HOME > コラム > タイヤ交換コラム > 軽自動車のタイヤ交換にかかる値段の内訳は?費用を抑える方法も解説!

COLUMN

軽自動車のタイヤ交換にかかる値段の内訳は?費用を抑える方法も解説!

タイヤは車を構成する部品の中で唯一道路に接する部品であり、走行性能や安全性能を左右する重要なものです。同時にタイヤは消耗品であり、一般的にはタイヤの溝が残り4mm以下、もしくは使用を開始してから4~5年経過すると交換時期です。軽自動車は維持費が安いと言われているものの、タイヤ交換はある程度のコストがかかるため、できるだけ交換費用を抑えたいと考える方も多くおられるでしょう。しかし、ご自身の車に合ったタイヤを装着しないとトラブルの元になるため、選ぶ際は様々な点に注意して選ぶ必要があります。そこでこのコラムでは軽自動車のタイヤの選び方、DIYで交換する際の注意点とリスクなどについて解説します。

軽自動車のタイヤを値段だけで選ぶのはやめよう

車のタイヤは数多くの種類があるため、どれを選べば良いのかと悩むことがあります。しかし、値段だけで選ぶと、軽自動車の特性に合わないものを選んでしまう可能性もあります。そこで、軽自動車のタイヤ交換を行う際のタイヤ選びとして、どのような点に注意すると良いのかについてご紹介していきます。

軽自動車に適したタイプを選ぶ

タイヤはさまざまな種類のものが売られていますが、軽自動車の中には普通自動車と同じタイプのタイヤを装着している車もありますが、軽自動車用設計タイヤを選ばれた方が得られるメリットも多くなる場合があります。なぜなら、軽自動車は小回りが利く特性上タイヤの偏摩耗等が起こりやすい場合があるからです。


車種に適したサイズを選ぶ

一般的な軽自動車用タイヤのサイズは13インチから15インチまでの間で設定されている場合が多いです。どれが自分の車にとって適切なサイズであるかは車種によって異なり、交換の際にはそれまで装着していたタイヤの側面に示されている数字を見て同じサイズのタイヤを選ぶといいでしょう。


求める性能に応じて選ぶ

タイヤは求める性能に応じて選ぶことも重要なポイントです。車に頻繁に乗る方なら耐摩耗性の高いもの、乾いた路面での走行性能を求めるならドライ性能の高いもの、濡れた路面での安全性を求めるならウェット性能の高いものを選ぶといいでしょう。

他にも、ふらつきの少ない直進安定性に優れたもの、発生するノイズの少ない静粛性能が高いもの、燃費性能を重視したエコタイヤなどの選択肢もあります。

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ


軽自動車のタイヤ交換にかかる値段の内訳

タイヤを交換する際にかかる費用はタイヤ本体の費用の他に、交換工賃やその他の費用もかかります。そこで、軽自動車のタイヤ交換を行う際の値段の一例として、かかる費用の目安をご紹介していきます。

タイヤ本体費用

タイヤ本体の価格は同じサイズのタイヤでも走行性能や乗り心地などによって左右され、安価なものから高価なものまで種々存在します。軽自動車用タイヤ4本での値段は、イエローハットではリーズナブルな物で、税込9,300円~税込22,000円程度(2022年6月現在)の物をご用意しております。

最近、日本以外のアジア地域で開発・生産されているアジアンタイヤは、価格の安さで注目されています。これに比べると国産のタイヤは割高傾向ですが、国産品のほうが日本の道路に適しているという意見もあるため、ご自身の求める性能に応じて選ぶようにしましょう。


タイヤ交換工賃

タイヤの交換工賃は大抵の場合サイズに応じた価格体系となっており、軽自動車用のタイヤはサイズが小さいため工賃は安い傾向があります。また、交換する店舗でタイヤを購入した場合と他店舗で購入したタイヤを持ち込む場合とで工賃が異なる場合もあります。

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ


軽自動車のタイヤ交換はDIYという方法も

タイヤ交換には1万円から数万円の費用がかかるため、安く済ませるためにDIYで交換する方もおられます。
以下にDIYで行うメリット、必要な道具、確認すべき安全事項、交換の手順、トルクチェックについて解説します。

DIYで行うメリットとは?

