COLUMN
今だから聞きたいオイル交換の基礎知識
日産・エクストレイルは、2000年の初代リリース以降、20年以上も親しまれている人気のミドルサイズSUV車です。このコラムでは、エクストレイルのエンジンオイル交換の方法やトラブルの対処法についてご紹介します。
STEP01
オイル交換する車両を選択し、ご利用の店舗を選択します
STEP02
作業メニュー(オイルフィルター交換)を選択した後、ご希望の日時を選びます
STEP03
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STEP04
予約完了メールを受信したらあとは当日お店に行くだけ
目次
エクストレイルを販売している日産のメンテナンスノートによると、エンジンオイルの交換時期は通常使用で1年または15,000km走行、シビアコンディションでは半年または7,500km走行となっています。日産の定義によるシビアコンディションとは、砂利道や未舗装路などの悪路走行や、山道の走行、または8km程度の短距離走行などエンジンオイルにとって負荷がかかる条件が走行距離の3割程度としています。
なお、イエローハットがおすすめする交換時期の目安は、走行距離3,000km~5,000km毎、もしくは3ヶ月~6ヶ月のどちらか早い方です。エンジンオイル交換は、自動車メーカーの提示する交換時期だけではなく、ご自身の車の走行環境や使用年数に合わせて交換することが大切です。
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ここからは、エクストレイルのエンジンオイル交換についての疑問点を探ります。なお、ご紹介している内容は、2015年12月に行われた一部仕様変更後の全車(HT32型)を対象とした内容となります。※一部車種は異なる場合が御座います。
メンテナンスノートによると、エクストレイルの規定オイル量はエンジンオイルのみの交換の場合は約3.6L、エンジンオイルとオイルフィルターを同時に交換する場合は3.8Lとなっています。
メンテナンスノートに記載されている日産純正のエンジンオイルの粘度は「0W-20」となっており、低粘度のエンジンオイルが適していることがわかります。このような低粘度のエンジンオイルはエコカーやハイブリッドカーを中心に近年需要が増えています。
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エンジンオイルの種類を選ぶときの指標のひとつとなるのが「粘度」です。この数値が異なるとどのような違いがあるのでしょうか。
「SAE」とは米国自動車協会のことで、同団体が制定したオイルの粘度分類の方法で、粘度規格として広く世界で使われています。エクストレイルの「0W-20」という表記は、まさにSAE粘度表示によって表現されています。
前半の数字は、小さくなるほど低温でも固くなりづらい特性があり、「W」はWinter(冬)の略で、エンジンオイルが低温になる冬場に利用されることを想定しています。例えば「0W」であれば零下35度、「10W」であれば零下25度まで対応しているという意味になります。
後半の数字はエンジンが高温の状態であるときの粘度を表しており、数字が大きいほどオイルが硬く、粘度を保っていられることを意味しています。
低粘度でサラサラしているエンジンオイルは、冬場でもエンジンの始動性が良く、さらに燃費の効率も良いという特徴があります。エンジンの動力に対する抵抗が少なくなるため、最近ではエコカーなど燃費の良い車によく使われています。
一方で、低粘度なエンジンオイルという特性上、エンジンを保護する作用は高粘度オイルよりも低いため、「油膜切れ」という現象を起こし易いため、一般的な車よりもエンジンの馬力を必要とするスポーツカーなどには、低粘度のエンジンオイルは向かない場合があります。
高粘度のエンジンオイルは、ターボエンジンなど高温で発熱するエンジンでもしっかりと保護することができ、油膜切れを防ぎます。また、高粘度のエンジンオイルはエンジン内を循環する際に各パーツのクッション材のような役割を果たすため、低粘度のエンジンオイルよりもエンジンの始動音が静かになるという特徴もあります。
しかし、抵抗が大きいために燃費が悪く、低温状態になると始動性が悪くなってしまうデメリットもあります。
大排気量の車や、スポーツタイプの車に向いているエンジンオイルです。
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ベースオイルはエンジンオイルの約8割を構成する、エンジンオイルの中枢となる成分です。ここでは3つのベースオイルについてご紹介します。
自然界にある原油を精製して作られるベースオイルです。コストパフォーマンスに優れているため、鉱物油をベースにしているエンジンオイルはリーズナブルな価格帯で提供されています。しかし、耐久性は低く、比較的早く劣化してしまうため頻繁な交換が必要です。
鉱物油に科学的に合成したオイルを混ぜ込んだものです。次にご紹介する100%科学的に合成された全合成油ほどの性能の高さではありませんが、日常的な走行であれば充分な性能を持っています。価格も全合成油に比べれば低価格で、街乗りや高速道路走行の際におすすめです。
科学的に精製されたオイルで、不純物が含まれていないために非常に高い性能を誇っていることが特徴です。高い始動性を持ち、強力な油膜でエンジン内部を保護します。
一方で、製品の価格が高いため、燃費の維持や始動性の良さを重視したいという場合に選ばれることが多いです。
