HOME > コラム > タイヤ交換コラム >タイヤのサイドウォールに傷発見!程度による使用目安や対処法

COLUMN

タイヤのサイドウォールに傷発見!程度による使用目安や対処法

タイヤのサイドウォールに傷があり、そのまま走行して良いのか気になっている方も多いでしょう。サイドウォールはゴムが薄いため、放置しているとトラブルに発展するケースがあります。

このコラムでは、サイドウォールに傷を発見した場合の対応法を解説します。その他のタイヤトラブルについても紹介するので、あわせてチェックしてみてください。

タイヤのサイドウォールに入った傷を確認しよう

サイドウォールの傷といっても、深さや長さによって対応が異なります。まずはタイヤに入った傷の状態をよく確認し、その後の対応を決めることが大切です。そのままで問題ない場合と、タイヤ交換が必要な場合の見極め方を紹介します。

サイドウォールはどの部分?

サイドウォールとはタイヤの側面のことです。タイヤサイズや銘柄が表示されていますが、内部の部材(カーカス)を保護するという役割があります。

タイヤの名称を部位ごとに分けると、「トレッド部」「ショルダー部」「サイドウォール部」「ビード部」の4つです。路面に接するトレッド部は釘が刺さった程度の損傷であれば補修可能ですが、サイドウォールに関しては基本的に補修できません。


カーカスが露出していたら交換が必要

カーカスとはタイヤの骨格をなすコード層の一部です。サイドウォールの内側にあり、車の重さを受け止めたり空気圧や走行時の衝撃に耐えたりする役割を担っています。

サイドウォールの傷によってカーカスが露出している場合は、タイヤ交換が必要です。タイヤ本来の保護機能が働いていない危険な状態であるため、すぐさまタイヤを扱うお店で点検を受ける必要があります。


1~2mm程度の深さなら大丈夫な場合も

サイドウォールの傷は、必ずしも交換が必要なわけではありません。サイドウォールのゴムの厚みは、もっとも薄いところで5mmほどです(タイヤメーカー・銘柄によって異なります)。そのため、街乗りメインなら1~2mm程度の傷であれば、走行できることもあります。

ただし、高速走行や山岳部での走行は危険を伴うことがあるため、避けたほうが無難です。小まめに経過観察し、不安な場合はタイヤ専門のプロに相談してみてください。

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ


タイヤのサイドウォールに傷を発見したら?

タイヤのサイドウォールは繊細な部位のため、傷を見つけたら早めに対処することが大切です。ここでは、サイドウォールに傷を発見した場合の対処法について解説します。

タイヤを点検・交換する

サイドウォールに損傷があった場合、まず傷の深さやカーカスが露出していないか点検します。傷の程度が浅い場合でも修理できないため、タイヤ交換を検討してください。

万が一バーストしてしまった場合、タイヤだけでなくホイールやその他部品まで交換が必要になる可能性もあります。安全を最優先した決断を取りましょう。


状況に応じてロードサービスを利用する

傷が深くてカーカスが露出している場合は、慎重な行動が求められます。自走できない、もしくは判断が難しい状況であれば、スペアタイヤに交換するかロードサービスを利用することを検討しましょう。

傷が浅くて走行できそうな場合は急発進・急旋回を避けつつ、速度にも注意しながら移動します。なるべくタイヤに負担がかからない運転を心がけてください。


車の持ち込み先を決める

タイヤ交換や点検を受ける際は、ディーラーやガソリンスタンド、カー用品店、タイヤ専門店などが選択肢に挙がります。移動中のトラブルを避けるためにも、なるべく近場のお店に依頼しましょう。

タイヤ代の費用が気になる場合は、事前に電話連絡を入れて確認してみてください。費用を抑えるのであれば、比較的タイヤ代が安くて種類も豊富なカー用品店やタイヤ専門店がおすすめです。


サイドウォールでよくある外傷以外のトラブル

サイドウォールの損傷は、外傷によるものばかりではありません。ゴム部分に異常がなくても、内部が損傷していることもあります。また、劣化によるクラックにも注意が必要です。ここでは、サイドウォールに現れるピンチカットとクラックについて解説します。

カーカス切れによる「ピンチカット」

ピンチカットとは、カーカスが破断したことを示す損傷のことです。走行時に過度の衝撃が加わった際に発生することが多く、損傷箇所にはコブのような膨らみが発生します。ピンチカットがある状態で走行すると、最悪の場合タイヤが破裂する「バースト」と呼ばれるトラブルに発展します。特にタイヤに大きな負荷がかかる高速走行時は危険です。いずれにしても補修は不可能なので、すぐにタイヤ交換しましょう。


