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ドアミラーを修理する際の費用、依頼先や車両保険適用の判断基準も解説

ドアミラーは車の側面のもっとも外側に設置されており、破損しやすいパーツのひとつです。内部にモーターが備わる電動タイプは、衝撃や破損部位から水分が入ることによって不具合が出る可能性もあります。そこで、修理の費用や依頼先を知りたい方もおられるのではないでしょうか。

このコラムでは、ドアミラー修理に関して押さえておきたいポイントを解説します。修理費用を抑えるコツや車両保険を使用できるかどうかにも触れますので、ぜひ参考にしてください。

鈑金・塗装修理 FAQ

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鈑金・修理には修理箇所の現車確認が必要となります。まずは、キズ箇所を確認するお見積予約が必要となります。お見積りの来店予約はWEBからも受付ております。(施工のご予約は店頭でのお見積り時にご案内をいたします)
車種やキズの程度により異なりますが、補修対象を小さなキズ・へこみに限定したイエローハットワンプライス鈑金でしたら、最短で1日で修理が可能です。詳細の施工日数は店頭でのお見積り時にご案内いたします。
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ドアミラーの損傷・不具合は修理すべき?

ドアミラーの他にも自動車にはさまざまな電装品が搭載されていますが、外的要因により損傷する場合もあれば、経年劣化で不具合が生じることも珍しくありません。そのため、異常がある場合は修理もしくは交換が必要です。ここでは、ドアミラーを修理・交換すべきかどうかについて、保安基準の観点から解説します。

保安基準不適合となる場合は必須

ドアミラーは、道路運送車両の保安基準第44条「後写鏡」に該当します。ドアミラーが損傷し後写鏡の要件を満たさない場合、保安基準不適合となり整備不良車に当たるため注意が必要です。

修理や交換を行わないと、車検時に不合格となるだけでなく整備命令を受けることもあります。また、整備命令にも従わない場合には罰則対象です。

例えば、ミラー部分が割れている場合や、取付け状態が悪く走行の振動により後方視界が確保できない場合などは交換しなければなりません。


ドアミラーは修理ができず交換が必要なケースもある

ドアミラーは、大分類すると3つのパーツで構成されています。ドアミラー自体の開閉やミラーの角度調整を担うアクチュエーター、それを覆うカバー、そしてミラー(鏡)です。中には、ウインカーが組み込まれている場合もあります。

これらの部品の内、故障もしくは損傷した部分を修理できるケースがあります。ただし、車種によっては部品単体で供給されていないケースもあるため、その場合はドアミラー丸ごと新品にするユニット交換となるでしょう。


修理の前にドアミラーの主な不具合をチェック

ドアミラーの内部はモーターやギヤなどが組み合わさっており、いくつかの機能を有しているため、さまざまな不具合が発生します。ぶつけてしまうと傷が付くだけでなく、格納できなくなったり、ミラーの角度調整ができなくなったりするでしょう。

また、必ずしもミラー自体に不具合が発生する訳ではありません。ミラーを操作するドアミラースイッチが故障するケースもあります。スイッチの不良により電源をミラーに供給できないと、正常に作動しなくなってしまうのです。


ドアミラーの損傷・不具合における修理費用の目安

ドアミラーが損傷した場合の修理費用がどの程度なのか、知りたい方もおられるでしょう。どこを交換・修理するかによって、修理費用は異なります。傷の補修やカバーの交換程度であれば比較的安く済みますが、ユニット交換となると高額になりやすいでしょう。

擦り傷を修理する場合

車のもっとも外側に位置するドアミラーは、道路脇の障害物に接触しやすいため、擦り傷が付くことも珍しくありません。軽い擦り傷であれば、比較的目立たない状態まで復元しやすいと言えます。

浅い傷であれば、コンパウンドで磨くだけで消えることもあります。また、目立ちにくくするだけであれば、傷の深さに応じてタッチペンを使用するのもおすすめです。

新品同様に戻したい場合は、プロに板金を依頼するのもひとつの方法と言えます。費用は数千円ほどで、時間もさほどかかりません。


破損したミラーカバーを修理する場合

ドアミラーのカバーが破損した場合は、修理するよりも交換したほうが安い場合もあります。カバーのみの部品供給がある場合は、工賃を含めても数千円程度の費用で収まる傾向です。

