HOME > コラム > タイヤ交換コラム >ホイールとハブはしっかり適合させよう!ハブ径やハブリングについて解説

COLUMN

ホイールとハブはしっかり適合させよう!ハブ径やハブリングについて解説

ハブは、ホイール取付時に適合させる必要がある部分です。ホイールとハブが適合していないと適切に取付けられません。適合させるには、どの点に注意しなければならないのか気になる方もおられるでしょう。

このコラムでは、ホイールを取付ける際に重要なハブ径などのポイントを解説します。また、ハブの錆やホイール選びの注意点も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

ホイールのハブ径とは?

ホイールを取付ける際、重視すべき要素のひとつに「ハブ径」が挙げられます。純正ホイールであれば心配する必要はありませんが、社外ホイールを取付ける場合は注意が必要です。ここではハブ径がどの部分を指すのか、車種による違いについても解説します。

ホイール中心の穴の直径

ハブ径はセンターボアとも呼ばれ、ホイールの中心にある穴の直径を指します。アルミホイールであれば、裏側から見るか、中心にあるキャップを外すことで確認可能です。

ホイールは、ハブボルトとホイールナットに挟み込まれる形で取付けられています。純正ホイールであればホイールのハブ径と、ハブの中心部分がぴったりと合うため、通常はほとんど意識することはないでしょう。


車種やメーカーでハブ径は異なる

ホイールには多くの種類があり、リム幅やインチ数などさまざまなサイズが用意されており、ハブ径も自動車メーカーや車種によってサイズが異なります。54mm~67mmが一般的な数値です。

そのため、別の車種に付いていたホイールを流用したい場合は、ハブ径を確認する必要があります。装着予定のホイールのハブ径よりも、自車のハブ径が大きい場合は、取付けられないため注意しましょう。


社外ホイールのハブ径は大きめ

ホイールを交換すると見た目を大きく変更できることから、社外品を装着したい方もおられるでしょう。社外ホイールは汎用性を高めるため、ハブ径が大きく設計されています。そのため、一般的な乗用車であれば、ハブ径によって取付け不可となるケースはほとんどないでしょう。

社外ホイールで主流となっているハブ径は、73mmです。しかし、ハブの中心にピッタリはまるわけではないため、次章で紹介するハブリングを装着することが重要です。

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ


社外ホイールの装着時に有用なハブリングとは?

ハブリングは、ホイールとハブの中心分の隙間を埋めるためのパーツです。社外ホイールを購入する際は、同時に用意することをおすすめします。ただし、ハブリングを装着する上での注意点を押さえておくことが大切です。ここでは、ハブリングを使用するメリットとデメリットについて解説します。

ハブリングを使用するメリット

社外ホイール取付け時にハブリング(ハブセントリックリング)を装着すると、ハブとホイールのセンターを出しやすいメリットがあります。社外ホイールの装着した際にハブとホイールの中心がずれていると、高速走行時の振動の発生やハブボルトの損傷といったトラブルにつながるため、しっかりセンターを出すことが重要です。

ハブリングを用意する時は、ツバ付きタイプをおすすめします。ツバ付きであれば、ハブリングがずれたり外れたりする心配がなくなるでしょう。


ハブリングを使用した場合のデメリット

社外ホイールへ交換する際はハブリングを装着することが推奨されていますが、デメリットについても把握しておくことが大切です。

ハブリングは、主に金属タイプと樹脂タイプがあります。金属タイプの場合、錆や腐食によりハブリングがハブに固着しやすい点がデメリットです。装着時にグリスやラッカースプレーなどで防錆しておくと固着予防ができます。

また、純正ホイールに戻す際、ハブリングの取外しを忘れてしまうリスクがあります。ハブリングを装着したまま純正ホイールを取付けてしまうと、適切に取り付けができず脱輪やハブボルトの折損といったトラブルにつながってしまうでしょう。ハブリングは目立たない分、ホイール交換時の盲点となりやすいことから、忘れのないよう注意が必要です。

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ


ホイールを取付けるハブの錆に注意しよう

ハブとホイールが接触する部分は錆びやすく、ホイールやハブリングが固着してしまうケースがあります。予防するためにも、錆が発生する要因について知りたい方もおられるでしょう。ここでは、錆の発生要因やハブが錆びることによる影響について解説します。

錆があると固着してしまう

ハブとホイールが接触する部分は、錆が発生しやすい箇所です。錆が進行すると、ホイールが固着してしまい、容易に脱着ができなくなります。最悪の場合、強い衝撃を与えた際に、破損してしまうケースもあるため注意が必要です。

頑固な固着を防ぐために有効な手段として、定期的な錆の除去が挙げられます。法定点検やタイヤ交換時などのホイール脱着時に、錆をワイヤーブラシやサンドペーパーなどで落とし、防錆処置を施すことが大切です。


錆が発生する要因

ハブが錆び付く主な要因は、雨水や塩害です。地面に近い場所にあるため雨水などが付着しやすい一方で、タイヤハウス内のため日陰となり乾くまでに時間がかかります。そのため、簡単に錆び付いてしまうのです。

