COLUMN
今だから聞きたいオイル交換の基礎知識
エンジンオイルを選ぶ際、「鉱物油」や「部分合成油」など、難しい名前が出てくることがあります。これはベースオイルといって、エンジンオイルの基となるオイルを指します。
このコラムでは、鉱物油を含む、エンジンオイルのベースオイルの種類や、それぞれの特徴を解説します。また、エンジンオイル交換を行う方法やおすすめの依頼先も紹介しているので、エンジンオイル交換を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
STEP01
オイル交換する車両を選択し、ご利用の店舗を選択します
STEP02
作業メニュー(オイルフィルター交換)を選択した後、ご希望の日時を選びます
STEP03
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STEP04
予約完了メールを受信したらあとは当日お店に行くだけ
目次
カー用品店やホームセンターなどでエンジンオイルコーナーを見ると、合成油や鉱物油といった表記がされた製品が並んでいます。この中で、現在乗っている車に適したベースオイルを探すには、品質や特性の違いを正しく理解しておく必要があります。
鉱物油は原油を蒸留、精製することで不純物を取り除いて作られたエンジンオイルです。現在、流通しているエンジンオイルの中では安い物が多いので、コストパフォーマンスを重視する場合に適しています。
鉱物油は安価な物が多く購入しやすい一方で、熱や外気などによって酸化しやすいことが難点です。酸化が進んだエンジンオイルは燃費低下やエンジン焼き付きなどを引き起こすリスクが高くなるので、車のパフォーマンスを維持するには定期的に新しいものに交換する必要があります。
高速道路や坂道を走る頻度が高い、頻繁にアイドリングストップを行うなど、エンジンに負荷がかかる使い方をする場合はなおさら早めにエンジンオイル交換を行う必要があります。
鉱物油以外に市販されているベースオイルには、全合成油と部分合成油があります。それぞれの特徴や使用上の注意点などを解説します。
・全合成油
全合成油は原油を蒸留したうえで高度な精製処理を施し、始動性や耐熱性などを向上させたエンジンオイルです。品質、価格ともに高いことが特徴で、走行性能を重視する方に全合成油は適しています。
ただし、クラシックカーを始めとした製造年代が古い車に全合成油を用いると故障を引き起こすリスクがあります。ご自身でエンジンオイル交換を実施される場合、車の取扱説明書を確認するか、カー用品店のスタッフに相談することをおすすめします。
・部分合成油
部分合成油は、鉱物油と全合成油を配合することで作られたエンジンオイルです。鉱物油の弱点である始動性や耐熱性の低さが全合成油によってある程度改善されており、価格も全合成油より安価な物が多いです。
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エンジンオイルの容器には、ベースオイルの他、「0W-20」や「5W-30」といった文字が書かれています。これは粘度や品質を表したものです。
ここからは、粘度の違いによる特徴や性能差などを解説していきます。
SAE粘度表示は、アメリカ自動車技術者協会(SAE)が制定した表記法です。エンジンオイルの粘度を「0W-20」、「5W-30」といった書き方で表しており、低温環境下と高温環境下における粘度の硬さを判断できるようになっています。
SAEが定める認証基準を満たした製品には認証マークが付与されます。性能を発揮できる環境をある程度判断できるので、車ごとに適したエンジンオイルを探す際にSAE粘度表示は有効な指標だと言えます。
なお、粘度表示の「W」は「Winter」の略で、低温時の粘度を表しています。数字が低いほど低温に強く、「0W-20」であればマイナス35度、「5W-30」であればマイナス30度までの環境に対応できることを表しています。
後半の数字は高温環境下での粘度を表しており、数字が高いほど粘度が硬くなるということを表しています。
低粘度エンジンオイルはパーツに与える負担が少なく、始動性や燃費を良好な状態に保ちやすくなることが特徴です。
ただし、高速道路や坂道などでエンジンが熱くなる状況では潤滑作用が弱まり、パーツ破損やエンジン焼き付きなどのトラブルを起こすリスクが高くなります。
近年はエコカーやハイブリッドカー向けに「0W-8」や「0W-12」といった低粘度のエンジンオイルを推奨、発売するオイルメーカーが増えてきていますが、自動車メーカー純正品がどういった粘度の製品を用いているかは、ノウハウのあるカー用品店で確認することをおすすめします。
高粘度エンジンオイルは走行中における粘度が硬く、高速走行時でも潤滑作用や密封作用が高いことが特徴です。ターボ車やスポーツカーであるなど、エンジンに負荷がかかりやすい車に高粘度エンジンオイルは適しています。
