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車検時に必要な物を用意しよう!準備のポイントや車検の流れを徹底解説

車の所有者は、車検を実施することが義務付けられています。しかし、車検を受けるにはいくつか書類を持参する必要があり、何を準備すればよいか悩まれている方もおられるでしょう。

そこでこのコラムでは、車検を行う際に必要になる持ち物を、お店に依頼する場合とユーザー車検の場合に分けて解説します。また、書類の取得方法や車検に必要な費用に関してもご紹介しますので、車検の準備をスムーズに進めるポイントを押さえていきましょう。

車検を受ける方法で用意する物が変わる!

車検は、ディーラーやカー用品店などのお店に依頼するか、運輸支局へ直接持ち込むユーザー車検のいずれかの方法で実施します。依頼先ごとに必要な物が異なるため、ここではお店とユーザー車検を項目別にご紹介します。

お店に依頼する車検

お店に車検を依頼する際は、一般的には電話あるいはWEBフォームから問い合わせを行うことで車検の予約、見積り依頼が可能です。最小限の手間で車検を済ませられるのがお店に依頼する最大のメリットです。

たとえば、イエローハットでは車検前に点検を実施しており、見積りを算出したのちにご連絡する流れになっています。車検当日は、車検を行う車と必要書類をご持参いただき、車の状態や書類に問題がなければ車検を実施できます。車検完了後はスタッフからお客様へ点検結果を報告した後、車検費用を清算して車検手続きは完了です。


セルフスタイル「ユーザー車検」

ユーザー車検とは、ご自身で車を運輸支局へ直接持ち込んで車検を行う方法です。民間車検場や認証工場などを経由せずに車検を行うことから、車検基本料を節約できます。

一方で、各種書類の用意や事前点検もご自身で行う必要があるため、負担の大きい方法です。


車検に必要な物【お店に依頼する場合】

お店に車検を依頼する際は、自動車検査証や納税証明書などを用意する必要があります。役所で取得する書類もあるため、事前に準備しておくと手続きをスムーズに進められます。ここからは、各書類の概要をご紹介します。

更新する自動車検査証

自動車検査証は、公道を走行する際は必ず車に積んでおかなければならない書類です。車検証を不携帯の場合、道路運送車両法第66条1項に違反することとなり、50万円以下の罰金が科されます。(2021年5月現在)

紛失した場合は、車の所有者または委任状を持った代理人が身分証明書と印鑑、手数料印紙代300円を持参のうえ、管轄の運輸支局または自動車検査登録事務所で再発行手続きを行ってください。


自動車税納税証明書

自動車税納税証明書は、自動車税の納付状況を表す書類です。納付書を用いて納税した場合は、納付書右側にある半券に受領印のあるものが自動車納税証明書となります。

一方、インターネットバンキング経由で納税した場合は後日郵送されますが、自治体によっては省略されるケースもあるため、詳細はお住まいの自治体にお問い合わせください。

なお、紛失した場合、最寄りの県税事務所または自動車税管理事務所・同駐在事務所の窓口もしくは郵送で請求可能です。請求する際は、以下の内容を伝えてください。

  • 自動車のナンバープレートの番号
  • 自動車の車台番号
  • 登録名義人の住所、氏名

自動車損害賠償責任保険証明書

自動車損害賠償責任保険証明書は、通常は車検の有効期限とともに契約が満了となります。そのため、継続検査を受けるタイミングによっては、契約中の自賠責保険証明書と新しく契約する自賠責保険証明書の2枚が必要になるケースがあります。

車検証は、自賠責保険の契約期間が車検証の有効期限を超えていなければ交付してもらえません。また、記載ミスや漏れがあった場合も車検を通すことができないため、あらかじめ記載内容を確認しておいてください。


車の使用者の身分証明書や印鑑

国土交通省からの通達により、継続審査申請書への署名および押印は2021年1月1日より不要となっています。しかし、印鑑は本人確認が行いやすいといった利点があることから、車検手続きに印鑑を必要とするお店もあります。事前に印鑑が必要かどうか、依頼するお店に確認してください。また、本人確認のために免許証などの身分証明書の提示を求められることがあります。


そのほか必要な書類

車検対象車に盗難防止用のロックナットを使用している場合は、解除用のロックナットアダプターが必要です。加えて、依頼先によっては、自動車保険の証券の提出を求められることもあります。また、車検証の再発行、ナンバープレートの番号変更、構造等変更審査を行うときなど、特定の条件下では委任状が必要になるケースもあるため、問い合わせもしくは見積りの段階で必要書類を確認しておくと車検をスムーズに進められます。


車検に必要な物【ユーザー車検の場合】

ユーザー車検は、受験日の2週間前から予約可能です。なお、ユーザー車検の持ち物は、お店に依頼する場合と一部異なります。ここでは、ユーザー車検を実施する際に必要な物をご紹介します。

