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エンジンオイルの0w-20とは?粘度やエンジンオイル交換方法について解説

快適なカーライフに欠かせないメンテナンスの筆頭に挙げられるのが、エンジンオイル交換です。ドライバーの方であれば、いつ交換したらよいのか、あるいはどうやってメンテナンスを実施しようかと考えておられることでしょう。
そして、そんな皆さんをさらに悩ませるのが、エンジンオイルの粘度ではないでしょうか。そこで、本コラムではエンジンオイルの粘度を表す「0w-20」の意味や、エンジンオイル交換方法について解説していきます。

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オイル交換 FAQ

作業予約サイトからネット予約を全店で受付しています。また、お電話でもご予約できます。
ネット予約こちら>
エンジンオイルの交換工賃が税込550円~、オイルフィルター交換工賃が税込770円~となります。カード会員様はメンテナンスパックをご購入でこちらの工賃が無料となります。
その他、エンジンオイル、オイルフィルターの商品代がかかります。エンジンオイルは品質、価格帯から選べる豊富な種類を用意しています。
イエローハットでは走行距離3,000km~5,000km毎、または3ヶ月~6ヶ月毎のエンジンオイル交換をお勧めしています。
普通乗用車であれば、国産車はもちろん輸入車も作業可能です。
一部輸入車等、店舗によって作業出来ない車種がありますので詳しくは最寄店舗へお問合せください。
エンジンオイル交換の作業時間目安は15分~30分となります。(車種により作業時間は異なります)
また、ネット予約しておくと作業開始までの待ち時間が大幅に短縮できます。

エンジンオイルの0w-20とは

自動車の取扱説明書などでエンジンオイルの粘度表記を確かめると、「0W-20」「5W-30」などの形で記載されていることがあります。ここでは、記号のような表記をどう読み解けばよいのかを解説していきます。

0w-20は粘度表記

    

「0W-20」とは、SAE(アメリカ自動車技術者協会)が定める「SAE粘度」と呼ばれる規格に則った粘度表記で、車のエンジンオイルの粘度に関する国際規格として広く活用されている形式です。
次に読み方ですが、左側の0WのWは「Winter Grade」の略であり、0Wはマイナス35度の環境に適応することを表し、低温・寒冷時の粘度指数を示しています。そして、続く右側の20は高温時の粘度指数が示されます。右側の数値が大きいほど粘度が硬く、小さければ柔らかいエンジンオイルになります。
粘度の硬軟によりエンジンオイルの特徴は異なり、得られる効果もまた変わってきます。ただし、車には決められた粘度があるため、エンジンオイルを選ぶ際には必ず指定粘度を守るようにしてください。たとえば、低粘度が指定されているエコカーに高粘度のエンジンオイルを使用すれば、燃費の悪化はもちろん故障・トラブルに繋がる恐れも出てきます。


粘度が硬いエンジンオイルの特徴

    

粘度が硬いエンジンオイルは、保護性能に優れています。エンジンが高回転になる環境に置かれても油膜切れの心配がなく、エンジン内部の金属パーツ同士の摩擦による損傷を防ぐことはもちろん、気密性向上によるエネルギーロスの低減効果も期待できます。そのため、粘度が硬いエンジンオイルは、高速走行や長時間運転など、エンジンが高温に晒される走行機会が多い場合での使用に向いています。
反面、粘度の硬さが抵抗を増すため、特に低速走行時における燃費性能が低下します。また、寒冷時の始動性が悪くなるというデメリットもあります。


粘度が柔らかいエンジンオイルの特徴

    

一方、粘度が柔らかいエンジンオイルは、エンジンにかかる抵抗を減らす効果が期待できます。低温状態での始動性の向上はもちろん、燃費性能に優れることから、近年はエコカーへの採用が急速に伸びています。
ただし、粘度が硬いエンジンオイルに比べるとエンジン保護性能で劣るため、高速走行には向いていません。高温時に油膜切れが起こりやすくなり、最悪エンジンが焼き付きを起こす恐れがあります。