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ここではエクストレイルのエンジンオイル関連のトラブルについて解説します。
「エンジンオイルランプ」は「油圧警告灯」とも呼ばれ、エンジンの油圧が下がることで点灯します。点灯しているにもかかわらず放置していると、エンジンオイル不足によりエンジン内のパーツ同士に摩擦が生まれてしまい、最終的にはエンジンが焼き付いてしまう可能性があります。
エンジンの油圧が下がる原因としては、エンジンオイルの量が減少、オイルポンプの破損、圧力センサーの故障などが挙げられます。対処法としては、まずは車を安全な位置に停車させます。高速道路走行時はパーキングエリアなどに駐車することが望ましいですが、やむを得ず路肩に駐車する場合は三角板や発煙筒を用意し、後続車の妨げとならないように注意してください。
周囲の安全が確認できたら、ボンネットを開けてオイルレベルゲージを使ってエンジンオイルの量をチェックします。このときエンジンオイルの量が少なければ補充することで解決可能ですが、エンジンオイルの量が適正であれば他の部分が原因で故障している可能性があります。速やかにロードサービスを呼び、メンテナンスを依頼するようにしてください。
エンジンオイルは、エンジンブレーキをかけるごとに燃焼室に吸い上げられるため少しずつ量が減っていきます。しかし、急激に減っているという場合はエンジンオイルが漏れている可能性があるため、注意が必要です。
エンジンオイル漏れは、エンジン内のパーツが劣化してしまっていることが原因で発生することが多いです。エンジン本体は金属でできていますが、継ぎ目にあたるシールなどのパーツはゴムでできており、徐々に経年劣化していきます。劣化することで密閉性が保てなくなり、結果的にエンジンオイルの漏れに繋がってしまうのです。
車の下からエンジンオイルが垂れていたら、オイルパンを確認してください。オイルパンからの漏れはガスケット(パッキン)の劣化によるものや、ドレンボルトの締めすぎ、または緩みすぎといった不具合によって起こるもの、もしくはオイルパン本体が損傷していることなどが考えられます。
オイル漏れは、定期的にエンジンオイルのメンテナンスを行っていないと発生するリスクが高まります。そのため、違和感やトラブルがなくても定期的にエンジンオイルを交換することが重要です。
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先にエンジンオイル量の減少や漏れによるトラブルをご紹介しましたが、これらのトラブルが起こった際には早めにエンジンオイルを補充、もしくは交換することが重要です。ここからは、その交換方法を解説します。
エンジンオイルを交換する方法としては、「上抜き」と「下抜き」がありますが、基本的に上抜きができる車種は安全に実施できる上抜きで作業するようにしてください。それぞれの交換方法の特徴をご紹介します。
・上抜き
上抜きはオイルレベルゲージの挿入口にオイルチェンジャーのホースを入れ、古いエンジンオイルを吸い上げる方法です。作業工程が少なく、車をジャッキアップさせる必要がないため安全に作業ができるというメリットがあります。その反面、エンジンオイルを吸い上げる際にコツがいるため、経験がない場合は上手に古いエンジンオイルを抜けないという場合があります。
・下抜き
下抜きは車をジャッキアップさせて、オイルパンに付属しているドレンボルトを外し、オイルを排出する方法です。ジャッキアップをするため最新の注意を払って作業しなければならないこと、作業工程が上抜きに比べて煩雑なこと、手や周囲を汚しやすいことなどデメリットもあります。
いずれの交換方法も知識と経験が必要なため、ご自身での交換に自身のない方はお店にご相談ください。
エンジンオイルはご自身でセルフメンテナンスしていただくことも可能です。しかし、作業を正確に行える自信がない、エンジンオイルだけでなく車を総合的にメンテナンスしてほしいとお考えであれば、お店にメンテナンスをお願いすることをおすすめします。お店であれば古いエンジンオイルの廃油処理など、アフターケアも全て任せられるため、手軽にメンテナンスを実施できます。
エクストレイルのエンジンオイルについて交換の希望や不安がある方は、ぜひイエローハットまでご相談ください。全国で約700店舗を展開しているイエローハットでは、ノウハウや経験豊富なスタッフがお客様をお待ちしております。
エンジンオイル交換の予約は、お電話だけでなく、ネットでも24時間受け付けております。ご予約いただいた後は、作業当日に指定のお時間にご来店いただければ、お待たせすることなく約15分で作業が完了します。
さらに、「クレジット&ポイントカード」会員様、または「メンバーズカード」会員様でメンテナンスパックをご購入(税込550円)いただければ、エンジンオイル・オイルフィルター・エアフィルターの交換が1年間無料となります。
エンジンオイルの交換を検討されている方は、ぜひイエローハットにお任せください。
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エンジンオイルの劣化や減少は、車にとって重大なトラブルに発展してしまう恐れがあります。トラブルを防ぐためには、定期的なエンジンオイル交換が大切です。
エンジンオイルの交換のみならず、エクストレイルのメンテナンスについて気になることがありましたらぜひイエローハットまでご相談ください。
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