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車のタイヤがパンクかも?見分け方やその後の対処法を分かりやすく解説

自動車を所有していると、パンクを経験することもあります。パンクするとどのような症状が現れるのか、気になる方もおられるでしょう。パンクの見分け方を知っていれば、異常にすぐ気付くことができ、早めに対処できます。

このコラムでは、パンクの見分け方と対処法について詳しく解説します。また、パンクした場合にかかる修理費用についても紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

タイヤのパンクの見分け方

ここでは、タイヤがパンクした際の見分け方を、駐車時と運転時に分けて解説します。重大なトラブルを避けるためにも、パンクしていることに早く気付くことが大切です。
また、パンクしているかどうか、見分けにくい理由についても紹介しますので、チェックの際はぜひ参考にしてみてください。


駐車時の見分け方

要点を押さえてタイヤの外観を確認すれば、すぐにパンクしていることが分かるでしょう。駐車時にパンクを見分ける方法は、以下の3つに大別できます。

  • タイヤの潰れ具合
  • 異物の有無
  • 損傷の有無

まず、平坦な場所でタイヤの潰れ具合を確認してみましょう。タイヤは4つあるので、それぞれの潰れ具合を比較してみると判別できます。

また、異物の有無もチェックします。釘やネジなどが刺さっている場合が多いため、接地面を中心に見ていきましょう。そして、損傷がないかどうかも同時にチェックします。傷や変形がある場合は、そこからエア漏れしている可能性があるためです。


運転中の見分け方

パンクすると車の挙動が変化し、さまざまな症状がでるため運転者も気づくことができます。走行中に違和感があり、以下の症状がある場合は、パンクしている可能性があります。

  • 平坦な道で振動がある
  • 走行中に異音がする
  • 車が傾いている
  • ハンドルがいつもより重い
  • ハンドルを切った際の車の反応が遅い
  • 加速が鈍い

パンクしていると、上記のような変化を感じるでしょう。
走行時に振動・異音がある場合や、車の傾きを感じた場合は、一度停車して目視で確認することをおすすめします。
ハンドルを切った際に気付くケースは、前輪がパンクした場合です。


見た目で分かりにくい理由

現在多くの乗用車で使用されるチューブレスタイヤは、従来のチューブタイヤに比べて急激に空気が抜けるケースが少なく、パンクしてもすぐに気付くことが難しいと言えます。

また最近では、偏平率が低いタイヤ(タイヤ側面の厚みが薄いタイヤ)を履くことも多いため、潰れているかどうか分かりにくいのです。

タイヤが潰れる前にパンクを判別するためには、日頃からタイヤの空気圧と外観を点検することが大切です。

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タイヤのパンクを見分けた後の対処法

タイヤのパンクに気付いた際に、短距離であればそのまま走行して良いのか、直ちに走行をやめるべきか不安に感じる方もおられるでしょう。ここでは、パンクに気付いた場合にどのような行動を取れば良いのかを、順を追って解説します。あわせて、パンクしたまま走行すると、どのような事態になるのかについても解説します。

走行を中止する

見た目でパンクだと分かった場合、走行することは避けましょう。運転中にパンクの症状を感じた場合も同様です。

パンクに気付いた場合にまず行いたいのは、安全の確保です。できるだけ路肩に停車することは避け、空き地や駐車場などに止めることをおすすめします。

路肩に止めるしかない場合は、後続車に注意しましょう。タイヤを確認しようと、不用意に車外へ出ると危険です。安全確保が難しい場所では確認作業を行わず、ロードサービスに連絡しましょう。


応急処置できるか確認する

安全な場所を確保できた場合は、取扱説明書を読み、スペアタイヤもしくはパンク修理キットのどちらが車載されているのかを確認します。次に、タイヤをチェックして応急処置できるかどうかを判断しましょう。スペアタイヤの場合は、車載工具を使用して交換します。

パンク修理キットはタイプによって使用方法が異なるため、取扱説明書をよく読み、指示に従って使用していきます。もしタイヤに大きな亀裂があった場合、パンク修理キットでの処置は困難なので、ロードサービスを利用しましょう。


近くの整備工場に持ち込む

スペアタイヤもしくはパンク修理キットのいずれにしても、応急処置を終えたら整備工場などに車を持ち込む必要があります。走行して持ち込む場合は速度に注意し、通常よりも慎重に運転しましょう。

パンクしたタイヤの点検・修理の依頼先は、ディーラーや修理工場、ガソリンスタンドやカーショップなどがあります。持ち込み後は、パンクしたタイヤの損傷具合により、修理か交換のどちらかになるでしょう。


パンクしたまま走行できるの?

