COLUMN
鈑金・塗装修理について解説
板金の修理期間はどのくらいかかる？見積りが有料となるケースも解説！
ボディに付いた傷やへこみを修復する板金修理は、内容によって費用や修理期間が変動するため、スムーズに進めるには事前の確認が大切です。プロに依頼する場合、どの程度の修理期間がかかるのか把握したい方もおられるのではないでしょうか。
そこでこのコラムでは、板金にかかる修理期間や費用の目安をパーツごとにご紹介します。イエローハットの「ワンプライスクイック鈑金」についても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
鈑金・塗装修理 FAQ
板金を依頼した際にかかる修理期間はどのくらい？
板金の修理期間は、修復するパーツによって異なるのが一般的です。主に損傷した部位の素材やパーツ脱着の有無、修理の難易度によって修理期間が異なります。比較的簡単に直せる場合は、修理期間も短く済むでしょう。
板金修理を依頼する際には、修復内容の確認とスケジュールの調整が重要です。ここでは、部品交換をせず板金のみで直す場合の修理期間をご紹介します。
バンパー
フロントバンパーの修理期間の目安は1日～3日、リアバンパーの修理期間の目安はプラス1日～2日です。ただし、傷やへこみの状況によって修理期間は変わります。
昨今における車のバンパーはほとんどが樹脂でできているため、放置しても錆が発生する心配はありません。しかし、古い車であれば金属でできている場合もあるため、錆には注意が必要です。
また、バンパーには安全装備に関わるセンサーが搭載されている車両も多く、ぶつけた際の衝撃で不具合が生じてしまう恐れがあります。強い衝撃を与えてしまった場合は、エーミングと呼ばれる調整作業が必要になることも考慮しておきましょう。
ドア
ドアの修理期間は最短で1日で修理することもありますが、目安は3日～7日です。状況によって大きく異なるため一概には言えません。例えば、浅い傷や小さなへこみであればパーツの脱着をせずに直せる場合もありますが、損傷が大きい場合は一度取り外して分解し裏から修理するケースもあります。
また、ドアを損傷するケースでは側面を大きく擦ってしまうことも多く「フロントドアとリアドア」「リアドアとクォーターパネル」などの2つの範囲が損傷しやすい傾向があります。作業範囲が広い場合も修理期間が長くなりやすい理由と言えるでしょう。
その他にも、プレスラインと呼ばれる平面ではない部位にかかっている場合は、繊細な修理が必要です。
クォーターパネル
クォーターパネルの修理期間は最短で1日で修理することもありますが、目安は3日～7日です。単体の板金修理の場合には短期間の修理で済みますが、こちらもリアドアやテールレンズ、リアバンパーといった他のパーツにも影響が及んでいる場合、修理期間が長くなる可能性が高いでしょう。
クォーターパネルの損傷が小さかったりプレスラインにかかっていなかったりする場合、比較的短めの修理期間で済む傾向にあります。
ドアミラー
ドアミラーの修理期間の目安は、軽微な傷やへこみの修復で数時間～1日です。ドアミラーを擦ってしまった程度の損傷であれば、比較的簡単に修理できる可能性が高いでしょう。しかし、障害物に強くぶつけてしまうなどして、カバーが割れた場合は注意が必要です。
ドアミラーの内部に水分が浸入すると、格納や鏡面の角度調整などの機能が正常に機能しなくなる恐れがあります。ダメージが激しい場合は、ドアミラーの交換が必要になるでしょう。取り替え作業自体は短時間で終わる軽微な作業です。
板金修理の期間には見積りをもらう時間も含めよう
板金による修理を依頼する際には、作業時間に加えて見積りまでの期間を確かめておくのも重要です。
目視による基本的な見積りであれば、おおよそ10分～20分で結果が分かるでしょう。一方で内部破損が考えられるケースの場合、分解による検査が必要な場合があります。状況によっては1日程度の期間がかかる可能性も考慮しておくと安心です。
見積りに一定の時間が必要になる場合があるため、スムーズな板金修理を希望する方は事前に電話などで相談しておくと良いでしょう。
板金修理はどこに依頼すべき？
板金修理の適切な依頼先は修理の程度によって変わります。板金塗装のみで済む場合、カー用品店、ガソリンスタンド、ボディショップなどへ依頼すれば短期間の修理が可能です。ディーラーの場合、下請けに依頼することも多く修理期間が長い傾向があります。
