HOME > コラム > タイヤ交換コラム > 工具があればタイヤ交換は自分で実施可能?役立つアイテムや手順も解説

COLUMN

工具があればタイヤ交換は自分で実施可能?役立つアイテムや手順も解説

タイヤ交換はいつもお店に依頼しているけれど、工具をそろえれば自分でも実施できるのか知りたい方もおられるのではないでしょうか。タイヤ交換は工具があれば自分でも実施が可能ですが、危険を伴う作業であるため手順について押さえておくことが大切です。

このコラムでは、タイヤ交換に必要な工具や便利なアイテム、ガレージジャッキを用いた交換方法について解説します。プロに依頼するメリットも把握できますので、ぜひ最後までご覧ください。

工具をそろえればタイヤ交換は自分で実施できる

自動車においてタイヤは欠かせないパーツのひとつです。車の動きを路面に伝える働きや、路面からの衝撃を受け止めてくれるなど、タイヤ無しでは快適かつ安全に走行できません。ここでは、タイヤ交換が必要になる理由と、自分で実施する際に押さえておきたいポイントを解説します。

タイヤ交換の必要性とは?

タイヤは走行中、常に路面と接して摩擦を繰り返しているため徐々に摩耗していきます。また、主原料にゴムが使用されていますので、紫外線や熱・油分などの要因により劣化するのです。

また、消耗・劣化したタイヤはグリップ力や静粛性が落ちている状態です。安全性が低くなり、快適性も落ちてくることから交換が必要となります。


適切な工具があれば安全性向上や作業効率アップが見込める

タイヤ交換は、工具をそろえればご自身でも実施できます。しかし、車載されている最低限の工具では、作業時や交換後の安全性を十分に確保できません。別途、タイヤ交換に用いる便利な工具をそろえることで快適に作業可能となり安全性も高まります。

また、作業効率の面でも工具をそろえることが大切です。タイヤ交換だけでなく、エンジンオイル交換やタイヤローテーションもご自身で実施できるでしょう。


事前に工具の使い方や注意点をきちんと押さえておこう

初めてタイヤ交換する時や、自信がない場合は、事前に工具の使い方を取扱説明書などで調べておくことが重要と言えます。工具を壊してしまったり、適切に使用できなかったりする可能性があるためです。

また、タイヤ交換ではジャッキアップする必要があるため、ジャッキポイントについても調べておきましょう。ジャッキをかける場所は、車種によって異なるためです。また、ガレージジャッキを使用する場合、ジャッキアップポイントは車両の取扱説明書に記載されていないでしょう。事前にカーディーラー等へ問い合わせることが重要です。

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ


タイヤ交換に使用する工具や役立つアイテムを紹介

ここでは、タイヤ交換で使用する主要な工具と、役立つアイテムを紹介します。ここで紹介する工具の中でも最低限「ジャッキ」「輪止め」「クロスレンチ」「トルクレンチ」はそろえておきたいアイテムです。リジッドラックやその他ツールは、予算に応じて購入を検討すると良いでしょう。

車体を持ち上げる「ジャッキ」

車体を持ち上げるためのジャッキは、タイヤ交換における必需品のひとつです。ジャッキには種類があり、車載工具にも採用されることが多い「パンタジャッキ」と、使いやすい「ガレージジャッキ(フロアジャッキ)」があります。おすすめは、安定性が高いガレージジャッキです。パンタジャッキよりも高額ですが、比較的安全に作業できるでしょう。


安全性に関わる「輪止め」

ジャッキアップする際、車は斜めになります。ジャッキアップ中に車が動くと事故につながりますので、「輪止め」は確実に準備しておきましょう。大きめの石や木などでも代用できますが、掛け方が不十分だと車が動いてしまうため、市販品の購入をおすすめします。


ホイールナットの取外しに必要な「クロスレンチ」

ホイールナットを取り外す際に必要となるのがクロスレンチです。ホイールナットは車種やメーカーによってサイズが異なりますので、お車に合ったものを選びましょう。クロスレンチは各種サイズが備わっている他、ホイールナットを外すのが楽になります。