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エンジンオイル規格の種類

エンジンオイルを選ぶ際には、車や普段の走り方に合ったものを選ぶことが大切です。正しいエンジンオイルの選択がエンジンの耐久性を高め、長期間車のコンディションを保つことに繋がります。そして、適切なエンジンオイル選びの指標となるのが、エンジンオイルの規格です。以下に、現在使われている代表的な規格を4つご紹介します。

API規格

    

API規格とは、アメリカ石油協会(API)が定めるエンジンオイルの規格です。
エンジンオイルに必要とされる省燃費性・耐熱性・耐摩耗性などの性能をアルファベットで設定しており、ガソリンエンジン用の「S」シリーズ、ディーゼルエンジン用の「C」シリーズなどがあります。そして、SやCなどの後に組み合わされるアルファベットが進むほど新しいグレードであり、厳しい基準をクリアした優れた性能を持つエンジンオイルであることを表しています。


ILSAC規格

    

ILSAC規格とは、米国自動車工業会(AAM)と日本自動車工業会(JAMA)が共同で制定したガソリンエンジン用のエンジンオイル規格です。エンジンの小型高出力化と環境負荷低減の両立を目指すために設けられたもので、API規格の基準に加えて省燃焼性能が要求されます。
規格は、「GF」のあとに続く数字が大きいほど新しいグレードであることを表しています。


JASO規格

    

JASO規格とは、日本自動車技術会(JASO)によって制定された日本独自の工業規格です。オートバイを含めた自動車全般の技術進歩や安全性の確保、さらには生産性の向上を目的として定められています。
エンジンオイルに関しては、動摩擦維持指数(DFI)・静摩擦維持特性(SFI)・制動時間指数(STI)という3つの指数を測定し、MA・MA1・MA2・MBの4グレードに分類されます。摩擦特性に応じた分類のため、グレード間の優劣はありません。


ACEA規格

    

ACEA規格とは、欧州自動車工業会(ACEA)が定めた欧州車向けのエンジンオイルの規格です。フォルクスワーゲン・BMWからルノー・ボルボなど、欧州車メーカー15社の共同により設けられました。
ACEA規格の特徴は、省燃費よりもエンジンの耐摩耗性能の向上を目指している点にあります。基準をクリアしたエンジンオイルは、ドイツのアウトバーンでみられるような高速かつ長距離走行時に最適なクリアランスになるよう設計された欧州車に対応し、高温・高回転状態になるエンジンを強い油膜で保護します。そのため、ACEA規格ではAPI規格に比べて高性能の添加剤が約1.5倍の量が必要になるといわれており、価格もその分高くなっています。

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エンジンオイル交換の方法(上抜き)

エンジンオイル交換の方法には、上抜きと下抜きの2種類があります。ここでは、安全に作業が行える上抜きでのエンジンオイル交換の方法を解説します。

上抜きのメリット

    

上抜きでは、オイルチェンジャーと呼ばれる道具を使ってエンジンオイルを抜き取るため、車の下に潜り込む必要がありません。ジャッキアップに使うジャッキや車体を支えるリジッドラックが不要になるだけでなく、何よりジャッキが外れて車の下敷きになる危険を心配する必要がなくなります。
また、ドレンボルトというネジを取り外す必要もありません。ネジを緩めた際に勢いよく出てくるエンジンオイルに触れて火傷するリスクがなく、工具でネジを痛めることもなくなります。さらに、ドレンボルトを外したら新品に付け替える必要があるドレンパッキンの準備も不要になります。そして、ドレンボルトを適正トルク外で締めた際に起こる、エンジンオイル漏れのリスクを避けることができます。
この他、短時間で作業が完了することや、廃油処理が簡単に行えることもメリットです。


上抜きの注意点

    

メリットの多い上抜きですが、一方では注意すべき点もありますので順にみていきましょう。

    

・車によっては上抜きができない
オイルパンの形状によっては、上抜きができない車があります。これは、オイルレベルゲージのガイドが途中で屈折していたり、コーナー時のエンジンオイルの偏りを防ぐためのバッフルという仕切りが入っていたりすると、オイルチェンジャーのノズルが底まで届かず、エンジンオイルを吸い出すことが難しくなるためです。

