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ターボ車のエンジンオイル選びのポイントや交換時期を解説!

ターボ車を長く快適に乗るためにも、定期的なエンジンオイル交換は欠かせません。一方で、ターボ車のエンジンオイル選びや交換方法は一般的な他の車と何か違うのでしょうか。
このコラムでは、ターボ車の概要、ターボ車のエンジンオイルの選び方、エンジンオイル交換時期などについてお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

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オイル交換 FAQ

作業予約サイトからネット予約を全店で受付しています。また、お電話でもご予約できます。
ネット予約こちら>
エンジンオイルの交換工賃が税込550円~、オイルフィルター交換工賃が税込770円~となります。カード会員様はメンテナンスパックをご購入でこちらの工賃が無料となります。
その他、エンジンオイル、オイルフィルターの商品代がかかります。エンジンオイルは品質、価格帯から選べる豊富な種類を用意しています。
イエローハットでは走行距離3,000km~5,000km毎、または3ヶ月~6ヶ月毎のエンジンオイル交換をお勧めしています。
普通乗用車であれば、国産車はもちろん輸入車も作業可能です。
一部輸入車等、店舗によって作業出来ない車種がありますので詳しくは最寄店舗へお問合せください。
エンジンオイル交換の作業時間目安は15分~30分となります。(車種により作業時間は異なります)
また、ネット予約しておくと作業開始までの待ち時間が大幅に短縮できます。

ターボ車とは

そもそも、ターボとは、排気ガスの力を利用する過給器のことを指します。このターボの機能が付いたエンジンがターボエンジンで、ターボエンジンを搭載した車がターボ車です。ここではターボ車の仕組みやターボ車のメリット・デメリットについて詳しく解説します。

ターボ車の仕組み

    

それでは、ターボ車の仕組みについてより詳しく見ていきましょう。

    

まず、エンジンでは一般的にガソリンと空気を混ぜて気化させた混合気をスパークプラグで着火し、シリンダー内で爆発を起こします。このエネルギーを利用して車の駆動力を発生させているのです。このシリンダー内で起きる爆発は空気が多い方が大きな力を生み出すことが可能です。
しかし、エンジンが一度に取り込める空気の量は排気量やエンジン回転数に依存していて上限があります。そこで誕生したのがターボ車です。ターボ車はタービンと呼ばれる風車の羽のような形をしたパーツで空気を圧縮し、エンジンに送り込み空気の密度を上げています。

    

ターボは吸気側のタービンと排気側のタービン2つが連結した構造をしており、2つは互いに連動して回転するようにできています。エンジンからガスを排気する力で排気側のタービンを回すと吸気側のタービンが回るので、通常よりも多くの空気をエンジンへ送り込むことが可能になります。

    

一方、ターボだけでは、圧縮した空気の温度が上昇することで空気の密度が下がり、吸入効率が下がってしまうため、インタークーラーという空気を冷却する装置も装備されています。


ターボ車とNA車の違い

    

NAとは、ナチュラル・アスピレーションの略で、ターボなどの過給器が付いていない車をNA車と呼びます。NA車では、エアクリーナーから入り込む空気とガソリンを混合することで燃焼させてパワーを得ているため、大気圧以上の空気は取り込めず、基本的には排気量やエンジンの回転数にて駆動力が決定するという特徴があります。


ターボ車のメリット・デメリット

    

ターボ車のメリットは、なんと言ってもNA車以上のパワーを発揮できることです。同じ排気量のNA車と比較した場合、ターボ車の方がパワフルな走りを実現します。仮にエンジンを小排気量化したとしてもターボにてカバーでき、ワンランク上のモデルの排気量と同程度の力を発揮することもあります。また近年では、コンパクトなエンジンにターボを組み合わせたダウンサイジングターボも注目されています。

    

ターボ車は節税効果が期待できることもメリットの一つです。日本の法律では、車の排気量によって自動車税が変わるため、排気量が小さくなれば税金も安く抑えられます。小排気量化されたターボ車を選べば、年間の車の維持費も節約できます。

