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タイヤサイズは互換性があるの?変更する際の注意点と選び方

タイヤサイズに互換性があるのかどうか、気になる方もおられるのではないでしょうか。タイヤサイズには、タイヤの幅や偏平率などがあり、どの部分をどの程度変更できるかは車種次第です。

このコラムでは、タイヤサイズの互換性をメインに、サイズ変更に必要な知識と注意点について解説します。サイズ変更のメリットやデメリットにも触れるので、ぜひ参考にしてください。

タイヤサイズは互換性がある?

ここでは、まずタイヤサイズに互換性があるのかどうかについて解説します。サイズ変更する理由についても触れつつ、タイヤサイズの変更はホイールと同時交換が必要な理由についても説明します。


タイヤサイズの変更は可能?

結論から言いますと、タイヤのサイズ変更は可能です。どんなサイズでも装着できる訳ではありませんが、ドレスアップや車の走行性能の向上を目的にサイズ変更するケースがあります。

ドレスアップを目的にしたサイズ変更では、タイヤの偏平率(厚み)を変える手法が人気です。走行性能の向上を目的とした場合は、タイヤの幅、もしくは幅と厚み両方を変えるケースが多くあります。


ホイールと同時交換が基本

サイズ変更を伴う場合、タイヤサイズのみを変更すると、弊害を伴うことがあるため、ホイールも交換することがほとんどです。

タイヤサイズは、車体に合わせて設定されているため、タイヤの外径を変更すると、スピードメーターの速度表示に誤差が出たり、車体にタイヤが接触したりして、車検の基準に関わります。したがって、基本的にタイヤの外径を大幅に変更させない為に、ホイールとセットで交換することになると考えておきましょう。

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タイヤサイズを変更する前に知っておきたいこと

タイヤサイズの互換性に関わるのは、タイヤサイズやタイヤの能力です。タイヤサイズの見方が分からないと、不適合なタイヤを選んでしまいます。また、タイヤの能力を考慮しないと、性能不足で安全性に関わってくるでしょう。ここでは、タイヤサイズの見方と、タイヤの能力の指標となる項目について解説します。

タイヤサイズ表記の見方

サイズ変更をする際にまず確認したいのは、現在装着しているタイヤのサイズ表記です。タイヤサイズは、タイヤのサイドウォール部(側面)に表示されています。

もっとも一般的な表示方法を用いて、「215/45R17」を例に各数値の意味を解説します。まず「215」はタイヤの断面幅の呼称を表しています。単位はmmで、上記の例だと断面幅は約215mmとなります。「45」はタイヤの断面幅に対する高さの割合で、偏平率と呼ばれています。上記の例だと、断面幅約215mmの45%がタイヤの高さです。

「R」はラジアル構造を示しています。乗用車用のタイヤはほとんどがラジアル構造なので、あまり気にする必要はありません。最後の「17」はタイヤの内径(単位:インチ)を表しており、ホイールサイズと密接に関わる部分です。


ロードインデックス・速度記号

ロードインデックス(LI)は、別名荷重指数と呼ばれ、タイヤの最大負荷能力を表しています。タイヤがどの程度の負荷(重量など)に耐えられるのかを示しており、タイヤサイズと同様にサイドウォールから確認可能です。

タイヤサイズ「215/45R18 」の後方に「91W」のような表記があり、「91」がロードインデックスの数値。「W」が速度記号となり、タイヤが規定の条件下で走行できる最高速度を表しております。この場合は270km/hが最高速度となります。タイヤのサイズ変更において、ロードインデックスや速度記号にも着目する必要があるため、しっかりと把握しておきましょう。


タイヤサイズを変更する際の注意点

ここでは、タイヤサイズを変更する際に押さえておきたい注意点について解説します。タイヤは車のパーツの中で、安全性に大きく関わる重要な部品の1つです。
そのため、車検でも厳しくチェックされます。サイズ変更では、以下のポイントを把握しておきましょう。

タイヤのハミ出し・接触

タイヤのサイズ変更で注意したい点は、車体からのハミ出しと、車体への接触です。タイヤの車体からのハミ出し量は、保安基準により「10mm未満の場合は突出していないものとみなす」とされています。規定された部分において、タイヤが10mm以上ハミ出していると車検ではNGです。

また、車体への干渉も車検の合否に影響します。ハンドルを切った際に車体へ干渉するのは、タイヤの損傷につながるため厳禁です。干渉があると安全性を損なうので注意しましょう。


ロードインデックス・最高速度

先述の通り、タイヤにはロードインデックスが設定されています。同じサイズのタイヤでも、強度などの違いから、ロードインデックスの値は異なるのです。タイヤサイズ変更では、ロードインデックスが低いタイヤへ変えないことが鉄則です。また最高速度も同様で、サイズ変更では速度記号が同じか、それ以上の性能のものを選択することが大切です。能力が低いタイヤへ交換してしまうと、バーストなどのトラブルにつながるかもしれません。

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タイヤサイズを変更するメリット・デメリット

タイヤのサイズ変更でよくある手法はインチアップです。タイヤ幅を太くしたい場合もあるでしょう。ここでは、インチアップとタイヤ幅を変更するメリット・デメリットについて解説します。サイズ変更の検討材料になるので、ぜひ参考にしてください。

インチアップのメリット・デメリット

インチアップは、タイヤの外径を変えずにリム径を大きくする、サイズ変更の手法です。車の外観の迫力が増しスタイリッシュになることから、定番のカスタムとされています。偏平率が低くなることから走行へも影響し、ハンドリングがシャープになる点も一つのメリットです。

