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車検の所要時間はどのくらい?一般的な目安や時間短縮のポイントを紹介!

車に乗る上で車検は避けて通れません。車検中の車には乗れないため、終わるまでにどの程度時間がかかるのか、気になる方もおられるのではないでしょうか。

このコラムでは、車検にかかる時間の目安や車検の流れ、時間がかかる理由をご紹介します。また、車検の時間を短くするポイントもチェックできますので、車検を受ける前に一通り確認してみてください。

車検の所要時間はどのくらい?

車検を受けられるお店は複数あります。依頼先によって車検にかかる時間が異なるため、早く済ませたい場合は店舗選びが大切です。代表例として、ディーラー、ガソリンスタンド、カー用品店、車検専門店とユーザー車検を取り上げて解説します。

ディーラーは時間がかかる傾向にある

主な4つの依頼先の中で、最も時間がかかる傾向にあるのがディーラー車検です。ディーラーはメーカー独自のチェックと整備を行うため、時間がかかる傾向にあります。

部品の交換が必要になった場合は、在庫がないと取り寄せをすることになり、さらに車検が長引くことも少なくありません。


ガソリンスタンドは混み具合に左右されやすい

ガソリンスタンドでも車検を受けられますが、自社で車検ができる工場を持っているとは限りません。預かった車を運輸支局に持ち込んで検査する流れになる場合、時間がかかります。

車検業務が専門ではないため、混み具合によっては多くの時間を要するでしょう。空いている時期・時間に利用すれば早く済むこともありますが、車検のタイミングは人それぞれであるため、所要時間は不安定と言えます。


カー用品店は早く完了できるお店が増えている

カー用品店は車検に力を入れているお店が増えており、スピーディーに車検を済ませたい場合の選択肢になります。自社で整備工場を所有しているところもあり、部品の在庫も豊富なのが特徴です。

カー用品店での車検は、早ければ即日で完了する店舗もあります。カー用品店ならではの強みとして、部品(商品)の在庫が豊富に揃っているため費用面で心強い存在となるのではないでしょうか。


車検専門店は時間があまりかからない

車検専門店は、スピード車検に力を入れているケースがほとんどです。追加整備がないもしくは少ない場合、1時間~2時間程度で車検が完了するでしょう。多くの場合、自社工場に検査ラインと自動車検査員を有しています。

車検を短時間で完了させるため、整備スタッフを多数配置していることが多く、手順を仕組み化している点が特徴です。早く終わらせたい場合に検討すると良いでしょう。


ユーザー車検では半日~1日スケジュールを空けておくと安心

ユーザー車検とは、運輸支局や軽自動車検査協会に自分自身で受検車両を持ち込んで検査を受ける方法のことを言います。点検整備に加え、検査の予約や書類の準備など、比較的時間がかかる方法です。ユーザー車検を実施する場合は、半日~1日程度のスケジュールを確保しておきましょう。

車検の結果が不合格となることもあるでしょう。その場合でも、すぐに整備できる内容であれば、当日3回まで再検査を受けられます。ただし、3度不合格となった場合は、後日改めて検査を受けなければならないため、想定以上の時間がかかるでしょう。


車検の所要時間・日数は最短約1時間~2日程度が目安

車検は、車の状態や依頼するお店によって所要時間・日数が変動します。最短で約1時間、長くて2日程度を目安として捉えておきましょう。

車両に大きな不具合がある場合は、上記以上の時間がかかることもあるでしょう。部品の取り寄せや交換作業に時間がかかるためです。


車検をお店に依頼した場合の流れ

車検をお店に依頼すると、自分自身で実施する場合に比べ、手間や時間をかけずに車検を済ませられます。依頼の際に難しいことはありませんが、短時間でスムーズに立ち回るためには流れを押さえておくことが大切です。ここでは、一般的な車検の流れを5つのステップに分けて解説しますので、参考にしてください。

予約を入れる

車検の依頼は、まず実車を確認して見積もりをもらった上で最終判断をします。見積もりが無料のお店であれば、断ってもキャンセル料が発生しないのが一般的です。ただし、お店によっては料金が発生するケースもあるため、事前に確認しておくと安心でしょう。

予約なしでお店に出向いた場合、即日対応してもらえることもあれば、店頭での予約となり後日見積もりとなることもあります。事前に予約をして行くことで、待ち時間が軽減されるでしょう。

