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エンジンオイルの発火温度を解説!車両の火災を予防しよう

車のメンテナンスは、快適なカーライフを送るうえで欠かすことができないものです。しかし、メンテナンス不良やちょっとした不注意から車両火災に至るケースは多くあります。そこで、このコラムでは車両火災の原因とその予防策について解説していきます。

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オイル交換 FAQ

作業予約サイトからネット予約を全店で受付しています。また、お電話でもご予約できます。
ネット予約こちら>
エンジンオイルの交換工賃が税込550円~、オイルフィルター交換工賃が税込770円~となります。カード会員様はメンテナンスパックをご購入でこちらの工賃が無料となります。
その他、エンジンオイル、オイルフィルターの商品代がかかります。エンジンオイルは品質、価格帯から選べる豊富な種類を用意しています。
イエローハットでは走行距離3,000km~5,000km毎、または3ヶ月~6ヶ月毎のエンジンオイル交換をお勧めしています。
普通乗用車であれば、国産車はもちろん輸入車も作業可能です。
一部輸入車等、店舗によって作業出来ない車種がありますので詳しくは最寄店舗へお問合せください。
エンジンオイル交換の作業時間目安は15分~30分となります。(車種により作業時間は異なります)
また、ネット予約しておくと作業開始までの待ち時間が大幅に短縮できます。

エンジンオイルの発火温度とは

定期的な交換など、エンジンオイルの適切なメンテナンスを怠っていると、車両火災を惹き起こす恐れがあります。
ここでは、エンジンオイルは具体的にどの位の温度に達すると発火する恐れが出てくるのか解説します。

350℃以上で発火の恐れがある

    

国土交通省自動車交通局が報告する調査結果では、エンジンオイルは350℃前後で発火が確認されています。これにより、エンジンオイルは350℃前後が発火点ということになります。
※点火源なしで自ら発火する最低温度のことを発火点と言います。
走行中の車両各部はかなりの高温に達します。たとえば、排気管の中でも最もエンジンに近い部分にあるエキゾーストマニホールドは、エンジンに負荷がかかった状況下では700~800℃にもなる排気ガスの熱にさらされ続け、300℃を超える温度にまで達することが珍しくありません。したがって、走行中にエンジンオイルが付着すれば、火種がなくても発火する恐れは十分にあります。
また、国交省はエンジンオイルの劣化によって循環が悪くなりエンジンが、焼き付きを起こすことも注意喚起しています。このケースでは、潤滑作用の低下によってエンジンが破損し、発煙・発火を招くことが明らかとなっています。


エンジンオイルが付着したウエスの場合

    

先にご紹介した国交省の調査では、350℃前後より低温度でも発火の可能性があることが示されています。
実際に、車両火災の内、8割がエンジンルーム内に可燃物を置き忘れたことで生じており、点検や整備などに使われるエンジンオイルが染み込んだウエスが主な原因です。この時の最低発火温度は300~350℃になることが確認されており、エンジンオイル単体での発火よりも発火温度が下がることが確認されています。これは、登坂路の高速走行直後などで排気系温度が高くなっているコンディションでは容易に達する温度であり、街中の一般道走行時でも十分達し得る温度です。

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車両火災の主な原因

車両火災が惹き起こされる原因は様々です。ここでは、ちょっとした不注意やメンテナンスを怠ることで生じてしまう、車両火災の発生原因について説明していきます。

ウエスなどの置き忘れ

    

前述したとおり、点検や整備に使用したウエスなどをエンジンルーム内に置き忘れ、それが火種となって火災が起きてしまうことがあります。熱がこもりやすく、走行時には高温になるエンジンルーム内には、くれぐれも可燃性の物を残さないよう気をつけてください。


エンジンオイル漏れ

    

漏れたエンジンオイルの排気管への付着による火災には要注意です。また、漏れを放置していると、エンジンオイルが潤滑や冷却作用などの役割を十分に果たすことができず、最悪の場合エンジンが焼き付きを起こします。
エンジンオイル漏れの症状には、大別して外部漏れと内部漏れの2つがあります。外部漏れについては、停車時にエンジンオイルが車両下部に垂れて溜まった染みで比較的容易に気付くことができます。
一方の内部漏れは、症状が進行してからマフラーより立ち上る白い煙によってようやく気付かされるといったケースが少なくありません。したがって、定期的なエンジンオイル交換を心掛け、適正量の維持と劣化によるエンジン不良リスクを避けることが大切です。


ガソリン漏れ

    

燃料であるガソリンが漏れれば、車両火災発生の危険が高くなります。エンジンオイル同様に漏れたガソリンが走行中高温になる排気管に付着することで燃え出すケースや、道路に捨てられている火がついたままのタバコの吸い殻から引火してしまうこともあります。また、事故時の衝突による衝撃や、配線から生じた火花がガソリンを着火させる事例も多くみられます。ガソリン漏れの原因として考えられるものとしては、ガソリンタンクのキャップの締め忘れや燃料ゲージのゴムパッキンの劣化が挙げられます。また、規定量を上回って給油されたガソリンの一部が、エンジンルーム内に漏れたことが原因で発生したと考えられる事故も報告されています。
ガソリンは気化する温度が低く、常温でも容易に着火する性質を持ちます。特に、外気温が高くなる夏場は揮発しやすくなるため、安全な走行に努めてください。


バッテリーのショート

    

