COLUMN
今だから聞きたいオイル交換の基礎知識
車に乗っている方の中には、エンジンオイル交換をする際、純正エンジンオイルにするか、社外品のエンジンオイルを選ぶかで迷う方もおられるのではないでしょうか。
このコラムでは、純正エンジンオイルのメリットや社外品エンジンオイルとの違いを解説していきます。また、エンジンオイルの基本的な選び方や用途別のおすすめエンジンオイルについてもご紹介します。
STEP01
オイル交換する車両を選択し、ご利用の店舗を選択します
STEP02
作業メニュー(オイルフィルター交換)を選択した後、ご希望の日時を選びます
STEP03
会員様専用ページのID/パスワードでログインします
(会員様専用ページに登録されていないかたは、新規でご登録します)
STEP04
予約完了メールを受信したらあとは当日お店に行くだけ
純正エンジンオイルとは、自動車メーカーが販売しているエンジンオイルのことを指します。基本的には、新車購入時に使用されているエンジンオイルと同様の製品が該当します。
まずは、純正エンジンオイルを使用するメリットを見ていきましょう。
・自動車メーカーに性能が保証されている
純正エンジンオイルは、自動車メーカーによってエンジンオイルの性能が担保されている点が大きなメリットとして挙げられます。保証期間内にエンジントラブルが発生した場合については保証の対象になります。車の性能を引き出すとともに、故障などのトラブルのリスクもカバーしたいのであれば、純正エンジンオイルの使用が推奨されます。
・選ぶのが簡単
純正エンジンオイルは自動車メーカーから指定されているため、選ぶのも簡単です。エンジンオイルはその種類も豊富で、さまざまなオイルメーカーから商品が発売されていますが、その中から車に最適なエンジンオイルを選ぶのはある程度の知識が必要です。純正エンジンオイルを使用すると決めていれば、エンジンオイル交換のたびにエンジンオイルの選定で悩まずに済みます。
自動車メーカーが提供する純正エンジンオイルに対し、車を生産した自動車メーカー以外の会社が販売しているエンジンオイルのことを社外品エンジンオイルと呼びます。社外品エンジンオイルはカー用品店などで広く販売されています。この社外品エンジンオイルを使うことで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
・多くの種類から選べる
まず、純正エンジンオイルは商品が限定されていますが、社外品エンジンオイルであれば数あるラインナップの中から好きな商品を選べます。エンジンオイルは多くのオイルメーカーが販売しており、粘度や規格、ベースオイルの違いによって細かく分類されています。エンジンオイルの知識がある方であれば、車や乗る条件に合った、エンジンオイルを社外品から選定できます。
・純正より安い場合がある
定期的に交換が必要なエンジンオイルだからこそ、毎回の出費は抑えたいものです。社外品エンジンオイルによっては、純正エンジンオイルと同じ品質規格、同じ粘度であっても、安く購入できる場合があります。品質規格と粘度については、この後の章で詳しくご説明します。
・純正以上に高性能なエンジンオイルも存在
社外品エンジンオイルには、純正エンジンオイル以上に高性能な商品もあります。純正エンジンオイルは特別な用途で使うことが想定されていないため、サーキットでの走行やスポーツ走行を楽しみたい方にとっては、適切でない可能性もあります。より高性能なエンジンオイルを求めている方は社外品エンジンオイルをおすすめします。
エンジンオイルの選び方で最も重要なのは、車の走行の用途と目的を重視することです。車の走り方によっては純正エンジンオイルではなく、社外品エンジンオイルが適している場合もあります。車に乗る頻度、乗る場所の気温、運転スタイルといった環境をよく考慮し、エンジンオイルを選ぶと良いでしょう。
エンジンオイル選びに少しでも不安を感じられる方は、エンジンオイル選定の際にお店のスタッフに相談することをおすすめします。
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ここからは、エンジンオイルを選ぶ際に選択の基準となる、粘度と品質規格、ベースオイルについて解説していきます。それぞれの要素を詳しく見ていきましょう。
粘度とはエンジンオイルの硬さを表したもので、SAE規格というアメリカ自動車技術者協会(Society of Automotive Engineers)によって制定された規格で表記されます。SAE規格では粘度が「5W-30」のように表記され、左側は低温時の粘度、右側は高温時の粘度を表しています。左側の数字の値が小さいほど、低温時でも柔らかいエンジンオイルであることを意味します。低粘度のエンジンオイルは、燃費向上に貢献すること、低温での始動性が良いという特徴があります。
右側の数字が大きいものは、高温時でも硬さを保ったエンジンオイルです。高粘度のエンジンオイルはエンジンを保護する能力に長け、静寂性にも優れています。
品質にも規格があります。ここでは代表的な4つの規格をご紹介します。
・API規格
API規格は、アメリカ石油協会(American Petroleum Institute) が定めた規格です。ガソリン車はS、ディーゼル車はCから始まる表記でグレードが分類されています。2020年5月に施行された「SP」までの規格があり、最新の規格ほど、高性能になっています。認証品にはAPIシンボルマークが記載されます。
・ILSAC規格
