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タイヤ交換における作業の種類と所要時間の目安、時間短縮のコツも解説!

タイヤ交換作業には主に2つの種類があり、「組替え」「履替え」と区別して呼ばれています。それぞれ所要時間が異なるため、どの程度の時間がかかるのか気になる方もおられるでしょう。また、タイヤサイズや車種によっても所要時間が変動します。

当コラムでは、タイヤ交換作業の種類と大まかな所要時間について解説します。なるべく時間をかけたくない方に向けて、時間短縮のコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

タイヤ交換における作業の種類と所要時間

タイヤ交換作業は、大きく分けて「組替え」と「履替え」の2つです。それぞれの交換における所要時間は異なり、基本的に工程の多い組替え作業の方が時間を要します。稀に想定より時間がかかるケースもありますが、おおよその目安について知りたい方もおられるでしょう。ここでは、組替えと履替えにかかる時間の傾向とホイールバランス調整について解説します。


タイヤのみを交換する「組替え」

タイヤのみを購入した場合、既存のホイールを使用するため組替え作業を実施します。組替えとは、車から外したタイヤとホイールをそれぞれ分離し、新しいタイヤを組付けしていく交換方法です。

一般的な作業時間の目安は1時間程度で、タイヤの種類やサイズによってそれ以上かかる場合もあります。組替えでは、タイヤとホイールの重量バランスを調整する、ホイールバランス調整を実施することが一般的です。


タイヤとホイールをセットで交換する「履替え」

車に装着しているホイールを外し、タイヤが組付けられた状態のホイールを取付けするのが履替えです。ホイールからタイヤを脱着する作業がないため、組替えよりも作業時間は短く、おおむね30分程度で完了します。

主に、シーズンオフになった冬タイヤから夏タイヤに交換するケース(もしくはその逆)で履替え作業となることがほとんどです。基本的に依頼しない限り、ホイールバランス調整は実施されません。


タイヤ交換時に実施したい「ホイールバランス調整」

タイヤ・ホイールともに円形ではありますが、製造上どうしても部分的に偏りが生じてしまうため完全な真円ではありません。そのため、タイヤを組み付けた状態のホイールを専用の機械で回転させて数値を測り、全体の重さを均一に調整します。

アンバランスな状態だと走行時にハンドルがぶれたり、偏摩耗につながったりすることから、ホイールバランス調整は重要な作業です。数値に偏りがあった場合には、バランスウエイトと呼ばれる重りを貼付けて調整します。

タイヤの組替え時に実施しますが、走行による摩耗やホイールの歪みでバランスが崩れることもあるため、定期的に調整することをおすすめします。作業時間の目安は、20分程度です。

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タイヤ交換に時間がかかるケース

タイヤ交換では、組替えや履替えに関わらず、通常より時間を要するケースがあります。所要時間の増加には、車種・タイヤサイズ・技術力・混み具合など、原因はさまざまです。ここでは、タイヤ交換に多くの時間を要するケースについて、4つの観点から解説します。

リフトアップしにくい車種のケース

リフトアップとは、タイヤ交換がしやすいよう、リフトと呼ばれる設備を使って車体を持ち上げる工程のことです。交換作業はリフトアップをすることから始まりますが、車高が低い場合やエアロパーツが装着されている場合などは時間を要する傾向にあります。

そのため、スポーツタイプの車種やドレスアップ車は、リフトの種類にもよりますが通常より時間がかかることを想定しておくと良いでしょう。


タイヤの種類やサイズが特殊なケース

タイヤ交換の作業時間には、タイヤの種類やサイズが影響し、時間がかかるケースもあります。交換に時間がかかりがちなタイヤの種類は、サイドウォール部を補強しているランフラットタイヤや、高性能なハイグリップタイヤです。

また、基本的にタイヤの厚みが薄い低偏平の場合も、慎重に作業する必要があるため時間を要します。このように、タイヤの種類やサイズが特殊なケースでも多くの時間を要するのです。


タイヤ交換技術や設備により時間がかかるケース

タイヤの交換作業には、作業者の技術力やお店の設備が所要時間に関わります。作業者がタイヤ交換に慣れていなかったり、機器の扱いに手間取ったりすることもあるのです。

また、タイヤの組替えでは、タイヤチェンジャーの機能性で作業のやりやすさが異なります。高性能なタイプは組替えが比較的簡単になります。反対に機能性が低いと、腕力やコツを要するので時間がかかる傾向にあります。


混み具合が影響するケース

技術力があって設備が良く、作業スピードが速いお店であっても、混んでいると作業開始までの待ち時間が長くなってしまいます。特に土日などは工場が忙しくなる傾向にあり、予約せずに飛び込みで依頼した場合、多くの待ち時間が発生するでしょう。可能であれば平日に依頼することをおすすめします。


タイヤの交換時間を短縮するためにできること

仕事やプライベートが忙しく、タイヤ交換に時間をかけられない方もおられるでしょう。タイヤは安全性に深く関わるため、交換時期に達している場合、後回しにすることは避けたいところです。ここでは、タイヤ交換をスムーズに完了させるために実施できる時間短縮のポイントについて解説します。

事前に予約する

休日にタイヤ交換しようと店舗を周る方もおられるでしょう。好みのタイヤを見つけて交換を依頼したとしても、お店が混み合っていると多くの待ち時間が発生する場合が有ります。

なるべく時間をかけないためには、タイヤ交換時期を見定め、前もってスケジュールを押さえつつ、店舗が予約可能かどうかを確認しましょう。お店によってはWEB予約システムを取り入れているケースがあります。その場合、スマートフォンなどから事前に予約できるため、忙しい方におすすめの方法です。


