車を長持ちさせるには？エンジンオイル交換など、ポイントをまとめて解説！

大切な車にずっと乗り続けたいとお考えのドライバーの方は少なくはないでしょう。しかし、車はメンテナンスをせずにコンディションを維持できるわけではありません。車を長持ちさせるには定期的なメンテナンスはもちろん、日々の扱いにコツがいるのです。
このコラムでは、エンジンオイル交換を中心として、車を快適に乗り続ける観点から正しいメンテナンス方法についてご紹介します。

エンジンオイル交換のタイミング

　　　　

エンジンオイルは、走行距離の多い少ないにかかわらず経年劣化していくことが避けられません。そして、劣化の度合いは車の種類や走行環境によっても変わってきます。
また、凹凸路や頻繁なアップダウンを要する道路での走行が多かったり、「チョイ乗り」と言われる短距離走行の機会が多かったりするシビアコンディション下では、エンジンオイルの劣化が早く進行します。そして、日本の交通事情では、シビアコンディションでの走行を強いられることは珍しくありません。
イエローハットでは交換時期の目安として、走行距離3,000km～5,000km毎、もしくは3ヶ月～6ヶ月のどちらか早いタイミングをおすすめしています。ただし、シビアコンディション下での走行が多い場合は目安よりも前倒しの交換を心掛け、エンジンオイルのコンディションを常に最適な状態にしておくことが大切です。

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エンジンオイルの選び方

　　　　

エンジンオイルの選定ポイントとしては、「粘度」と「ベースオイル」の2つを押さえることが大切です。
粘度に関しては、まずは取扱説明書などに記載されている車の指定粘度を確認します。そして、普段の走り方や期待する効果に合わせて、選択可能な推奨粘度範囲で適当な粘度を決めてください。たとえば、始動性や燃費の向上を目指すのであれば低粘度の軟らかくサラサラしているエンジンオイルが向いていますし、高性能エンジンの高回転時における油膜切れを防ぐには硬いエンジンオイルが向いています。
そして、次にエンジンオイルの基となるベースオイルの選定です。街乗りなど普段使いが主な用途であれば、価格が安い鉱物油でも問題ありません。一方、サーキット走行やエンジンの保護性能を高めたい場合には、高純度で潤滑性能に優れ、かつ劣化しにくい全合成油を選ぶ必要があります。
ただし、いくら高品質・高性能なエンジンオイルであっても、車や目的にフィットしなければ期待する効果が得られないばかりか、場合によってはエンジンの故障やトラブルを惹き起こす事態に繋がりかねません。粘度やベースオイルの選択に迷うようであれば、信頼できるお店に相談してください。

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「上抜き」と「下抜き」の2つの交換方法がある

　　　　

エンジンオイル交換の方法には、上抜きと下抜きの2つのやり方があります。しかし、下抜きはジャッキアップした車体の下に潜って作業する必要があり、危険を伴う作業であることから思わぬ怪我する恐れがあります。
一方、上抜きはオイルチェンジャーを用意する必要はありますが、ジャッキアップする必要はなく、安全を確保して作業を進めることができます。さらに、ドレンボルトの締め付け不良などのトラブルや、パッキンの交換コストを気にしないで済んだり、廃油処理が簡単に行えたりするメリットもあります。
したがって、ご自身でエンジンオイル交換を実施する場合は、基本的に上抜きで作業を行うようにしてください。また、オイルチェンジャーの準備が難しかったり、交換作業に不安をお感じになったりする場合は、是非イエローハットにご依頼ください。

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エンジンオイル交換に必要な道具

　　　　

ここでは上抜きで必要となる道具を列挙します。

• 新品のエンジンオイル
• オイルチェンジャー
• オイルジョッキ
• オイル受け皿
• オイル処理パック
• パーツクリーナー
• ウエスなどの布類
• 汚れてもよい服装
• 軍手など

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交換作業の流れ

　　　　

実際の交換作業の流れは、以下の通りです。

1. 5分程度エンジンを動かし、エンジンオイルを暖める
2. オイルフィラーキャップを開けて、オイルレベルゲージを抜く
3. オイルレベルゲージ挿入口から、オイルチェンジャーのホースをオイルパンの底に着くまでゆっくりと押し込んでいく
4. オイルチェンジャーのポンプを動かして、エンジンオイルを吸い出す
5. 新しいエンジンオイルを入れ、再びエンジンを始動させて1分程度暖気する
6. オイルレベルゲージを使ってエンジンオイルの量を確認し、HとLの目盛りの間になるよう調整を繰り返す