パンクに気付かず、そのまま走行した場合は、重大なトラブルに発展するかもしれません。タイヤが潰れた状態(空気圧がほぼない状態)で走行し続けると、熱が発生して発火することがあります。

また、ホイールが路面に接触して損傷し、再使用できなくなるケースもあるので、パンク時は走行を中止することが鉄則です。

携帯電話が通じない場所、かつ応急処置ができない状況もあるでしょう。どうしても走行しなければならない場合は、可能な限り低速で走行してください。


タイヤがパンクする原因は?

タイヤのパンクは、釘やネジをはじめとする異物による損傷だけが原因ではありません。その他にも経年劣化や障害物との接触など、さまざまな要因により引き起こされます。

回避できないケースもありますが、日頃のメンテナンスで防げるものもあるため、把握しておくことが大切です。ここでは、4つのパンク要因について解説します。

釘などの異物が刺さっている

釘やネジなど鋭利な物を踏んでしまうと、タイヤに刺さってパンクしてしまうケースがあります。この場合、タイヤに異物が残ったままとなるため、空気が抜けていくペースは緩やかです。パンクに気付きにくい要因の一つと言えるでしょう。もしタイヤに異物が刺さっている場合は、抜かないよう注意してください。抜いてしまうと空気が一気に抜け、パンク修理キットが使用できなくなってしまうためです。


タイヤの劣化や損傷

大部分がゴムで構成されているタイヤは、徐々に劣化し硬くなっていきます。柔軟性が失われるとひび割れが発生し、さらに進行すると走行中の衝撃でパンクしてしまうことがあるのです。

また、路肩に寄せて駐車するケースもあるでしょう。その際、タイヤ側面が縁石に接触し、損傷することがあります。深い傷が付いた場合は、そこからエア漏れが発生するため、縁石や輪止めには注意が必要です。


ホイールの変形やエアバルブの劣化

パンクの要因は、タイヤに起因するものばかりではありません。タイヤを組み付けるホイールの損傷や、空気の注入口となるエアバルブも、パンク要因の一つです。

例えば、走行中にホイールが障害物と接触すると、損傷または変形します。その影響で、タイヤとホイールの間に隙間ができ、エア漏れにつながることがあるのです。また、スチール製のホイールの場合、錆により同様の現象が起きるケースがあります。

エアバルブは走行中、遠心力による負荷がかかっています。大部分がゴムで構成されているため、負荷に耐えきれなくなると根元から空気が漏れてしまうのです。


空気圧の調整不足

空気圧の調整不足も、パンク要因の一つです。空気圧が不足しているとタイヤは大きくたわむため、走行時の衝撃で亀裂や内部の破損を引き起こします。間接的ではありますが、不適正な空気圧はパンクの原因となるのです。

また、空気圧不足は深刻なトラブルのきっかけになる場合もあります。空気圧不足の状態で、高速走行すると起こるのがバーストです。空気圧が少ないと、タイヤが波上に変形するスタンディングウェーブ現象が起き、そのまま走行を続けると内部温度が上がって最終的にバーストしてしまいます。したがって、空気圧は定期的に調整することが大切です。

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タイヤがパンクした際の費用目安

タイヤがパンクしても、修復が可能な場合はタイヤ本体の代金がかからないため、安価です。ただし、交換が必要になった場合は、工賃に加えてタイヤ本体の代金が必要となります。そこで、どの程度の費用がかかるのか気になる方もおられるでしょう。ここでは、パンクをした際にかかる費用の目安について解説します。

