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タイヤ交換は自分でしないほうがいい?失敗事例や対策について解説!

一度は「タイヤ交換は自分でしないほうがいい」といった声を聞いたことがある方もおられるのではないでしょうか。一見、簡単そうに思えるタイヤ交換においても注意しなければならない点は多くあります。あわせて、失敗例を知っておくことも重要といえます。

このコラムでは、タイヤ交換を自分でしないほうがいいといわれる理由や失敗事例、リスクについて解説します。DIYでのタイヤ交換を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

タイヤ交換は自分でしないほうがいいの?

タイヤ交換を自分でしないほうがいいといわれる理由には、さまざまなリスクが伴うことが挙げられます。自分で実施するなら、リスクについて把握することが大切です。万が一失敗した場合、金銭面や安全面で損害を負うこともあるため、正しい知識のもと作業することが重要と言えるでしょう。ここでは、タイヤ交換を自分で実施する場合のリスクを深掘りします。

失敗した場合の金銭的リスクが大きい

タイヤ交換は比較的シンプルな作業内容ではありますが、失敗した場合の金銭的リスクは大きいと言えます。ジャッキアップ中に車が落下するなどして下回りを激しく損傷させる場合や、ホイールナットの締め付けが不十分で脱輪し事故につながった場合など、修理にかかる費用は高額になると言えるでしょう。

ハブボルトの損傷など比較的小さな失敗であっても、万単位の修理費用がかかるリスクを考慮する必要があります。


怪我をするリスクが伴う

自分でタイヤ交換をしないほうがいいといわれるのは、怪我をするリスクもあるためです。ホイールナットが緩まず、力をかけた際に手が滑るなどして転倒したり外傷を負ったりするケースも考えられます。

ジャッキアップ中に車が倒れた場合、重症を負ってしまうかもしれません。最悪の場合、車の下敷きになってしまう事もあるため、自分でタイヤを交換する際は慎重に作業を進める必要があります。


正しい知識が必要不可欠

タイヤ交換で失敗しないためには、正しい知識が必要不可欠です。作業にベストな道具の知識や、安全な作業スペースを確保するための知識など、準備段階においても失敗のリスクを下げるためにポイントを把握しておく必要があります。

作業は正しい手順を守りつつ安全に配慮し、作業完了後も問題ないかチェックすることが大切です。車種による特徴や、取付けるタイヤやホイールの状態を確認するなど、正確な情報収集が失敗するリスクを低下させます。

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タイヤ交換を行わなければならない理由とは?

車を構成するパーツは徐々に劣化・消耗していきますが、装着しているタイヤが保安基準に適合しなくなった場合は交換が必須です。タイヤがどのような状態になったら交換しなければならないのか、知りたい方もおられるでしょう。
ここでは、タイヤが劣化・消耗する要因と、交換の判断基準について解説します。

年月とともに劣化する

タイヤは経年劣化により交換するケースも少なくありません。古くなった輪ゴムがひび割れて簡単にちぎれてしまうように、タイヤも劣化により徐々に硬化してひび割れが発生します。

一般的に使用開始から3年程度経過すると小さなひび割れが生じ、さらに時間が経つほど大きく深くなるため、定期的にチェックすることが大切です。タイヤのひび割れにより、内部のコード層が露出した場合も「著しい損傷」とみなされ保安基準不適合となりますので、交換する必要があります。


摩擦により消耗する

タイヤは常に路面と接しており、車の運動エネルギーを伝えています。その際、摩擦によって制動力を得るため、ゴムで構成されているタイヤは徐々にすり減っていくのです。

摩耗が進み、タイヤの残り溝が少なくなると、縦溝底にある突起(スリップサイン)と接地面が同じ高さになります。このとき、路面上の水分を排水する能力が不足している状態であり、スリップしやすいことから保安基準に適合しません。スリップサインが露出すると一般道は走行できないので、その前に交換する必要があります。

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タイヤ交換を自分でしないほうがいいと感じた方の失敗事例

タイヤ交換を自分で実施する際に、失敗事例を把握する事によりリスクを軽減できます。代表的な失敗事例は、作業中の事故や部品の破損、作業後の不具合などです。ここでは、5つの失敗事例を要因とともに解説しますので、DIYを検討している方の参考になるでしょう。

