COLUMN
今だから聞きたいオイル交換の基礎知識
車で快適にドライブするためには、エンジンオイルの交換を定期的に行う必要があります。しかし、エンジンオイルならどれでも良いというわけではなく、車種や走行コンディションなど様々な面で適切なエンジンオイルを選ぶ必要があります。このコラムでは、エンジンオイルの選び方からイエローハットでご用意するおすすめのオリジナルエンジンオイルについて解説していきます。
STEP01
オイル交換する車両を選択し、ご利用の店舗を選択します
STEP02
作業メニュー(オイルフィルター交換)を選択した後、ご希望の日時を選びます
STEP03
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(会員様専用ページに登録されていないかたは、新規でご登録します)
STEP04
予約完了メールを受信したらあとは当日お店に行くだけ
ここでは、エンジンオイルを選ぶ時に重要なポイントについて解説します。
車用のエンジンオイルである4ストロークエンジンオイルは「ガソリンエンジンオイル」「ディーゼルエンジンオイル」「ユニバーサルエンジンオイル」の3種類に分類されます。
ガソリンエンジンオイルとディーゼルエンジンオイルは、基本性能に違いはあまりありませんが、ディーゼルエンジンオイルの中には添加剤としてアルカリ分が含まれています。ディーゼルエンジンで使用する軽油には硫黄が含まれており、硫黄を燃焼させると「硫黄酸化物」=酸が発生するため、エンジンの腐食を防止するためにも、これを中和する必要があるからです。
したがって、ガソリンエンジンオイルをディーゼル車に使用することはできません。
ユニバーサルエンジンオイルは、ガソリン車・ディーゼル車ともに使用できるエンジンオイルのことを指します。
エンジンオイルの容器には、「0W-20」「5W-30」といったアルファベットと数字が見受けられます。これは、エンジンオイルの粘度を表すSAE粘度表示です。エンジンオイルは、粘度の硬さによって性能が異なります。ここでは、SAE粘度表示と粘度の違いによる特徴について解説します。
・SAE粘度表示について
SAE粘度表示は、米国自動車協会が制定したエンジンオイルの粘度表記です。エンジンオイルの容器に記載されている「0W-20」のWは、Winterの頭文字を取ったもので、低温時の粘度を表します。右側の数字は、高温時の粘度を表し、数字が小さいほど粘度が柔らかく、数字が高いほど粘度が硬いエンジンオイルとなっています。
・低粘度エンジンオイル
低粘度エンジンオイルの特徴は、燃費性能に優れていること、エンジンが低温の状態でも始動抵抗が抑えられており、エンジンに優しいということです。ただし、熱に弱く「熱ダレ」でエンジンがオーバーヒートする危険性もあります。そのため、スポーツカーや高排気量車など熱が発生しやすい車には低粘度エンジンオイルは向きません。最近では、燃費を抑えたエコカーに低粘度エンジンオイルが多く採用されています。
・高粘度エンジンオイル
高粘度エンジンオイルはエンジンの保護性能が高いという特徴があります。エンジンは多くの金属部品から構成されており、それらが組み合わされ、それぞれが回転運動やピストン運動を絶えず繰り返すことで、車を動かす力になります。しかし、金属同士が直接触れてしまっていては、摩擦が生じ部品が擦れ合い損傷してしまいます。その点、高粘度エンジンオイルは粘度が硬く、厚い油膜でエンジン内部を保護します。
高速道路での走行や長時間の運転など、エンジンが高温化しやすい車の使い方をする場合には、高粘度エンジンオイルがおすすめです。
エンジンオイルには厳しい審査を通過して認定される品質規格があります。現在は、複数の審査を通過し認定されたエンジンオイルが販売されるのが一般的です。ここでは、品質規格の中からAPI規格とILSAC規格について解説します。
・API規格
API規格は米国石油協会が定めた品質規格です。ガソリンエンジン車には「S」、ディーゼルエンジン車は「C」から始まりそれぞれランク付けされています。続くアルファベットが進むにつれて性能が高いことを表します。ガソリン車のグレードとしてSJ、SL、SM、SN、SPがあり、SPが一番高性能な品質規格です。API規格に認定されるとエンジンオイル容器にシンボルマークを表示させることが可能です。
・ILSAC規格
ILSAC規格は、国際潤滑油標準化承認委員会が定めた規格です。エンジンの環境負荷低減と小型高出力化の両立のために作られた規格で、日米の自動車工業会が定める統一規格です。ILSAC規格のグレードには、G-3から次世代規格のG-6までが存在します。2020年5月に誕生したG-6は、省燃費性能などの優れた総合性能に加え、エンジンオイルの持続性能、最新エンジン機構への対応など最高品質のエンジンオイルとなっています。
ILSAC規格は認定されるとエンジンオイル容器に認定マークの「スター・バースト・マーク」を表示することができます。
エンジンオイルは、ベースオイルと呼ばれる基本オイルと添加物が合わさったものです。ベースオイルは、大きく3つに分類されています。
・全合成油
全合成油は、3つのベースオイルの中で最も高品質です。原油を高度に精製し、不純物を取り除いた高純度のオイルです。「エステル」「PAO(ポリアルファオレフィン)など添加物を加えることで、エンジンの清浄力や保護性能が高められています。冬場の時期でも始動性に優れ、耐熱性にも優れていることが特徴です。全合成油は、エンジンを酷使するスポーツカーや省燃費車双方に性能を発揮します。
