COLUMN
車検についての疑問をわかりやすく解説
車検は何日前から受けられるの？車検予約と受ける時期のベストなタイミング
車検が切れた車は公道での走行が禁止されているため、ギリギリになって車検を受けるのは避けたいものです。早め早めの行動が安心ですが、車検は何日前から受け付けてくれるのか、疑問に思っている方もおられるのではないでしょうか。車検には適切な受けるタイミングがあります。
そこでこのコラムでは、車検の予約と受ける時期のベストなタイミングをまとめました。車検を依頼するお店の選び方も分かるようになる内容ですので、記事を読めば事前準備や事前見積もりがスムーズに進みます。
目次
車検は何日前から受けられるの？
フロントガラスに貼ってある車検シールには、車検がいつ満了日かが記載されています。しかし、満了日付近が仕事で忙しくなりそうなど、都合が合わないという方もおられるでしょう。こちらでは、車検は満了日の何日前から受けられるのか、どれくらい前から受けるのが一般的なのかを解説します。
1ヶ月前から満了日の間が一般的
車検の有効期限は満了日までです。満了日前であれば、車検はいつでも受けられます。車検を受けられる期間は定められていないため、車検切れさえ起こさなければ問題ありません。
とはいえ、車検の準備や見積もりは1ヶ月前くらいからするのが一般的です。法律上は半年前や1年前からでも問題ありませんが、約1ヶ月前が目安となっています。
早すぎる車検は損をする可能性がある
有効期限がまだまだ残っている段階で車検に出してしまうと、次回の満了日が「車検を通した日」から計算されるため、損をするとも考えられます。
例えば、2020年11月10日が満了日の自家用普通自動車の車検を、2020年8月10日に通したとした場合、次回の車検満了日は2022年8月10日です。前回の車検で2020年11月10日までの費用を支払っていると考えると、3ヶ月分損をした結果になります。
このケースで損をしないためには、満了日から1ヶ月以内に車検を受けます（離島など一部地域を除く）。2020年10月10日以降に車検を受けると、次回の車検満了日は2022年11月10日です。
45日前に受けても満了日が変更にならない車検方法がある
やむを得ない事情で1ヶ月以上前に車検を通したい場合は、指定自動車整備事業者（指定工場）を利用する手があります。指定工場とは、国が求める設備や技術基準をクリアした整備事業者のことです。
指定自動車整備事業者では「保安基準適合標章」を発行できます。保安基準適合標章の有効期限は15日です。そのため、満了日の1ヶ月前まで待って手続きをすれば、次回満了日は自家用車の場合2年後の同日となります。
注意点は、保安基準適合標章を受け取ったら、15日以内に必ず新しい車検証を受け取らなければならない点です。期限を過ぎた場合は有効な車検証がない状態ですから、公道は走行できません。
車検を受けるベストなタイミング
スムーズに車検を通すためには、できるだけ余裕を持って受けることをおすすめします。車検は車の状態をチェックするとともに、必要に応じて部品の交換や修理もしなければなりません。満了日までに新しい車検証を受け取れるよう、逆算して予定を組むことが大切です。車検を受けるにあたってベストなタイミングはいつなのか、詳しく解説します。
満了日ギリギリに車検を受けるリスク
満了日ギリギリに受ける車検は、混雑具合によっては車検切れを起こす恐れがあり、危険です。車の販売台数が多くなる3月や9月の決算期は特に注意が必要で、車検のタイミングが重なる傾向にあります。あまりに混雑していると、お店によっては予約を受け付けてもらえないかもしれません。
車検切れの状態では公道を走れなくなるため、予約や見積もりは余裕を持って行うことが大切です。
車検予約と実際に車検を受けるベストなタイミング
車検を受けるにあたって大切なのは、損やリスクを回避できるタイミングを計ることです。実際に車検を受けるベストなタイミングは満了日から1ヶ月以内が目安ですが、時期によっては混み合っており、予定が狂うかもしれません。したがって、予約は2ヶ月前~3ヶ月前に済ませておくのが理想です。
満了日が6月1日の場合、4月1日または3月1日頃から車検の依頼先を探します。車検の費用はお店によって異なるので、きちんと見積もりを取ってから予約に進んでください。
車検を受ける前にお店を決めておこう！
車検は、ディーラーやカー用品店、ガソリンスタンド、車検専門店で受けられます。居住エリアによっては選択肢が多く、どのお店がよいのか迷ってしまうかもしれません。そのようなときは、「価格」「品質とサービス」「早さ」を基準に選んではいかがでしょうか。こちらでは、それぞれのポイントについて詳しくご説明します。
価格で選ぶ
