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タイヤのエアバルブ交換のタイミングとは?機能や構造を見てみよう

エアバルブは、タイヤに必要不可欠なパーツです。エアバルブがあることにより、空気圧を保持できます。エアバルブの機能や構造、交換タイミングなどについて知りたい方もおられるのではないでしょうか。

このコラムでは、タイヤのエアバルブに関する基礎知識や交換時期、点検方法を解説します。エアバルブ交換手順や、使用する工具についても把握できますので、ぜひ参考にしてください。

エアバルブはタイヤと同時交換が一般的

エアバルブの一般的な交換タイミングは、タイヤと同時の交換です。
ここでは、その理由やエアバルブの交換工賃について解説します。交換タイミングや工賃について把握しておくことで、エアバルブの交換時期を正しく判断できますので、ぜひ参考にしてください。

エアバルブの交換タイミング

タイヤ交換において、忘れてはならないのがエアバルブの存在です。小さなパーツですが、タイヤに大きく影響を与えます。エアバルブは空気圧保持に必要不可欠な部品であり、エアバルブの異常はタイヤトラブルに直結する可能性があるためです。

そのため、タイヤを新品にするタイミングにあわせて、エアバルブも一緒に交換することが推奨されています。エアバルブ交換は、タイヤをホイールから取り外した状態で行う作業です。タイヤ交換と同時に実施することで、エアバルブ交換のためにタイヤを外す必要がなく、費用や時間の節約につながります。


エアバルブ交換にかかる工賃

タイヤ交換の費用は、組替え工賃・バランス調整費用・廃タイヤの処分費用・エアバルブ交換工賃に分けられます。そして、エアバルブ交換工賃は1本あたり300円程度が目安です。4本交換する場合は1,200円ほどで、高額な費用はかかりません。ただし、お店によっては1本あたり500円程度の場合もあれば、無料のお店もあり、料金設定はさまざまです。

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タイヤのエアバルブを点検するタイミングと方法

エアバルブの交換は基本的にタイヤと同時で問題ありませんが、定期的に点検しておくと安心して運転できるでしょう。タイヤよりも早期に寿命を迎える可能性がないとは断言できません。ここでは、エアバルブ交換が必要となる理由や点検方法について解説します。

エアバルブ交換が必要な理由

エアバルブは、タイヤに空気を充填するための小さな部品で主要原料はゴムです。このゴム部分は、時間経過とともに劣化が進み硬化します。エアバルブの硬化により密閉性が損なわれることは、空気漏れが発生してしまう大きな要因です。

空気漏れが起こるとタイヤの空気圧が適切に保たれなくなり、走行安全性や燃費性能に影響を与えます。エアバルブ交換は、自動車の安全運行に欠かせない重要なメンテナンスであり、定期的に実施が必要です。


エアバルブの点検方法

エアバルブの点検は誰でも簡単に行うことができます。まずはエアバルブキャップを目視し、ゴム部分に亀裂や変形がないか確認しましょう。

次に、エアバルブから空気が漏れていないかをチェックします。エアバルブに石鹸水を吹きかけるだけの作業です。空気漏れが発生している場合は、泡が出るため簡単に判別できます。

点検のタイミングは、タイヤの空気圧を調整する時がおすすめです。空気圧の調整も定期的に実施することが推奨されていますので、その際にエアバルブの状態もチェックしましょう。スペアタイヤ搭載車は、装着タイヤとあわせて確認します。

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定期交換が必要なエアバルブの基礎知識

ここでは、エアバルブの機能や構造、種類など基礎知識について解説します。基礎知識を把握しておくことで、点検の意識が高まるでしょう。エアバルブは比較的簡単な構造をしており、部品点数も多くありません。

エアバルブの機能と構造

エアバルブはタイヤの重要な部品のひとつで、空気の充填・吐出を可能にする役割があります。つまり、タイヤ内の空気の調整弁として機能するパーツです。

その基本構造はシンプルで、ゴム製の筒体と中心にあるバルブコア、バルブキャップから成り立ちます。バルブコアは針のような形をしており、これが押されることで空気の出入りをコントロールします。そしてバルブキャップでバルブコアを保護する構造です。

これらの3つのパーツには、それぞれシールの役割を果たす部分があり、タイヤ内の空気を密閉しています。


ゴム製と金属製の2種類がある

エアバルブには主に2つのタイプがあります。ゴム製と金属製です。まずゴム製エアバルブはスナップインバルブと呼ばれ、あらゆる車種に採用されています。安価で高い信頼性があり、簡単に装着できる点がメリットです。ただし、外側がゴムで劣化しやすく、デザイン性は求められていません。

次に金属製エアバルブのクランプインバルブですが、主な特徴は耐久性です。ゴム製のパッキンを交換するだけで長期間にわたって使用できます。また、ホイールとの一体感のあるデザインが魅力です。ただし、ホイールにネジ止めで固定されているため、緩みに注意しなければなりません。

