COLUMN
今だから聞きたいオイル交換の基礎知識
エンジンオイルの状態を良好に保つためには、オイルフィルターの定期的な交換が重要です。メンテナンスを怠るとエレメントと呼ばれるろ過機能を担う部分が目詰まりを起こしてしまい、エンジンオイルの汚れを吸着できなくなってしまいます。
このコラムでは、オイルフィルターが詰まる理由や詰まることで起こるトラブル、目詰まりを防止する方法などについて詳しく解説します。
STEP01
オイル交換する車両を選択し、ご利用の店舗を選択します
STEP02
作業メニュー(オイルフィルター交換)を選択した後、ご希望の日時を選びます
STEP03
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(会員様専用ページに登録されていないかたは、新規でご登録します)
STEP04
予約完了メールを受信したらあとは当日お店に行くだけ
目次
オイルフィルターは、エンジンオイルに溜まったスラッジなどの汚れを浄化するためのろ過装置です。
エンジンオイルはエンジン下部に設置されているオイルパンに溜められており、オイルポンプで汲み上げられることでエンジン内部を循環しています。エンジンオイルにはシリンダーやピストンの気密性を高めたり、エンジンの回転運動や燃焼で発生する燃えカスやせん断によるポリマーなどの「スラッジ」が一か所に留まらないように吸着して分散したりする作用があります。
しかし、エンジンオイルだけではスラッジが常時エンジン内部を循環することになってしまうため、オイルフィルターがスラッジを吸着してクリーンな状態を維持しているのです。オイルフィルターはオイルパンの油入口から汚れたエンジンオイルを取り込み、エレメントと呼ばれるろ紙を通過させて油出口から排出します。
長期間オイルフィルターの交換を怠っていると、スラッジがこのエレメントに蓄積して詰まってしまうことがあるため、注意が必要です。
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オイルフィルターが目詰まりを起こした場合に発生するリスクを2つ解説します。
オイルフィルターのエレメントが詰まってしまうと、汚れを除去するろ過機能が十分に働かなくなります。オイルフィルターにはリリーフバルブと呼ばれる機構があります。これはエレメントが詰まった場合や、エンジンオイルの粘度が硬い時の始動性を確保するためにある機構で、充分な油量をエンジンへ供給する役割を持ちます。
しかし、リリーフバルブを通過したエンジンオイルはろ過されていないため、一時的な対処にすぎません。
ろ過機能が正常に働かない状態で走行を続けると、エンジンオイルにスラッジが蓄積し、潤滑作用や冷却作用が失われ、エンジンが本来の性能を発揮できなくなってしまいます。
スラッジが蓄積し、劣化によってエンジンオイルの潤滑作用が失われることは、エンジンにもダメージを与えます。潤滑作用が低下するとピストンやシリンダー、クランクシャフトなどの金属パーツが接触し、摩擦や摩耗が発生します。こうした油膜切れを起こした状態で長期間走行を続けると摩擦熱によって金属が溶解し、エンジンの焼き付きが起きてしまうのです。
摩擦が発生するとエンジンから異音が発生し、焼き付きが起きると車から焦げた臭いが出始め、最終的にはエンジンが急停止してしまいます。
エンジンを修理する場合、丸ごと交換するか、オーバーホールを行う必要があります。いずれの場合も高額な費用が掛かるため、車を買い替えた方が良いケースもある程です。
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ここでは、オイルフィルターの詰まりを防止するために、日頃から意識しておくべきポイントを解説します。
エンジンオイル交換だけを何度も行うと、オイルフィルター内部に残っている汚れがエンジンオイルを循環してしまうため、エンジンオイルが劣化しやすくなってしまいます。
また、オイルフィルターのみを交換した場合も、エレメントが汚れたエンジンオイルに晒されることで目詰まりを起こしやすくなります。
そのため、イエローハットでは交換時期の目安として、エンジンオイル交換2回につきオイルフィルターを1回の交換をおすすめしています。
オイルフィルターの交換は、必要な工具があればご自身でも実施できるメンテナンスです。ただし、多くの車ではジャッキアップして作業を行う必要があり、危険が伴うため、作業経験のない方はお店へ依頼することをおすすめします。
※オイルフィルターの交換目安は、車の状態、走行距離により異なります。
オイルフィルターには、ガソリン車に適した「フルフロータイプ」と、ディーゼル車に適した「フルフロー+バイパス併用型」「コンビネーションタイプ」があります。また、交換方式もケースを丸ごと交換するカートリッジ式とエレメントとO-リングのみを交換するエレメント式があるため、車のタイプと交換方法に適したオイルフィルターを選ぶ必要があります。さらに、車のタイプによって適合するサイズや形状が異なるため、車検証の型式やオイルフィルターメーカーのWEBサイトに掲載されている適合表、車の取扱説明書などで適合するオイルフィルターを調べておくようにしてください。なお、イエローハットが取扱っているオイルフィルターの適合につきましては、店舗スタッフに、あるいは店舗に設置されている適合表にて確認してください。