適切にホイールナットを締め付けられる「トルクレンチ」

トルクレンチは、ホイールナットを確実に指定の力加減で締め付けられる工具です。トルクが予め決まっているタイプや調整できるタイプがあり、商品によって対応する範囲も異なります。ホイールナットは、規定のトルクで締め付けることが重要です。規定トルクを確認した上で購入しましょう。


ジャッキアップ時の安定感を出す時に有効な「リジッドラック」

リジッドラックは、ガレージジャッキと併用して使用するアイテムです。ジャッキポイントにかけることで、高い安定感のもと作業できます。セットで使用するアイテムですので、最低でも2つ用意しましょう。

4つあると全てのジャッキポイントにかけられるため、さらに安定感が増します。また、4つそろえておくとタイヤローテーションが楽になりますので、予算がある場合は検討してみてはいかがでしょうか。


その他の便利ツール

タイヤ交換だけでなくDIYで車のメンテナンスやカスタムを検討している場合は、電動インパクトレンチを用意すると良いでしょう。インパクトレンチは整備工場で使用されているツールで、ホイールナットを簡単に着脱可能です。使い方を間違えると破損につながるため注意は必要ですが、固く閉まったボルトやナットを比較的簡単に外せます。

スチールホイールを装着している場合、タイヤ交換時にホイールカバーを取り外す必要があります。ホイールカバーは手でも外すことは可能ですが、ホイールキャップレンチなどのツールがあると楽に外せますので、購入を検討してみてはいかがでしょうか。

タイヤの履替え作業

WEB予約 コチラ


作業効率の高い工具「ガレージジャッキ」を用いたタイヤ交換の方法

パンタジャッキを用いたタイヤ交換では、何度もジャッキアップする必要があるため不便です。ガレージジャッキを用いるとジャッキアップの手間が減る他、リジッドラックも併用すると安定した環境で作業できます。ここでは、ガレージジャッキを用いたタイヤ交換方法について紹介しますので、参考にしてください。

安全な作業環境を整える

交換作業でもっとも重要なのは、安全な環境を整えることです。タイヤ交換は、平坦で傾斜のない場所を選びましょう。次に、車が動かないようシフトレバーがパーキングになっていることを確認し、パーキングブレーキをかけてください。

また、輪止めの設置も忘れないようにしましょう。前方をジャッキアップする場合は後方のタイヤに輪止めをかけます。ガレージジャッキをジャッキアップポイントにセッティングし、次の段階へ進みましょう。


ホイールナットを緩めてジャッキアップ

ホイールナットは、ジャッキアップ前にレンチを使用して半回転ほど緩めておきます。次に、ガレージジャッキを操作して車を持ち上げていきましょう。取扱説明書の注意点や操作方法に従い、ゆっくり慎重に行うことが大切です。

タイヤと地面の間に隙間があき作業に不都合のない高さまで持ち上げ、左右のジャッキポイントの下にリジッドラックを設置します。そして、ガレージジャッキのリリースバルブをゆっくり操作し、車体をリジッドラックの上に着地させてください。車体がしっかりと支えられていることを確認した後、ガレージジャッキを引き抜きましょう。


タイヤを入れ替える

次に、タイヤを外す作業です。ホイールナットを取り外し、タイヤを下から支えつつ引き抜きます。外したタイヤはリジッドラックの横、かつ車体と地面の間に置いておきましょう。

新たに装着するタイヤを車両に取り付けていきます。ホイールの穴とハブボルトの位相を合せつつ取付け、ホイールナットを付けてください。


仮締めして車を降ろす

タイヤを入れ替えた後は、ホイールナットをレンチで仮締めします。この時、締め付ける順番に注意が必要です。対角線を意識して締め付けてください。

仮締め後、車を降ろすため再度ガレージジャッキをジャッキポイントにセッティングしましょう。少し車を持ち上げ、リジッドラックなど車の下にあるものを取り除きます。その後、ガレージジャッキのリリースバルブを操作して、ゆっくりと車を降ろしましょう。


