COLUMN
今だから聞きたいオイル交換の基礎知識
エンジンオイルをろ過してきれいにする働きを担うオイルフィルターは、汚れを取り込むことでその機能が弱まるため、定期的な交換が欠かせません。
しかし、DIYによる交換では気を付けなければならないポイントが多くあります。また、適切な交換のタイミングはいつなのだろうか、という問題もあります。
そこで、今回はオイルフィルターの交換に伴うこれらの注意点や疑問点を解説していきます。
STEP01
オイル交換する車両を選択し、ご利用の店舗を選択します
STEP02
作業メニュー(オイルフィルター交換)を選択した後、ご希望の日時を選びます
STEP03
会員様専用ページのID/パスワードでログインします
(会員様専用ページに登録されていないかたは、新規でご登録します)
STEP04
予約完了メールを受信したらあとは当日お店に行くだけ
目次
オイルフィルターはエンジンオイルを抜かずに単体で交換することもできますが、エンジンオイルと同時交換をおすすめします。なので、今回ご紹介するのはエンジンオイル交換を前提としたやり方となっております。
オイルフィルターの交換作業でまず必要になるのが、車に合った交換用のオイルエレメントとオイルフィルターレンチと呼ばれる取り外しに使う専用のレンチです。加えて、パーツクリーナーは、付着したエンジンオイルの除去に必須のアイテムです。
ここで特に気を付けたいのが、新しく用意するエンジンオイルの量についてです。エンジンオイルとオイルフィルターを同時に交換すると、新品のオイルフィルターにエンジンオイルが徐々に浸透していきます。その結果、規定量よりもエンジンオイルが少なくなるため、補給する必要があるのです。エンジンオイルのみの交換の場合よりも200ccほど多めの量を用意しておくのを忘れないでください。その他、必要な道具は以下のとおりです。
準備が完了したら、いよいよ作業を開始します。エンジンを始動させて5分程度暖めておいてください。暖気する理由は、エンジンを適度に暖めた方がエンジンオイルは柔らかくなり、抜き取りがスムーズに行えるためです。ただし、火傷などに繋がるため、暖めすぎには十分注意してください。
エンジンオイルが温まったら、オイルレベルゲージを抜き、オイルチェンジャーのノズルを挿入して抜き取り作業を開始します。
ジャッキアップが完了したら、車体をリジットラックでしっかりと固定してください。そして、作業を開始する前にエンジンオイルが出てくる場所に廃油処理ボックスを置いておくことを忘れないようにします。
ここまでの準備が完了したら、オイルフィルターを外します。外したオイルフィルター内に溜まったエンジンオイルで手や服を汚さないようにし、エンジン周りの熱くなったパーツなどに触れないよう気を付けてください。
外す際には、勢いよく一気にやろうとしたりはせずに、オイルフィルターレンチを回しながら少しずつ緩めるとうまくいきます。
新しいオイルフィルターを取り付ける前に、まず取付部分に古いオイルエレメントのOリングの残骸などが張り付いて残っていないか、汚れが付着していないかをチェックしてください。残ったまま新しいオイルフィルターを装着してしまうとエンジンオイル漏れの原因になりますので、ウエスなどでしっかりと拭き取っておくことが大切です。
そして、新品のオイルフィルターのOリング接着部分にエンジンオイルを塗っておくと、取り付け時のよれや損傷によるエンジンオイル漏れを防げます。取り付ける際は、最初は手でゆっくりと回していき、接着面がエンジンに当たってからトルクレンチなどの工具を使って取り付けます。
オイルフィルターがきちんと取り付けられていることを確認したら、新しいエンジンオイルを補充します。車の取扱説明書などで適正量を確認したうえで、オイルジョッキを使いながら、まずは全容量のおよそ半分位を目安に注いでください。そして、オイルレベルゲージで量をチェックし、FとLの目盛り内に収まっていなければ調整します。
ただし、オイルフィルターとの同時交換では一旦適正量に達したように見えても、エンジンを始動させると、新しいオイルフィルターの中にエンジンオイルが浸透するので、エンジンを止めてから再度エンジンオイルを足し、適正量となるように調整してください。
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適切な手順に従って作業を進めれば、オイルフィルター交換はご自身で行うことも可能です。ここでは、その際に気を付けたいポイントを3点挙げます。
作業に入る前に、必ず廃油の処理方法を確認しておきましょう。現在、廃油処理方法として考えられるのは以下の3つです。
・ゴミとして廃棄する
自治体によっては、廃油をゴミとして廃棄することができます。もちろん、そのままでは引き取ってもらえないので、廃油処理箱に吸わせてから回収に出します。
ただし、固めたりすると「廃油」ではなくなるため、後述するお店などへの引き取りをお願いすることができなくなります。また、廃油処理箱を産業廃棄物として扱い、回収してくれない自治体もあるため、事前にごみ収集センターなどで回収の可否を確認しておくことが必要です。
・エンジンオイルを購入したお店で引き取ってもらう
自治体による回収が難しければ、エンジンオイルを購入したお店で引き取ってもらうのも1つの手段です。
