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タイヤ空気圧は高速道路を走行する前にチェックしよう!方法や窒素ガスの特徴

タイヤにとって空気圧は、定期的な点検を欠かせない項目です。空気圧に過不足があると、本来のパフォーマンスを発揮できません。しかし「高負荷のかかる高速道路では、空気圧を高めに設定したほうが良い」と耳にしたことがある方もおられるのではないでしょうか。

このコラムでは、高速道路におけるタイヤ空気圧の適正値に触れつつ、過不足状態のデメリットを解説します。空気圧を調整する最適なタイミングについても把握できますので、ぜひ最後までご覧ください。

高速道路を走る際に最適なタイヤ空気圧とは?

2022年度の高速道路におけるJAFの出動理由は、タイヤのトラブルが1位となっています。そこで「高速道路では空気圧を高めに設定したほうが良い」という考えは正しいのか知りたい方もおられるでしょう。

ここでは、指定空気圧になっていれば高速道路を問題なく走行できる点と、不適切な空気圧が及ぼす悪影響について解説します。

指定空気圧であれば問題ない

車種ごとに、タイヤの適正空気圧が指定されています。これは、燃費性能や乗り心地、さらには安全性を確保できるよう自動車メーカーが定めた数値です。高速道路での走行においても、タイヤ空気圧が指定空気圧であれば問題ありません。

自然に空気が漏れることを考慮しても、指定空気圧から+20kPa以内にとどめましょう。指定空気圧が220kPaの場合、最大240kPaまでの範囲です。適切な空気圧であれば、高速道路での安全性や乗り心地を損なうことはありません。


不適切な空気圧はタイヤに悪影響を及ぼす

タイヤの空気圧が不適切である場合、タイヤに悪影響を及ぼす可能性があります。タイヤに与える影響として挙げられる代表例が、燃費の悪化や偏摩耗です。また、タイヤの寿命を短くするだけでなく、重大なトラブルにつながる可能性があるため注意が必要です。

不適切な空気圧になっていると、タイヤ本来のパフォーマンスを最大限発揮できない点も押さえておく必要があります。

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タイヤ空気圧が過不足状態で高速道路を走るデメリット

ここでは、タイヤの空気圧に過不足がある場合、どのようなデメリットがあるのかケース別に解説します。デメリットを把握することで、タイヤの寿命や走行の安全性を保つ重要性が分かるでしょう。トラブルを防ぐことにもつながるため、参考にしてください。

空気圧不足の場合

高速道路を走行する際、タイヤの空気圧が不足していると、トラブルが発生する可能性が高まります。そのひとつが「スタンディングウェーブ現象」です。これは、タイヤが高速で回転するとき、タイヤの内部が波立つ現象を指します。この状態が続くと、タイヤが過度に熱せられ、最悪の場合はタイヤがバーストします。

タイヤバーストは空気圧不足だけでなく、タイヤの劣化や損傷、過度の負荷がかかった場合にも発生するため注意しましょう。高速走行中に突然バーストすると、制御を失い大事故の引き金となる恐れもあります。


空気圧過多の場合

タイヤの空気圧が適切でないと、さまざまな問題が生じます。空気圧が過多な状態においても注意が必要で、まず挙げられるのが乗り心地の悪化です。タイヤが硬すぎると、道路の凹凸をダイレクトに感じ、不快な振動が車内に伝わります。また、衝撃によりタイヤ内部の部材が破損してしまうかもしれません。

さらに、空気圧が高すぎるとタイヤの接地面積が減少します。これにより、制動距離が伸びるため、特に悪天候時のグリップ力が懸念事項です。タイヤの偏摩耗にもつながり、寿命も短くなってしまいます。

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高速道路を走行前にタイヤ空気圧をチェックする方法

高速道路を走行する前は、タイヤを点検し、コンディションだけでなく空気圧もチェックすることを推奨します。特にパンクしていないかを、重点的にチェックすることが大切です。ここでは、タイヤ空気圧のチェック方法を、目視と空気圧ゲージの使用した方法に分けて解説します。

目視でチェックするポイント

タイヤの空気圧をチェックする方法のひとつとして、目視によるチェックがあります。目視でチェックするポイントは主に「タイヤの潰れ具合」です。タイヤが適切な空気圧を保っている場合、タイヤが接地しているサイドウォール部分が少し潰れています。

空気圧が不足していると、タイヤのサイド部分が大きく潰れ、地面との接触面が広がった状態です。この場合は、空気を補充しましょう。空気圧が極端に不足している場合は、パンクの可能性も考えられます。この目視チェックは、直感的かつ簡易的な方法です。


空気圧ゲージを常備しておこう

デザインや操縦性の面でメリットがある、低偏平タイヤを装着している場合もあるでしょう。しかし、低偏平タイヤのサイドウォールは薄く、空気圧が低下してもその変化を認識しにくい特徴があります。そのため、空気圧の減少を目視で判断することが困難です。

適切な空気圧を保つためには、空気圧ゲージを使用して定期的にチェックすることが重要です。低偏平タイヤでなくても、空気圧ゲージがあれば正確に空気圧を確認できますので、常備しておくのもひとつの方法です。

