COLUMN
車検についての疑問をわかりやすく解説
車検を受ける際にはまとまった額の費用がかかりますが、内訳が分からない方もおられるのではないでしょうか。特に諸経費として計上される費用の内容に疑問を感じている方がおられるかもしれません。
そこでこのコラムでは、車検費用の諸経費の内訳について解説します。諸経費の概要や車検費用の目安が分かる内容です。車検費用の詳細を知って、納得した状態で車検を受けるための参考にしてください。
目次
車検における諸費用とは法定費用のことを指します。法定費用とは国や保険会社に支払う費用で、含まれる要素は複数あるため、それぞれの内容や費用の目安を知ることが大切です。こちらでは、法定費用の内訳と費用の目安について解説します。
車検における法定費用とは、「自動車重量税」「自賠責保険料」「印紙代」の3つの費用の合計額です。金額は車の種類や年式、エコカー減税の有無で決まります。車検基本料金や整備費用はお店ごとに異なりますが、法定費用はどのお店に依頼しても一律です(印紙代を除く)。したがって、法定費用でコストを節約することはできません。
自動車重量税は、車の重さに応じて課される税金です。重量以外にも、燃費性能や排ガス規制区分、新車登録からの経過年数によって納める金額が変わります。自家用乗用車は500kgごとに区分が設けられており、重くなるほど税額が上がるのが原則です。
なお、軽自動車の税額は重量に応じて変動することはありません。2021年4月時点の自家用乗用車の自動車重量税額は以下の通りです。
車両重量 | エコカー (本則税率) |
エコカー対象外 (右以外) |
エコカー対象外 (13年経過) |
エコカー対象外 (18年経過) |
---|---|---|---|---|
~500kg | 5,000円 | 8,200円 | 1万1,400円 | 1万2,600円 |
~1,000kg | 1万円 | 1万6,400円 | 2万2,800円 | 2万5,200円 |
~1,500kg | 1万5,000円 | 2万4,600円 | 3万4,200円 | 3万7,800円 |
~2,000kg | 2万円 | 3万2,800円 | 4万5,600円 | 5万400円 |
~2,500kg | 2万5,000円 | 4万1,000円 | 5万7,000円 | 6万3,000円 |
~3,000kg | 3万円 | 4万9,200円 | 6万8,400円 | 7万5,600円 |
軽自動車 | 5,000円 | 6,600円 | 8,200円 | 8,800円 |
上記表を左右に フリックしてご覧ください。
自賠責保険は車の所有者全員に加入義務がある損害保険です。加入していない車は公道を走行できないため、強制保険とも呼ばれています。自賠責保険に加入していない車で公道を走行すると、違反点数6点の加算、免停処分30日間、1年以下の懲役または50万円以下の罰金という重い罰則が科されるためご注意ください。
なお、自賠責保険料は2021年4月に引き下げられました。以下の表は、2021年3月31日までの保険料と2021年4月1日以降の保険料です。
※2021年3月31日まで
※2021年4月1日以降
上記は本土の金額で、沖縄県や離島は掛け金を低く設定しています。例えば、沖縄県(離島地域を除く)では普通自動車の24ヶ月の保険料は1万1,120円(2021年4月時点)です。
印紙代は車検証や車検ステッカーの発行といった事務手続きにかかる費用です。印紙や証紙を購入して支払うことから印紙代と呼ばれております。印紙代は車の種類や手続きの方法、車検を行うお店が持っている工場によって変動します。2021年4月時点の印紙代は以下の通りです。
車検の有効期間の満了日は決まっています。しかし、車検の諸費用は金額が大きいため、支払いが難しいときもあるかもしれません。支払いで困ることがないように、事前に確認することが大切です。こちらでは、車検の法定費用である諸費用を支払うタイミングについて解説します。
車検の諸費用は現金での前払いが一般的です。整備費用や部品代と異なり、諸費用は正確な費用を事前に把握できます。車検前に諸費用がいくらになるのかを計算しておけば、安心です。
諸費用は国や保険会社に納める費用なので、印紙代以外はどのお店に車検を依頼しても同じ額になります。お店が独自に決めている費用ではないため、割引やキャンペーンの適用はありません。
諸費用は現金による前払いが一般的ですが、諸費用以外の車検基本料金や整備費用はクレジットカード払いが利用できるお店もあります。全てのお店が対応しているわけではありませんが、規模が大きいカー用品店や車検専門店では利用できるケースが多いため、事前にご確認ください。