ただし、次に紹介するユニット単位での部品供給しかない車種もあります。費用を抑えたい場合は、社外品を検討してみるのも良いでしょう。


ユニット交換が必要な場合

ドアミラーをユニットで交換するケースについても把握しておきましょう。ドアミラーを大きく破損した際、固定状態に不備がある場合はユニット交換が必要です。走行による振動や風圧でドアミラーが動いてしまうと、良好な後方視界を確保できません。

また、格納できないといった機能性を損なう場合も、多くの場合ユニット交換となります。車種にもよりますが、工賃を含めた費用は数万円程度、高級車や輸入車を除き5万円以内に収まることが多い傾向です。


ドアミラーの修理の依頼先

ドアミラーを修理したい場合、車をどこに持ち込めば良いのか迷われている方もおられるでしょう。ここでは、代表的な依頼先を4つ紹介します。カーディーラー・自動車整備工場・カー用品店・ガソリンスタンドです。それぞれの特徴を把握しておきましょう。

カーディーラー

ドアミラーの依頼先の選択肢として挙げられるのが、カーディーラーです。カーディーラーはひとつの自動車メーカーに特化しており、技術力が高いと言えます。また、信頼性も高いため安心できるでしょう。

ただし、傷などの軽微な修理の場合でも、ユニット交換となる可能性があります。工賃が高めに設定されている可能性もあるため、事前に見積りを確認することが大切です。


自動車整備工場

一般的な自動車整備工場も多くの場合、ドアミラー修理に対応しています。車検などで利用したことがある場合は、依頼しやすいでしょう。

新品への交換はもちろんのこと、お店によってはリビルト品や中古品に対応しているケースもあり、安価に修理できる可能性があります。


カー用品店

カー用品店もドアミラー修理を依頼したい場合の選択肢のひとつです。タイヤなどのカー用品販売以外にも、車検などを実施しているケースがほとんどで、交換や修理を相談できます。傷を補修したい場合、コンパウンドやタッチペンの購入にも最適で、板金に対応している店舗であれば良質な仕上がりを期待できるでしょう。


ガソリンスタンド

ガソリンスタンドは、給油や洗車以外にも車の修理を依頼できるケースがあります。近隣にカーディーラーや自動車整備工場、カー用品店がない場合は、ガソリンスタンドで修理を受け付けていないか確認してみると良いでしょう。

ただし、ガソリンスタンドによって対応していない可能性があること、作業スタッフの技術力に差がある点も考慮が必要です。


ドアミラーの修理費用を安く抑えるコツ

ドアミラーの修理を依頼する際、いくつかのポイントを押さえておくと、コストを削減できるでしょう。ここでは、4つのポイントを紹介します。車の電装品は多機能化してきており、ドアミラーも例外ではありません。修理費用が高額になることもあるため、ぜひ参考にしてください。

見積りを複数もらい比較する

車の修理費用は一律ではありません。新品を使用する場合、部品の調達価格はそれほど変わりませんが、工賃についてはお店ごとに異なります。

したがって、できるだけ安くしたい場合は見積りを比較することが大切です。2社~3社に見積りを依頼してみると、適正価格かどうか判断できるでしょう。


中古パーツやリビルトパーツを使用する

傷の補修ではなく、パーツ単体やユニットを交換する場合は、中古品やリビルト品を利用するのもひとつの方法です。

中古パーツのほうが安価ですが、信頼性を重視する場合はリビルトパーツを選ぶと良いでしょう。必ずしも手に入る訳ではありませんが、お店で相談してみることをおすすめします。


保証が利用できるか確認する

多くの場合、車を購入する際には保証が付いており、新車であれば長期保証が期待できます。事故などによって損傷したのではなく、自然な使用過程で不具合が発生した場合は、まず保証の対象になるかどうかをチェックしてみましょう。保証の対象であれば、交換や修理に費用が発生しないため出費がありません。


安さだけでDIYを選択すると後悔することも

ドアミラーの修理や交換をお店に依頼せず、自分自身で実施するとコストを抑えられるかもしれません。

ドアミラーは範囲が狭いこともあり、傷の補修であれば比較的DIYでも実施しやすいでしょう。部品や道具をそろえる必要はありますが、工賃がかからないため安価に済ませることが可能です。

ただし、一度分解してしまうと途中で投げ出すことができなくなります。依頼先に運ぶことができなくなるため、作業に自信がない方は最初からプロに任せるのもひとつの方法です。


ドアミラーの修理に車両保険は使える?