予約方法はお店ごとに異なりますので、まずは情報を収集してみましょう。WEBサイトや広告、電話で問い合わせてみるのもひとつの方法です。WEBサイトから申し込みが可能なお店であれば、時間を気にせず手の空いたタイミングで予約ができます。

車検は満了日の1ヶ月前になってから実施するのが一般的ですが、予約はそれよりも前からできますので、早めに依頼しておくと希望の日時で依頼できるでしょう。


見積もりをもらう

車検の費用は「重量税」「自賠責保険料」「検査手数料」の法定費用と、非法定費用の「24ヶ月点検(法定点検)費用」「測定検査料(継続検査料)」「検査代行手数料(事務手数料)」が基本的な内訳です。「車検基本料金」としてまとめられていることもあります。

加えて、見積もりでは必要に応じて、保安基準に適合していない部分やメンテナンスの必要な部分をチェックし、追加整備費用をプラスして金額を提示されるのが一般的です。見積書の詳細をチェックし、整備箇所と費用について相談しつつ、依頼するかどうかを決めると良いでしょう。


点検・整備を実施

車検では、24ヶ月定期点検整備と検査を並行して進めるのが一般的です。24ヶ月点検では、エンジンルームや足回り、ブレーキなどの各項目を、必要に応じて分解しつつ点検します。

また、車検に通らない部分の修理・交換や、エンジンオイル交換などメンテナンスを実施して整備は完了です。24ヶ月点検後の整備内容によって、車検の所要時間が大きく変動します。


検査を実施

24ヶ月点検を実施した後は、検査の工程です。自社工場に検査ラインを備えた「指定整備工場」と、運輸支局に持ち込み検査を行う「認証工場」では方法が異なります。基本的に、自社で車検が完結する指定整備工場のほうが、車を運搬する必要がないため検査にかかる時間が短めです。


車検証もしくは保安基準適合証の発行

検査が完了すると、新たな有効期間を記載した車検証が発行されます。車検証は車に備え付けなければならないため、忘れないように保管しましょう。ただし、車検証は依頼した工場によって受け取りに時間がかかる場合がありますが、保安基準に適合していることを証明する保安基準適合標章をフロントガラスに貼り付けることで車検証が届くまでの間、公道を走行する事が可能です。


車検に時間がかかる5つの理由

車検に時間がかかるのには、複数の理由があります。車の状態をはじめ、整備士の数、依頼が重なったことによる順番待ちなど、理由はさまざまです。ここでは、車検の所要時間に関わる代表的な5つの要因を取り上げて解説します。

混み合っている

単純に、車検の順番待ちが重なって時間がかかることがあります。人気店だとなおさらです。また、車検以外の業務を本業にしているところでは、本業の混み具合も大きく影響します。決算期などの車が売れやすい時期は忙しくなるため、可能なら依頼のタイミングをずらすのが車検の時間を短縮するひとつの方法です。

車検に早さを求める方は、車検専門店や車検を強みとしているカー用品店の利用を検討してみてはいかがでしょうか。中でも、カー用品店であれば部品の在庫が豊富にあるので、急に部品交換が必要になっても短時間で車検を済ませられることも期待できます。


点検項目が多い

車検の内容はお店によってさまざまです。最低限の点検で済ませるお店もあれば、安全性を高めるために、多数の点検項目を設けているお店もあります。

ディーラー車検は後者です。念入りな点検を行うことはメリットとはいえ、点検項目数が増えるほど、時間はかかりやすいと言えるでしょう。


整備士が少ない

人の少なさが原因で、車検の時間が長引くこともあります。在籍している整備士の数が少なければ、一度に多くの台数を点検・整備できません。その結果、順番待ちとなり、預け時間が長引くでしょう。

整備士の数は整備工場の規模と相関することが多く、小さなお店だと最低限の人数で運営しているケースも少なくありません。速やかに車検を済ませたい方は、規模の大きなお店へ依頼すると良いでしょう。


整備箇所が多い

車に整備が必要な箇所が多く見つかった場合は、作業内容が増えて車検にかかる時間が長引きます。メンテナンスの頻度が少ない場合は特に注意が必要です。車検を通過できないような不具合があると、所要時間は延びてしまいます。

整備項目を減らすには、普段から車の状態を気にかける意識が大切です。忙しい方でも、お店に依頼すれば適切な時期にしっかりと車のメンテナンスができます。


部品を取り寄せる必要がある

車検に通すための点検の結果、部品の交換が必要になることもあります。カー用品店など、部品の在庫が豊富なお店なら問題ありません。しかし在庫がなく、取り寄せをすることになった場合、到着するまでの間がロスになります。

