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タイヤがパンクして車を動かせない場合に取るべき行動と選択肢を解説

タイヤがパンクして、どうすればいいのか判らない方もおられるでしょう。誰もが経験するトラブルではないですし、いつ起こるかも予測できないため対処法を把握していない方がほとんどです。

そこでこのコラムでは、パンク時に取るべき行動と、どのように対処すればいいのかを解説します。また、パンク時に頼れるお店や、出張サポートの特徴についても触れていくので、ぜひ参考にしてみてください。

タイヤがパンクし車を動かせない場合の対処方法

ここでは、タイヤがパンクしてしまって自走できない場合に、どう対処していけば良いのかを解説します。スペアタイヤへ交換すべきなのか、ロードサービスを利用すべきなのかは状況次第です。また、パンクしたタイヤは最終的に修理や交換しなければなりません。その点についても解説します。

自分で対処できるか判断する

パンクした際に自身で取れる対処の選択肢は「スペアタイヤへ交換」もしくは「パンク修理キットで修理」の2つがあります。どちらを行うにしても車の外での作業となるため、安全性を確保できるかどうかが重要となります。周囲に安全な場所がないのであれば、ロードサービスの利用をおすすめします。

安全性の次にポイントとなるのは、そもそもスペアタイヤが使える状態なのか、パンク修理キットを使用して修理できるのかです。スペアタイヤの場合は、空気圧不足で使えないことがあります。パンク修理キットでも、損傷の程度によって使用できないケースがあるのです。これらの場合も、ロードサービスなどを利用することになります。


車関連のお店へ持ち込む

自分で応急処置した場合は、自走して整備工場やガソリンスタンド、カー用品店などのお店へ行きましょう。この時、普段と同じような運転は禁物です。速度や車間距離に注意して走行する必要があります。お店へ事前に連絡を入れておくと、スムーズに対応してくれるでしょう。ロードサービスを利用した場合も同様です。

持ち込んだ後は、プロの目でタイヤの状態を見てもらうことになります。タイヤがまだ使える状態なのか、交換が必要なのかはタイヤの状態次第です。


パンク修理かタイヤ交換を依頼する

点検結果によって、パンク修理かタイヤ交換を依頼することになります。損傷箇所が接地面かつ損傷も軽度で、タイヤの劣化具合も問題なければパンク修理となるでしょう。

一方で、タイヤの摩耗やひび割れがひどい場合、パンク箇所の損傷が大きい場合はタイヤ交換となります。タイヤは左右のバランスが重要なため、4本セットでの交換がおすすめです。


【番外編】パンク時にしてはいけないこと

パンク時に避けた方がいい行動を2つ紹介します。パンクの原因はさまざまですが、多くはタイヤに異物が刺さることにより起きます。たまに異物が取れてしまうこともありますが、大抵はパンクした箇所に刺さったままです。この時、異物を抜かないようにしましょう。抜いてしまうとエア漏れがひどくなり、パンク修理剤での処置が難しくなります。

また、パンクしてもタイヤの形状がある程度保持されていれば、自走しても大きな損傷につながりにくいでしょう。ただし、タイヤが潰れている状態で走行すると、タイヤ内部に損傷を負い、修理や補修が不可能になります。パンクに気付いた時点で走行を中止することがタイヤにとって重要です。


車を動かせない場合のパンク修理・タイヤ交換の依頼先

車を動かせない場合は、修理や交換をどこに依頼すればいいのか迷う方もおられるでしょう。実際、いくつか選択肢があり、それぞれに特徴があります。どこに依頼するかによって費用などが異なるため、特徴を把握しておくことが大切です。ここではパンク時の依頼先について解説します。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドはインフラ的なサービスとなっているため店舗数が多くあり、利便性が高いといえます。いつどこで起こるか分からないパンクトラブルにおいて、アクセスしやすい点が大きな特徴です。そしてガソリンスタンドの多くは、パンク修理やタイヤ交換を受け付けています。

パンク修理を依頼する上では利便性の高い依頼先ですが、取り扱っているタイヤサイズの種類が多くはない場合があるため、取り寄せることになり時間がかかるかもしれません。


カー用品店・タイヤ専門店

カー用品店やタイヤ専門店の店舗数は地域によりけりですが、タイヤを豊富に取りそろえているため、タイヤ交換となっても「サイズがない」なんてことはほとんどないでしょう。タイヤ自体の値段を抑えられたケースもあり、コスパも悪くないといえます。

また、多くのカー用品店やタイヤ専門店では、いくつかの銘柄を取り扱っており、タイヤ交換時の選択肢が豊富で利用しやすいでしょう。


ディーラー

新車で車を購入し、車検やメンテナンスを定期的に依頼しているのであればディーラーもおすすめです。担当者に連絡すれば対応もしてくれるでしょう。
ただし、タイヤを専門で取り扱っているわけではないため、ガソリンスタンドのように在庫がないこともあります。


出張サポート

急いでいたり、手間をかけたくなかったりする場合は、出張サポートを利用する方法もあります。出張サポートでは、スペアタイヤへ交換するなどの応急処置や、その場でパンク修理するなどの出張サポートが可能です。中には、タイヤ交換用の専用機材を積んで、タイヤ交換を行うところもあります。

懸念点は費用面です。会員であれば応急処置を無料で行ってくれますが、会員でなければ出張費や作業料がかかります。他の出張サポートも同様で、修理・交換費用は高めといえるでしょう。ただし、夜間や早朝など店舗の営業時間外に頼れるのは、出張作業の大きな特徴です。

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パンク修理・タイヤ交換費用っていくら位い?

