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軽自動車の車検費用の目安は?内訳や安くするポイントを徹底解説

軽自動車は普通自動車に比べるとランニングコストが安い傾向にありますが、軽自動車は車検費用も安いと聞いたことがある方もおられるのではないでしょうか。

そこでこのコラムでは、軽自動車の車検費用の目安をご紹介します。なぜ普通自動車に比べて安くなりやすいのか、内訳はどのようになっているのかをチェックしてください。車検費用を安くするためのポイントも解説するので、お得な情報を知れる内容です。

軽自動車の車検費用は普通自動車に比べて安いの?

軽自動車の車検費用は普通自動車に比べて安いというイメージがありますが、実際にどの程度なのか気になっておられる方も多いのではないでしょうか。こちらでは、車検時に必要となる法定費用と車検基本料金について詳しく解説します。ランニングコスト削減を目的として軽自動車に乗り換えようと考えておられる方も、事前にチェックしてみてください。

車検費用の相場の比較

車検時に支払う法定費用は、「自動車重量税」「自賠責保険料」「印紙代」の3つを合わせたものです。どの程度の差があるか理解しやすくするために、軽自動車と普通自動車の法定費用を一覧で比較しました(2021年2月時点)。

費用 軽自動車 普通自動車
自動車重量税
(自家用車 2年)
6,600円 8,200円~4万9,200円
自賠責保険料
(自家用車 24ヶ月)
2万1,140円 2万1,550円
印紙代(指定工場) 1,100円 1,200円
合計 2万8,840円 3万950円~7万1,950円

表に掲載した自動車重量税は、エコカー減税や重課の対象になっていない場合の税額です。普通自動車の車種によっては、軽自動車の自動車重量税と比べると大幅に安くなるため、法定費用が安くなることが分かります。


軽自動車は維持費も安い

軽自動車は車検時の法定費用だけでなく、税金(軽自動車税)や保険料などが安いのも特徴です。軽自動車とは、以下の条件を全て満たす車を指します。

  • 全長3,400mm以下
  • 全幅1,480mm以下
  • 全高2,000mm以下
  • 排気量660cc以下

マイカーにかかるランニングコストを抑えたいと考えている方に軽自動車はおすすめです。ただし、軽自動車の定員は最大で4人であるため、普通自動車のように5人乗り以上の車が存在しない点に注意が必要です。


軽自動車の車検費用の内訳

こちらでは、軽自動車の車検費用の内訳をさらに深堀して解説します。車検費用には、印紙代以外はどこで車検を受けても変わらない「法定費用」と、受ける場所によって変わる「車検基本料金」があるので、併せてチェックしてください。費用の内訳を理解すれば、車検費用を節約する方法が分かります。

法定費用について

法定費用は「自動車重量税」「自賠責保険料」「印紙代」の総称です。これらのうち、自動車重量税と自賠責保険料は、同じ車ならどこで車検を受けても変わりません。印紙代は車検をどのように通すかによって差が出ます。

例えば、認証工場に車両を持ち込んで検査を受けるケースは1,400円、指定工場で車検を受けるケースでは1,100円です(2021年2月時点)。車検の見積書に記載されている法定費用は削減できません。


車検基本料金について

車検基本料金は、お店に車検を依頼する際に発生する費用です。車検を通すために必要な点検・整備や手続きの代行にかかる費用で、どこのお店に依頼するかによって差が出ます。差が出る理由は、お店によって実施する点検・整備の内容が違うだけでなく、料金設定が異なるためです。

細かく点検・整備を実施するお店は費用が高くなりがちですが、中には車検を通す上で必要のない項目が含まれているケースがあります。費用を削減したい方は、車検を通すのに必要な整備のみに限定して依頼できるお店がおすすめです。お店を選ぶときは、見積書に記載されている車検基本料金とその内訳をしっかりと確認してください。


軽自動車の車検費用が高くなるケース

車検費用が安い傾向にある軽自動車ですが、特定の条件下では費用が高くなるかもしれません。新車登録から長年経過した古い車に乗っているなら特に注意が必要です。こちらでは、軽自動車の車検費用が高くなる2つのケースについて解説します。

新車登録から年数が経っている

新車登録から13年以上経過した車は自動車重量税の重課対象です。18年以上経過しているとさらに重課されます。軽自動車の場合の経過年数ごとの税額(自家用車 2年・エコカー減税対象外)は以下の通りです(2021年2月時点)。

  • 13年未満:6,600円
  • 13年経過:8,200円
  • 18年経過:8,800円

車検を受ける車が重課対象になると、重課されない車に比べて1,600円~2,200円高くなり、車検費用に反映されます。

重課対象にならない車でも、新車登録から10年以上経過している車は注意が必要です。10年以上経過すると、経年劣化によって整備項目や部品を交換する箇所が増えて費用が高くなる可能性があります。


費用の高いお店を利用している

車検基本料金はお店によって大きな差が出るため、点検・整備が充実したお店に依頼すれば高くなるのが通常です。安心感を求めるなら、高くても整備が充実したお店に依頼する方法も有益といえます。

一方で費用を節約したいなら、車検を通すために必要最低限の整備に限っていて、その分料金設定が安いお店に依頼するのがおすすめです。見積もりを取って費用を確認し、自分のニーズと予算に合っているかチェックしてください。


車検を依頼できるお店ごとの特徴

街中には、車検を取り扱っているさまざまなお店があります。お店によってサービスの内容に差があるので、依頼する前にお店ごとの特徴を知ることが大切です。今回は、ディーラー・車検専門店・ガソリンスタンド・カー用品店それぞれの特徴を解説します。