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ここでは、オイルフィルターの詰まりが疑われる車の症状について解説していきます。
エンジンオイルはオイルレベルゲージを用いて量や劣化の度合いを判断することができますが、オイルフィルターは外観からその様子をチェックする方法がありません。そのため、エンジンオイル交換の時期に合わせて定期的な交換を心がける必要があるのです。
ちなみに、イエローハットではエンジンオイルの交換時期の目安として、走行距離3,000km~5,000km毎もしくは3ヶ月~6ヶ月のどちらか早い方をおすすめしています。
ただし、悪路走行や登坂道、短距離走行と言ったシビアコンディションに該当するような走り方をする場合はスラッジの蓄積が早くなります。これに比例してエンジンオイルの劣化、オイルフィルターの目詰まりも早まるため、注意が必要です。
オイルフィルターのエレメントが目詰まりを起こしてろ過ができない状態となると、充分なエンジンオイルを循環させるためにリリーフバルブが開きます。この機構が作動するとエンジンオイルランプ(油圧警告灯)が点灯する場合があります。エンジンオイルランプは、エンジンオイルの量が不足していたり、オイルポンプに異常が発生していたりする場合にも作動しますが、しばらくオイルフィルターを交換しておられない場合は目詰まりも原因の1つである可能性があります。
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オイルフィルター交換をお店に依頼することを検討しておられる方は、全国に約700店舗を展開するイエローハットの利用をご検討ください。オイルフィルター交換はもちろん、エンジンオイル交換やカー用品の販売など、車のお悩みを解決いたします。
オイルフィルターの設置箇所は車の下部にある場合が多く、この場合の交換作業はジャッキアップして車体の下に潜り込んで行う必要があります。大掛かりな作業なのでスペースも必要ですし、工具も揃えなければいけません。正しく固定しないと少しの揺れでジャッキが倒れて重大な事故に繋がる危険性もあるため、作業経験のない方には難しい作業となります。イエローハットにご依頼いただければ、経験豊富なスタッフが最後まで責任を持ってお客様の車のオイルフィルター交換を実施いたします。お電話かネットからご予約いただければ、待ち時間なしで希望する時間に交換が行えますし、作業は15分程とスピーディーに完了します。怪我をする心配や工具を揃える手間も掛からないため、忙しい方でもお気軽にオイルフィルター交換を実施いただけます。
オイルフィルターといってもさまざまな種類が存在します。車のタイプや走行環境によって適した製品は異なり、規格の合わないオイルフィルターを取り付けてしまうとエンジンオイル漏れが発生する恐れもあるため、適した製品を選ぶ必要があります。
イエローハットはカー用品の販売を専門に行っているので、オイルフィルターの品揃えも豊富です。お客様の車や走行状態など総合的な情報から判断し、適切なオイルフィルターを提案いたします。
イエローハットではオイルフィルター交換以外にもエンジンオイル交換をはじめ、ATF交換・CVTF交換・タイヤ交換・ボディコーティング、車検などのメンテナンスにも対応しています。
また、「クレジット&ポイントカード」「オイル&ポイントカード」の会員であれば、通常有料のエンジンオイル・オイルフィルター・エアフィルターの交換工賃が1年間無料となりますので、お得にメンテナンスを実施いただけます。
さらに、PCやスマホから確認できる会員様専用ページでは「愛車のメンテナンス状況」や「ご利用店舗のお得な情報」がチェックできますので、メンテナンスの予定も立てていただきやすくなります。
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オイルフィルターはエンジンオイルの寿命を長持ちさせるためには欠かせないパーツであり、定期的な交換を怠っているとオイルフィルターのエレメントが目詰まりを起こし、エンジンオイルランプが点灯する可能性があります。
さらに詰まりを放っておけば、ろ過機能が働かなくなり、汚れたエンジンオイルがエンジン内部を循環するため、最悪の場合はエンジンの焼き付きといった重大なトラブルに発展する恐れもあるため、注意が必要です。
安全にオイルフィルター交換・エンジンオイル交換を実施されたい方は、ぜひお近くのイエローハットまでご来店ください。
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