HOME > コラム > 車検コラム > 車検はいつ受けるのがベスト?車検期間と車検切れの対応方法も解説!

COLUMN

車検はいつ受けるのがベスト?車検期間と車検切れの対応方法も解説!

車に乗り続けるうえで、ドライバーが行わなければならない手続きは少なくありません。中でも車検は法律で定められた制度でありながら、数年に1度の実施となるため、うっかりタイミングを逃してしまうことも少なくありません。
また、車検は受けるタイミングやお任せするお店によって期限やコストが変わってくる特徴があります。そのため、つい先延ばしにしてしまうという方も少なくないでしょう。そこでこのコラムでは、車検をできるだけ納得がいく形で実施するために、欠かせないポイントについて解説します。

車検を受けるタイミングとは?

車検を受けるには、ご自身で車検時期を見極めることが大切です。ここでは、車検を受けるタイミングを考える際のポイントをみていきます。

車検の満了日を確認する

車検を受ける適切なタイミングを知るためには、車検の満了日を確認する必要があります。確認方法は以下の2つです。

・自動車検査証(車検証)
車検証は、運転時の携行が法律で義務付けられています。証書の左下に記載された「有効期間の満了する日」で確認できます。

・検査標章(車検シール)
フロントガラスに貼付してある検査標章の表側を見れば、「満了年月」を確認できます。ただし、満了日を正確に知るためには、裏側に記載された日付までチェックする必要があります。


車検の頻度

最も一般的な自家用乗用車を新車で購入した場合には、初回検査までが3年、2回目以降の継続検査については2年毎となります。
中古車を購入した場合は、車検残存期間の有無により変わってきます。「車検あり」車では、購入後初回は満了日まで、以降は2年毎のサイクルです。他方「車検なし」車では、まず購入と同時に受ける必要があり、以降は2年毎に車検を受けます。


車検はいつ受けるべき?

車検は有効期間内であればいつ受けても構いませんが、おすすめのタイミングは1ヶ月前~満了日です。これは期限よりも1ヶ月以上前に通すと、有効期間の起算点が早められ、満了日が繰り上げられてしまうためです。
ご自身のスケジュールの関係で満了日前1ヶ月間に受けることが難しい場合もあるかもしれません。その場合には、「指定工場」に限られますが、45日前から受けるのも一案です。指定工場では提出までの有効期限が15日間ある保安基準適合証を発行できるため、15日分早く車検を受けても満了月を変えずに済むのです。


車検延長の特例

車検の有効期間は基本的に延長できませんが、やむを得ない事情ある場合に限り、道路運送車両法第61条の2の適用によって延長が特別に認められるケースがあります。(2021年7月時点)


車検を受けるタイミングを逃した場合

車検は有効期間を迎える1ヶ月前を目安に受けることが望ましいですが、ついつい切らしてしまうことは珍しくありません。そこで、ここでは車検を受けるタイミングを逃した場合に犯しがちな公道走行への罰則・罰金と、車検切れへの対処方法について解説します。

公道を走行した場合の罰則・罰金

車検切れの車を単に駐車場に保管しているだけで罪に問われることはありません。ただし、その車で公道を走行した場合には、道路運送車両法第58条違反となり以下の罰則・罰金が科せられます。(2021年7月時点)

  • 刑事処分:30万円以下の罰金または6ヶ月以下の懲役
  • 行政処分:違反点数6点、免停30日間

なお、車検切れ時は自賠責保険も切れているケースがほとんどです。この場合、自動車損害賠償保障法にも抵触するため、以下のように処分が重くなります。(2021年7月時点)

  • 刑事処分:80万円以下の罰金または1年6ヶ月以下の懲役
  • 行政処分:違反点数6点、免停90日間

車検が切れている車の対処方法

車検期限が切れた車は、車検を再取得しない限り公道を走れません。この場合、車を車検場やお店まで移動させる方法には2つあります。
1つが仮ナンバー取得により、ご自身で車を運転して移動する方法です。ただし、あくまで特例による許可のため、最短ルートで最長5日間かつ1度の車検に限られます。
また、引取納車特典を手配する方法もあります。車の引き取り・車検の実施・納車までをワンストップで依頼できるため手間が減り、車検のスケジュールが立てやすくなります。


廃車や売却といった手段も

車は所有しているだけでも税金がかかることから、今後乗るつもりがないのであれば廃車や売却を考えるのもおすすめです。廃車には2パターンあり、今後一切使用しないのであれば解体対象となる「永久抹消登録」を、今は使わないが将来乗車する可能性がある場合には「一時抹消登録」を行います。車検切れの車であっても売却は可能です。


車検の費用

「費用がかかり過ぎる」「過剰に請求されているのではないか」など、車検費用にまつわる不満や疑問を持つことは珍しいことではありません。ただし、高いというイメージの多くは、車検にかかる費用の内訳をきちんと整理できていないことから生じます。
そこで、ここでは車検費用の内訳と費用を抑えるためのポイントについてみていきます。