しかし、部品交換が必要なほどの修理の場合、ディーラーや整備工場などでチェックしてもらうのが良いでしょう。部品交換が必要なほど大きいダメージを受けた場合、他の部位に影響が及び不具合が発生する可能性があるためです。
板金を依頼する際に修理期間が長くかかってしまうケース
板金の修理期間が長くなる場合、代替車両や公共の交通機関の使用による追加費用の発生、車が使えないことへの手間やストレスなどが生じるでしょう。修理期間が長くなるリスクを最小限に抑えるには、事前のスケジュール調整が重要です。ここでは、板金を依頼する際に修理期間が長くかかってしまう4つのケースについて詳しく解説します。
依頼先の業務が立て込んでいるケース
繁忙期に板金修理を依頼した場合には、通常よりも時間がかかるかもしれません。整備工場の繁忙期は1月～3月といわれています。これは、路面の凍結により追突事故を起こしたり、落雪による被害に遭ったりするのもひとつの要因です。
また、車がきれいな状態で新しい年を迎えたいという方も多く、年末も忙しくなりやすい時期と言えます。繁忙期に板金修理を依頼すると、1ヶ月以上の修理期間が必要になる場合もあるため、修理を依頼する場合には早めの相談が良いでしょう。
部品調達に時間を要するケース
板金修理の場合、状況によっては部品の交換が必要です。部品調達には、多くの場合1週間程度の期間を要します。部品調達の期間を左右する要因のひとつは、部品調達の方法です。
豊富にある新品部品やリビルト部品を注文するだけであれば調達は容易ですが、入手しにくい中古部品であれば調達期間に時間を要するでしょう。使用する部品の種類によって納期が異なります。
また、低年式の車や輸入車は部品の調達に時間がかかりやすいため、通常よりも修理期間が長くなる傾向です。
保険を適用するケース
板金修理で保険を使用する場合、保険会社と板金修理を実施する会社との間での話し合いが必要です。
損傷箇所の検査、修理方法の決定、費用の選定などの協定を済ませてから、修理を開始します。複雑な修理や大規模な損傷の場合、細かな調査や評価が必要になるでしょう。作業内容の協定の目安は3日ですが、状況によっては1週間ほどかかる可能性があります。
修理期間を短くするには、保険会社と綿密なコミュニケーションが大切です。車両の状況を事前に説明しておくなら、スムーズな協定を期待できます。
大きな損傷やへこみが伴うケース
小さな傷やへこみの場合、短期間での修理が可能です。お店によっては、簡易板金やクイック鈑金と呼ばれる数時間で修理できるプランを用意していることもあります。
一方で、10cm以上の大きな傷がある場合や塗装が剥がれている場合は、修理期間が長い傾向です。作業範囲が大きくなるだけでなく、場合によっては部品の交換が必要になるかもしれません。部品調達によって修理期間が通常よりも長くなる可能性があります。
板金の依頼において修理期間を重視する場合の注意点
板金修理を依頼する際には、慎重な検討が大切です。修理の方法によっては車の価値が下がったり店舗とのトラブルに発展したりする恐れがあります。
板金を検討する際には、店舗の選定や適切なスケジュール管理が重要です。ここでは、板金の依頼において修理期間を重視する場合の注意点を解説します。
依頼する前にお店の評判をチェックしておく
板金修理を検討する際、店舗に関する事前の確認が重要です。前もって評判を確かめておくと、自分に合った店舗が見つかりやすいでしょう。車を損傷した場合、一刻も早く直したいと考えるものですが、あまりにもスケジュールが空いているお店は注意が必要です。
繁忙期にも関わらずスムーズに修理の予約が取れる場合、何らかの理由があるかもしれません。品質や工賃などが理由の場合、大きなトラブルに発展する恐れがあります。他の利用者の口コミを確認してから、店舗を選ぶのもひとつの方法です。
むやみに修理期間を急かさない
板金修理を依頼する際には、修理を急かさないのが得策です。急いで修理を進めてしまうと板金の仕上がりに影響を与える恐れがあります。修理作業では、高い精度が重要です。
板金修理では車体の形状や剛性を正確に判断するため、専門的な技術や知識が求められます。急いで作業を進めてしまうと、傷やへこみが完全に修復されない可能性があるでしょう。将来的な品質にも影響が及ぶため、時間よりも品質に重きを置くのが大切です。
損傷によっては修復歴が付いてしまうケースもある
損傷の大きな車両を板金修理すると、修復歴が付いてしまう恐れがあります。修復歴車として扱われると、車両の価値が大幅に下がるので注意が必要です。
