB予約ができるので、ご自身のスケジュールに応じて予約を行いやすくなっています。
エンジンオイル交換をご自身で行われる場合、オイルチェンジャーを用いる「上抜き」という方法が手軽でおすすめです。
車のボンネット内にあるオイルレベルゲージ挿入口へホースを差し込み、古いエンジンオイルを抜き取る方法を「上抜き」といいます。抜き取り完了後、新しいエンジンオイルを入れることで作業完了となります。
なお、車種によってはホースが上手く入らないことがあります。上抜きが難しい場合、車をジャッキアップしてドレンボルトを外し、エンジンオイルを抜き取る「下抜き」という方法でエンジンオイル交換を行うようにしましょう。
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エンジンオイル交換をご自身で行うには、工具とエンジンオイルを自ら買いそろえる必要があるうえ、故障や怪我などのリスクもあります。全国に約700店舗を展開するイエローハットにご依頼いただければ、車のメンテナンスに関する専門知識を持つスタッフが、スムーズに作業を実施させていただきます。エンジンオイル交換の必要がある方は、ぜひイエローハットにお任せください。
イエローハットでは「クレジット&ポイントカード」会員様、または「メンバーズカード」会員様でメンテナンスパックをご購入(税込550円)いただければ、エンジンオイル交換の工賃が1年間無料になり、いつでも気軽にご依頼可能です。現在はWEB予約も可能になっており、予約する店舗と日時を指定するだけで気軽に予約が行えるうえ、当日の待ち時間も発生しません。WEB会員に登録すれば、後から予約状況や過去の予約履歴も確認できます。
車が本来持つ性能を十分に引き出すには、定期的なエンジンオイル交換が欠かせません。車によって適切なエンジンオイルの粘度は異なるので、ご自身で判断することに不安がある方は、車整備のプロフェッショナルがいるイエローハットにぜひご相談ください。
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