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冬用タイヤの交換時期に最適なのはいつ?使用前に行いたい点検の項目も解説!

冬が近づき、スタッドレスタイヤへの交換をいつ行うべきか迷われる方もおられるのではないでしょうか。適切な交換時期は初雪が降るタイミングが関係するため、地域によって異なります。

このコラムでは、冬用タイヤへ交換する時期の見極め方や目安について解説します。あわせて確認したい点検項目についても解説しますので、これからタイヤ交換を行われる際にぜひお役立てください。

冬用タイヤへの交換時期を見極めよう

冬用タイヤへの交換時期が分からず、急な初雪に慌ててしまうという方もおられるのではないでしょうか。忙しい方こそ、雪が降る前に余裕をもって交換しておくことが大切です。ここでは、冬用タイヤへ交換する時期の目安について解説します。雪が積もりにくい地域でも、スタッドレスタイヤを履くべき理由が分かるためぜひ参考にしてください。

冬用タイヤへの交換時期は初雪が降る1か月前

冬用タイヤへの交換時期は、初雪の1ヶ月前が目安です。毎年、初雪の時期が変わってしまい分からないとお悩みの方も、気象庁が発表している「霜・雪・結氷の初終日」の情報を参考に判断できます。

1991年~2020年までの30年間(2022年9月時点)の観測値の平均から、平年値を算出しているため、より参考となる月日が分かるでしょう。


根雪にならない地域でも冬用タイヤがおすすめ

根雪となりにくい地域では、冬用タイヤの必要性を感じないという方もおられるでしょうが、交換を推奨します。

冬の気温低下によっては夏用タイヤのゴム質が固くなり、グリップ力が落ちてしまうためです。制動距離が伸びたり、カーブを曲がりきれなかったりと安全性を損なうことが考えられます。

また、夏用タイヤでは、雪が積もってしまった場合に走行が難しくなります。冬は雪が降らなくても路面凍結の恐れがあるため、できるだけ雪が降りそう、凍結しそうな地域の方は冬用タイヤを履くようにしましょう。

タイヤの履替え作業

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冬用タイヤの交換時期が早い理由

冬用タイヤへの交換時期を、初雪が降る直前や初雪が降ってからと認識している方もおられるのではないでしょうか。一方で、冬タイヤへの交換時期を早く推奨するのには、いくつかの理由があります。ここでは、「慣らし走行」「在庫切れのリスク」「初雪」に着目して、交換時期を1ヶ月前とする理由を解説します。

1.慣らし走行によりタイヤ本来の性能を発揮できる

慣らし走行は新品タイヤを履いた際に、タイヤ本来の性能を発揮させるために実施します。タイヤがホイールに馴染むまである程度走行を重ねる必要があり、タイヤの表皮を一皮むくことでグリップ力を最大限発揮できるようになるのです。タイヤにとって慣らし走行が重要な点については、夏用・冬用に関わらず共通しています。

冬用タイヤにおいては、道路上に雪が積もると路面との摩擦が少なくなくなるため、タイヤの表皮をむくことが難しくなります。そのため、雪が降る前に慣らし走行を終わらせておくことが重要です。冬用タイヤの場合は、60km/h以下のスピードで200km以上走行することが推奨されています。


2.交換時期が早ければ混雑が避けられて在庫切れの心配なし

冬用タイヤへの交換が遅くなるほどデメリットがあります。天気予報で初雪の可能性について取り上げられるとタイヤショップへ駆け込む方が増え、お店は混み合ってしまうでしょう。そのため、新品の冬用タイヤを購入しようにも在庫切れの可能性が出てきます。

また、冬用タイヤを持っていて履替え作業をお店へ依頼する場合も、混雑により長時間待つことになるかもしれません。希望日に予約を取るのも難しくなります。交換時期が早ければスムーズに冬用タイヤを履くことができるため、余裕を持って段取りすることが大切です。


3.思わぬ初雪でも慌てない

直近数年以内の初雪があった日の記憶を基準に、ぎりぎりで交換時期を設定すると思わぬ初雪に慌ててしまうかもしれません。この場合もカー用品などのタイヤを扱うお店は混み合うことになり、冬用タイヤの確保や履替えが遅くなってしまいます。積雪により車が使用できず、用事が済ませられないケースもあるでしょう。しっかりと1ヶ月前から冬用タイヤへ交換できていれば、予想外の降雪でも焦らずに済みます。


