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車検費用が安いお店はある?費用を安く抑える方法も紹介!

車検はディーラーやガソリンスタンド、カー用品店など、多くの場所で受けられます。しかし依頼先によって価格帯が異なるため、「できるだけ安いお店に依頼したい」と考えている方もおられるでしょう。

そこでこのコラムでは、車検の依頼先となるお店の特徴や、車検費用を抑える方法について詳しく解説します。ご自身で車検を通すユーザー車検についても確認しておくと、お店に任せることのメリットをより感じられることができます。安さで決める場合の注意点もご紹介します。 ※下記情報は2020年12月以前の情報となります

車検費用が安いお店とは?

車検にかかる費用は依頼先によってさまざまです。ディーラーにはディーラーの、カー用品店にはカー用品店の相場の傾向はあるものの、金額が確定しているわけではありません。一般的な傾向として、ディーラーとガソリンスタンド、カー用品店という3つの依頼先の違いや特徴を解説します。

ディーラーの特徴

特定の自動車メーカーと契約を交わし、車の販売や整備を行っているのがディーラーです。車検の価格は、他の選択肢に比べてやや高い傾向にあります。部品を交換する必要があるときに、純正パーツを用いる点が、費用が高くなりやすい要因といえます。

しかし費用を許容できるなら、純正パーツを使用するディーラーは安心感のある依頼先です。品質や信頼性を重視する方に適しています。


ガソリンスタンドの特徴

お店へ足を運ぶ時間がない方や、ディーラーが近くにない場合は、ガソリンスタンドに依頼する選択肢があります。車検はガソリンスタンド内ではなく、提携する整備工場で行われることもあります。

ガソリンスタンドでの車検費用は安く抑えやすい傾向にあります。しかし代車を借りられないことがあるなど、満足できない点もあるかもしれません。


カー用品店の特徴

カー用品店の中には、車検を代行しているお店も多くあります。カー用品を豊富に取り扱っているという特性上、メーカーや車種に合わせた対応が柔軟にできます。また、国から承認を受けた「認証工場」「指定工場」となっている店舗も多く、高い品質を期待できる上、費用はディーラーよりも抑えられる傾向にあります。

安く車検を受けたい方や、整備や修理をする際に豊富な種類のパーツから選びたい方に向いた依頼先といえます。


安い車検費用にする方法はこの4つ!

「車検費用を安くしたい」と考えておられる方は、車検の手段を見直したり、整備内容を絞ったりといった対策が必要です。高い依頼先を避けるのもひとつの方法ですが、他にもできることはあります。
 
例えば、車検を受けることでお得なサービスや特典を受けられるお店を探すなどです。費用を抑えるために役立つポイントを、4つの観点からご紹介します。

車検を受ける手段を選ぶ

車検を通すにはディーラーやカー用品店などお店に依頼をするのではなく、個人で行う「ユーザー車検」という選択肢があります。

安さを重視するならユーザー車検が候補に挙がりますが、車に詳しくなければ難しいかもしれません。書類を全て自分で用意する必要があるだけでなく、車検に通すための点検・整備も行わなければならないためです。お店に依頼すると、必要書類も用意してもらえ、全てを任せられます。


整備内容を絞る

車検を通すための点検・整備をする項目は多岐にわたり、実施する数や場所によって費用が変わります。依頼先の担当者が提案する整備内容が多いと感じた場合は、必要なものに限定し費用を抑えてはいかがでしょうか。絞ってよい整備内容とそうでないものの判断が難しい場合は気軽に相談してください。


部品類の価格を抑える

部品交換の必要性が生じたときは、リビルト品や社外部品を選ぶのも手段のひとつです。リビルト品とは中古車から取った再生部品であり、きちんと動作するかの検査に合格したものです。一般的な中古部品とは違い、しっかり部品として役立つよう必要に応じて部品の交換もされます。検査前に内部の分解をし、洗浄・修繕を徹底している部品がリビルト品です。

純正部品は高額な傾向にあります。整備・修理の依頼先で部品の選択が可能であれば、純正部品以外を選ぶと節約できるかもしれません。

具体的な価格は依頼先や整備内容により変動しますが、車検の依頼を確定する前に相談できると安心です。部品の品質にも注目し、納得できる価格に調整しましょう。


お店のサービスを活用する

依頼先によっては、お得なサービスや割引が受けられるケースもあります。通常の金額よりも安くなる可能性があるため、利用できるものがあれば活用した方がお得です。

車検を受けた後の修理費用を有償で保証するサービスもあります。この種のアフターサービスがあれば、もし車検後に車の状態が悪くなったときも安心です。サービスの期間によっては長期的な出費の削減にもつながります。


【注意】ユーザー車検で抑えられるのは車検基本料だけ

コスト削減を目的にユーザー車検を検討しておられる方は、節約できる費用項目の他、デメリットも理解しておきましょう。お店に依頼するより価格を抑えられることもありますが、場合によっては得した気分にならない方もおられるかもしれません。車検にかかる基本料金の概要を押さえた上で、ユーザー車検のメリットや注意点について解説します。

車検基本料とは?