発売から間もない車の部品は比較的手に入りやすいですが、生産終了から長い年月が経っている場合は、取り寄せに時間がかかるかもしれません。ただし、メーカーの純正部品にこだわらず、社外部品で対応できる場合は時間の短縮が可能です。


車検の時間を短縮するポイント

車検中は車を預けることになります。多くの場合は代車を手配してもらえますが、乗り慣れない車を運転することに不安を感じる方もおられるでしょう。日常的に車を使用される方なら、なおさらです。そのような不便さをできるだけ早く解消するために、車検の時間を短縮するポイントをご紹介します。

なるべく早く予約を入れておく

実際に車検を実施するのは、満了日の1ヶ月前になってからが一般的です。早めに予約を入れておかなければ、希望の日時で車検が受けられない、希望のお店で車検が受けられないといった事態につながりかねません。

車検満了日の1ヶ月前より早く予約を入れておくことで、混雑を避けられるだけでなく、早期予約特典が受けられることもあるでしょう。


平日の車検は時間がかかりにくい

車検の所要時間を短くしたい場合は、平日に予約することをおすすめします。平日は土日よりも比較的混みにくく、予約が取りやすいでしょう。一方で土日祝は、予約枠が埋まっている場合も多く、希望日に実施できないことが考えられます。

また、依頼先が認証工場の場合は土日に運輸支局を利用できないため、検査は週明けとなり時間がかかる場合があります。


定期的に車のメンテナンスをしておく

車検時に整備が必要な箇所が多いほどかかる時間は長くなるので、日頃から車のメンテナンスをすることが大切です。車の不具合が発覚した時点で整備しておけば、車検の時間短縮につながります。

普段から車の様子に気を配ることで、故障や事故の予防につながるのもメリットです。忙しい方や、車に詳しくない方は、イエローハットで受けられるセーフティ・チェックをご利用されてはいかがでしょうか。作業時間は10分ほど、12項目の点検を無料で実施しています。


イエローハットの車検は早期のご予約でスムーズ!

イエローハットでは、カー用品販売だけでなく車検にも力を入れて取り組んでいます。イエローハット独自の項目と入れた法定点検を実施し、車検時の整備内容を納得の上決められる点が強みです。ここでは、イエローハットの車検の特徴と見積もりの予約方法についてご紹介します。

法定点検を含む100項目以上を点検!

イエローハットでは、車検時に法定点検・日常点検、そして独自の点検項目を加えた100項目以上をしっかり点検します。追加整備がある場合は、お客様と徹底対話を実施しており、ご納得の上車検を進められる点が特徴です。

そしてカー用品店の強みである商品ラインアップを生かし、交換部品を予算に合わせて選べる点もメリットのひとつです。車検のプロに相談しやすい環境を整えています。


車検更新後の整備保証・無料点検の特典付き!

イエローハットの車検では、整備箇所に対して6ヶ月または1万kmの整備保証を付帯しています。万が一整備箇所が故障したとしても、保証期間内であれば無償修理が可能です。

また、車検後から6ヶ月ごとの点検が無料ですので、安心してお車を使用できます。有償の安心保証「プライムワランティ イエローハット車検保証」もご用意しており、保証長期化することも可能です。


車検見積もりのご来店予約はWEBフォームで時間短縮!

車検の見積もりは、イエローハットの専用WEBページから簡単にご予約いただけます。WEBフォームの項目に、依頼を希望する店舗や車種情報、お客様の氏名と電話番号を入力もしくは選択するだけです。

WEBからの申し込み後は、イエローハットコールセンターよりご連絡いたします。土日祝でも車検に対応していますので、お気軽にご予約ください。


まとめ

車検にかかる時間は依頼するお店によって異なり、混み具合や車の状態、部品取り寄せの有無などによって変動します。車検の時短を目指すなら、車のメンテナンスは日頃から行い、事前予約をして混雑を避けるのが効果的な方法です。

費用面が心配な方は、事前に見積もりを依頼するのがおすすめです。イエローハットでは、WEBからいつでも見積もり予約を承っております。車検の満了日が近い方や費用が気になる方は、まずは見積もりだけでもお気軽にご相談ください。

※このコラムは2020年11月時点の情報を基に掲載しております。

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