HOME > コラム > タイヤ交換コラム > 1本だけパンクした場合のタイヤ交換の値段を解説!パンクの原因を把握しよう

COLUMN

1本だけパンクした場合のタイヤ交換の値段を解説!パンクの原因を把握しよう

タイヤが1本だけパンクした場合、交換にかかる費用はどの程度になるのか疑問に思われる方もおられるのではないでしょうか。1本だけの交換で済むケースもあれば、状況によっては2本もしくは4本交換したほうが良いケースもあるため値段は変動します。

このコラムでは、1本だけパンクした場合にかかるタイヤ交換の費用や複数本交換が必要なケースについて解説します。あわせて、パンクしたときの基本的な対処法も紹介しますので、ぜひご覧ください。

1本だけパンクした場合にかかるタイヤ交換の費用

タイヤのパンクは予想ができない現象のひとつです。道路上に尖った形状の異物があると、タイヤは簡単にパンクします。パンクを経験したことがない場合、どの程度の出費になるのかイメージできないでしょう。ここでは、パンクにより1本だけ交換する場合の費用の目安について解説します。

タイヤ本体代金

タイヤには多くの技術が取り入れられているため、比較的高額な部品です。パンクで交換となった場合、1本あたりの本体代金は軽自動車で3,000円~、普通車で1万円前後が目安と言えるでしょう。

タイヤはさまざまな要素により、値段が決まっています。夏タイヤと冬タイヤといった種類の違いやタイヤサイズ、銘柄や販売店の設定金額も費用に差が付く要素です。そのため、比較することが重要と言えます。


タイヤ交換工賃

自動車のタイヤは、タイヤチェンジャーと呼ばれる専用の機械を使用しないと脱着は困難です。そのため、多くの方がお店にタイヤ交換を依頼しています。交換の際は専門のスタッフが作業を行うため工賃がかかります。

お店によっても異なりますが、タイヤ1本あたりの交換工賃の目安は1,500円前後です。ただし、別の場所で購入したタイヤを持ち込んだ場合は工賃が異なる傾向があるため、事前に問い合わせをしてみましょう。


パンク修理できる場合の費用の目安

タイヤがパンクしたからといって、必ずしも交換が必要になるわけではありません。はじめは、パンク修理を検討することが一般的です。パンク修理の費用もお店によってさまざまですが、簡易的な外面修理は3,000円ほど見ておくと良いでしょう。

タイヤをホイールから取外して行う内面修理の場合、費用の目安は3,000円~5,000円ほどです。外面修理よりもしっかり補修できますが、多くの工数がかかるため工賃は高くなっています。

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ


1本だけでなく数本タイヤ交換する場合は値段が高くなる

パンクしたのが1本だけであっても、そのタイヤだけを交換するのが得策とは言えない状況もあります。2本もしくは4本交換しないと、走行安定性や故障リスクが懸念される場合です。ここでは、複数本の交換が推奨されるケースを解説します。1本だけでも問題ない場合についても参考になるでしょう。

複数本交換したほうが良いケースとは?

4輪の自動車においては安全上、各タイヤのバランスが重要です。パンクにより1本だけ新品に交換した場合、摩耗差やグリップ力の差によりバランスが悪くなります。これは、車の走行安定性に影響を与えるだけでなく、4WD車の場合はデファレンシャルギヤの故障にもつながるのです。

すなわち、複数本交換したほうが良いケースとしては、パンクしていない他のタイヤが摩耗・劣化が進行している場合です。4本同時交換が理想的ですが、2WD車の場合において交換費用を抑えたい場合は、パンクした同軸上のタイヤ2本のみ同時交換するのもひとつの方法です。


新品タイヤを装着している場合は1本だけでも問題ない

パンク時に1本だけの交換で問題ないのは、他のタイヤが新品に近い状態のケースです。この場合、摩耗差や劣化による性能差が小さく、走行安定性などへの影響が少ないと言えます。

ただし、1本だけ交換する際は他のタイヤと同じ銘柄を選ぶようにしましょう。タイヤは銘柄ごとに特徴を持っており、ドライ路面に強い商品もあればウェット性能を高めたモデルもあるなど、性能に違いがあるためです。

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ


パンクの実情や要因を把握しよう

タイヤのパンクトラブルを何度も経験した方もいれば、一度もパンクを経験したことがないという方もおられるでしょう。ここでは、パンクとは具体的にどのような現象なのか、またタイヤのトラブルはどの程度起こっているのかを解説します。主な要因についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

パンクとはどのような症状?