ディーラー

ディーラーは自動車メーカーと契約を結んで車を販売しているお店です。新車を購入するとディーラーから車検の案内が届くことが多く、そのまま依頼する方もおられるのではないでしょうか。

ディーラーの車検は取り扱っている車の特徴を熟知しており、高品質な点検・整備を受けられます。交換用部品も主にメーカーの純正品を使用するので、安心感を求める方におすすめです。車の細部まで整備する分、車検にかかる時間が長く、費用が高くなる傾向にあります。


車検専門店

車検専門店は車検業務に特化しており、自社で指定工場を備えていることが多いのが特徴です。指定工場なら軽自動車検査協会に車両を持ち込んで検査を受ける必要がなく、スピーディーに車検を通せます。

整備については基本的に車検に通すための必要最低限の整備を行うのが特徴です。高度な整備に対応できない可能性があるため、車の状態に不安があるときは前もってお店に確認したほうが安心といえます。


ガソリンスタンド

普段利用しているガソリンスタンドが車検に対応しているなら、給油するタイミングで車検の相談ができます。ガソリンスタンドに依頼した場合、自社で整備工場を持っていればそのまま車検を通せますが、持っていなければ提携している整備工場に依頼しなければなりません。

ガソリンスタンド内に指定工場を併設しているケースでは、その日のうちに車検を通せることがあります。ただし提携工場に依頼するケースは時間がかかり、代車サービスがないお店もあるので、すぐに車が必要な場合は注意してください。


カー用品店

カー用品店は自動車用品を販売するお店ですが、ほとんどのお店では車検を取り扱っています。店舗に指定工場を併設しているケースもあるので、スピーディーに車検を通したい方は要チェックです。

カー用品店は整備に使用する部品の種類が豊富で、予算や好みに応じて選べます。車が好きな方やこだわりがある方にもおすすめです。

イエローハットもさまざまな自動車用品を取り扱うカー用品店ですが、車検サービスを提供しています。指定工場を備えたお店もありますので、スムーズに車検を通したい方はぜひご相談ください。


軽自動車の車検費用を安くするポイント

車検にはまとまった費用が必要なので、可能な限り安くしたいと考えている方もおられるのではないでしょうか。軽自動車の車検費用を安くするには、日頃のメンテナンスとお店選びが重要です。それぞれどのようなポイントを意識すればよいのか解説します。車検費用を抑えたいなら、普段から車の状態に気を配ることが大切です。

日頃からメンテナンスをしておく

車の経年劣化は避けられません。適切なタイミングでメンテナンスをしなければ、大きな故障につながる可能性があります。普段から車の状態に気を配り、消耗品の交換を行ってください。

車に故障や不具合が発生したら、ダメージが大きくならないうちに修理することがポイントです。日常的なメンテナンスをきちんと行えば、経年劣化によるダメージを減らして車検時にかかる整備費用を削減できます。


車検時の整備について相談できるお店を選ぶ

整備項目が多くなるほど費用は高くなるので、予算に応じて内容を調整できるお店に依頼するのがおすすめです。柔軟な対応ができるお店なら、予算に応じて車検を通すために必要な整備のみを行えます。

相談をするときは、整備内容と必要性を明確に教えてくれるかチェックしてください。事前にきちんと説明してくれるお店は良心的といえます。


安くて安心できる車検ならイエローハット!

車検は車の安全性に直結するので、安さだけではなく整備の質も大切です。費用を削減しつつ安心感を求めたいなら、ぜひイエローハットにご相談ください。

イエローハットではカー用品店ならではのメリットを生かした車検サービスを提供しており、細かい相談にも対応しております。法定点検項目を含めて100項目以上を車検時に点検しており、安全・安心を重視する方にもおすすめです。


事前に打ち合わせができる

イエローハットでは、事前に車を徹底的に点検して必要な整備箇所を明確にします。車検には関係のない整備は不要というご要望にもできる限り対応しているので、予算についてもお気軽にご相談ください。

また、予算や好みに応じて整備内容や交換用部品の選択も可能です。カー用品店なので安価なものから高品質なものまで多種多様な部品を取りそろえており、柔軟にお選びいただけます。見積もりはWEBやフリーコールで受け付けているので、ぜひお問い合わせください。


サポートが充実している

イエローハットに車検をご依頼いただくと、アフターサービスとして6ヶ月後に無料点検を受けられるのがメリットです。車検時の整備箇所には6ヶ月または1万kmの整備保証もついているので、安心して車をご使用いただけます。

また、全店で車検時の代車貸し出しサービスを実施しており、ガソリン代のみの負担で利用可能です。安心して車検を受けられるだけでなく、車検中や車検後のサポートも充実しています。
※代車は事前のご予約が必要となります。


まとめ

軽自動車も普通自動車と同様に、車検時には法定費用と車検基本料金がかかります。しかし、自動車重量税が安い分車検費用を節約できるのがメリットです。さらに費用を削減したい方は、予算に応じて整備内容や交換用部品を相談できるお店に依頼してください。

イエローハットでは、安価で高品質な車検サービスを提供しています。カー用品店としてさまざまなパーツを取りそろえており、予算に応じた整備や部品の調整が可能です。

WEBやフリーコールで車検の見積もりを受け付けており、お気軽にご相談いただけます。費用を節約しつつ整備の質も重視したい方は、ぜひイエローハットにご相談ください。

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