ILSAC規格は、国際潤滑油標準化認証委員会(International Lubricant Standardization and Approval Committee)による規格で、日米の自動車メーカーが共に制定した規格です。2020年にはAPIのSP規格とともに最新規格の「GF-6」が施行されました。認証品にはスターバーストマークが記載されます。
・ACEA規格
ACEA規格は、欧州自動車工業会(Association des Constructeurs Europeens d'Automobiles)が定めた規格です。欧州自動車工業会の加盟企業には、BMWグループ・ボルボ・ルノー・ポルシェ・トヨタ自動車ヨーロッパなどが名を連ねています。
・JASO規格
JASO規格は、日本自動車規格(Japanese Automotive Standards Organization)によって定められた規格です。主にバイクの4サイクルガソリンエンジンオイルのグレードを表すのに使用され、「MA」「MA1」「MA2」「MB」の4つのグレードで表記されます。また、ディーゼル車にも軽負荷ディーゼルエンジン用にDL-1規格、高負荷ディーゼルエンジン用にDH-2規格が存在します。
エンジンオイルは基となるベースオイルによっても性能に大きな違いがあります。鉱物油・全合成油・部分合成油の3種類をご紹介します。
・鉱物油
鉱物油は原油を蒸留して精製されたベースオイルで、最も普及している低価格なベースオイルです。しかし、酸化には弱いほか、エンジンの始動性や燃費性能は他のベースオイルに比べると劣ります。車に乗る頻度がそれほど高くない方におすすめのベースオイルです。
・全合成油
全合成油は不純物が少なく、高品質なベースオイルです。低温に強く、耐熱性にも優れ、エンジンオイルが劣化しにくいのが特徴です。さらに、エンジンオイルの分子も小さいため、エンジン内部の隙間やシリンダー壁の小さな窪みなどに入り込むことができ、密封作用にも優れます。高性能である分、価格も高くなる傾向にあります。サーキット走行を楽しむ方、走りにとことんこだわりたい方におすすめのベースオイルです。
・部分合成油
鉱物油と全合成油を混ぜ合わせたベースオイルが部分合成油です。双方のベースオイルのデメリットを補い合うように作られているのが大きな特徴で、鉱物油の弱点である燃費性能や低温時の始動性が向上しています。毎日車を利用するような方におすすめのベースオイルです。
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ここでは、車の用途ごとにイエローハットのおすすめエンジンオイルをご紹介します。
ただし、ご紹介するはあくまでも一例です。必ず取扱説明書に書かれている自動車メーカー推奨の粘度範囲・品質規格のエンジンオイルを基準に選びましょう。
まず、近年人気の高いハイブリット車におすすめなのが「MAGMAX プレミアムHV 0W20」がです。車の停止や始動を頻繁に繰り返す、エンジンにとって過酷な環境に対応できるよう開発されています。
街乗りが多い方であれば、「MAGMAX プレミアムX 5W30」や「MAGMAX エクセレントX 5W30」が推奨されます。市街地の走行においても、高い省燃費性能を発揮するようにエンジンオイルが調整されています。
高速走行が多い方であれば、「MAGMAX プレミアムV 5W40」がおすすめです。高い熱安定性により、ターボ車や高出力車の熱負荷からエンジンを守り、優れた低温始動性によりエンジン始動時の摩耗を抑制します。
このように、イエローハットでは、さまざまな車種や車の乗り方に合ったエンジンオイルを豊富にご用意しております。
※商品の情報はいずれも2020年10月現在のものです
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純正であろうと社外品であろうと、エンジンオイルは使用とともに徐々に劣化していきます。エンジンオイルの交換を怠ると、異音の発生やエンジンの出力低下、オーバーヒートなどのトラブルを引き起こすことがあります。このため、車を長く使い続けるためには、エンジンオイルの定期的な交換が必須です。
イエローハットでは、ご紹介したおすすめ商品の他にも、一部の純正エンジンオイルを含め、豊富な商品ラインナップを取り揃えています。どのエンジンオイルを選べばよいか分からないという方にも、スタッフがご自身の車に適したエンジンオイルをお選びします。
また、スマホやパソコンから24時間予約が可能な「オイル交換ネット予約」というサービスをご利用いただければ、当日はお店での待ち時間もかからず、気軽にエンジンオイル交換を実施頂けます。
さらに、「クレジット&ポイントカード」「オイル&ポイントカード」の会員に加入頂ければ、1年間エンジンオイル交換の交換工賃が無料になる特典もございます。
エンジンオイル交換を検討している方はぜひ、イエローハットへお問い合わせください。
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今回は純正エンジンオイルのメリットや、社外品エンジンオイルとの違い、エンジンオイルの選び方について詳しくご紹介しました。
エンジンオイルには多くの種類があり、車種や走り方によって適した商品は異なります。快適にドライブを楽しむためには、目的と用途に合ったエンジンオイル選定と定期的なエンジンオイル交換が重要です。
イエローハットではお客様の車に適切なエンジンオイルを経験豊富なスタッフがお選びいたします。エンジンオイル交換をはじめ、車のメンテナンスはぜひイエローハットにご相談ください。
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