作業中に車が落下

作業中に車が落下する失敗事例では、重症を負うケースもあるため、自分でタイヤ交換する際に押さえておきたい大きなポイントのひとつです。主な失敗要因には、傾斜がついている場所や砂利もしくは土の上での作業など、ジャッキアップする場所の不安定さが影響するケースが挙げられます。

また、ジャッキをかける場所の間違いや、輪止めやサイドブレーキのかけ忘れによる作業中の揺れも要因のひとつです。


タイヤ交換後に脱輪

タイヤ交換後に脱輪するケースも、大きな失敗事例と言えます。脱輪とは、走行中にタイヤが外れてしまう現象のことで、速度が乗ったタイヤが勢いよく人や物にぶつかると、大事故につながりかねません。

脱輪の要因には、ホイールナットの締め忘れや締め付け不足、ホイール座面やナットのサビ、ネジ山にゴミがかんでいるケースなどがあります。


ホイールカバーなど部品を破損

ホイールカバーなどの部品の破損も失敗事例のひとつです。ホイールカバーの多くは樹脂でできているため、無理に力をかけると割れてしまいます。また、トルクのかけすぎによって、ホイールナットやハブボルトのネジ山を損傷するケースにも注意が必要です。作業中にタイヤを倒してしまい、ホイールが傷つくこともあります。


不適切な位置に装着

タイヤの中には方向性を持つ種類もあり、回転方向が決まっている場合は取り付け位置に注意が必要です。タイヤのサイドウォール部を事前に確認し、「ROTATION」の表記がないかチェックしましょう。付け間違えてしまうと、本来の性能を発揮できない他、タイヤの寿命を縮めることにつながります。


ホイールバランス調整を怠り不具合が発生

ホイールバランスが取れているかどうか、目視においては違いが分からないため、その必要性を軽視している方もおられるかもしれません。一見、タイヤとホイールは真円のようにも見えますが、実際は各部の重量はアンバランスです。アンバランスに気づかないと走行中に不快な振動を与えたり不具合が発生したりするケースがあります。

ホイールバランスの測定や調整には専用の機器が必要なため、お店に依頼するのが一般的です。自分でタイヤ交換した後でも、ホイールバランス調整のみをお店に依頼することはできますが、タイヤ交換と同程度の工賃がかかる点を考慮しなければなりません。

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自分でタイヤ交換を実施する場合にリスクを下げる方法

自分でタイヤ交換する際、失敗することなく完了するためには、正しい知識を集めることが大切です。作業自体は複雑なものではないため、ポイントを押さえておくと無事にタイヤ交換が完了するでしょう。ここでは、タイヤ交換のリスクを下げることにつながる方法を4つ解説します。

自分の車や装着するタイヤについて調べる

まず、タイヤ交換において重要なポイントは、自分の車について詳しく知ることです。主に、ジャッキポイントの場所と、ホイールナットの締め付けトルクを把握しておく必要があります。取扱説明書を確認するか、ディーラーに問い合わせてみると良いでしょう。

初めて作業する場合は、分からないことがあれば調べ上げることが重要です。車載工具のひとつであるパンタジャッキを使用する場合は説明書にあるジャッキポイントにかけますが、フロアジャッキと呼ばれる種類のジャッキを使用する場合は、ジャッキアップポイントが車種によって異なるため注意しましょう。


タイヤ交換に適した道具を用意しておく

タイヤ交換中や交換後の安全性を確保するためにも、作業に適した道具を用意することが大切です。最低限用意したいのは、輪止めとトルクレンチです。輪止めは、作業中において車体の安定感を上げるために使用します。

トルクレンチがあると、ホイールナットの締めすぎによるパーツの破損や、締め付け不足による脱輪を防げる重要な工具です。他にも、作業しやすい手袋を用意しておくと良いでしょう。


交換後に点検する

タイヤ交換を終えた後に実施しておきたいのが、試運転です。試運転することにより、走行中の異音や以前はなかった振動などに気づき、トラブルへ発展するリスクを下げることにつながります。異常や違和感を感じた場合は、すぐにお店へ相談したほうが良いでしょう。

タイヤ交換時にホイールナットを規定トルクで締め付けたとしても、走行中の振動や熱などさまざまな要因により緩むケースがあります。そのため、100km程度走行した後に、再度増し締め点検しておくとより安心です。