バッテリーのターミナルが緩むことで発生するショートが、車両火災を惹き起こす可能性があります。バッテリーの周りには樹脂パーツなど可燃物が多く置かれているので、ショートにより大量の電流が流れると瞬く間に燃え広がり、エンジンルームや車両全体に及ぶ火災に繋がるのです。
ショートの原因としては、バッテリー交換時の固定金具取付け用ナットの締め付け不足といった作業ミスや、ヘッドランプやフォグランプあるいはカーオーディオなどの電装品を正しく取り付けなかった場合の2つに大別できます。
ナットの締め付け不足のケースでは、走行時の振動や旋回時の遠心力によって固定金具が動いてしまい、バッテリーターミナルと接触することでショートが発生します。そして、ショートにより生じた火花がターミナル部のグリースやカバーに引火すれば、数十秒という短時間で火災に至ります。
また、電装品取り付けの際には、電源を安定的に確保する目的でバッテリーターミナルに直に結線することがあります。このとき、ショートを防ぐためのヒューズやブレーカーを設置していなかったり、劣化によりそれらが機能しなくなったりすると、電線が車体の縁端部や他の電装品のケースなどに接触することでショートが起こり、火災が発生する恐れが出てきます。

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車両火災を予防するには

車両火災が起こる原因は様々です。このような車両火災を防ぐためには、どのようなことを心掛ければよいのでしょうか。ここでは、5つのポイントをご紹介します。

エンジンルーム内に余計なものを置かない

    

メンテナンスが終わったら、必ず可燃性の道具や工具類がエンジンルーム内に残されていないかを確認してください。その際、バッテリー周りのチェックも併せて行い、電装品関連の後付け配線や、アース処理の不備・パーツの劣化がみられないかを確かめておくことも大切です。


ライターの取り扱いに注意する

    

着火部分がむき出しの構造になっている一般的な使い捨てライターは、使用直後にきちんと消火を確認せずにグローブボックスなどに戻すと、「残り火」によって思わぬ発火を招く恐れがあります。さらに、装備品であるシガーライターは、熱を持ったままの状態で放置すると、インテリアの樹脂パーツなどの可燃部分に触れることで発火する可能性があります。喫煙時には吸い殻をきちんと処理することはもちろん、使用後のライター類については、消火を確認してから安全な場所に保管することを忘れないでください。そして、真夏の炎天下の車内はかなりの高温に達します。破裂・発火の危険があるため、ライターは車内に残さず、手元で管理するようにしてください。


枯れ草の上などの走行を控える

    

枯れ草が多い山道や落ち葉が増える紅葉シーズンのドライブは、エンジンルームに侵入した落ち葉により、火災が起こる危険性が高まります。
そのため、枯れ草や落ち葉が多い道での走行はできるだけ控え、停車時もなるべく枯れ草や落ち葉の上を避けて停車させてください。


油脂類の点検を行う

    

エンジンオイルやブレーキフルードなどの油脂類は、車の性能維持に欠かせない役割を果たしています。不足や劣化などの異常が車両火災を惹き起こす可能性があるため、油脂類の点検は定期的に行うことが重要です。
エンジンオイルは、蒸発や燃焼により次第に減っていきます。また、減り方が著しければ漏れている可能性もあるので、早急な対処が求められます。
ブレーキオイル漏れの主な要因は、ブレーキオイルの劣化による摩擦の増大です。摩擦が起こると、シール類の劣化やブレーキホースの亀裂が発生しやすくなります。ブレーキオイルは空気中の水分を吸収しやすく経年劣化が避けられないため、イエローハットがおすすめする交換時期の目安は、走行距離10,000kmまたは1年毎の交換です。


エンジンオイルを適切に交換する

    

エンジンオイルの潤滑性能が低下すると、エンジンの焼き付きに繋がり、最悪の場合は火災発生に至ることはすでに触れたとおりです。
ただし、車に長い時間乗ったり、登坂道路や悪路などでの走行が多かったりする場合だけがエンジンオイルの劣化を早める訳ではありません。「ちょい乗り」と言われる短時間走行では、エンジンが十分温まらない内に走り終えることになるため、シビアコンディション並みに劣化が進行します。
イエローハットがおすすめするエンジンオイル交換時期の目安は、走行距離3,000km~5,000km毎、もしくは3ヶ月~6ヶ月のどちらか早い方です。ただし、走行環境によってはこれよりも早く交換する必要があるため、ご自身の車に合ったタイミングで交換することが大切です。

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イエローハットで車をしっかりメンテナンスしよう!

ここまで、エンジンオイルの漏れをはじめとする様々な原因から車両火災が起こり得ること、そして車両火災を防ぐためには定期的な油脂類の点検と交換が重要であることを説明してきました。しかし、車のメンテナンスをご自身で行うのは手間と時間が掛かりますので、車のメンテナンスはイエローハットにお任せください。
イエローハットでは、カー用品の販売だけでなく、エンジンオイル交換をはじめとする各種特典もご用意しております。全国で約700店舗を展開しており、いずれの店舗においても豊富なノウハウと経験を持ったスタッフによる、確実なメンテナンスを実施いたします。
エンジンオイル交換は、電話またはネット予約で承っております。特に、「オイル交換ネット予約」であれば、予約内容の確認や変更がいつでも可能なため、お忙しい方でも気軽にご予約いただけます。
さらに、「クレジット&ポイントカード」会員様、または「メンバーズカード」会員様でメンテナンスパックをご購入(税込550円)いただければ、エンジンオイルやオイルエレメント、エアフィルターの交換工賃が1年間無料となります。

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まとめ

エンジンオイルは350℃前後で発火の恐れがありますが、ウエスなどをエンジンルーム内に置き忘れた場合はより低い温度で燃え出すこともあります。さらに、エンジンオイルの劣化もエンジンの破損による発火を招くことから、定期的な交換が欠かせません。イエローハットであれば、最適なエンジンオイル選びから確実なエンジンオイル交換まで全てお任せいただくことができます。エンジンオイル交換だけでなく、車のメンテナンスに関するお悩みはぜひお気軽にイエローハットまでご相談ください。

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