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抜き取ったエンジンオイルの廃棄方法

　　　　

抜き取ったエンジンオイルはきちんと処理する必要があるため、事前に廃棄手段の道筋をつけておいてください。ここでは、代表的な方法を2つご紹介します。

　　　　

・オイル処理パック
廃オイルをゴミとして処分することを想定した処理方法です。廃油については、自治体によっては産業廃棄物扱いになりゴミに出せないこともあるので注意してください。

　　　　

・エンジンオイルを購入したお店やガソリンスタンドに引き取ってもらう
エンジンオイル購入時のレシートを持参すれば、お店で引き取ってもらえることがあります。ガソリンスタンドに持ち込む場合も同様です。お店によって対応はまちまちなため、引き取りの可否や廃油の持参方法について、持ち込む前に確認してください。

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ワックスをかける

　　　　

車に長く乗り続けるためには、ボディのメンテナンスも重要です。月1回など、定期的な洗車とワックスがけを心掛けることで塗装面のダメージを防ぎ、光沢を保つことができます。
また、洗車やワックスがけの作業をしていくなかで車に付いたキズを発見することができれば、早めの補修によりボディの劣化を防げます。
ただし、塗装表面はデリケートな扱いが求められるため、ご自身での作業が不安な方はイエローハットに依頼してください。

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日陰にまっすぐ駐車する

　　　　

駐車時には、できるだけ日陰に駐車しましょう。車を長期にわたって日光に晒し続けることは、塗装の劣化はもちろん、ヘッドライトの曇りやインテリアパネルの色抜け・割れ・反りをもたらす恐れがあります。
また、平らな場所に駐車し、ステアリングを切らずにまっすぐにした状態にしておくことも大切です。4つの車輪にかかる力を均等に分散させることで、車体やサスペンションへの負荷を低減できます。

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アイドリングを避ける

　　　　

アイドリングは、エンジンを低回転のまま動かし続ける状態のため、エンジンオイルの劣化に繋がるカーボンが溜まりやすくなってしまうのです。
また、今の車はエンジン性能の向上により、一昔前のような5～10分もかけた長い暖機運転は不要ですが、水温が適温に達するまでは負荷をかけず、スムーズな運転を心掛けてください。

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・オイルエレメントの交換
イエローハットがおすすめする交換時期の目安は、エンジンオイル交換2回に1度のサイクルです。オイルフィルターは車の底部に取り付けられていることが多く、ジャッキアップが必要となるため、お店での交換が安全です。
※交換目安は車の状態、走行距離により異なります

・タイヤのローテーション/交換
車のタイヤは、取付位置により摩耗の進行具合が変わるため、タイヤを長持ちさせるためには、定期的なローテーションを行い、摩耗具合を平均化させる必要があります。しかし、ローテーションを行っていても、タイヤは摩耗し、性能が低下することは避けられないため、定期的な点検の実施をお願いしております。
また、作業には摩耗具合を踏まえた適切なローテーションやホイールバランスの調整が必要なため、ローテーション・交換のどちらもイエローハットにご依頼ください。なお、点検については無料で実施をさせていただますので、お気軽にご用命ください。

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しかし、全てのメンテナンス項目をご自身で抜け漏れなく実施していくのは簡単なことではありません。なので、車のメンテナンスは是非イエローハットにお任せください。全国で約700店舗を展開するイエローハットでは、カー用品の販売のみならず、お車の各種特典を提供しております。豊富な実績とノウハウを持つスタッフが、確実な作業をスピーディーかつ低コストで実施いたします。また、車のコンディションや走行状況を踏まえた適切なアドバイスなど、車を長持ちさせるための総合的なサポートも可能です。
エンジンオイル交換は、電話と「オイル交換ネット予約」からご予約いただけます。特に、ネット予約は予約内容の確認や変更が随時可能なため、多忙な方でも予約が取りやすくなっております。
さらに、「クレジット＆ポイントカード」や「オイル＆ポイントカード」会員になっていただければ、エンジンオイルやオイルエレメント、エアフィルターの交換工賃が、1年間無料となります。

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