在庫状況を確認する

タイヤ交換を目的にタイヤ販売店へ行ったとしても、特殊なサイズや種類の場合、在庫を置いていないケースが考えられます。店舗は売れ筋の商品をそろえる傾向にあり、社外ホイールを履いているなどして純正サイズではない場合や、在庫があるかどうか不安な場合は、事前に在庫状況を問い合わせしてみましょう。

もし在庫をしていないのなら、取り寄せを依頼することになります。そして届きしだい交換のスケジュールを組むと良いでしょう。


繁忙期を避ける

タイヤの摩耗具合や劣化具合は車ごとに異なるため、あらかじめ交換時期を定めることは難しいかもしれません。ただ日常的にタイヤを点検していれば、そろそろ交換した方が良いと判断できます。

交換時期の判断がある程度できた場合は、繁忙期である夏タイヤや冬タイヤへの履替えシーズンを避けつつスケジュールを設定すると良いでしょう。履替えのピークについては地域によって異なるので、近くのタイヤ販売店に問い合わせしてみることをおすすめします。

タイヤの履替え作業

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タイヤの交換時期の見極め方

タイヤ交換時期の見極め方や判断基準について、知りたい方もおられるでしょう。基本的に交換時期は、タイヤを使用開始してからの経過時間や走行距離で判断します。ただし、損傷などの異常があった場合は、その限りではありません。ここでは、タイヤの交換時期を見極める目安について解説します。

使用開始から3年~5年経過時

タイヤは、使用開始から3年~5年経過していたら交換時期の目安と言えます。また、タイヤは主成分がゴムで構成されている性質上、紫外線や熱の影響を受け劣化し、進行してくると徐々に硬化していき、タイヤ表面にひび割れが発生してくるのです。

ひび割れがはっきりしない程度であれば安全性に大きく影響しませんが、深く亀裂のような状態になると危険です。ひび割れを発見したらこまめに経過観察し、早めに交換することをおすすめします。


使用開始から3万km走行時

タイヤ交換時期の判断基準として、走行距離も目安になります。使用を開始してから3万km程度走行すると、摩耗により交換することになるでしょう。路面状況や運転の仕方によって摩耗ペースは変動しますが、一般的に5,000km走行で1mmすり減ると言われています。

仮に新品時の溝の深さが8mmとすると、3万km走行で2mm程度まで摩耗していることになります。保安基準上1.6mm未満で使用不可となることから、2mmはギリギリの数値です。また、4mm以下で性能低下が顕著になるため、なるべく早く交換した方が良いでしょう。


タイヤに損傷や異常摩耗があった場合

新品タイヤに交換した場合でも、走行により損傷を受けた場合は交換が必要になることもあります。傷の程度が深いと、バーストやパンクなどのトラブルにつながるため危険です。タイヤに損傷を受けるケースとして、縁石に乗り上げたり、擦ったりした場合が挙げられます。段差などには十分に注意しましょう。

また、空気圧不足やホイールアライメントの狂いにより、タイヤ接地面に異常摩耗が見られるケースもあります。異常摩耗とは局部的に摩耗が進行している状態を指し、原因を取り除かないと早期に交換となるでしょう。異常摩耗が確認できた場合は、タイヤ販売店などに相談してみることをおすすめします。

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タイヤ交換の時間が取りにくい方もイエローハットならスムーズ

イエローハットはタイヤ交換や履替えにおいて、お客様の手間が最小限になる仕組みを採用しています。購入についてはオンラインショップからの注文が便利で、履替えは専用ページからご依頼が可能です。ここでは、タイヤの交換時間の短縮につながるイエローハットの特徴について解説します。

オンラインショップのご利用で待ち時間なし

イエローハットのオンラインショップからのタイヤ注文は24時間いつでも可能で、予約日時に店舗へ来店いただき受付を済ませると、待ち時間なしで作業を開始します。注文方法はいたってシンプルで、車種とタイヤサイズを把握していれば車に合う商品を検索可能です。

また、夏タイヤや冬タイヤを取りそろえているのはもちろんのこと、オールシーズンタイヤもラインアップしています。ホイールセットも用意しているのでぜひご利用ください。


魅力的なアフターサポートもご用意

イエローハットでは魅力的な2種類のアフターサポートをご用意しています。タイヤ4本、もしくはタイヤ&ホイール4本セットの購入金額が税込2万円以上の方がサポート対象となりますが、タイヤ交換して100km走行後に実施したいホイールナット増し締め点検と、摩耗の均一化につながるタイヤローテーションがサポートの内容です。どちらも1回無料となっておりますので、ぜひご活用ください。


タイヤの履替え作業予約もWEBからが便利

夏タイヤや冬タイヤへ履替える際、イエローハットの専用ページから作業予約をすると、予約日当日待ち時間なしですぐに作業を開始します。予約方法はメーカーや車種、店舗などを画面の指示に従って選んでいくだけです。WEBなのでいつでも依頼できます。

また予約日を忘れてしまった場合でもWEBから確認可能です。変更やキャンセルもWEBで完結します。タイヤの履替え作業を素早く終わらせられるのでぜひご活用ください。

タイヤの履替え作業

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まとめ

タイヤ交換の作業時間は、組替えと履替えで目安が異なります。一般的に組替えの場合は1時間程度で、履替えは30分程度です。ただし、車種やタイヤサイズなど、他の要因によって時間を多く必要とするケースがあることを押さえておきましょう。

タイヤ購入にかける時間を短縮したい方は、ぜひイエローハットのオンラインショップをご利用ください。WEB注文なのでタイヤ選びが簡単かつ24時間いつでも依頼できます。取付時は待ち時間が発生しないので、タイヤ交換を素早く終わらせることが可能です。

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