ドアミラーを修理する際、保証が切れている場合は車両保険を利用するのもひとつの方法です。ただし、保険を使用するとデメリットもあり、修理費用よりも将来的に高いコストを支払う可能性があります。ここでは、車両保険を使用する上で押さえておきたいポイントを解説しますので、参考にしてください。

今後の保険料と修理費用を比較して検討することが大切

自損事故でドアミラーを損傷した場合、車両保険に加入していれば保険を使用できるでしょう。保険が適用されれば修理費用の負担がなくなりますが、保険料が上がる点に注意しなければなりません。

車両保険を使用すると3等級が下がり、割引率がダウンして3年間保険料が高くなるのです。また、事故有係数も課され、保険料の増額分を合計すると修理費用を上回る可能性があります。したがって、今後の保険料と修理費用を比較することが大切です。


ドアミラーは保険修理よりも自費修理が一般的

ドアミラーの修理に数十万円の費用がかかるケースは多くありません。数万円程度の修理費用で車両保険を使用すると、長期的にみて損をしてしまうことが多いため、自費修理をするのが一般的です。

まずは修理の見積りを取って金額を把握し、保険会社へ問い合わせて保険料の合計を試算してもらうと良いでしょう。どうしても修理費用を工面するのが難しい場合に、車両保険を利用することをおすすめします。


ドアミラーの傷を修理するならイエローハットへお任せ!

ドアミラーの傷を修理したい場合は、ぜひイエローハットまでご相談ください。ドアミラー以外にも、バンパーやドア、フェンダーの修理も承っています。また、修理の来店予約はWEBからが便利です。ここでは、イエローハットで板金するメリットをご紹介します。

ドアミラーの傷修理はワンプライスクイック鈑金がおすすめ

車に傷があると外観を損ねてしまうため、早く直したい方も多くおられるでしょう。イエローハットでは、手軽に傷の補修ができるワンプライスクイック鈑金をお手頃価格で提供しています。

小さな傷とへこみが対象で、ドアミラーの場合は1箇所税込2万2,000円から補修でき、バンパーやドアなどの補修と同時にご依頼いただくと税込7,700円とリーズナブルな価格設定です。

上記の価格は2023年11月現在の価格です。また、価格は一例となりますので、金額は異なる場合がございます。実際のお見積りは現車を確認した上で、ご提示させていただきます。また、ワンプライスクイック鈑金は一部実施していない店舗がございます。 詳しくは最寄店舗へお問合せください。


無料見積り・ご来店予約用のWEB予約サイトが便利

イエローハットでは、板金の見積りを無料で実施しています。来店の際はぜひWEBからご予約ください。WEB予約サイトから店舗や車種を選び、お名前などのお客様情報を入力いただくだけです。

またコールセンターのフリーコールへのお電話でもお見積りのご予約を頂けます。まずは、傷の修理・塗装のお見積りをお気軽にご相談ください。 お見積りご提示後、ご納得いただければ施工の日程をご予約いたします。


まとめ

ドアミラーを傷付けてしまったり、故障してしまったりした場合、まずは保安基準に適合している状態かどうかを確認しましょう。修理費用は損傷状態によって異なり、ユニット交換の場合は高く付きます。安く抑えたい場合は見積りの比較し、中古パーツなどの使用を検討すると良いでしょう。

ドアミラーにできてしまった小さな傷やへこみを直したい場合は、ぜひイエローハットで見積りを取ってみてください。WEBからいつでもお気軽に来店予約が可能です。

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