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タイヤの空気圧を調整する頻度と方法

タイヤの空気圧を調整する頻度について知りたい方もおられるでしょう。定期的にチェックし、必要に応じて調整することが基本です。ここでは、空気圧の調整頻度や、調整方法のポイントについて解説します。安全性を高いレベルで保つためにも、参考にしてください。

空気圧の調整頻度

タイヤの空気圧調整は、車の状態を最適に保つために重要なメンテナンスのひとつです。一般的には、月に一度のチェックが推奨されています。タイヤの空気は自然に抜けることを押さえつつ、調整すると良いでしょう。

また、高速道路を走行する場合や、長距離ドライブを計画している場合は、事前にチェックすることをおすすめします。タイヤのトラブルを防ぐことで、予定通りに用事や計画を進められるでしょう。


空気圧の調整方法

タイヤ空気圧の調整では、適正値にすることが大切です。各車種に定められた指定値は、車の取扱説明書や運転席ドアの枠などに記載されています。タイヤサイズを変更した場合など、空気圧の適正値が不明な場合は、カーディーラーやタイヤショップに確認すると良いでしょう。

また、タイヤの空気圧調整はタイヤが冷えた状態で行うことが推奨されています。タイヤが暖まると空気が膨張し、圧力が高くなっているためです。長時間走行した後や、暑い日中の調整は避ける必要があります。

あわせて、スペアタイヤも忘れずにチェックしましょう。予備のタイヤであっても、適切な空気圧を保つことは、いざという時のために重要です。


タイヤの空気圧調整は窒素ガスも検討しよう

タイヤには、通常の空気の代用として窒素ガスを注入するのもおすすめです。窒素ガスを導入することで、空気圧管理が楽になるでしょう。ただし、デメリットがないわけではありません。ここでは、窒素ガスを入れるメリットとデメリットについて解説します。

タイヤに窒素ガスを入れる魅力

タイヤ内に、窒素ガスを充填するという選択肢があります。窒素ガスの特性を活用することで、空気圧の安定性を高めることが可能です。

空気は、窒素と酸素の混合物です。窒素はゴムを透過しにくい特性を持っています。そのため、窒素ガスのみを充填すると、空気圧の自然減少が緩やかになる点がメリットです。

また、窒素ガスは湿度が低いため、湿気によるホイールの腐食を防ぐ効果も期待できるでしょう。このように、窒素ガス充填は、タイヤの性能を維持し、高速道路での安定した走行を支えるひとつの手段と言えます。


タイヤに窒素ガスを入れるときの注意点

窒素ガスをタイヤに充填する際、いくつかの注意点があります。まず、窒素ガスを充填できる場所が限られている点です。一部のタイヤショップやガソリンスタンドでは、窒素ガスを扱っているものの、すべてのお店で利用できるわけではありません。

そのため、窒素ガス充填を考えている場合は、あらかじめ近場に取り扱うお店があるか調査しておくことが大切です。また、窒素ガス充填は無料のサービスではないため、一般的に1本あたり500円程度の初期費用が発生します。ただし、充填した後の補充は、無料の場合が多いでしょう。

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空気圧チェックやタイヤの購入ならイエローハットへ

空気圧管理の際は、ぜひイエローハットへお越しください。窒素ガスも取り扱っています。また、イエローハットが運営するオンラインショップでは、簡単にタイヤ検索・注文が可能です。ここでは、イエローハットの強みについてご紹介します。

オンラインショップからタイヤが探せる

来店する時間がない方は、イエローハットのオンラインショップで商品を検索してみてはいかがでしょうか。車種とタイヤサイズを把握しておくだけで、車に合ったタイヤを簡単に探し出せます。

お好みのタイヤが見つかったら、取付け希望日と取付け店舗をご指定ください。注文完了後、予約日に予約した店舗へお越しいただければ、すぐにタイヤの取付けを開始します。オンラインショップは24時間利用可能ですので、ご都合の良い時間にご利用ください。


窒素ガスの充填もお任せ

タイヤの空気圧管理や、疑問・質問などがあれば、ぜひイエローハットへお気軽にお越しください。専門知識を持つスタッフが丁寧に対応いたします。

また、窒素ガスを充填するピットメニューも用意しています。窒素ガスは、空気圧の安定性に優れている点が魅力です。料金は1本税込550円~で、詳しくは店頭のスタッフまでお問い合わせください。


タイヤの履替え時期がきたらWEB予約しよう

シーズンオフのタイヤ履替え作業を店頭で依頼すると、ピットの混み合い状況によって、長時間お待たせすることがあるかもしれません。そこで、WEB予約サイトから予約いただくとスムーズに履替えが可能です。

WEBから予約いただければ、予約日当日は待ち時間なく、受付後すぐに作業を開始いたします。予約の確認・変更・キャンセルも簡単です。

タイヤの履替え作業

WEB予約 コチラ


まとめ

高速道路を走る際、タイヤの空気圧を高めに設定する必要はありません。メーカーの指定空気圧に調整していれば、問題なく走行できます。空気圧管理が適切かつ十分でないと、タイヤの寿命にかかわるだけでなくバーストにもつながってしまいますので、定期的に調整しましょう。

イエローハットでは、窒素ガスを取り扱っている他、オンラインショップからタイヤの検索が可能です。さまざまな商品から選べるため、ぜひ一度検索してみてください。

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