ただし、低温環境下ではパーツにかかる抵抗が大きく、エンジンの始動性や燃費にマイナスの影響を与えやすいことが難点です。寒い地域や季節において車をよく使う場合、低粘度エンジンオイルの方が適している場合があります。
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エンジンオイルは熱や汚れによって少しずつ劣化し、性能が低下してきます。ここでは、エンジンオイルが劣化する原因について具体的に解説します。
エンジンを稼働させていると、煤や細かい鉄粉などの汚れは発生してしまいます。配管に付着した汚れは放っておくと固まってスラッジという固体になり、燃費低下やオーバーヒートを起こす原因にもなります。
オイルフィルターで大きなスラッジを除去し、細かい汚れはエンジンオイルで吸着、洗浄することで車のパフォーマンスは維持されています。
しかし、長期的に車に乗っていると清浄作用は弱まり、やがてエンジン内部に汚れが蓄積するようになります。イエローハットでは、オイルフィルターはエンジンオイル交換2回に1回、エンジンオイルは3ヶ月~6ヶ月、あるいは走行距離3,000km~5,000km毎を目安に交換することを推奨しています。
ブローバイガスとは、ピストンとシリンダーの隙間から漏れ出した未燃焼ガスのことです。気化したガソリンが主成分となっており、放置しているとエンジン内に汚れを蓄積させる原因になります。
ブローバイガスが多く発生する状況ではガソリンが完全燃焼していない可能性があり、燃費を低下させる原因になります。エンジンオイルの劣化が進んでいると密封作用が弱まるので注意が必要です。
ブローバイガスの発生を防ぐには、粘度が硬いエンジンオイルを使う、定期的に交換作業を実施するなどの対策を取る必要があります。粘度が硬いエンジンオイルは強い密封作用を持っており、パーツが摩耗している場合でも車の性能を維持しやすいという特徴があります。
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シビアコンディションとは、車を年間2万km以上走行させていたり、頻繁に短距離走行を繰り返したりする状況を指します。
シビアコンディションに該当する車は通常よりもエンジンオイルに負担がかかっているので、頻繁にメンテナンスを行う必要があります。
また、シビアコンディションに該当する車は1年ごとの法定点検の際に通常よりも点検項目数が多くなります。
日本国内におけるシビアコンディションの認定基準は各メーカーで微妙に異なりますが概ね似たような基準を設定しています。ここでは、ホンダの場合のシビアコンディションを例示します。
短距離走行や低速走行を繰り返しているとエンジンに水分が混じりやすく、結果として、長距離や悪路での走行と同じく、シビアコンディションに該当するので注意が必要です。
エンジンオイル交換は定期的に行う必要があり、自分の車に適した製品を選ぶのにも一定の知識が必要になります。信頼できる依頼先を探している方は、日本国内に約700店舗を展開するイエローハットまでぜひご相談ください。
イエローハットでは、エンジンオイル交換の作業予約をネット上から24時間行うことができる「オイル交換WEB予約」のサービスを展開しています。
また、当日は作業経験豊富なスタッフが交換作業を担当するので、安心してお任せいただけます。作業自体は約15分で完了するので、事前予約をすることで多忙な方でも気軽にエンジンオイル交換を依頼できるようになっています。
さらに、「クレジット&ポイントカード」「オイル&ポイントカード」の会員であればエンジンオイル・オイルフィルター・エアフィルターの交換工賃が1年間無料になるので、お得にエンジンオイル交換を実施可能です。
イエローハットでは、エコカー用からスポーツカー用まで幅広くラインナップを揃えたエンジンオイル「MAGMAX」を販売しており、鉱物油から全合成油まで選べるようになっています。
エンジンオイル交換を検討されている方は、ぜひイエローハットまでお問い合わせください。
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エンジンオイルは鉱物油、部分合成油、全合成油の3種類がおもに流通しており、それぞれ価格帯や性能が異なります。鉱物油は最も安価であり、熱や空気によって酸化しやすいことが特徴です。主に短距離の買い物や通勤で車を使う場合は鉱物油が適しています。
エンジンオイル交換は自身でも実施可能ですが、より効率的に実施されたい方は、お近くのイエローハットまでご相談下さい。
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