    

一方で、ターボ車はNA車に比べると燃費が悪くなる傾向にあります。ターボ車はガソリンの消費量がNA車よりも増えるためです。しかし、NA車でも、エンジンの回転数を上げた状態でドライブを続けると燃費は悪くなるため、必ずしも同条件でターボ車の燃費が悪いとは言い切れません。

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ターボ車のエンジンオイル選び

    

続いては、ターボ車のエンジンオイルの選定方法を解説します。エンジンオイルにはさまざまな種類がありますが、ターボ車に合った商品はどのように選べば良いのでしょうか。

ターボ車には粘度の硬いエンジンオイルを

    

ターボ車はNA車に比べると発熱量が高い特徴があります。この熱からエンジンを保護するためには、粘度の硬いエンジンオイルの使用がおすすめします。一方で、各車種には推奨されるエンジンオイルの粘度範囲が定められているため、エンジンオイルを購入する際には、その範囲内で商品を選択する必要があります。


粘度の規格

    

エンジンオイルの粘度についてもう少し詳しくご紹介します。粘度とはエンジンオイルの温度の変化による硬さや柔らかさを表す尺度で広く普及している規格にSAE規格があります。

    

SAE規格は、アメリカ自動車技術者協会(Society of Automotive Engineers)によって制定され、「5W-30」のように表記します。左側の数字は低温時の粘度、右側は高温時の粘度を表します。
数字が小さいほど、低温時でも柔らかいエンジンオイルであることを意味します。低粘度エンジンオイルは、低温での始動性が良いことや、燃費向上に貢献することです。

    

一方で数字が大きいものは、高温時でも硬さを保ったエンジンオイルであることを表します。高粘度エンジンオイルは静寂性に優れ、エンジンを保護する能力に長けています。ターボ車はどちらかと言えば高粘度の硬いエンジンオイルが適していると言えます。


エンジンオイルの役割

    

エンジンオイルの役割についても押さえておきましょう。エンジンオイルには潤滑・密封・冷却・清浄・防錆という大きく5つの役割があります。それぞれの役割について簡単に解説します。

    

・潤滑作用
エンジン内部では、ピストンやクランクシャフトといったパーツが高速運動をしています。これらの金属同士の摩耗や焼き付きなど軽減するためにエンジンオイルがエンジン内部を潤滑しています。

    

・密封作用
エンジン内部のシリンダーとピストンの間にはわずかな隙間が空いており、エンジンオイルはこの隙間を密封する役割を果たしています。この密封作用が弱まると、パワーロスやブローバイガス排出の原因に繋がります。

    

・冷却作用
高温になるエンジン内部をエンジンオイルが循環し、熱を吸収しています。エンジン各部で熱を吸収したエンジンオイルは、オイルパンに戻ることで再び冷却されます。

    

・清浄作用
エンジンオイルはエンジン内部のスラッジと呼ばれる汚れを吸着・分散します。エンジンオイルは使用すると黒く変色しますが、これは清浄作用が正常に行なわれている証拠です。

    

・防錆作用
エンジン内部の錆の発生を予防する働きを指します。エンジンは高温な状態になるために、外部との温度差で水分が発生し、錆が発生しやすくなります。エンジンオイルが表面に油膜を作ることで、錆の発生を抑制します。


ベースオイルによる分類

    

エンジンオイルは全合成油・部分合成油・鉱物油の3種類のベースオイルを基に製造されていますが、このベースオイルの違いによって性能に差があります。

    

全合成油は最も高品質のエンジンオイルです。エンジン始動性の良さ、劣化のしにくさ、エンジンオイルの減りにくさなど、あらゆるポイントで優れています。車を大切に扱いたい方やスポーツ走行を楽しみたい方に推奨されるベースオイルです。

    

鉱物油は鉱物から蒸留して生成したものを成分調整したエンジンオイルです。一般的なエンジンオイルで低コストですが、劣化しやすい特徴があります。

    