修復歴車とは、骨格部分を交換したり修復したりした車のことです。走行安定性や耐久性が低下している可能性が高く、市場では通常よりも安い価格で取引されています。
修復歴に影響を与えるほどの損傷がある場合、修理にかかる費用と査定価格を比較検討する必要があるでしょう。状況によっては、早めの売却が賢明かもしれません。
板金を依頼した際にかかる費用の目安は？
板金を依頼する際には、修理期間に加えて費用の確認も重要です。板金修理の見積りを依頼する際、おおよその費用を把握しておくなら不正確な見積りに対して警戒できます。
また、費用の目安を知っておくなら、修理の返済計画が立てやすくなるでしょう。ここでは、板金修理費用の目安や見積りにおける注意点について解説します。
板金修理費用の目安は？
板金修理の費用の目安は、30cm以内の傷やへこみの場合で2万円～5万円です。ただし、輸入車や高級車については料金が変動する可能性があります。
相場は部位によって異なり、ボンネット、ルーフ、トランクの補修や部品交換が必要な場合は現車を見て見積りしてもらうのが適切です。
板金修理は修理箇所や部品交換の有無によって価格が変動します。部品交換が必要な場合、10万円を超えることも珍しくありません。さまざまな要因が費用に影響を与えるため、事前の相談が重要です。
修理しない場合は見積りが有料となるケースもある
板金修理の場合、見積りの方法によっては費用が発生する可能性があるでしょう。目視による板金修理の見積りを依頼した場合、無料で実施されるのが一般的です。車両の外観をチェックしてから、費用を設定します。
しかし、損傷の程度によっては、内部検査が必要になる場合があるでしょう。損傷が激しい場合には、車両の分解を伴う検査が必要です。内部検査には手間や時間がかかるため、見積り後の修理を断った場合には一定の費用が発生するケースもあります。
車の板金修理はイエローハットの「ワンプライスクイック鈑金」にお任せ
板金修理を提供している業者は全国にあるため、選定が難しいと思われる方もいるでしょう。車の傷やへこみを解消したい方は、ぜひイエローハットにご相談ください。
イエローハットが提供しているワンプラスクイック鈑金は明瞭な料金設定が特徴です。無料見積りを実施しており、どなたでも気軽にご利用いただけます。ここでは、ワンプラスクイック鈑金の魅力をご紹介します。
ワンプライスクイック鈑金の特徴
ワンプライスクイック鈑金の特長は、コストを抑えた補修です。対象補修を小さな傷やへこみに限定しており、板金と塗装の効率化を可能にしました。コストを抑えながら、質の高い施工を提供しています。バンパーの小さな範囲（15cm×15cm以内）でしたら22,000円（税込）～、ドアなどのヘコミも1箇所（15cm×15cm以内）45,100円（税込）～修理可能です。※2023年11月現在の価格となります。
上記の価格は一例となりますので、金額は異なる場合がございます。実際のお見積りは現車を確認した上で、ご提示させていただきます。また、ワンプライスクイック鈑金は一部実施していない店舗がございますので、 詳しくは最寄店舗へお問合せください。
無料お見積りはWEBフォームよりご予約ください
イエローハットでは、WEBによるワンプライスクイック鈑金の見積りや来店予約に対応しています。予約専用ページでお車や店舗を選択し、氏名や電話番号などお客様情報をご入力するだけです。
WEB予約よりお客様ご自身で見積りの来店予約を完了できますので非常に便利です。また、コールセンターへのフリーコールでも予約できます。
板金のお見積りは無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。 お見積りご提示後、ご納得いただければ施工の日程をご予約いたします。
まとめ
板金の修理期間は修復するパーツによって異なるのが一般的です。ドアミラーやバンパーは短い修理期間で施工できますが、クォーターパネルやドアについては1週間かかる場合があります。
イエローハットでは、コストと施工の仕上がりを重視される方に向けた板金修理を用意しました。ワンプライスクイック鈑金は、小さな傷やへこみを対象にしており、リーズナブルな価格で質の高い施工が可能です。
イエローハットでは、板金見積りの予約をWEBサイトのフォームまたはフリーコールで受け付けています。ワンプライスクイック鈑金の詳細に関しては、コールセンターの担当者がお電話で丁寧にお答えしますので気軽にお問い合わせください。