冬用タイヤの交換時期に行う点検項目

前シーズンの冬用タイヤを履く場合、事前に点検を実施しないとタイヤの不具合に気付くことができません。もしタイヤが劣化していた場合、雪道でスリップしてしまい事故につながる恐れもあります。ここでは、冬用タイヤへ履替えを行う前に実施したい事前点検について解説します。

劣化具合や変形の有無

冬用タイヤは夏用タイヤ以上に、タイヤのコンディションに気を使う必要があります。冬の路面では、タイヤに十分な性能がないと制動距離が伸び、カーブを曲がりにくくなるためです。

したがって、冬用タイヤを履く前にひび割れがないかどうかや、長期保管による変形等がないことを確認しておきましょう。ホイール付きの場合は、空気圧調整も忘れずに実施することが大切です。


プラットホームが露出していないか

プラットホームとは、冬用タイヤの摩耗限度を知らせるサインのことです。冬用タイヤは50%摩耗すると、性能低下により雪道でのグリップ力が期待できなくなるため、それを簡単に判断できるようプラットホームが設けられています。

タイヤ接地面の縦溝底にあるプラットホームは、タイヤの摩耗限度になると露出するため、交換時期の判断が可能です。突起がブロックと同じ高さになっていないか、冬用タイヤを履く前にしっかりチェックしておきましょう。

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冬用タイヤでも油断せずに運転しよう!

一度でも雪道を走行したことがある方は、スリップの不安を覚えたことがあるのではないでしょうか。たとえ冬用タイヤを履いていたとしても、滑りやすい路面であることは事実です。ここでは、冬季における運転のポイントをいくつか紹介し、特に危険な凍結しやすい場所について解説します。

冬季における運転のポイント

冬季の運転では、急のつく操作は厳禁と言えます。カーブを曲がる時はしっかりとスピードを落とし、スピンしないよう徐々にハンドルを切るようにしましょう。急ブレーキを踏む場面に遭遇しないよう、車間距離を十分にあけておくことも重要です。

また、赤信号になることが予測できた場合は、早めに減速を開始しましょう。減速が遅いと、前の車に追突したり、後続車から追突されたりする可能性が高くなるためです。


凍結しやすい場所に要注意

豪雪地帯や最低気温が氷点下となる地域にお住まいの方はご存じかもしれませんが、冬季の走行では凍結しやすい場所を把握しておくことが大切です。凍結路面はスリップしやすく、事故の発生原因として多い傾向にあります。

凍結しやすい場所として、トンネルの出入り口や橋の上が挙げられます。風通しが良く、路面温度が低くなりやすいため、凍結している可能性が高いのです。また、街中の走行においても油断は禁物で、停止線の前などは踏み固められて滑りやすくなっているため注意しましょう。

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夏用タイヤを保管する際のポイント

冬用タイヤを履いた場合、使用していた夏用タイヤは保管することになります。次のシーズンまでに劣化してしまわないよう、保管環境には注意が必要です。ここでは、保管前に実施したいタイヤ洗浄や状態チェックの重要性と、タイヤを劣化させてしまう要因について解説します。

保管前に洗浄し状態をチェックする

次のシーズンに夏用タイヤを気持ちよく使うためにも、保管前に洗浄しておくことが大切です。タイヤを綺麗にするだけでなく、汚れに含まれる化学物質を洗い落とすことで保管中の劣化を遅らせることにつながります。洗浄後は、水分が残らないようしっかりと乾燥させましょう。

次に、タイヤの状態をチェックすることも重要な要素です。スリップサインの露出や亀裂・損傷の有無を確認します。状態が悪い場合は、次のシーズンでは交換が必要であることを事前に把握でき、急な出費に慌てず済むでしょう。


紫外線や熱源などに注意

保管環境によって、タイヤの劣化具合はまったく異なります。適切な環境で保管したタイヤは3年間性能を保てますが、保管環境が悪いと次使用する際に、交換が必要になるかもしれません。

適切な保管環境とは、日光に含まれる紫外線やストーブなどの熱源の影響を受けない場所です。また、バッテリーやモーターなど電気製品の近くはタイヤを変質させてしまうオゾンが多いとされているため、エアコンの室外機の近くなどは避けるようにしましょう。

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冬用タイヤから夏用タイヤへの交換時期の目安とは?