ユーザー車検が費用を抑えられるのは、「車検基本料」がかからないためです。車検の代行を依頼すると、依頼先に次の基本料を支払います。

  • 点検整備料金
  • 代行手数料
  • その他、各店舗が定める費用

点検整備料金は24ヶ月定期点検費用のことで、次の車検まで車を安全に走行させられるようにするものです。未然に故障を防ぐ目的もあり、予防整備と認識するとわかりやすいかもしれません。

手数料は、車検を代わりに行う代行手数料などを指します。なお、税金や自賠責保険料などの「法定費用」は、車検基本料に含まれません。


ユーザー車検のメリット

ユーザー車検を選んで感じるメリットは人それぞれですが、代表的な例は次の3つが挙げられます。

  • 車検基本料をカットでき、出費を抑えられる
  • 車の構造や税金に関する知識が身に付く
  • 修理方法や交換パーツを自分で決められる

車関係の仕事に就いておられる方や、車のメンテナンス作業が好きな方は特にメリットを感じやすいでしょう。また、税金に関する知識や手続きの仕方は覚えておいて損はありません。


ユーザー車検のデメリット

車検前の点検から検査の申し込みまで、ユーザー車検は自分で行わなければなりません。手続きや検査場の予約に時間を取られることも考えられます。代表的なデメリットを以下にまとめました。

  • 運輸支局や軽自動車検査協会に持ち込む時間帯が限られる
  • 繁忙期は検査場の予約がしにくいことがある
  • 準備や手続きに手間がかかる
  • 車検に通らず車検切れになった場合、自分で代車を手配しなければならない
  • 専門知識がないと24ヶ月点検はできない

特に注意したいのは、24ヶ月定期点検です。専門的な知識や工具がないと難しく、お店に点検のみを依頼しても費用はかかります。


どこで車検を受けても同じ費用が必要な法定費用とは?

車検費用の総額を算出するためには、国に納める「法定費用」への理解も重要です。法定費用は車を所有する全ての方が支払うものであり、高いか安いかは車のコンディションとは関係ありません。お店に依頼しても、自分で車検を通しても費用は同じです。より具体的な規定や特徴について、3つの項目をピックアップして解説します。

自動車重量税:重量によって税額が異なる

車を購入した後、車検のタイミングで納める税金が「自動車重量税」です。重量の他、車種、年数により金額が決まっています。

経過年数13年未満の2年自家用普通自動車(エコカー対象)の自動車重量税額は以下の通りです(2020年11月時点)。

  • 車両重量500kg以下:5,000円
  • 車両重量~1,000kg:1万円
  • 車両重量~1,500kg:1万5,000円
  • 車両重量~2,000kg:2万円
  • 車両重量~2,500kg:2万5,000円
  • 車両重量~3,000kg:3万円

軽自動車は重量の区分がなく一律で、所有年数やエコカーであるかどうかで税額が変動します。経過年数13年未満の2年自家用軽自動車(エコカー対象)の税額は、5,000円です。


自賠責保険:加入が義務付けられている保険

「自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)」は、事故の被害者を救済することを目的とした保険です。「強制保険」とも呼び、車を所有する全ての方に加入が義務付けられています。離島など一部地域を除いた普通自動車の加入期間別保険料は次の通りです(2020年11月時点)。

  • 12ヶ月:1万3,410円
  • 13ヶ月:1万4,090円
  • 24ヶ月:2万1,550円
  • 25ヶ月:2万2,210円

車検のタイミングで支払うため、24ヶ月または25ヶ月の契約期間を選択するケースが多いといえます。軽自動車の保険料は、普通自動車よりも数百円程度安い料金です。


印紙代:手数料

検査を受ける場所では、手続きの際に検査手数料を支払います。印紙を購入して申請書に貼り付けるため、「印紙代」ともいわれています。具体的な価格は以下の通りです(2020年11月時点)。

  • 指定整備車:1,000円~1,200円
  • 小型以外の持ち込み:1,800円
  • 小型の持ち込み:1,700円

5ナンバーを持ち込んで検査する場合、1,700円の印紙代が必要です。ただし、指定整備車以外は、一部まで車検が進んだことを証明する「限定自動車検査証」を提出すれば1,300円に割引されます。印紙代は高額な費用が必要になるものではありませんが、法定費用の一部として認識しておきましょう。


