HOME > コラム > タイヤ交換コラム >タイヤの交換費用を抑えられるローテーションとは?安く実施するコツも解説

COLUMN

タイヤの交換費用を抑えられるローテーションとは?安く実施するコツも解説

車を利用する上で、タイヤローテーションを勧められた経験をお持ちの方もおられるのではないでしょうか。なぜタイヤローテーションを実施することが大切なのか、その理由や費用について把握しておくことが大切です。

このコラムでは、タイヤローテーションがタイヤ交換費用を抑えられる点や、工賃の目安について解説します。タイヤローテーション方法や実施タイミングにも触れますので、ぜひ参考にしてください。

タイヤローテーションは交換費用を抑えるのに有効

タイヤローテーションは、タイヤの装着位置を入れ替えることで、良好なコンディションを保つためのメンテナンスです。タイヤの長持ちにつながるため、車にかかる維持費の節約に貢献します。ここでは、具体的にタイヤローテーションの効果について解説しますので、ぜひチェックしてみてください。

摩耗ペースの異なる各タイヤの差を小さくできる

乗用車には4つのタイヤが装着されていますが、必ずしも同じペースで摩耗するわけではありません。駆動輪や旋回を担う操舵輪は、特に早く摩耗する傾向にあります。また、ブレーキをかけると車の重さは前側に大きくかかるため、前タイヤの摩耗の進行は早めです。

タイヤローテーションにより、タイヤの装着位置を適切に入れ替えると、各タイヤの摩耗差が小さくなります。定期的に実施することで、4つのタイヤを同時期に使い切れるでしょう。


偏摩耗の進行を抑えられる

タイヤの寿命を縮める原因のひとつに、タイヤの接地面が偏って摩耗する「偏摩耗」があります。偏摩耗を放置すると、タイヤの使用限度を早期に迎えることから、タイヤローテーションが重要です。

例えば、操舵で酷使される前輪は、接地面の外側が早期に摩耗します。前輪・後輪で偏摩耗の出方は変わるため、前後で位置交換することが大切です。

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ


タイヤローテーション費用の目安

タイヤローテーションをタイヤショップや整備工場に依頼した場合、工賃が発生します。一般的な費用の目安は2,000円~5,000円程度ですが、出費を抑えたい場合は依頼前に確認して比較すると良いでしょう。

タイヤの位置を入れ替える作業ですので、基本的に作業の質は大きく変わりません。ただし、安全性に関わる作業であるため、信頼できるお店に依頼しましょう。

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ


タイヤローテーション費用を安く抑えるコツ

タイヤローテーション費用をできるだけ抑えたい方もおられるでしょう。タイヤの脱着を伴う点検や修理時に依頼するのがおすすめです。また、タイヤローテーションは、タイヤの位置を入れ替えるだけですので、自分自身で実施する方もおられます。以下で詳しく解説します。

定期点検や車検時に依頼しよう

自動車ユーザーは法定点検を受ける義務があり、ブレーキの残量や状態を確認するためにタイヤを脱着します。車検の際も同様にタイヤの脱着を行うため、その際にローテーションを依頼すると良いでしょう。

多くの場合、タイヤ脱着作業が発生する点検や修理時に合わせて行うローテーションは無料です。数千円の節約につながるでしょう。


初期費用はかかるが自分でタイヤローテーションの実施も可能

作業スペースがある場合、タイヤローテーションをDIYで実施することが可能です。ただし、ガレージジャッキやリジッドラック、トルクレンチなどの道具をそろえる必要があります。

道具を購入するための初期費用と手間はかかりますが、自分自身で実施することで維持費を大きく抑えられるでしょう。ただし、安全性を確保することが最優先です。また、作業ミスやホイールナットの締め忘れといったリスクは自己責任となります。


タイヤローテーションの方法は車種やタイヤによって異なる

タイヤローテーションの方法を知りたい方もおられるでしょう。ここでは、駆動方式別にタイヤの位置交換の方法を解説します。正しい方法を把握しておくことで、タイヤローテーションの効果を引き出せるでしょう。ただし、特殊なケースに注意が必要です。

FF(前輪駆動)の場合

前輪を駆動するタイプのタイヤローテーション方法では、まず前後のタイヤを入れ替えます。フロントタイヤはそのまま後輪へ装着し、リヤタイヤは左右を入れ替えましょう。この方法で定期的にローテーションすることで、タイヤをより長持ちさせられます。

前輪駆動のFF車は、特にフロントタイヤの負荷が大きいため、小まめにローテーションすることをおすすめします。


FR(後輪駆動)・4WDの場合

後輪駆動のFR車と、4WD車のタイヤローテーション方法は同じです。FF車と同じく、まず前後の配置を入れ替えましょう。一方で、左右の入れ替えについてはFF車と逆です。リヤタイヤをそのまま前に持っていき、フロントタイヤについては左右を入れ替えます。

FR車は、フロントタイヤは片減りし、リヤタイヤはセンター部分が早期に摩耗しやすい傾向です。しっかりローテーションすることで、きれいにタイヤを使い切れるでしょう。


特殊なケース

タイヤローテーションで注意したいのは、タイヤの回転方向です。タイヤに方向性を持ったトレッドパターンを採用している場合、前後の入れ替えのみで左右の位置交換はできません。

サイドウォール部に「ROTATION」と表記されていないかどうかを確認して、ローテーションを実施しましょう。回転方向を間違えてしまうと、タイヤの性能低下が懸念されます。