タイヤ交換をお店に依頼すると交換工賃が発生しますが、タイヤ交換に必要な工具を揃えて正しい手順を理解すればDIYでの作業も可能であり、交換工賃を省くことが可能です。交換手順は決して難しいものではないため、費用を抑えたいならDIYで行うのもおすすめです。

ご自身でタイヤが交換できれば、外出先でタイヤにトラブルがあった際にも自分でスペアタイヤへの交換対応をすることが可能になり、ロードサービスを呼ぶ必要がなくなります。保険会社の特典内にある救援依頼をすると保険料が上がる場合がありますが、ご自身で対処できれば保険料の値上がりを回避することも可能です。


必要な道具を揃えてから作業を開始しよう

タイヤ交換に最低限揃えたい工具は、車体を上げ下げさせるためのジャッキ、ナットを緩める・締めるためのレンチ、適正トルクでナットを締めるためのトルクレンチの3つです。ただし、車載されているジャッキはパンタジャッキと呼ばれるタイプで作業性が悪く、また地面と接する面積が小さいために不安定なものです。作業性や安全性の高い油圧式のフロアジャッキを用意したほうがよいでしょう。トルクレンチはイエローハットなら数千円程で入手できます。他にも輪止めやジャッキスタンド、エアゲージなどもあれば便利です。


DIYでのタイヤ交換は安全確認が大切

DIYでタイヤ交換をする場合に最も大切なのが安全を確保することです。できれば自宅の駐車場など、往来する車がいない環境で行いましょう。タイヤのパンク等で、やむを得ず道路上で行う場合は、見通しが良く往来する他の車から距離を取れる安全な路肩に停め、発煙筒や三角表示板を設置するなどして周囲の車に注意喚起します。

また、交換作業中に車が動かないようにAT車ではギアをパーキングに入れ、MT車では1速に入れるといいでしょう。そのうえで必ずサイドブレーキをかけます。さらなる安全対策として、交換するタイヤの対角線上の車輪に輪止めをかけるのも忘れないようにしてください。


タイヤ交換の手順

タイヤ交換の大まかな手順は以下の通りです。

  1. レンチでホイールナットを半時計回しに回して緩める。この段階では軽く緩めるだけに留める。
  2. ジャッキを車体が補強されているジャッキアップポイントに当てて車体を持ち上げる。
  3. 緩めてあったホイールナットを取り外し、タイヤを手前に引いて取り外す。
  4. 新しいタイヤを装着し、ホイールナットを取り付けてレンチで締めていく。その際、ホイールナットが4本の場合は対角線に、5本の場合は星型を描く順番で締める。
  5. 車両を下ろし、レンチでホイールナットの増し締めをする。

本締め後はトルクチェックも行おう

上記の手順でホイールナットの増し締めまで終わったら、トルクレンチを使ってホイールナットが所定のトルクで締められているかをチェックします。この際トルクレンチの設定を間違えるとボルトやナットの破損につながるため、締める前に適正値を確認するとよいでしょう。

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ


軽自動車のタイヤ交換をDIYで行うにはリスクが伴う

タイヤ交換費用を抑えるためにはDIYで行うのが効果的ですがリスクも付きまといます。
そこで、どのような可能性があるのかとして、以下に代表的なリスクの例を挙げて解説します。

ホイールナットの破損

先にも少し触れましたが、ホイールナットを締める際にトルクを掛け過ぎるとホイールナットやハブ側のボルトを破損してしまう恐れがあります。緩むことを恐れるあまりに強過ぎる力で締めようとすると、ナットの山をなめたりボルトが伸びてしまったりしてしまいます。こうなると修理工場かディーラーに持ち込まない限り修復は不可能です。

ナットやボルトが破損していることに気が付かずに走行すれば、走行中にボルトが折れることも考えられます。


車の下敷きになる危険性

タイヤ交換はジャッキで車体を持ち上げて作業しますが、作業中に何かの拍子で車体が少しでも動けばジャッキが外れ落下してしまう危険性があります。落下してきた車体の下敷きになると大怪我のもとになるだけでなく、最悪の場合、命に関わる事故にもなりかねません。

このような事故は、ジャッキをジャッキアップポイントに当てていなかった、ギアを入れていなかった、サイドブレーキをかけていなかった、輪止めをしていなかったなどの原因が考えられます。安全を確認してから作業を始めているつもりでも、つい注意を怠ってしまうこともあるため、DIYでの作業は常に危険がつきまといます。


走行中の脱輪リスク

タイヤ交換の時期になると多くなる車の事故として、走行中にタイヤが脱輪してしまうケースが挙げられます。タイヤ交換時にホイールナットを締める際、トルクレンチを使わずに規定トルクよりも低く締めた場合に、走行中にホイールナットが緩んで外れてしまうことが原因です。