パンク修理やタイヤ交換の費用がどの程度か気になる方もおられるでしょう。修理の場合は、処置の仕方で工賃に幅があります。また、タイヤ交換もサイズや銘柄によって価格に幅があるのです。ここでは、それぞれの費用面について詳しく解説します。

パンク修理の場合

パンク修理の金額は、一般的な外面修理であれば税込2,200円前後です。外面修理では、パンクした箇所に修理剤を差し込むことで穴を塞ぎます。応急処置のパンク修理キットでの修理と違い、しっかりと損傷箇所を塞ぐことが可能です。

さらに耐久性の高い補修をする場合は、内面から修理します。ただしこの方法は、タイヤをホイールから外さなければならないため、工賃は外面修理より高額です。

また、車載のパンク修理キットを使用した場合も工賃は上がります。車載のパンク修理剤は液体でタイヤ内部に残っており、取り除かなければならないからです。お店によっては修理ではなく、タイヤ交換になることもあります。


タイヤ交換の場合

タイヤ交換の場合、タイヤ以外にも以下のようにさまざまな料金がかかります。

  • 組み換え工賃(税込1,100円~/1本)
  • エアバルブ代(税込275円~/1本)
  • ホイールバランス調整費(税込1,100円~/1本)

タイヤ代以外の費用を合計すると、1本あたり税込2,000円程度かかります。タイヤ代はサイズや銘柄などで決まり、サイズが大きく高性能なモデルほど高価になる傾向です。

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車を動かせない事態に発展するタイヤパンクの原因とは

タイヤパンクの主な原因は、外的要因とメンテナンス不足の2つに分けられます。パンクは安全にも関わるため、できるだけ経験したくないものです。パンクの原因には防ぎようがないものもあれば、ちょっとした意識で防げる部分もあります。これらの原因についての詳しい解説をご覧ください。

外的要因

パンクの主要な要因は、釘などの異物がタイヤに刺さることです。この場合、空気がゆっくり抜けるため、すぐに気付くことは難しいでしょう。大抵はタイヤが潰れてきた段階で判明します。タイヤの潰れ具合が4本とも同じかどうか比べてみると、早い段階でわかるかもしれません。

もう一つパンクの外的要因を挙げると、タイヤ側面のキズです。縁石などの段差に側面を擦ることにより損傷し、最悪の場合パンクします。空気が一気に抜けるので、すぐに気付くでしょう。


不適正な空気圧

不適正な空気圧とは、空気圧不足のことです。空気圧が足りないとタイヤが大きく変形し、クラックにつながってパンクします。さらに空気圧不足は、偏摩耗の原因となるためタイヤの寿命まで縮めてしまうのです。また、空気圧不足はバーストという危険な現象を引き起こす要因にもなります。特に高速道路で発生しやすく、起きてしまうと事故につながるかもしれません。異物が刺さるような外的要因は防げませんが、空気圧不足は日頃の意識で防げます。


車を動かせない事態になるタイヤのパンクや劣化の防ぎ方

車を動かせない事態になるパンクトラブルは、いつどこで発生するのか分かりません。完璧に防ぐことは難しいといえますが、定期的な点検の実施でリスクを下げることは可能です。ここでは、パンクの防止方法だけでなく、タイヤの劣化を防ぐ方法についても解説します。

タイヤの空気圧とコンディションを点検する

タイヤの空気圧調整とコンディションチェックを実施すると、タイヤの劣化やパンクを防ぐことにつながります。空気圧不足を防ぎ、摩耗や損傷に早く気付けるためです。空気圧は月に一度調整しましょう。給油や洗車ついでに行うことをおすすめします。

タイヤのコンディションチェックは日常的に行うことが大切です。法令でも運行前の日常点検を義務付けています。タイヤに関する点検内容は、タイヤの空気圧・損傷の有無・異常摩耗の有無・溝の深さです。異常を発見したら、すぐにお店で見てもらうと良いでしょう。


定期的にタイヤのローテーションを行う

定期的にタイヤの位置を入れ替える「タイヤローテーション」を行うことも重要なメンテナンスです。タイヤの摩耗具合が均一化し、寿命を延ばすことにつながります。タイヤは、取付け位置によって摩耗度合いに違いがあり、一部分だけ早く減ることがあるのです。位置を入れ替えないと、部分的に限界を迎えてしまいます。