タイヤローテーションを実施するタイミング

タイヤローテーションは、頻繁に実施するほど、費用と手間が発生します。実施するタイミングを押さえておくことで、適切な時期を見極められるでしょう。ここでは、走行距離を基準にした目安や、コンディションから判断するケースについて解説します。

走行距離5,000km毎を目安に実施

タイヤローテーションを実施する頻度の目安は、一般的に走行距離5,000km毎です。この程度走行すると、前後のタイヤの摩耗差がはっきりしてくるでしょう。また、偏摩耗の抑制にも効果的です。

ただし、タイヤのコンディションはドライバーの操作の癖なども影響します。走行距離はひとつの目安として押さえておき、定期的に状態を点検することが大切です。


摩耗差や偏摩耗が目立つとき

車の使用者は、適切なタイミングで日常点検をする必要がありますが、その際にタイヤの状態もチェックします。日常点検では、パンクの有無や空気圧を確認することも重要ですが、残り溝や偏摩耗の有無もしっかり把握することが大切です。

前後の摩耗差が大きくなってきた場合や、偏摩耗の進行が目立つ場合は、早めにローテーションの実施を推奨します。


夏・冬タイヤへ履替えるとき

夏用タイヤと冬用タイヤを使い分けしている場合、年に2回の履替えのタイミングがあります。その際にローテーションするのもひとつの方法です。

点検や整備に合わせて実施するように、タイヤの位置交換は脱着のタイミングに実施すると、維持費の節約にもつながります。お店に車を持ち込む手間も削減できるため、履替えに合わせて実施することも検討してみましょう。

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ


偏摩耗を予防してタイヤ交換費用の削減につなげよう

偏摩耗は、タイヤの寿命に関わる要因のひとつです。偏摩耗の発生しやすさは駆動方式などにより異なりますが、空気圧不足も原因として挙げられます。また、ホイールアライメントのズレが生じているケースもあるでしょう。ここでは、押さえておきたい偏摩耗のよくある原因について解説します。

偏摩耗の原因1.空気圧の過不足

空気圧は、タイヤのコンディションを維持する上で不可欠です。空気圧が適正値から大きく異なっていると、偏摩耗が発生します。

空気圧のメンテナンスは月に一度実施することが推奨されていますが、調整頻度が足りず不足状態となっていることが多い傾向です。この場合、タイヤのたわみが大きくなるため接地面の内側と外側の両方が早期に摩耗します。

一方で、空気圧が高すぎる場合は、接地面の中央に負荷がかかるためセンター摩耗となります。以上のことから、空気圧は適正値を維持することが大切です。


偏摩耗の原因2.ホイールアライメントのズレ

ホイールアライメントとは、ホイールの取付け角度のことです。例えば、車を正面から見た場合のホイールの傾きをキャンバーと言います。また、上から見た場合の角度はトー角です。他にもホイールアライメントには種類がありますが、これらの角度にズレが生じているほどタイヤの偏摩耗が強く出ます。

ホイールアライメントは、特殊な機材でないと正確な角度が測れないため、対応しているショップに相談する必要があります。ローテーションを実施していても偏摩耗を抑制できない場合は、ホイールアライメント調整を検討しましょう。

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ


タイヤのメンテナンスや購入はイエローハットにお任せください

タイヤローテーションを含む、タイヤのメンテナンスは利用しやすい料金設定のイエローハットへお任せください。また、タイヤをご購入いただいた方に、タイヤローテーションを含む特典をご用意しているためお得です。ここでは、イエローハットの強みをご紹介します。

タイヤ購入時の特典「ローテーション」と「増し締め点検」

イエローハットでは、タイヤローテーションを税込3,300円から承っています。また、タイヤ購入後の特典をご用意しており、タイヤローテーションが1回無料となる他、タイヤ交換後のホイールナットの増し締め点検も1回無料ですので、ぜひご利用ください。

上記の特典は、税込2万円以上のタイヤ4本セットもしくはタイヤ&ホイール4本セットをご購入いただくと対象になります。


オンラインショップなら手軽にタイヤ選びから注文まで完結

イエローハットでは通常の店舗に加えて、オンラインショップでタイヤの事前購入が可能です。タイヤやホイールセットを販売しており、オンラインで注文すれば最寄りの店舗で取付けられます。

オンラインショップで商品を見つけたら、取付け店舗や取付け希望日などを入力していくと注文手続きも可能です。全国にある680以上の店舗で商品を取付けられるため、実店舗へ訪れる機会が限られている方でも、気軽に商品をお選びいただけます。


夏⇔冬タイヤ履替え作業はストレスフリーなWEB予約がおすすめ

イエローハットでは、タイヤの履替えをはじめエンジンオイルの交換やボディコーティング施工のWEB予約が可能です。車種、作業店舗などをご入力いただければ予約が完了します。あとは予約日に店舗へご来店いただくと、待ち時間なしで作業が可能です。

WEB作業予約については、キャンセルや変更にも対応しており、急な予定変更となった場合も安心です。

タイヤの履替え作業

WEB予約 コチラ


まとめ

タイヤローテーションの費用の目安は、2,000円~5,000円です。費用を抑えたい場合は、事前に工賃を調べたり、点検や履替えのタイミングで依頼したりすると良いでしょう。自分自身で実施したい場合、初期コストや手間を考慮しつつ、安全に作業できるスペースを確保する必要があります。

タイヤのメンテナンスに関しては、イエローハットにお任せください。タイヤローテーションに関しては、商品を購入していただくと1回無料となる特典を用意しています。購入は、タイヤ選びと注文が簡単なオンラインショップがおすすめです。

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ

タイヤ オンラインショップ

ネットで注文・店舗で取付け

タイヤ オンラインショップ