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タイヤのエアバルブの交換手順と必要な道具

タイヤのエアバルブは小さくシンプルな構造の部品ですが、交換には手間がかかります。タイヤの脱着が必要になるため、DIYで交換するのは一般的ではありません。ここでは、エアバルブの交換手順と必要なものを紹介しつつ、お店に依頼したほうが良い理由を解説します。

エアバルブの交換手順

エアバルブの交換は一見簡単そうに思われるかもしれませんが、実際はタイヤとホイールの分解作業が必要です。はじめに、ジャッキアップして車体からタイヤ&ホイールを外します。作業する際は、バランスが悪いと車が落下することもあるため注意が必要です。

その後、ホイールからタイヤを外し古いエアバルブを除去します。清掃後、新しいエアバルブをホイールに取り付け、タイヤをホイールに組み付けましょう。

エアバルブ交換後は、空気を入れてエア漏れの有無をチェックし、ホイールバランスを調整します。ホイールバランス調整は、走行時の振動やタイヤの偏摩耗などを防ぐための重要な作業です。最後に、タイヤとホイールを車体に取り付けると、全作業が完了します。


エアバルブ交換で必要となる工具や機材

エアバルブの交換作業では、以下の工具や機材が必要です。

  • パンタグラフジャッキ、またはガレージジャッキ&リジッドラック
  • 輪止め
  • クロスレンチ
  • トルクレンチ
  • タイヤレバー
  • ビードワックス(ビードクリーム)
  • タイヤバルブ装着ツール
  • バルブコアツール
  • バランスウェイト
  • ホイールバランサー

ジャッキは車載工具に採用されているパンタグラフジャッキか、本格的な作業で使用するガレージジャッキがあります。ガレージジャッキはリジッドラックとセットで使用する道具です。また、作業中の車体を安定させるために輪止めも用意します。

2つのレンチの用途は、クロスレンチはホイールナットの脱着、トルクレンチは規定値での締め付けです。ホイールからタイヤを脱着するのに、タイヤレバーとビードワックスを使用します。そして、エアバルブ取り付け用のタイヤバルブ装着ツールと、空気を抜くためのバルブコアツールも欠かせません。

ホイールバランス調整で使用するのが、測定用のホイールバランサーと調整用のバランスウェイトです。


エアバルブ交換はお店に依頼しよう

エアバルブの交換作業には、さまざまな工具やある程度の経験・知識が必要となるため、個人で行うのは難しいと言えるでしょう。特に、ホイールバランスを取るには高価な機材と経験が必要です。

タイヤやエアバルブは車の安全運行に直結する重要な部品です。適切な手順で正確に交換しなければ、トラブルの原因になる可能性があります。したがって、エアバルブの交換は、タイヤショップや自動車整備工場に依頼したほうが安心と言えます。安全かつ快適にドライブを楽しめるでしょう。

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タイヤの購入もパンクへの備えもイエローハットにお任せ

イエローハットのオンラインショップでは、タイヤの注文ができることをご存じでしょうか。タイヤ代金だけでなく、工賃やエアバルブ交換費用を把握しつつ、タイヤ選びが可能です。また、パンクに備えられる補償も用意しています。ここでは、オンラインショップでタイヤを注文するメリットや、タイヤパンク補償などについてご紹介します。

オンラインショップなら工賃を確認しつつタイヤ選びが可能

イエローハットのオンラインショップでは、車種やタイヤサイズなど、簡単な情報でタイヤを検索できます。車種に適合するいくつかの商品の中から、予算やニーズに合わせて選択可能です。

選択いただくと、商品代金の合計や1本あたりの価格、工賃を含めた総合計の料金が確認できます。また、タイヤ交換工賃やエアバルブ交換工賃、廃タイヤ処分料金などの内訳も簡単に把握できますので、ぜひ利用してみてください。


タイヤパンク補償へ加入できる

パンクやバーストは、いつ起こるか分からないトラブルです。発生するとパンク修理やタイヤ交換が必要となり、予想外の出費につながるため、事前に備えておきたい方もおられるでしょう。

イエローハットで、タイヤ交換時にタイヤパンク補償へご加入いただくと、全国680以上の店舗で補償を受けられます。パンクやバーストの際、タイヤを新品に交換可能です。出張や遠方へのレジャーなど、どこへでも安心してドライブできます。


シーズンオフ時のタイヤ履替えはWEB予約を活用できる

シーズンオフ時は、適切なタイミングで履替えることがタイヤの寿命を長持ちさせることにつながります。イエローハットでは、待ち時間なくスムーズに履替えいただけるよう、ご予約をおすすめしています。

WEBからご予約いただくと、予約日の確認・変更・キャンセルも全てWEB上で完結できますので、多忙な方にも最適です。ぜひご活用ください。

タイヤの履替え作業

WEB予約 コチラ


まとめ

エアバルブは、タイヤと同時に交換するのが理想です。重要な役割を持つパーツのため、定期的に劣化度合いやエア漏れの有無をチェックしましょう。DIYでは多くの手間とコストがかかるため、交換はお店に依頼することをおすすめします。

イエローハットのオンラインショップでは、時間を気にせずタイヤを注文できます。交換費用の総額も分かりやすく表示していますので、ぜひ一度検索してみてください。

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