車検は依頼先によって価格が変わります。車検にかかる費用は、「法定費用」「車検基本料金」「その他費用」に大別できますが、法定費用はどのお店を利用しても変わりません（印紙代を除く）。したがって、費用を抑えるなら車検基本料金や部品交換代が安いお店を選ぶことが有効です。
一般的に、ディーラーは車検費用が高くなる傾向があります。部品交換が必要になった場合、主に純正部品を使用するためです。その点、カー用品店は豊富な種類の部品をそろえており、車検基本料金もリーズナブルに設定されています。
品質やサービスの内容で選ぶ
車検時の点検項目数はお店によって異なります。割引サービスやアフターサービスにも違いがあるため、品質やサービスを重視するのもお店選びで重視したいポイントのひとつです。
特に品質は車の安全性に関わることであり軽視できません。価格を重視するならガソリンスタンドが候補に上がるかもしれませんが、車検がメインの業務ではないため品質に満足できない可能性があります。車の状態を入念に調べておきたい方は、整備内容を細かく相談できるカー用品店がおすすめです。
早さで選ぶ
車検のスピードはお店によって差があります。車検にあたる作業員の数、修理時の部品の在庫状況、点検項目数などが異なるためです。車検に通るかどうかだけを検査するお店は早い傾向にあり、全ての部品を細かく点検するお店は時間がかかる傾向にあります。
スピードに関わる複数の要因を踏まえて、早さで選ぶならカー用品店がおすすめです。カー用品店には豊富な種類の部品がそろっており、交換が必要になった場合でも素早く対応できます。それでいて、お客様それぞれのオーダーに応じた整備を実施しているのが強みです。
早めに車検を予約するときのポイント
車検の予約を早めに済ませておくことは理想ですが、お店選びを焦る必要はありません。車検に求めるものは何なのか、ニーズを整理してからでも遅くはないのではないでしょうか。車の状態によっては整備費用がかさむことがあるため、コストを把握しておくことも大切です。どのような点に気をつけて車検を依頼すればよいのか、詳しくご紹介します。
自分のニーズに合うお店を選ぶ
車検を依頼できるお店はたくさんあるので、まずはニーズを整理することが大切です。安さなのか早さなのか、高くて遅くてもよいから品質を重視したいのか、あらかじめ整理しておきます。
コストやスピードを重視したい方は、ガソリンスタンドの他、自分で車検を通す「ユーザー車検」を検討してもよいかもしれません。品質を追求したい方はディーラーが候補に加わります。
どのニーズもバランス良く取り入れたい方は、カー用品店がおすすめです。交換が必要になった際の部品も豊富な選択肢の中から選ぶことができ、検査・整備内容を柔軟に相談できます。
見積もりを取ることも大切な準備のひとつ
ニーズに合うお店が見つかったとしても、話を進めていくうちに当初の要望と噛み合わなくなるかもしれません。時間を節約するためにも、事前に見積もりを依頼して車検費用の内訳をチェックしておくのがおすすめです。
例えば、見積書の内訳に車内清掃や洗車などが含まれている場合、それらは車検とは関係がありません。また、使用可能な部品を交換する場合には、その理由を尋ねてみてはいかがでしょうか。このように、不必要な点検や不明な項目がある場合でも、事前に見積もりを取っておけば納得した状態で車検を依頼できます。
イエローハットの車検見積もりは満了日の何日前からでも受け付けている！
余裕を持って車検を進めたい方は、ぜひイエローハットにお任せください。車検のお見積りは満了日の何日前からでも可能です。
できるだけ費用を抑えたい方にも、イエローハットはお役に立てます。多くの種類の部品をそろえており、交換が必要になった場合でも費用を抑えられるのが強みです。見積もり時から追加して作業が必要になった場合は、その理由と費用を丁寧にご説明します。お客様との対話を重視していることから、ご納得いただいた上で整備を実施しております。
車検のお見積もりは、WEBまたはフリーコールから承っています。WEBでのお申し込みは、専用フォームに「お名前」「車種」「お電話番号」「車検満了日」を入力するだけです。後に担当のオペレーターがお電話でご連絡します。
※車検を通すために必要な整備は説明をし、ご納得いただいた上で実施しております。
まとめ
車検は満了日前なら何日前からでも受けられます。ただし、ベストなタイミングは満了日から1ヶ月前までです（離島など一部地域を除く）。お店の予約をお考えの方は、2ヶ月前~3ヶ月前から準備を始めてください。
車検を依頼できるお店は多くあります。その中でも価格・質・早さを重視するならイエローハットにお任せください。カー用品店ならではの豊富な交換用部品があるだけでなく、お客様の希望を重視する徹底した対話を心掛けています。WEBやフリーコールで簡単にお見積もりができますので、車検を控えている方はお気軽にお問い合わせください。