タイヤが脱輪するとバランスを崩して事故を起こすだけでなく、脱輪したタイヤが他の車や歩行者に衝突する可能性もあるため大変危険です。


空気圧が不十分なことによる走行性能の低下

タイヤ交換で忘れがちなのがタイヤの空気圧をチェックすることです。空気圧は高過ぎても低過ぎても走行性能に影響があり、安全な走行が損なわれてしまいます。空気圧が高過ぎる場合は直進安定性の低下、偏摩耗、さらにはバーストの可能性があり、低過ぎる場合は摩耗の早まり、パンク、燃費低下の可能性があります。

これらのリスクを避けるためにも、タイヤ交換時には空気圧のチェックを欠かさずに行ってください。

タイヤの履替え作業

WEB予約 コチラ


ほかに軽自動車のタイヤ交換にかかる値段を抑える方法は?

上記にタイヤ交換にかかる費用を抑える方法としてDIYで行うことを紹介しましたが、交換をお店に任せる場合でもネットショップを利用すればタイヤを安く購入することが可能な場合があります。タイヤの選定は基本的には自分で行わなければなりませんが、迷った場合はお店等に問い合わせてアドバイスをもらう事もおすすめします。

ただし、ネットでタイヤを安く調達できても、交換作業はお店に依頼せねばならず、交換工賃が高いと折角タイヤ代を抑えてもトータルではあまり節約にならない可能性もありますのでご注意ください。


軽自動車のタイヤ交換の値段を抑えるならイエローハットにお任せ!

タイヤ交換をできるだけ安くすましたいものの、作業品質やアフターサポートも気になる、という方はぜひイエローハットにお任せください。そこで、ここではタイヤ交換の際にご活用いただきたいイエローハットのタイヤとサービスについて解説します。

国産ベーシックタイヤが4本セット1万円以下で購入可能!

軽自動車向けのタイヤなら、イエローハットの専売品である国産のベーシックタイヤ「PRACTIVA BP01」(155/65R13)が4本セットで税込9,300円(2022年6月現在)で購入できます。このタイヤは低価格でありながら、タイヤとしての基本性能にも優れている商品です。

トレッド部に4本のワイドストレートグループを採用して排水性を高め、雨の日でも安心なウェット性能を実現しています。ショルダー部には大きさの異なるマルチピッチバリエーションのブロックを配置することで、路面に接地する際の衝撃音を分散してパターンノイズを低減し、静かで快適な乗り心地を実現しています。


パンクした場合は新品に交換できる

イエローハットでタイヤを購入・交換する時にパンク補償にご加入いただければ、パンク・バーストなどのトラブルを補償し、タイヤが1本パンクした場合でも新品に交換いたします。全国に約700店舗近くあるイエローハットのどこの店舗でも補償が受けられるため、お出かけ先での急なタイヤトラブルにも備えられます。

補償する期間は購入した日から2年経過した時、または25,000km走行した時のいずれか早く到達した条件までです。補償に加入するための料金は税込4,400円~11,000円で、タイヤ4本分の購入金額と交換工賃の合計で最大10万円まで補償します。(2022年6月現在)


交換したタイヤの保管もお任せください!

夏用のタイヤと冬用のタイヤを履替えている場合では、使わないタイヤを保管するのに何かと不便があるものです。例えば、マンションやアパートに住んでいるのであれば部屋までタイヤを運んだり、あるいはその逆に駐車場まで運んだりするのに苦労している方もおられることでしょう。

また、自宅内の部屋やベランダにタイヤを置くと場所を取りますし、屋外ですとタイヤが劣化したり盗難に遭ったりする可能性も考えられます。

イエローハットにお任せいただければ大事なタイヤを専用の保管倉庫で責任を持って保管いたします。なお、お預かりできるタイヤは最大4本までです。また、お引取り希望日の2週間前までにご連絡をお願いいたします。


まとめ

近年の軽自動車は技術が進歩して高い走行性能・安全性能・燃費性能を備えるようになりました。タイヤもそれにしたがって進化していますが、ご自身がどのような性能を求めるかによって最適なタイヤを選ぶことがおすすめです。

タイヤ交換の際にはタイヤ自体の購入費用と交換工賃がかかることから、費用を抑えるならDIYになりますが、上述したようなリスクも伴うためお店での交換がおすすめです。

お店選びで迷われている方は、豊富な品揃えの中から最適なタイヤが選べて、バランス調整やローテーションも含めて納得のいく品質と費用で交換ができるイエローハットにお任せください。

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ

タイヤ オンラインショップ

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