また、沿岸部にお住まいの場合や、冬に融雪剤がまかれる道路を走ることが多い場合は、塩害の影響を受けやすいと言えます。DIYでタイヤを履替えている方は、ハブの錆にも意識を向けることが大切です。


錆落としで安全性が高まる

ハブに発生する錆を放置すると起こるトラブルは、固着だけではありません。錆を落としておかないと、走行時の安全性にも関わります。

錆が残った状態でホイールを取付けると、ハブの座面に対して傾いた状態になるため、走行中に振動やハンドルのブレなどの不具合が発生するでしょう。また、ホイールナットが緩んでしまい、脱輪による事故の発生につながってしまうことも考えられます。

したがって、特に塩害を受けやすい地域にお住まいの場合は、ハブの状態を確認することが大切です。錆びている場合はしっかりと落とすことで、安全性を損なわずに済むでしょう。

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ


ホイール選びで重要なハブ径以外のポイント

ホイール選びでは、ハブ径以外にも重要な要素がいくつかあります。ピッチやボルト穴数がハブと合っていないと、ホイールは取付けられません。
また、ホイールのインセットやホイールナットの種類にも注意が必要です。ここでは、これらの要素について解説します。

ピッチとボルト穴数

ピッチとは、P.C.D.(Pitch Circle Diameter)のことで、ハブボルト用の穴の中心を線で結んだ円の直径です。国産車のピッチは100と114.3(単位:mm)が主流であり、車種によって異なります。ホイールに刻印やステッカーがある場合、取付け前にピッチの表記を確認しましょう。

次にボルト穴数は、文字通りハブボルトを通す穴の数のことで、乗用車では4穴と5穴が一般的です。6穴の車種も存在しますが、ホイールを見れば簡単に判別できるため、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。


インセット

インセットとは、ホイールのリム幅の中心線と、ハブに接する面の距離(単位はmm)を表します。ホイール選びでは、インセットの許容範囲に注意しましょう。インセットが純正値よりもマイナスになるほど、ホイールがフェンダーからはみ出す可能性があります。

一方でプラスになると、サスペンションやタイヤハウスの内側に、タイヤやホイールが干渉するかもしれません。これらは車検でもチェックされるため、購入予定のホイールのインセットが車種に適合しているかどうか、しっかり確認しましょう。


ホイールナット

社外ホイールを購入する場合は、ホイールナットにも注意が必要です。ホイールナットの座面とホイールの形状が一致していないと、適切に固定できません。ホイールナットの座面には「テーパー座」「球面座」「平座」があり、メーカーにより異なる傾向があります。

純正のホイールナットが球面座で、社外ホイールがテーパー座の場合など異なるときは、適合する製品を別途そろえることが大切です。


イエローハットなら気軽にタイヤとホイールが探せる

イエローハットのオンラインショップでは、手軽にタイヤ・ホイールが探せます。豊富な種類の商品があり検索も簡単です。ここでは、イエローハットが展開するオンラインショップの魅力と、タイヤ交換時の特典についてご紹介します。タイヤ履替え時に便利なWEB予約の利便性も紹介しますので、ぜひご一読ください。

オンラインショップはタイヤとホイールをセットで注文可能

イエローハットのオンラインショップでは、タイヤとホイールの注文が簡単です。オンラインショップのトップページからお車のメーカー名・車種、年式に合わせたタイヤサイズを選択するだけで、適合する商品が表示されます。

取付け店舗や、取付け希望日などを画面の表記に従って選択していくと注文が完了します。お持ちのスマートフォンやパソコン、タブレットからいつでも利用できますので、ぜひオンラインショップで商品を検索してみてください。


ホイールナットの増し締めなど2つの特典をご用意

イエローハットでは、税込2万円以上のタイヤ4本セット、もしくはタイヤ&ホイール4本セットをお買上げいただいた方に、厳選した2つの特典を提供しています。

タイヤ交換後、極まれにホイールナットが緩むケースがあります。このケースに備えられる「ホイールナット増し締め点検」がひとつ目の特典です。そして、タイヤの摩耗状態を均一に保つための「タイヤローテーション」がもうひとつの特典です。どちらも1回無料で実施させていただきます。


夏・冬タイヤへストレス無く履替えるならWEB予約がおすすめ

夏タイヤや冬タイヤへの履替えを検討されている場合は、専用ページからのWEB予約が便利です。オンラインショップ同様に24時間いつでも利用でき、作業日当日は速やかに作業開始となるためストレス無く履替えが完了します。

また、予約日の確認や予約日時の変更、キャンセルも専用WEBページから可能です。タイヤの履替えだけでなく、エンジンオイル交換やボディコーティングの予約もできますので、ぜひご活用ください。

タイヤの履替え作業

WEB予約 コチラ


まとめ

ハブに純正品以外のホイールを取付けるには、ハブ径だけでなくピッチやボルト穴数などをしっかり確認することが大切です。
また、ハブリングも同時に用意する事をおすすめします。メンテナンスの面では、ハブの錆を落とすことが安全性を確保する上で重要です。

イエローハットでは、オンラインショップでもタイヤやホイールをご注文いただけます。24時間利用でき、検索も簡単です。ぜひ一度アクセスしてみてください。

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ

タイヤ オンラインショップ

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