パンク修理で済む場合

パンク修理費用の目安は、2,000円前後です。ガソリンスタンドをはじめ、ディーラーや整備工場、タイヤショップなどがパンク修理に対応しています。お店によって修理費用は異なるため、実際の金額は問い合わせをして確認しましょう。

注意すべき点は、パンクした部位や損傷度合い、タイヤの状態により、修理できないケースがあることです。修理を断られた場合は、タイヤを交換する必要があります。


タイヤ交換が必要な場合

タイヤの修理が難しく交換が必要となった場合、タイヤ本体の代金と工賃がかかります。タイヤの値段はサイズや銘柄・種類などによって大きく異なるため、一概に目安を提示することは難しいですが、軽自動車だと安価な商品であれば1本3,000円程度~の商品が多い傾向です。

一般的な乗用車の場合は1本あたり数千円~2万程度と考えておきましょう。

タイヤの交換工賃は、1本あたり税込1,100円~3,000円程度です。この中には、作業工賃・廃タイヤ処分費用・エアバルブ交換費用・バランス調整費用が含まれていることもあります。


パンク時でも走行可能なランフラットタイヤとは?

ランフラットタイヤは、サイドウォールが補強されており、空気圧がなくても一定距離走行できる構造となっています。タイヤメーカーによって異なりますが、一般的に80km走行可能で、速度の限度値は80km/hです。

ランフラットタイヤを履いていれば、パンク時に応急処置することなく整備工場などへ持ち込めます。応急処置中の二次災害も避けられるため、安全性が高いタイヤです。
しかし、サイドウォールの変形が少ないためパンクを見分けにくいというデメリットがあります。ランフラットタイヤを履く際は、空気圧を監視する機器を取り入れるのが一般的となります。


タイヤのパンク修理ならイエローハットへ!

タイヤがパンクしたらイエローハットへお越しください。タイヤを取り扱うプロとして、修理が可能かどうかきちんと点検させていただきます。ここでは、イエローハットのオンラインショップと、パンク時の強い味方となるタイヤパンク補償について解説します。

オンラインショップからタイヤをいつでも注文可能

パンクでなくてもタイヤは劣化・摩耗していくため、交換時期はやってきます。イエローハットのオンラインショップなら事前にタイヤの注文が可能です。オンラインなので、24時間いつでもタイヤ選びができ、注文方法もシンプルでお手間を取らせません。

タイヤの種類も豊富で、お車に合ったタイヤが簡単に見つかるでしょう。注文後は、予約日に指定した店舗へお越しください。すぐに、交換作業に入らせていただきます。


いざという時に頼りになる「タイヤパンク補償」

イエローハットでタイヤを購入すると、タイヤパンク補償にご加入いただけます。補償に加入していれば、パンクやバーストなどの際にタイヤを新品へ交換可能です。タイヤ代金だけでなく、交換工賃も補償に含まれます。

全国にあるイエローハット680店舗以上で補償を受けられるため、旅行などで遠くへ出かける際も安心です。詳しくは、タイヤ購入時にスタッフまでお問い合わせください。


全国販売ネットワーク

イエローハットは、全国に販売ネットワークを張り巡らせています。約700以上ある店舗数は、カー用品業界トップクラスです。パンクやバーストなどのトラブルは、いつどこで起きるか予測できませんが、最寄りにイエローハットの店舗を見つけられるでしょう。

トラブル時は、お手持ちのスマートフォンでイエローハットの店舗が近くにないか、検索してみてください。損傷したタイヤをお持ち込みいただければ、パンク修理でもタイヤ交換でもしっかり対応させていただきます。


まとめ

パンクの見分け方は、基本的にタイヤの潰れ具合で判断します。パンク直後に気付くことは難しいですが、ハンドル操作や加速時に違和感があったり、振動や異音を感じたりした場合はパンクを疑ってみると良いでしょう。

パンクによりタイヤ交換が必要な場合は、ぜひイエローハットをご利用ください。4本セットでタイヤを購入していただくと、タイヤパンク補償に加入できます。全国にあるイエローハットの店舗で補償を受けられるため、お出かけの際も安心です。

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