劣化による「クラック」

タイヤは劣化が進むとクラック(ひび割れ)が発生します。クラックの要因は日光に含まれる紫外線や大気中のオゾン、タイヤワックスの使用などです。もし、カーカスに届くほど深いクラックが発生していると、バーストする危険性があります。劣化によるクラックが発生している場合も、タイヤ交換を検討する時期です。

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ


タイヤのサイドウォールを傷などのトラブルから守るコツ

ここでは、サイドウォール部のトラブルを避ける3つのコツを解説します。コツを押さえておくことでタイヤの寿命を延ばすことにもつながり、トラブルが起こる確率も下げることが可能です。

縁石や落下物に注意する

タイヤを守るためには、縁石や落下物などの障害物に注意して走行しましょう。特に、縁石にタイヤが接触して傷が入るケースが多く見られます。路肩に車を寄せるときや駐車場の出入り時は、より慎重な運転を心がけてください。

また、道路上に落下している障害物を踏んだ場合も、タイヤにダメージを与えてしまいます。速度が速いほどダメージも大きいため、普段からスピードを抑えて走行することが大切です。


適正空気圧を維持する

タイヤにとって空気圧は重要な要素です。空気圧が低いと段差を超えたりハンドルを切ったりする際に、サイドウォールの変形が大きくなります。変形の程度が大きくなると、カーカスが破断するリスクが高くなるため危険です。

基本的に空気圧点検は車に乗る前に毎回行い、点検は給油する際やオイル交換などの整備と合わせて実施することをおすすめします。


タイヤの劣化につながるものを避ける

サイドウォールの劣化につながるものの代表例としては、先述した「紫外線やオゾン」「タイヤワックス」があります。車を駐車する際は、直射日光やオゾンが発生しやすい室外機の近くを避けてください。

タイヤワックスを使用する際は種類に気を付けましょう。タイヤにはもともと油性の劣化防止剤が配合されていますが、ここに油性のタイヤワックスを塗るとタイヤの油分が溶け出す可能性があるため、劣化が気になる場合は水性のタイヤワックスがおすすめです。

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ


タイヤのサイドウォールに傷があったらイエローハットへ!

サイドウォールの傷によりタイヤ交換となった場合は、イエローハットまでご相談ください。イエローハットではオンラインショップを運営しており、タイヤ注文から取付け予約まで受け付けています。ここでは、オンラインショップの利便性を紹介します。

交換前にWEB注文ができる

店頭でもタイヤの購入は可能ですが、WEBからでもご注文いただけます。注文方法はシンプルで、お好みの商品をお選びいただき、取付け希望日と店舗を選択するだけです。

事前にタイヤサイズをチェックし車種名と合わせて入力いただければ、お車にぴったりのタイヤを探すことができます。もちろん、4本セットだけでなく1本でも購入可能です。


タイヤパンク補償への加入がおすすめ

もしものパンクに備えておきたい方は、イエローハットの「タイヤパンク補償」がおすすめです。1本がパンクした場合でも、新品タイヤに交換できます。

補償は全国680以上ある店舗で受けられるため、お出かけ先でも安心です。パンクやバースト等のトラブルが不安な方は、ぜひタイヤパンク補償もチェックしてみてください。
※パンク補償へのご加入は有償です。また、タイヤを4本購入いただいた方が対象になります。


4本セット交換でアフターサポートを実施

イエローハットではタイヤ4本セットで税込2万円以上、もしくはタイヤ&ホイール4本セットをご購入いただいた方に、2つの特典を提供しています。特典内容は、「ホイールナット増し締め点検」と「タイヤローテーション」です。

タイヤ交換後に増し締めする理由は、まれに走行などの影響でナットが緩むケースがあるためです。タイヤローテーションはタイヤの長持ちに欠かせないメンテナンスのため、イエローハットではそれぞれ1回ずつ無料で提供しています。


まとめ

タイヤのサイドウォール部に損傷を見つけたら、カーカスの露出がないかチェックしましょう。露出している場合は、タイヤ交換が必要です。ピンチカットが発生しているケースもあるため、定期的に点検することをおすすめします。

イエローハットでは、お買い得なタイヤを多数取り揃えております。独自のサポートメニューもご用意しておりますので、ぜひこの機会にオンラインショップをチェックしてみてください。

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ

タイヤ オンラインショップ

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