イエローハットもクレジットカード払いに対応しています。ショッピングクレジットや各種カードも利用できるため、お気軽にご相談ください。
車検を依頼するのであれば、できるだけ安いお店で受けたいとお考えの方もおられます。お店によって費用に大きな差が出ることもあるため、お店選びの際は車検基本料金に注目することが大切です。こちらでは、車検基本料金について解説します。
車検にかかる費用を抑えたいときは、車検基本料金に注目してお店を選ぶのがポイントです。車検基本料金はお店ごとに金額が異なるため、お店選びの大きな指針になります。
ただし、料金の安さだけにとらわれず、特典にも目を向けることも大切です。特典内容や検査にかかる日数、代車の有無といった点に注目して、総合的に判断しなければなりません。
イエローハットでは、車検の6ヶ月後の無料点検や有料で長期2年間の保証を提供しています。安心のサポートをお求めの方は、イエローハットにお問い合わせください。
車検基本料金に含まれるのは、法定点検である24ヶ月定期点検の費用や整備費用、事務手数料です。法定点検とは一定期間ごとに受けることが義務付けられている点検で、定期点検とも呼ばれます。
法定点検は受けなくても罰則はありませんが、車のコンディションを保ち、安全に運用するために必要な点検です。24ヶ月定期点検は車検と同じサイクルであるため、車検の際に一緒に受けるのが主流となっています。
費用を抑えながら計画的に車検を受けるには、見積もりを取ることが大事です。あらかじめ車の状態をチェックすることで、さまざまなメリットを享受できます。車検について不安や疑問がある方は、まずは見積もりを取ってみてはいかがでしょうか。
見積もりを取らなければ、車検費用の詳細を把握できません。整備内容が不明確な状態で、どの程度の費用がかかるのか分からないまま車検を受けることになります。費用と内容両方を納得してから車検を受けるには、きちんと見積もりを取ることが重要です。
見積もりを取ることで事前に整備内容を把握でき、整備箇所や交換部品についてお店に相談ができることもメリットのひとつです。車検を通すのに必要最低限な整備に限ったり、低コストの交換部品を使用したりすることで総費用を抑えられます。
見積もりの内容に理解できない項目があった場合、必要ない内容が含まれていないかどうかチェックすることも重要です。例えば、オイル交換を頼む予定がないのに交換費用が含まれていたときには、お店に確認する必要があります。
イエローハットでは、多くのお客さまに満足していただくために高品質な車検を提供しています。「車検の際に不便な思いをしたくない」「安心して車に乗り続けたい」とお考えの方は、ぜひイエローハットの車検をご検討ください。こちらでは、イエローハットの車検がなぜ人気があるのかをご説明します。
イエローハットでは、WEBフォームやフリーコールでお見積もりの依頼を承っています。WEBフォームに車種と名前、電話番号、車検満了日を入力するだけで手軽に予約が可能です。
また、フリーコールでも見積りや相談を受け付けています。受付時間は10:00~18:00、土日祝も対応可能です(年末年始を除く)。コールセンターの担当が丁寧にお答えします。
イエローハットの車検はお客さまとの対話を重視しており、車検前には整備箇所を明確にして必要な整備をお伝えしています。お客さまにご納得いただいてから整備を実施するため、想定外の料金が発生することはありません。追加整備が必要と判明したときも、その都度ご相談させていただきます。
また、お客さまの意向を反映するための相談も承っています。部品交換が必要なときは、カー用品店ならではの豊富な種類の中から希望の用途や予算に合わせた部品を提案できるのが強みです。
車検中は予約していただければ代車をご用意いたしますので、お気軽にご利用ください(ガソリン代はお客さま負担)。また、「プライムワランティ」に加入いただくことで、車検後24ヶ月故障箇所を無償で修理する特典をご利用いただけます。
※加入時の保証料金は有償となります。
※輸入車の累計修理額は30万円までとなります。
車検における諸費用とは法定費用を指し、自動車重量税、自賠責保険料、印紙代の3つで構成されています。法定費用はどのお店で車検を受けても金額が変わりません(印紙代を除く)。車検費用を抑えたいとお考えの方は、諸費用ではなく車検基本料金に注目してお店を選ぶのがポイントです。
イエローハットでは、低コストと高品質な整備を両立した車検を提供しています。車検の際は、ぜひイエローハットのお見積もりをご依頼ください。
※このコラムは2021年4月時点の情報を基に掲載しております。