タイヤのパンクとは、内部に充填された空気が徐々に抜けていく現象のことです。パンク直後は気付きにくいため、損傷してからしばらく経ってタイヤ側面が大きくつぶれている場合に気付くケースが多いと言えます。

一方でタイヤが大きな音と共に破裂し、空気が急激に抜ける現象をバーストといいます。走行中に発生することが多く、事故につながりかねないトラブルです。パンクして空気不足の状態で走行すると、バーストに発展することがあります。


パンクを含むタイヤトラブルはよくある故障のひとつ

パンクやバーストなどのタイヤに関するトラブルは、道路上においてよくあるトラブルと言えるでしょう。国土交通省の「令和3年度路上故障の実態調査結果」によると、タイヤトラブルは一般道路で32.1%と3割近くあり、高速道路では49.0%と約5割を占めるといわれています。

タイヤはスピードが速いほど高い負荷を受けるため、高速道路ではトラブルの発生件数が多くなっていると考えられます。走行中にパンクするとハンドル操作が利かなくなるケースもあるため、タイヤにしっかりと意識を向けることが大切です。


パンクの主な要因

タイヤがパンクする主な要因として挙げられるのが、尖った形状の異物を踏みつけてしまい接地面に刺さるケースです。異物が刺さっている間は空気の損失がゆるやかですが、取り除いてしまうと一気に空気が抜けてつぶれてしまうので、異物を発見した場合は抜かないようにしましょう。

また、タイヤを縁石ブロックに擦った場合や空気圧不足状態で走行した場合も、パンクすることがあります。他にも、空気圧調整用のエアバルブが劣化しているケースもパンクの要因となります。


パンク修理ができるケースとできないケースの違い

パンク修理できるのは、接地面に釘やネジなどの異物が刺さった場合です。接地面以外を損傷した場合や、傷が大きい場合は修理できません。タイヤの側面やショルダー部はゴムの厚みが薄く、内部の強度も接地面より低いため、穴が空いた場合は交換が必要です。

また、同じタイヤを何度もパンク修理することは推奨されていないため、以前に修理済みのタイヤは交換となるでしょう。お店に点検を依頼し、修理可能かどうか判断してもらいましょう。

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ


1本だけパンクした場合の対処法と車の持ち込み先

タイヤのパンクに気付いた際は、適切に対処することが大切です。そのまま走行すると、修理の値段が高くなったり、修理ができなくなったりする場合があります。パンクしたタイヤの修理や交換をどこに依頼すれば良いのか知りたい方もおられるでしょう。ここでは、パンクトラブルでの対処法と、依頼先について解説します。

タイヤから空気が抜けた状態で走行しない

タイヤは内部に空気があることでその形状を維持しています。空気が抜けてつぶれた状態で走行すると、タイヤの骨格にあたるコード層が破断するかもしれません。コード層が破断するとタイヤの強度が著しく低下するため、パンク修理ができなくなります。

したがって、パンクした際は異物を抜かないようにし、既に空気が抜けきってしまった場合は応急処置を施すかロードサービスを利用しましょう。


応急処置もしくはロードサービスを利用

パンク時に取れる主な手段には、応急処置を施して車を移動できる状態にするか、ロードサービスを利用して車を運んでもらう方法の2つがあります。

応急処置については、車載されている応急キットによって方法が異なるため、取扱説明書をまず確認しましょう。以前はスペアタイヤへの交換がよくある処置方法でしたが、現在はパンク修理キットによる補修が主流です。ただし、高速道路上など、応急処置が難しい場合はロードサービスに頼ったほうが良いでしょう。

ロードサービスはJAFや任意保険を利用することが多いでしょう。基本的に無料で車を運んでもらえますが、距離などの条件によって料金が発生することもあるため、一度内容を確認してみてください。


タイヤを取り扱うお店に依頼しよう

タイヤのパンクを応急処置したとしても、すみやかに修理や交換を実施しなければなりません。車載のパンク修理キットによる補修は一時的な応急処置であるため、その後の対応は必須と言えます。