費用の内訳

車検にかかる費用は、2種類に大別できます。
まず、自賠責保険料・自動車重量税・印紙代という3つの「法定費用」です。法定費用は、車の種類や重量などにより決められているので、検査工場の種別によって料金の異なる印紙代を除いてどこで受けても同じ価格が請求されます。
一方、車検基本料と整備費用は、車検を依頼するお店に支払います。整備の品質やパーツ交換費用の差によって変動するため、お店の選び方で費用を抑えることが可能です。


車検費用を抑えるためのポイント

車検費用を抑えるためには、車の状態や走行目的を踏まえたうえで、低コストで車検を受けられるお店を見つけ出すことが大切です。また、代車・保証などのサポートが充実していれば、費用だけでなく車検期間の利便性の維持ができます。
さらに、自分でできる部品交換を済ませておくなどのメンテナンスを日頃から実施していると、車検時の整備箇所が減り、費用を抑えられる可能性があります。


車検はどこに依頼するのがいいの?

様々な場所で受けられる車検は、選択肢が多いためにどこに依頼すればよいのか迷ってしまう方もおられるでしょう。実は、車に乗り続けるために必ず受けなければならない車検は、実施するお店により整備の質や費用などが変わってきます。
ここでは、車検を実施するお店の種類とそれぞれの特徴を踏まえた見極め方をご紹介していきます。

車検業者の種類

ディーラーは、整備・保証品質が優れる反面、費用は高くなりがちです。また、整備工場は、検査ラインを持つ「指定工場」であれば短時間かつ低コストで実施できますが、土日休みのところが少なくありません。
ガソリンスタンドは手軽に依頼でき、割引などの特典が期待できる一方で、整備の質が担当者に左右される、所要時間が読めないなどの点にも留意しておく必要があります。
ご自身で行うユーザー車検は、費用を抑えられる代わりに手間やスキルを要するため、不慣れな方はお店に任せることをおすすめいたします。


価格と品質を両立するならカー用品店がおすすめ

車検をお店に依頼する際は、お店により異なる特徴をよく理解したうえで、整備品質や実施スピード、あるいは点検項目数やパーツなど何を重視するかをはっきりさせることが重要です。
そして、価格と品質を両立させた車検をお考えであれば、カー用品店の利用がおすすめです。車検に向けたきめの細かい希望の打ち合わせにより、予算の範囲内かつ品質の高い車検が実施できます。また、快適な走行に欠かせない整備や好み・目的に適ったパーツ交換にも対応しています。


車検に関するご相談はイエローハットにお任せください!

コストパフォーマンスに優れた車検を実施するのであれば、カー用品店がおすすめです。中でも全国で約700店舗を展開し、かつ丁寧な点検と無料の見積り・相談を実施するイエローハットであれば、事前点検からアフターサポートまでをワンストップでお任せいただけます。ここでは、2つのメリットをご紹介します。

イエローハットの車検の特徴

イエローハットの車検では、法定点検の56項目を含む100項目以上の点検を行います。カー用品店ならではの豊富な在庫を活かし、ご予算や好みに応じた整備項目・交換部品の選択、またお客様との徹底対話によるご納得のいく整備が可能です。指定工場を約165店舗・認証工場を約250店舗擁しており、お近くのお店で手軽に、高いサポートを伴った車検を実施していただけます。(2021年7月現在)
また、車検時の整備箇所は6ヶ月または1万kmの整備保証付きです。さらに長期2年間の保証・プライムワランティへご入会いただければ、より快適にドライブをお楽しみいただけます。
※加入時の保証料金は有償となります。
※輸入車の累計修理額は30万円までとなります。


無料見積り

イエローハットでは、電話やネットのWEBフォームによる車検見積り・相談を承っております。車種や年式から消耗品・パーツ交換なしでの車検費用の概算見積りをお伝えできるだけでなく、ご指定店舗での現車確認によるお見積りの予約・実施までが可能です。スムーズな車検実施に向けて、疑問点やお車に合ったパーツ選択など、納得いくまでご相談ください。なお、見積り・相談については有料のお店もありますが、イエローハットであればこれら全てを無料でご利用いただけます。


まとめ

車検の有効期間は法律で厳格に定められており、うっかり車検を切らしてしまえば、公道走行時に科せられる罰則・罰金の重さはもちろん、再取得には少なくない手間とコストを要することにもなります。さらに、車検をお店に依頼する場合は、その特徴を理解したうえで、ご自身の予算や目的に適っているかを見極める力も求められます。

そこで、お店に相談しながら好みに合った車検を実施したいと考えておられる方は、イエローハットのご利用をおすすめいたします。スケジュールがタイトになりがちな車検も、電話やWEBフォームから無料でお見積り・ご相談が可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

車検WEB見積り コチラ