部分合成油は全合成油と鉱物油を配合したエンジンオイルです。基本性能が高く、値段も手頃なため人気が高いです。頻繁に車を運転される方に推奨されるベースオイルです。


品質の規格

    

エンジンオイルは品質によっても複数の規格があります。ここでは代表的なAPI規格とILSAC規格について解説します。

    

API規格はアメリカ石油協会(American Petroleum Institute)が定めた規格です。
現在は「SL」から2020年5月に登場した「SP」までの5段階が普及しており、二番目のアルファベットが後ろに進むほど高性能なエンジンオイルであることを示しています。

    

ILSAC規格は国際潤滑油標準化認定委員会(International Lubricant Standardization Approval Committee)が定めたガソリンエンジン用の規格です。これまではGF-5が最高でしたが、2020年5月にGF-6が新たに加わりました。ILSAC規格の認定基準を満たした製品には、スターバーストマークが付与されます。


車に合ったエンジンオイルを選ぶ方法

    

日頃から頻繁に車のメンテナンスをする方であれば、ご自身の車に合ったエンジンオイルを選ぶのは容易かもしれませんが、多くの方は種類が膨大なエンジンオイルからベストな製品を選択するのは難しいでしょう。
そのような場合は、カー用品店で知識やノウハウがあるスタッフに相談されることをおすすめします。車に詳しくない方でも、丁寧な説明を受けられるため、納得してエンジンオイルを選定できます。

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ターボ車のエンジンオイル交換時期

     

ターボ車に合ったエンジンオイル選びについて説明してきましたが、エンジンオイルはどのくらいの頻度で交換すれば良いのでしょうか?ここからは、ターボ車とNA車のエンジンオイルの交換頻度の違いを解説します。

ターボ車のエンジンオイルにかかる負荷は大きい

    

ターボ車はNA車に比べて発熱量が高いことはご説明した通りです。例えば、ターボチャージャーのタービンホイールは運転時、超高速回転し、1000度近い高温にもなります。この点で、ターボ車のエンジンオイルにはNA車のエンジンオイルよりも高い負荷が掛かり、劣化しやすいと言えます。


使い方によってはNA車よりも頻繁に交換が必要

    

イエローハットではNA車のエンジンオイル交換時期の目安として、走行距離3,000km~5,000km毎、もしくは3ヶ月~6ヶ月を推奨しています。
負荷の大きなターボ車もNA車と同じ交換時期の目安となりますが、エンジンへの負荷の高いスポーツ走行を楽しまれる方は、エンジンオイルの状態を頻繁にチェックすることをおすすめします。また、悪路や坂道での走行が目立つ場合や走行距離が多い場合もエンジンオイルへの負荷が高まるため、同様にこまめなチェックが必要です。

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ターボ車のエンジンオイル交換はイエローハットで!

エンジンオイル交換は慣れていればご自身でも行えますが、初めての方には手間も時間も多く掛かります。特に作業で出る廃油は自治体によっては回収してもらえず、処理が面倒です。

もっと気軽にエンジンオイル交換をしたいという方は、ぜひイエローハットにお任せください。イエローハットは全国約700店舗を展開しており、責任をもってお客様の車のメンテナンスを実施しています。
エンジンオイルの選び方が分からない方でも、専門的なノウハウを持ったスタッフが、オリジナルブランドオイル「MAGMAX」(2020年10月現在)をはじめ、豊富な商品ラインナップよりお客様の車にぴったりのエンジンオイルをお選びします。

また、「オイル交換ネット予約」サービスをご利用いただければ、予約当日は待ち時間をいただかず、15分程で交換作業が完了します。
ターボ車のエンジンオイル交換を検討されておられる方は、イエローハットまでご相談ください。

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まとめ

このコラムではターボ車の概要やターボ車のエンジンオイル交換について解説しました。
ターボ車のエンジンオイルは粘度の硬いものが推奨されており、乗り方によってはNA車よりも頻度高く交換されるのをおすすめします。
ターボ車のエンジンオイルを交換されたい方は、ぜひお近くのイエローハットへお越しください。経験豊富なスタッフが丁寧に対応させていただきます。

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