持ち込み先としておすすめなのは、タイヤ専門店やカー用品店です。カーディーラーや民間の整備工場、ガソリンスタンドでも対処可能な場合がほとんどですが、タイヤの価格は高い傾向にあります。

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ


パンクのリスクを下げる方法と修理した場合の注意点

タイヤのパンクは、日頃のメンテナンスをしっかり行うことで、発生する可能性を低くできます。道路上の異物などが要因のパンクは防げませんが、空気圧不足が主な原因の場合は定期的に調整することで防止できるでしょう。ここでは、基本的なタイヤのメンテナンスとパンク修理した場合の注意点について解説します。

空気圧調整とタイヤローテーション

空気圧不足だと、路面からの衝撃でタイヤが損傷しパンクにつながりやすいため、しっかりと適正値を保つことが重要です。少なくとも、月に1度点検し、適正値に合わせるようにしましょう。

タイヤローテーションも良好なコンディションをキープするのに役立ちます。タイヤは駆動方式や装着位置の影響で偏摩耗することがあり、摩耗のペースも変わるため定期的に入れ替えることが重要です。5,000km走行毎を目安にタイヤローテーションを実施すると良いでしょう。


タイヤパンク修理後の注意点

パンク修理をしたタイヤを装着する際は、装着位置に注意しましょう。パンク修理したとしても、タイヤにダメージがあることは変わりありません。前タイヤは車の向きを変える際に重要となるため、パンク修理したタイヤは後輪へ装着することを推奨します。

また、パンク修理したタイヤで高速走行は避けたほうが良いでしょう。安全性を高めるためにも、早めの交換をおすすめします。


イエローハットなら1本だけのパンクにも備えられる!

タイヤのパンクはいつどこで起こるか予測できないトラブルです。もしもの時に備えることができれば、日々の安心感につながるでしょう。イエローハットでは、万が一に備えられる「タイヤパンク補償」をご用意しています。オンラインショップの魅力とあわせてご紹介しますので、ぜひご検討ください。

新品に交換できるタイヤパンク補償がおすすめ

イエローハットでタイヤをお買い上げいただくと、タイヤパンク補償にご加入いただけます。1本だけのパンクでもタイヤを新品へ交換可能で、本体代金だけでなく工賃も補償範囲内です。

全国にあるイエローハット680店舗以上で補償が受けられますので、遠方への外出時でも安心です。タイヤパンク補償の詳細については、ご購入時に店舗スタッフまでお問い合わせください。


イエローハット専売タイヤはリーズナブルに交換可能

パンクや劣化などによりタイヤの購入をお考えの場合は、イエローハット専売タイヤをぜひご検討ください。夏タイヤとスタッドレスタイヤそれぞれに、専売モデルをご用意しています。

夏タイヤについては、排水性能を高めた国産タイヤの「PRACTIVA」と、省燃費性が魅力の「ECOFINE」、この2つのモデルがおすすめです。スタッドレスタイヤの専売タイヤは、グリップ性能だけでなく省燃費性にも配慮したタイプと、十分な氷雪性能がありお求めやすい価格のタイプの2つがあります。

イエローハット専売タイヤは、性能と価格のバランスにこだわっています。豊富なサイズ展開でご用意していますので、お車に合ったモデルが見つかるでしょう。


オンラインショップで事前に注文できる

パンクに限らず、タイヤは消耗・劣化してしまうため交換時期が訪れます。タイヤ探しでぜひおすすめしたいのが、イエローハットのオンラインショップです。24時間タイヤ選びが可能で、注文までスムーズにできます。

夏タイヤ・冬タイヤをはじめとする豊富なラインアップで、ホイールやセット商品も取り扱っていますので、車に適合する商品が簡単に見つかるでしょう。

タイヤの履替え作業

WEB予約 コチラ


まとめ

パンクにより、タイヤを1本だけ交換するケースでは、タイヤ単品の本体代金と工賃がかかります。ただし、安全性の観点から複数本交換したほうが良いケースもありますので、お店に相談してみてください。

イエローハットはタイヤ交換だけでなくパンク修理にも対応しています。交換を検討している場合は、ぜひオンラインショップを利用してみてください。タイヤパンク補償へのご加入も同時に検討いただくことをおすすめします。

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ

タイヤ オンラインショップ

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