冬のシーズンが終わると、夏用タイヤへ交換する必要が出てきます。冬用タイヤへ交換するケースとは反対に、早く交換してしまうと予想外の降雪や凍結路面に対応できなくなるため、交換時期の目安を把握しておくことが重要です。
ここでは、冬用タイヤから夏用タイヤへ交換する目安と、交換せずに冬用タイヤを履き続けるデメリットについて解説します。

気温7℃が目安

最低気温が氷点下以上であっても、夏用タイヤへ交換するタイミングに注意しましょう。例えば、気温が3℃あったとしても、日陰や橋の上、トンネルの出入り口などは路面温度が氷点下となり凍結している可能性があるためです。

夏用タイヤへの交換時期は、最低気温7℃を目安にすると良いでしょう。その程度の温度があれば夏用タイヤの性能が発揮できるようになり、凍結の可能性が十分低くなっていると言えます。


冬用タイヤを履き続けるのは避けよう

冬用タイヤが劣化もしくは50%摩耗していて、履き潰すことを理由に夏も使用し続けることはあまりおすすめできません。冬用タイヤには夏用タイヤよりも柔らかいゴムが使用されており、雪がない通常の路面は得意としておらずグリップ力が低いためです。

また、冬用タイヤは排水性能が低く、雨の日にスリップしやすいとされています。特にスピードレンジが高い道路では、ハイドロプレーニング現象などの危険な状況に落ちいりやすいため注意が必要です。冬が終わったら安全のためにも夏用タイヤに交換することを推奨します。

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冬用タイヤへの交換時期が来たらイエローハットへ!

冬用タイヤの交換時期を見極めたあと、履替え作業をお店に依頼したい方もおられるでしょう。その際はぜひイエローハットのWEB予約ページから履替え作業をご依頼ください。また、冬用タイヤの購入がまだの方は、オンラインショップから注文ができます。

ここでは、履替え作業の依頼やタイヤの購入に便利なオンラインショップなど、イエローハットのWEBサービスについて解説します。

冬用タイヤへの履替え作業予約がWEBから可能

冬用タイヤへの履替え作業依頼は店頭でもできますが、待ち時間が発生する場合があります。できるだけスムーズに履替えを完了させたい場合は、イエローハットのWEB予約がおすすめです。

作業予約専用ページから簡単に予約が可能で、最大のメリットは予約日に受付を済ませた後、待ち時間が発生しない点にあります。予約日の確認や変更などもWEBから可能なので、ぜひご利用ください。


タイヤの購入もWEB注文が便利

イエローハットのオンラインショップではさまざまな種類の商品を扱っており、車に合ったタイヤが簡単に見つかります。冬用タイヤだけでなく、夏用タイヤやホイールセットが24時間いつでも注文可能です。

WEB注文をはじめる際に必要となるのは、タイヤを取付け予定の車のメーカー名と車種、そしてタイヤサイズだけです。この3つを押さえておくと、商品検索から注文までがスムーズに完了します。


無料のアフターサポートが受けられる

イエローハットはタイヤの注文が簡単なだけでなく、タイヤ交換後にアフターサポートを実施しています。サポート内容は、タイヤ交換後のホイールナット増し締め点検と、タイヤローテーションの2つです。どちらも1回無料で、タイヤ4本セットまたはタイヤ&ホイール4本セットが、税込2万円以上の方が対象となります。

2つのアフターサポートは、安全性やタイヤを長持ちさせる重要な項目です。イエローハットなら購入後にかかる費用を削減できます。

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まとめ

冬用タイヤへの交換時期の目安は、初雪の1ヶ月前です。気象庁が発表する「霜・雪・結氷の初終日」を参考に判断するとより正確な日付が分かるでしょう。新品の冬用タイヤを購入した場合は、雪が降る前に慣らし走行を終わらせておくことも重要なポイントです。

イエローハットでは、タイヤの履替え作業予約をWEBから受け付けしています。作業開始までの待ち時間がなくスムーズになるためぜひご利用ください。また、タイヤをWEBで注文した場合も同様に待ち時間はありません。お車に合ったタイヤが簡単に探し出せるので、一度オンラインショップで検索することをおすすめします。

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