お店に依頼するときと同じ物

次の書類は、お店に依頼する場合とユーザー車検を利用する場合に共通して必要な書類です。

  • 自動車検査証
  • 自動車損害賠償責任保険証明書
  • 自動車税納税証明書

運輸支局においては、2015年4月より電子的に納税確認が可能となっています。ただし、電子的に確認を行う場合は、自動車税を納付してから納税状況が反映されるまでに最大10日かかるため注意が必要です。納付してすぐに車検を受ける場合は、自動車税納税証明書を持参することをおすすめします。


ユーザー車検の場合のみ必要な物

ユーザー車検では、お店へ車検を依頼する際の書類に加えて、以下の書類が必要です。各書類は運輸支局の窓口で入手できますが、定期点検整備記録簿はご自身で作成、保管しておく必要がある書類です。

  • 自動車重量税納付書
  • 自動車検査票
  • 定期点検整備記録簿
  • 継続検査申請書

車検に必要なお金はどのくらい用意すれば良いの?

車検料金が決まる仕組みを知っておくことで、予算の見通しが立てやすくなります。ここでは、車検料金の内訳と依頼先別の傾向についてご紹介します。

車検料金のしくみ

車検料金の内訳は、法定費用と車検基本料に分けられます。自動車重量税・自賠責保険料・検査手数料は「法定費用」に分類され、車の重量や使用年数によって料金は変動するものの、依頼先による価格の変動はありません。

点検費用や代行手数料は「車検基本料」に分類されており、お店や整備内容によって料金が変わります。


お店ごとの車検基本料の違い

ディーラーでの車検は、部品交換に自動車メーカー純正品を多く使用することから、他と比較して車検基本料が高めになる傾向があります。

カー用品店は、豊富な在庫から車種を問わず最適な部品が選択可能です。また、国から「認証工場」「指定工場」として承認された店舗が多く、費用を抑えられるだけでなく質の高い車検が期待できます。

ガソリンスタンドも費用を抑えて車検を受けられる場所です。しかし、代車の用意がない、特殊な整備に対応できないなど、受けられる特典が必要最小限に留まる可能性があります。


イエローハットなら予算の相談ができる

カー用品店として様々な部品を取り扱うイエローハットは、車に適した高性能品から予算重視の部品まで、ニーズに応じてご提案できる豊富な在庫を取り揃えております。車検価格や整備内容に関する打ち合わせでは、お客様のご希望と快適なドライブを両立するご提案をさせていただきます。


車検に必要な物はいつまでに用意すれば良いの?

費用見積りを行う段階で特に必要な書類はありませんが、メーカー保証書と点検整備記録簿が一体となったメンテナンスノートがあると、より詳細な見積りが行いやすくなります。車の状態によっては追加整備が必要になることもあります。車検の直前で想定外の費用が発生するのを避けるためにも、車の状態が分かる資料はできるだけ用意しておきましょう。また、見積り時にご自身で準備が必要な書類や道具、期日などの打ち合わせを行うため、分からないことがあれば見積りの段階で聞いておくことをおすすめします。


車検の事ならイエローハットにお任せ!

イエローハットの車検は、質問や要望にしっかりとお応えし、お客様にご満足いただくことを大切にしております。ここからは、イエローハットで車検を行う際の流れやメリットをご紹介します。

無料見積りで最後までしっかりサポート

イエローハットでは、電話もしくはWEBフォームによる無料お見積り・ご相談を受け付けております。車検の際に必要となる持ち物や書類、必要な点検項目などは対面でしっかりと打ち合わせいたしますので、ご不明な点がある方も安心してご相談ください。点検にかかる期間や費用の目安といった疑問についても丁寧にお答えいたします。

車検を実施するうえで必要な整備がある場合は、必ずお客様に事前にお伝えし、ご納得頂いた上で整備を実施いたします。


しっかりとした点検が受けられる

イエローハットでは、法定点検の56項目を含む100項目以上の点検を行います。整備箇所は6ヶ月または1万kmの整備保証付きで、車検後もお客様の快適なドライブをサポートいたします。お客様のご予算に応じて点検項目をお選びいただけますので、車検費用の調整に関してもぜひご相談ください。


保証や特典もある

車検後の保証制度として、車検後24ヶ月の間故障箇所を無償で修理するプライムワランティ、車検から6ヶ月後に無料の1回点検特典をご用意しております。プライムワランティは、イエローハットでの車検実施時に入会できる保証で、以下のサポートを受けられます。

  • 修理回数無制限
  • 走行距離無制限
  • 修理金額上限なし
    ※加入時の保証料金は有償となります。
    ※輸入車の累計修理額は30万円(税込)までとなります。

まとめ

車検を実施する際は用意すべき書類があり、お店で実施する場合とユーザー車検の場合では必要な物が異なります。お店へ車検を依頼する場合は、見積り時にメンテナンスノートを持参すると打ち合わせがスムーズに進みます。

イエローハットは、お見積りの段階で整備内容や必要な物などをしっかりお伝えいたします。車検をお店に依頼することを検討しておられる方は、イエローハットまでお気軽にお問い合わせください。

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