デメリットは、タイヤのクッション性能が低下するため、乗り心地が固く感じる点です。また、走行ノイズが大きくなりやすい点もデメリットと言えます。


タイヤ幅を変更するメリット・デメリット

サイズ変更では、タイヤ幅を太くしたり、細くしたりする場合もあるでしょう。タイヤ幅を太くするメリットは、グリップ力が向上する点にあります。スポーツ走行を前提としている場合に有効です。反面、燃費が悪化したり、ハンドルを取られやすくなったりする点はデメリットと言えます。

タイヤ幅を細くするメリットは燃費の改善が見込めます。また、タイヤの価格も安くなる傾向にあるため、タイヤ交換にかかる維持費を軽くしたい場合に有効です。デメリットは、グリップ力が低くなる点や、車の見た目の印象がスポーティではなくなる点が挙げられます。


タイヤサイズを変更するなら性能もチェックしよう

タイヤサイズを変更すると、効果的にドレスアップができるため、ファッションとして捉えている方もおられるのではないでしょうか。しかし、タイヤは走行において重要な役割を担っているため、性能を考慮することも大切です。また、車の用途に応じてタイヤを選ぶことも重要な要素です。ここでは、タイヤの基本性能や選び方について解説します。

タイヤにはさまざまな性能がある

タイヤ選びでは、ぜひ性能にも着目しましょう。タイヤには「重量を支える」「衝撃を吸収する」「路面に力を伝える」「進行方向を定める」の4つの機能があり、以下の7つの性能軸で評価されます。

  • ドライ性能:乾燥路面での性能
  • ウェット性能:湿潤路での性能(排水性能)
  • 低燃費性能:転がりやすさ
  • 耐摩耗性能:摩耗のしにくさ
  • 乗り心地:衝撃を吸収する能力
  • 静粛性:走行ノイズの発生のしにくさ
  • 直進安定性:安定してまっすぐ走ろうとする能力

低燃費タイヤや、静粛性の高いタイヤなど、さまざまな性能バランスのタイヤが販売されています。上記の性能を知っておくと、タイヤ選びで活かせるでしょう。


用途に応じて性能を決めよう

タイヤにどのような性能を求めたいか決まったら、次は車の用途に応じてタイヤの銘柄を絞っていきます。さまざまなメーカーから豊富な種類のタイヤが販売されているので、予算と相談しつつ性能を吟味していくと良いでしょう。

タイヤの選び方の例を挙げると、車をスポーツ走行で使用する場合は、ドライ性能(グリップ力)を重視します。通勤で使用する場合は、低燃費性能や耐摩耗性能に着目すると良いでしょう。走行時のロードノイズが気になる場合は、静粛性が高いタイヤを検討してみてください。

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タイヤサイズを変更するならイエローハットへ!

タイヤサイズを変更する際、専門家からアドバイスをもらえると安心してタイヤ交換ができます。サイズ変更やインチアップの際は、タイヤのプロが集まるイエローハットでご相談ください。ここでは、イエローハットでタイヤを購入した際の特典や、オンラインショップについて解説します。

オンラインショップから注文できる

イエローハットのオンラインショップでは、夏タイヤや冬タイヤ、タイヤ&ホイールセットなど、商品を豊富に取りそろえています。さらに、注文から取り付けまで以下の3ステップで完了する手軽さが強みです。

ステップ1:商品を探す
ステップ2:日時と店舗を選ぶ
ステップ3:予約日に店舗へ行く

まずステップ1で、車種とタイヤサイズを選択し、車に合うタイヤ・ホイールを探します。次のステップ2で、取り付け希望日と店舗を選択して注文を進めていきましょう。最後のステップ3は、予約日に店舗へ行くだけです。


2つのアフターサポートをご提供

タイヤ交換後にホイールナットの締め付けを再度点検することで、安心してドライブを楽しめます。イエローハットでは、タイヤ4本セットで税込2万円以上、もしくはタイヤ&ホイール4本セットを購入いただいた方を対象に、無料で1回「ホイールナット増し締め点検」を実施しています。

特典はこれだけではありません。タイヤを長持ちさせるために実施したい「タイヤローテーション」も無料で1回受けられます。この2つの特典を用意しているので、ぜひイエローハットをご利用ください。


作業予約もWEBから可能

イエローハットでは、「オイル交換」「ボディコーティング」「タイヤ履替え」の各種作業をWEBでご予約いただけます。スマートフォンやパソコンから予約できるため便利です。

予約は簡単で、車種と店舗を選びメニューと日時を選択した後、お客様の情報を入力するだけです。後は、予約日に店舗へお越しいただければ、待ち時間なく作業を開始いたします。

タイヤの履替え作業

WEB予約 コチラ


まとめ

タイヤサイズには互換性があり、インチアップやタイヤ幅を変更する手法があります。注意点を押さえつつ、車に適合する範囲でタイヤサイズを変更することが大切で、サイズを変更される際は、ホイール交換も視野に入れましょう。ホイールのデザインにこだわることで、車の外観の印象を大きく変えられるでしょう。

イエローハットのオンラインショップでは、タイヤだけでなくホイールも取り扱っています。24時間いつでもタイヤ注文が可能で、注文方法もシンプルです。まずはお車に合うタイヤ・ホイール探しを、イエローハットのオンラインショップではじめてみましょう。

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