車検費用の相場が安いのはカー用品店

法定費用は金額が決まっているため、車検の依頼先や手段によって安くできる項目ではありません。節約できる点検や整備費用を抑えるには、カー用品店に依頼することをおすすめします。

車検基本料金がディーラーよりも安い傾向にある他、交換部品や整備内容の選択肢が多い点がカー用品店の魅力です。メーカーや車種に適したパーツの選択や、予算優先の整備内容のオーダーもできます。保証や割引が適用されるケースもあり、トータルで見ると安くなる可能性が高いのがおすすめの理由です。


安い費用で車検を受けるときの注意点

可能であれば安く車検を依頼したいと考える方もおられるかもしれませんが、安さだけを追い求めるのは注意が必要です。低コストで依頼できる代わりに整備内容が不十分だったり、アフターサービスが受けられなかったりするケースがあります。
 
安くても安心のサービスを利用できるよう、2つの注意点を押さえておきましょう。整備内容とサービス内容に関するポイントを解説します。

整備内容を確認する

車の整備について専門的な知識をお持ちでない方は、担当者に聞きながら決めるのがおすすめです。任せっきりにしてしまうと、あまり必要のない作業を含んだまま整備に進むかもしれません。隅から隅まで整備をしてもらったほうが安心ですが、コストが上がる恐れもあります。

車検に影響のない範囲で整備内容を限定したい旨を告げ、価格と安全性のバランスを見てはいかがでしょうか。ブレーキや排気ガス検査、ライトの灯火など、車検には最低限必要な整備があることも知っておくとスムーズに進みます。


サービス内容を確認する

車検に通った後も快適に乗り続けられるよう、アフターサービスも注目したいポイントです。アフターサービスを受けられないと、万が一車検後に故障してしまった場合、節約した意味がなくなるほどの出費になるかもしれません。

車検後でも故障リスクはゼロではないと考え、万が一の事態に対応できるサービスを選ぶことが大切です。サポートの適用期間やキャンペーン内容は、依頼するタイミングや店舗で異なります。予算を決めた上で、お得な契約内容を見極めてください。


安い車検は充実したサポートのあるイエローハットがおすすめ!

車検費用を安く抑えたい方は、ぜひイエローハットの車検サービスをご利用ください。皆様のご期待に添えるよう、丁寧な説明と豊富な選択肢をご用意してお待ちしています。次の車検まで適用可能な長期保証サービスも強みのひとつです。特におすすめできるポイントを3つご紹介します。

整備内容の相談ができる

イエローハットでは、点検や整備時の徹底的な対話システムを構築しています。担当者の独断で契約内容を決めることはございません。費用面のご相談を含め、ご納得していただいてから契約に進めます。

整備内容が多岐にわたる場合は、優先順位を整理してのご提案も可能です。契約後に追加で整備したほうがよい箇所が判明した場合も、予算に合わせたプランをご提案いたします。車検費用の他、整備内容にもこだわりのある方は、ぜひお問い合わせください。


豊富な在庫から部品が選べる

イエローハットでは、整備・交換作業に必要な部品を豊富にそろえています。純正部品だけでなく、社外部品やリビルト品(再生品)から選択が可能です。ひとつひとつの部品にかかる費用を抑えることで、車検全体の金銭的負担を下げられます。

選択肢が多いというメリットは、費用面に限りません。好みや車種との適合性でパーツを選べるというメリットもあります。このようなメリットは、在庫が豊富なカー用品店ならではの強みです。


長期保証サービスがある

イエローハットで車検を受けた後は、最長24ヶ月間の保証サービスを利用できます。適用範囲内であれば、想定外の故障も無償で修理が可能です。(※加入時の保証料金は有償となります。)

輸入車は最高30万円、国産車は上限金額なしで修理ができます。修理回数や走行距離にも制限を設けておりません。「次回の車検までに故障しないか不安……」と感じておられる方も、イエローハットであれば快適なカーライフを継続できます。


まとめ

車検の費用には複数の内訳があり、依頼先によって価格帯の傾向が異なります。ユーザー車検の費用負担は少ないといえますが、デメリットも理解した上で選びましょう。節約可能な点検・整備費用と、どこで受けても変わらない法定費用との違いも把握しておく必要があります。

「安い車検サービスで節約したい」という方は、イエローハットにお任せください。徹底した事前説明と、カー用品ならではの交換部品の豊富さが強みです。お見積やご相談はWEBフォームか、フリーコールで受け付けております。ぜひお気軽にお問い合わせください。(※年末年始は除く)

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