購入時に引き取りについて確認をとっておくのがベストですが、問い合わせれば引き取ってもらえるお店も少なくありません。事前に引き取りにかかる費用の有無を確認したうえで、廃油を持ち込む際はエンジンオイル購入時のレシートを持参することを忘れないようにしてください。
・ガソリンスタンドに持ち込む
ガソリンスタンドに持ち込むという選択もあります。ただし、お店によって引き取り方法はさまざまです。4リッターまでは無料としているケースが多いものの、引き取り可能な量は事前に確認しておきましょう。
また、廃油を入れた缶ごと引き取ってもらえるのか、それとも廃油のみの対応なのかなどについても、きちんと確認してから持ち込むようにしてください。
古いオイルエレメントを取り外したら、パーツクリーナーを染み込ませたウエスを使ってエンジン側の接着面をきれいにしておきます。こうすることで、新しいオイルフィルターをしっかりと密着させることができるだけでなく、エンジンオイルの漏れを発見しやすくなるのです。
ただし、パーツクリーナーには種類がいくつかあり、対応できる素材が変わってきます。プラスチックやゴムなどにも対応したタイプであれば問題ありませんが、金属専用タイプだとオイルフィルターのOリング部分を痛める恐れがあるため注意が必要です。
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DIYでの交換作業は、作業場所や工具などの準備が難しかったり、作業にかけられる時間がなかったりとハードルが高いものです。
そこで、ここではオイルフィルターの交換をお店に依頼する方法について、メリット・デメリットや費用感に触れつつご紹介していきます。
車を購入したディーラーに頼めば、主に純正品でのエンジンオイル・オイルフィルター交換ができます。また、交換の際に、エンジン内部やその他パーツの点検や清掃をやってくれることが多いのが特長です。
一方、自動車メーカーによっては料金が割高だったり、事前予約が必須のところが多いために混雑する土日を押さえられなかったりというデメリットがあります。
ガソリンスタンドは予約不要のお店が多く、作業にかかる時間も30分ほどで済むことがほとんどです。何より給油のついでにお願いできるので、手軽さでは一番と言えるでしょう。
交換作業は「軽整備」となり、資格がなくても行えるため、場合によっては作業に慣れていないスタッフが受け持つこともあります。
カー用品を扱うお店でのオイルフィルター交換の特長は、スピーディな対応と万全の作業品質が同時に期待できることです。もっともコストパフォーマンスが高い交換手段と言えるでしょう。
多様なエンジンオイルが取り揃えられおり、スタッフに相談しながら車にふさわしいものを選ぶことができますし、経験豊富なスタッフによる確実な交換作業が実現します。
休日にはお店が混むことも多いですが、事前に予約しておくことで所要時間の短縮も期待できます。
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イエローハットではオイルフィルターの交換時期の目安として、エンジンオイル交換2回に1回の頻度をおすすめしています。
一方、エンジンオイルは走行距離3,000km~5,000km毎、もしくは3ヶ月~6ヶ月のどちらか早い方です。
なお、これらはあくまでも目安に過ぎません。シビアコンディションでの走行が多かったり、燃費の悪化を感じたりしたときには、お店に相談してください。
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オイルフィルター交換は、手間や時間がかかることはもちろん、作業手順の誤りによる故障や怪我のリスクもありますので、オイルフィルター交換については、イエローハットにお任せください。
イエローハットは、豊富な経験とノウハウを持つスタッフがスピーディかつ確実な交換作業を実施いたします。また、イエローハットでは、エンジンオイル交換作業の予約を電話やネットで行っていただけます。特に「オイル交換ネット予約」は、予約内容の確認・変更・キャンセルを24時間いつでも受け付けておりますので、忙しい方でもお気軽にご予約いただけます。作業当日は予約したお店に車を持ち込んでいただければ、待ち時間なくスムーズにエンジンオイルとオイルフィルターの同時交換を実施いたします。
さらに、「クレジット&ポイントカード」会員様、または「メンバーズカード」会員様でメンテナンスパックをご購入(税込550円/年)いただければ、エンジンオイルはもちろん、オイルフィルターやエアフィルターの交換を無料で何度でも実施していただけます。
オイルフィルターは、エンジン性能を保つうえで欠かせないパーツです。そして、エンジンオイルの汚れを取り込んでいくことで劣化していくため、定期的な交換が必要です。交換作業は自分で行うこともできますが、かかる手間や作業に伴う怪我の危険を考えると、確かな技術を持ったお店に任せるのが効率的かつ確実です。
イエローハットは現在約700店舗を全国展開しております。ぜひ、お近くの店舗にてオイルフィルター交換をお任せください。皆様が豊かなカーライフを送っていただけるようお手伝いさせていただきます。
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