お店に依頼する

タイヤ交換中にてこずった場合や自信がない場合は、自分で交換することを中止しお店へ依頼するのもひとつの方法です。いざタイヤのホイールナットを外そうとしても、全然緩まないケースがあり、無理に力をかけると破損するかもしれません。初めて交換する場合は、少なくとも経験豊かな方に頼るようにしましょう。

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タイヤ交換の頻度を下げるコツ

タイヤは高額な消耗パーツのため、交換頻度を下げると維持費の削減につながります。タイヤの寿命は、ちょっとしたメンテナンスや車の乗り方で大きく変わるため、長持ちにかかわるポイントを把握すると、交換頻度を下げられるでしょう。ここでは、タイヤの寿命に関わる項目について解説します。

空気圧調整・タイヤローテーションを実施する

空気圧調整は、タイヤの寿命に深く関わるメンテナンスと言えます。空気圧が不足していると、タイヤの偏摩耗を助長し、寿命を縮めてしまいます。空気圧調整の頻度は最低でも月に1回が目安で、長距離や高速走行前にも実施しておくと安全性の面で安心です。

タイヤローテーションも、メンテナンスの基本メニューです。タイヤは装着位置によって摩耗するペースが異なるだけでなく、発生する偏摩耗の種類にも違いがあります。定期的にローテーションすると4つのタイヤの摩耗度合いが均一化されるため、本来の寿命まで使い切れる可能性が高まるでしょう。


タイヤの負荷に注意する

走行中、タイヤには常に負荷がかかっています。運転操作の仕方でタイヤにかかる負荷は増減するので、一度見直してみると良いでしょう。急発進や急加速、急旋回はタイヤの消耗を早めるので、急な操作を避けることが重要です。

また、車が止まった状態でハンドルを大きく切るのもタイヤを傷める要因です。少しでも車が動いているときにハンドルを操作すると、負荷を軽減できます。駐車時に意識しておきたいポイントです。

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タイヤ交換は安心・スピーディーなイエローハットにお任せ!

タイヤ交換のリスクは、想定以上に大きいものだと感じた方もおられるでしょう。慣れていない場合や、道具や設備が整っていない場合は、手間と時間を要します。安全性や安心感を重視し、スピーディーにタイヤ交換を終わらせたい方は、ぜひイエローハットへお任せください。

WEBで注文・作業予約をすると最寄り店舗で簡単に取付可能

イエローハットでは、店舗だけでなくオンラインショップも運営しており、タイヤの検索や注文が可能です。24時間利用でき、夏タイヤや冬タイヤをはじめとするオールジャンルのタイヤを豊富に取りそろえているため、簡単にタイヤが見つかります。

オンラインショップではタイヤ注文時の取付け依頼を、最寄りの店舗に指定可能です。確定した予約日に店舗で受付していただくと、すぐに作業を開始するため、完了までがスピーディーです。

また、シーズンオフ時のタイヤ履替え作業予約はWEBからが便利です。タイヤ注文と同様に、予約日に作業開始までの待ち時間が発生しません。タイヤの注文時や作業予約時は、ぜひイエローハットのWEBサービスをご活用ください。


ホイールバランス調整込み&タイヤ購入時は特典付きでお得

イエローハットのタイヤ交換工賃には、個人では困難なホイールバランスの測定・調整の費用も含まれています。バランス不良による不具合発生のリスクがなくなるため、自分で交換するよりは高い安心感が得られるでしょう。

また、税込2万円以上のタイヤ4本もしくはタイヤ&ホイール4本セットをご購入いただくと、2つの特典が受けられます。内容は、タイヤローテーションとホイールナットの増し締め点検です。どちらも1回無料で、タイヤの長持ちや交換後の安心感につながる特典です。

タイヤの履替え作業

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まとめ

タイヤ交換を自分でしないほうがいいといわれる理由には、部品や車体の破損による金銭的リスクや、怪我のリスクが挙げられます。ホイールナットを外してタイヤを入れ替えるシンプルな作業ではありますが、ジャッキアップを伴うため、特に注意が必要です。

少しでも不安を感じる場合は、ぜひイエローハットにお任せください。ホイールバランス調整を含め、確実に作業いたします。タイヤの注文や履替え作業のご予約は、WEBがおすすめです。

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