・部分合成油
部分合成油は全合成油と鉱物油を合わせたベースオイルです。不純物が多く含まれている鉱物油単体では、オイルの酸化や劣化早くなります。そこで、全合成油を配合することで全合成油に近い性能を発揮しつつ、リーズナブルな価格帯となっています。高速道路で運転される方や日々車を運転することが多い方におすすめのベースオイルです。
・鉱物油
鉱物油は、原油から不純物を取り除き精製されるベースオイルです。精製方法が他のベースオイルよりもシンプルで、不純物が多いという特徴がありますが、3種類の中で最もリーズナブルに購入することができます。現在では、一番世の中に普及しているといわれるベースオイルで日常の街乗り程度であれば性能に問題はありません。また、古い年式の車の中には鉱物油しか使用できない車があります。
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イエローハットでは、さまざまな車の種類や性能に合わせて、エンジンオイルを取り揃えています。ここでは、それぞれの車種におすすめしたいMAGMAXエンジンオイルを紹介します。
いずれも、購入前に自身の車種に合ったエンジンオイルかどうかをイエローハットのスタッフに確認してから購入されると良いでしょう。
ハイブリット車におすすめなのは、低温時にエンジンを保護する性能に優れたエンジンオイルです。ハイブリット車は始動と停止を頻繁に繰り返すという特徴があるため、一般的なエンジンよりも温度上昇が低いことが挙げられます。そのため低温時でもしっかりとエンジンの保護性能が求められます。
・全合成油 MAGMAXプレミアムHV 0W20
「MAGMAXプレミアムHV 0W20」はハイグレードのエンジンオイルであり、マイナス35度の環境下に対応しています。全合成油にPAOとパステルを配合し、低温時でも強靭な油膜特性によってしっかりとエンジンを保護します。
エコカーにおすすめしたいエンジンオイルは、始動性と保護性能、省燃費性に優れたエンジンオイルです。燃費や排出ガスを抑えるエコカーと、省燃費エンジンオイルを組み合わせることで、エコドライブが実現できます。
・全合成油 MAGMAXプレミアムS 0W20
「MAGMAXプレミアムS 0W20」は、マイナス35度の環境下でも対応できます。低粘度エンジンオイルでありながらも、優れた油膜保持性能によって長期間高い潤滑性能を維持することが可能です。0W20指定の省燃費エンジンに適しています。
軽自動車は、普通自動車に比べコンパクトな設計のため使用するエンジンオイルが少ないことが特徴です。イエローハットでは軽自動車の走り方に合わせて、コンパクトな3L缶のエンジンオイルを豊富なラインナップでご用意しています。
・全合成油 MAGMAXプレミアムSK 0W20
「MAGMAXプレミアムSK 0W20」は強力な油膜と潤滑性能を持ち、軽自動車に最適な全合成油をベースオイルとしています。また、PAO・エステル・特殊モリブデンをバランスよく混ぜ合わせ、エンジン性能を最大限発揮させます。
買い物や通勤などの街乗りのドライブでは、始動と停止を繰り返すことが多く、燃費効率が下がります。そのため、燃費効率の良いエンジンオイルがおすすめです。
・全合成油 MAGMAXプレミアムX 5W30
「MAGMAXプレミアムX 5W30」は、優れた高温特性を持ち、始動・停止を繰り返す街乗りにおいても高い省燃費性能を発揮します。
大排気量車や欧州車などはエンジンの負荷が高い車です。大排気量車にはエンジンの保護性能が高いエンジンオイルがおすすめです。
・全合成油 MAGMAXプレミアムV 5W40
「MAGMAXプレミアムV 5W40」は、高い熱安定性により、高負荷のかかる大排気量車からエンジンを保護し、優れた低温始動性で始動時に生じる摩擦を抑えます。
※商品の情報はいずれも2020年10月現在のものです
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エンジンオイル交換をご検討されている方は、イエローハットにご相談ください。豊富な経験とノウハウを蓄積した、専門のスタッフが責任をもって対応いたします。
また、イエローハットではご紹介したエンジンオイル以外にも、様々なラインナップのエンジンオイルをご用意しており、その中でお客様の車に合ったエンジンオイルをお選びします。
さらに、忙しい方にも便利にご利用いただける、24時間受付対応をしている「オイル交換WEB予約」というサービスをご提供しています。スマートフォンやパソコンから空いた時間にWEB予約をしていただくことで、当日は待ち時間なく、スピーディーにエンジンオイル交換を実施することが可能です。
「クレジット&ポイントカード」「オイル&ポイントカード」の会員になっていただくことで、エンジンオイル交換工賃が1年間無料になる特典もあるため、スムーズかつお得にエンジンオイル交換を行いたい方は、ぜひお近くのイエローハットにお問い合わせください。
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エンジンオイル選びは、種類、粘度、規格、ベースオイルといった要素を踏まえて実施することが大切です。ただし、自身で選択するのに不明点や懸念点があれば、イエローハットにご相談下さい。適切なエンジンオイルをご提案いたします。
イエローハットのエンジンオイル交換を活用し、快適なドライブを楽しんでください!
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