ただし、タイヤローテーションができない車種もあります。前後でタイヤサイズが違う場合などです。また、タイヤによっては回転方向が定められているため注意しましょう。


推奨されているタイヤの使用期間に合わせて交換を行う

タイヤは、使用開始から3年もしくは3万km走行での交換をおすすめします。タイヤの性能は、摩耗の進行と経年劣化により低下するため、その前に交換することが安全性の面で重要です。

しかし、タイヤは高価な部品のため限界まで使って交換するケースが多くあります。一般的に、ひび割れが大きくなったり、スリップサインが現れたりした場合が限界の目安です。限界に近い状態での走行は滑りやすくなるため、タイヤはなるべく性能が低下する前に交換しましょう。

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タイヤのパンクに備えて知っておきたい購入のコツ

ここでは、パンク時のタイヤ交換で知っておきたい購入のコツを解説します。
タイヤは安全性に最も影響する部品の1つです。4つのタイヤで車を支えており、それぞれのバランスが取れていないと故障につながることもあります。ぜひコツを押さえてパンクに備えましょう。

交換が必要なタイヤの本数を見極めよう

タイヤがパンクした場合、損傷があるタイヤだけを交換することが必ずしも最適とは限りません。その他のタイヤの状態を見て、2本もしくは4本すべて交換することが安全性を確保する上で重要です。

同時交換するかどうかの判断基準は、摩耗度合いと劣化の程度です。他のタイヤのひび割れが大きかったり、摩耗が進行していたりした場合は少なくとも同軸上のタイヤを同時に交換しましょう。4WD車であれば、タイヤの状態に差があるとデファレンシャルギヤにダメージを与えることがありますので、4本同時交換が望ましいです。


購入後のサポートの有無をチェックしよう

パンクによりタイヤ交換となった場合は、タイヤ購入先にアフターサポートがないかチェックしてみましょう。タイヤを扱うお店によっては、タイヤ交換をしてくれた方に対してさまざまなサポートを実施していることがあるためです。

例として、イエローハットでは、有償アフターサポート「パンク補償」が挙げられます。このサポートへタイヤの購入と同時に加入すると、補償条件内であればパンクしたタイヤを新品に交換可能です。加入料を確認してご検討ください。

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タイヤがパンクした時はイエローハットにお任せ!

タイヤがパンクしてお困りの際は、イエローハットにお任せください。イエローハットでは、パンク修理はもちろんのこと、タイヤ交換時の選択肢が豊富です。また、タイヤに関する各種サポートも実施しています。

タイヤパンク補償への加入で新品に交換

パンクによりタイヤ交換となると、手痛い出費になることがあります。また、パンク時にどこのお店に頼ればいいのか迷うこともあるでしょう。そのような場合に備えて、イエローハットでは「タイヤパンク補償」への加入をおすすめしています。加入すると、タイヤが1本でもパンクした場合に新品へ交換可能です。

タイヤパンク補償は、イエローハットでタイヤ4本を購入した際に加入料をお支払いいただくことで加入できます。
補償期間は、タイヤ購入から2年または2万5,000km走行までです。パンク時にどこへ車を持ち込むのか迷うこともなくなります。


WEBで簡単にタイヤの注文が可能

イエローハットには、タイヤを簡単に購入できるオンラインショップがあります。店舗と違い、スマホやパソコンからいつでもタイヤの注文が可能です。夏タイヤはもちろんのこと、冬タイヤやホイールセット、オールシーズンタイヤも取り扱っています。

注文方法は簡単で、車種を選択いただき取付け希望日を選んでいただいた後、店舗を選択してお客様情報を入力するだけです。注文後に指定した店舗へご来店いただければ、タイヤのお取付けを実施します。


交換後にアフターフォローを実施

タイヤ交換では、交換作業の終わりにホイールナットを規定トルクで締め付けます。しかし、極まれに緩むことがあるため、交換後100km走行を目安にホイールナットの増し締めを行うことが重要です。そこでイエローハットでは、タイヤ交換後の増し締め点検を1回無料で実施しています。税込2万円以上のタイヤ4本セット、もしくはタイヤ&ホイール4本セットをお買い上げの方が対象で、タイヤの寿命にかかわるタイヤローテーションも1回無料で実施しています。

タイヤの履替え作業

WEB予約 コチラ


まとめ

タイヤがパンクして動かせない場合は、まず周囲の安全を確保することが大切です。その後は自身で対処できるのかを判断し、難しそうであればロードサービスを呼ぶことになります。急いでいる場合や時間帯によっては、出張サポートを利用すると良いでしょう。

イエローハットはパンク修理やタイヤ交換に対応しているだけでなく、各種サポートメニューを用意しています。パンクに備えるなら、タイヤパンク補償への加入がおすすめです。タイヤの購入を検討している場合は、一度オンラインショップを除いてみてください。

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