    

・気候によっては抜き取りづらいことがある
上抜は手探りでノズルを入れていくために、作業に慣れていないと十分にエンジンオイルが抜き取れない場合があります。また、低温になる真冬の環境では、エンジンオイルが冷えすぎて粘度が硬くなるため、抜き取るのに手間と時間がかかることも珍しくありません。

    

ご自身でのエンジンオイル交換が難しいと感じられた場合は、お店に交換を依頼するようにしてください。


上抜きに必要な道具

    

上抜きに必要な道具をご紹介します。

    

・オイルチェンジャー
エンジンオイルの吸い出しに使用します。手動式・電動式、あるいはコンプレッサーを使ったエア駆動を併用できるタイプなど駆動方式にはいくつか種類があるので、ご自身の作業環境や予算を踏まえて選んでください。

    

・オイルジョッキ
新しいエンジンオイルの注入に使用します。作業に不慣れな方は、2L用で小分けにして注いでいくと安心です。

    

・オイル処理パック・オイル受皿
排出させた古いエンジンオイルを吸収し、燃えるゴミとして処分できるタイプが一般的です。その他、オイルエレメント交換時に重宝するオイル受皿もおすすめします。
※自治体により産業廃棄物となる場合がありますので、事前にお調べください。

    

・パーツクリーナー
交換時に他のパーツに付着したエンジンオイルを除去するのに使います。乾燥速度や用途に応じて、いくつかの種類があります。

    

・汚れてもよい服装やウエスなどの布類
エンジンオイルが付いても構わない服装や軍手を用意してください。また、耐油性のビニール手袋やオイルレベルゲージの拭き取りに使うためのウエスやキッチンペーパーなどの布類を準備しておくと、安全かつスムーズに作業を進めることができます。


上抜きの手順

    

上抜きの手順は、次の通りです。

  1. エンジンオイルを暖めるため、5分程度暖気する
  2. オイルフィラーキャップを開け、オイルレベルゲージを抜く
  3. オイルチェンジャーのノズルをオイルパンの底まで差し込む
  4. オイルチェンジャーを使って、エンジンオイルを吸い出す
  5. 新しいエンジンオイルを入れたら、再度エンジンをかけて1分ほど暖気する
  6. オイルレベルゲージで油量を確認し、エンジンオイルの跡が目盛りのLとHの間に収まっていなければ量を調整する

エンジンオイル交換はイエローハットにお任せ!

エンジンオイル交換は、適切なタイミングで車に合った粘度を選んで実施するのが大切です。ご自分での作業も可能ではありますが、エンジンオイル交換は全国に約700店舗を展開するイエローハットにぜひお任せください。
ご自分でエンジンオイル交換を実施する場合には、作業場所の確保はもちろん、工具やオイルチェンジャーを用意する必要があります。また、抜き取った廃油の処理という後片付けの工程も考える必要があります。しかし、イエローハットにお任せいただければ、メンテナンスに手間をかけることなく、安全にドライブを楽しむことができます。さらに、イエローハットでは電話予約のみならず、「オイル交換ネット予約」システムをご用意しております。パソコンやスマートフォンからのご予約はもちろん、ご予約内容の確認や変更が随時可能です。ご予約いただければ、作業当日は待ち時間なしで、15分程度でエンジンオイル交換が完了します。また、「クレジット&ポイントカード」会員様、または「メンバーズカード」会員様でメンテナンスパックをご購入(税込550円)いただければ、エンジンオイル、オイルフィルター、そしてエアフィルターの交換工賃が1年間無料となります。

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まとめ

車に長く乗り続けていくためには、エンジンオイル交換は欠かせないメンテナンスです。エンジンオイルは車や走行環境に合ったものを選ぶ必要がありますが、膨大なラインナップから最適な1本を選び出すことは容易なことではありません。
エンジンオイル交換を安全・確実に実施することをお考えであれば、イエローハットでの定期的なエンジンオイル交換をご検討ください。ふさわしいエンジンオイル選びを、専門知識を備えたスタッフが喜んでお手伝いさせていただきます。

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