本締め後に試運転を実施する

車を降ろした後は、ホイールナットを本締めしましょう。この時トルクレンチを使用します。ここでも締め付ける順番(対角線上もしくは星形)に注意し、全てのホイールナットを規定のトルクで本締めしてください。

最後に、走行に問題がないか試運転を実施しましょう。異音や振動などがないかを確認します。試運転で異常がなければ作業は終了ですが、タイヤ交換後100km程度走行したあと、トルクレンチで再度ホイールナットを締め付けると安心かつ確実です。

タイヤの履替え作業

WEB予約 コチラ


タイヤ交換は工具をそろえて実施するよりお店に任せるほうが安心

自分で行うタイヤ交換では、安全に作業できる場所の確保が重要です。そのようなスペースを用意することが難しい場合もあるでしょう。また、危険性やリスクについて把握することが大切です。工具をそろえる初期費用や安全性を考慮すると、お店に任せるのもひとつの方法と言えます。

自分でタイヤ交換を行う際は危険性やリスクが伴う

タイヤ交換は、比較的軽微な作業ではありますが、個人で行うとなると設備が十分とは言えずリスクが伴います。力の入れ方を間違えて怪我をしたり、部品を破損させてしまったりと、失敗する可能性があることを押さえておきましょう。

また、ホイールナットの締め付け不良などにより、タイヤ交換後脱輪するケースも考えられますので、自信がない場合はお店に頼ることもひとつの方法です。


工具をそろえる必要がなく保管場所にも困らない

現代の車はスペアタイヤが搭載されることがほとんどなく、車載工具も最低限しかありません。一から工具をそろえると、まとまった費用がかかります。本格的にDIYを検討している方であれば工具の使用頻度が多いため、メンテナンスが行き届きますが、使用頻度が少ないと工具に錆が発生してしまう事もあるでしょう。

このように工具の管理も必要になりますので、タイヤ交換のみを検討している場合はお店に依頼するのもおすすめです。タイヤ交換にかかる手間が少なく、高い安心感が得られるでしょう。

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ


タイヤ交換はイエローハットにお任せ!

タイヤ交換はやはりお店に依頼しようとお考えの場合は、ぜひイエローハットにお任せください。スタッフが確実に作業いたします。また、イエローハットにはオンラインショップがありますので、事前にタイヤ注文が可能です。シーズンごとの履替え作業についてもWEBから申し込めます。ここではそれぞれのメリットをご紹介します。

新品タイヤへの交換はWEB注文でスムーズに完了

新品タイヤへの交換は、専用機器を使用してホイールからタイヤを脱着する必要があるので、お店へ依頼することになるでしょう。新品タイヤを購入する際は、ぜひイエローハットのオンラインショップをご利用ください。

お車に合ったタイヤが、車種やタイヤサイズなどの基本的な項目を選択するだけで表示されます。お近くの店舗にて取付けられますので、タイヤ交換が手軽かつスムーズです。


シーズンごとのタイヤ履替え作業もWEBからが便利

イエローハットは、WEBからタイヤ履替え作業の予約ができるため便利です。WEB予約していただくと、待ち時間を最小限に抑えられる点がメリットです。

また、責任を持って作業いたしますので、履替え後も安心してお車をご使用いただけます。予約日の確認や変更も簡単で、キャンセルもWEBで完結します。

タイヤの履替え作業

WEB予約 コチラ


まとめ

タイヤ交換では、適切な工具をそろえることが重要です。少なくとも「ジャッキ」「輪止め」「クロスレンチ」「トルクレンチ」の4つはそろえておきましょう。予算に応じて便利なアイテムの購入をおすすめします。難しそうであれば無理をせず、タイヤのプロに任せることが安全面においても大切です。

新品タイヤの購入・取付けや、シーズンごとの履替え作業は、ぜひイエローハットへお任せください。オンラインショップからのタイヤ注文や履替え作業のWEB予約が24時間可能です。プロが作業いたしますので、タイヤ交換後、安心してお車を使用できます。

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ

タイヤ オンラインショップ

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