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車検切れでもレッカー移動はできる?他の移動手段や費用相場なども解説

車検が切れている車を動かしたい場合には、いくつかクリアすべき事柄が存在します。ご自身で運転して公道を走れば、たとえ僅かな距離であっても無車検車走行として厳しい処罰が下されます。そこで、レッカーで移動させればよいのではないかと思われる方もおられるでしょう。
しかし、車検が切れている場合は、パンクやエンジントラブルでレッカーに牽引してもらう場合とは異なる事情があります。このコラムでは、車検切れの車でもレッカー移動ができるのか、そしてその他の手段や費用相場などについて解説します。車検切れ時の対応の参考になさってください。

車検でレッカー車を利用するケースとは

車の修理時には修理工場まで、廃車時には解体工場まで車を動かす必要があります。車の所有者が運転して持ち込むことが一般的ですが、何らかのトラブルにより自走が難しいことがあります。そのような時に採られる手段の1つがレッカー車の利用です。ここでは、レッカー車を利用する代表的な2つの場合を解説します。

車が故障した場合

事故により車がダメージを受けたり、タイヤのパンク、エンジントラブルやブレーキの異状などの重大な故障が生じ、自走して修理工場に持ち込むのが困難になるケースもあるでしょう。このような場合には、レッカー車を手配して修理工場まで動かすことが大半です。


車検が切れている場合

車検切れの車は公道走行が禁じられており、違反すると重い罰則が科されます。そのため、修理や廃車のためにお店に車を持ち込んだり、改めて車検を受け直したりする場合に、レッカー車の活用を思いつかれるかもしれません。しかし、車検切れを理由にお店にレッカー車を頼んでも、移動を断られてしまうケースがあります。これは、レッカー車による牽引は、前輪か後輪のどちらかを道路上で転がす形となり、無車検車走行による道路運送車両法違反に問われる可能性があるためです。


車検が切れている車を移動させる方法

すでにお伝えした通り、公道で車検切れ車をレッカー車で牽引することは、お店によっては断られてしまう可能性があります。このような場合は、仮ナンバーを取得するか、積載車で移動させる方法を採る必要があります。

仮ナンバーを取得する

走行できる車であれば、仮ナンバーを取得することで公道の走行が可能となります。仮ナンバーの取得は、市区町村の役場や最寄りの運輸支局で申請を行い、車検を受けるなど特段の事情が認められる場合に限って認められます。
仮ナンバーの取得により、最長で5日間の公道走行が可能になります。ただし、あくまで特定の目的のために特例的に運行を許可するものであるため、運行経路は目的地となる検査場などへの最短ルートに限られ、また使用も1度の車検に限られるものです。
なお、仮ナンバーを取得しても、公道の走行は自賠責保険への加入が必須となるため、まずは自賠責保険が切れていないかも確認しておくことが大切です。


積載車で移動させる

車両を運搬する方法の1つとして積載車で移動させる方法もあります。積載車ではレッカー車とは異なり車両全体をトラックの荷台に積み込むため、車輪が道路に接地しないため、仮ナンバーを取得する必要はありません。
また、積載車はレンタカーとして借りることが可能ですが、免許の取得年数によりレンタルできる積載車の大きさが限られる場合があるため事前に確かめておくとをおすすめします。ご自身で運転できない場合は、積載車を所有するお店に車の移動を依頼しましょう。


車検切れの車をコストを抑えて車検に通す方法

車検切れの車を車検に出した場合のコストは、車のコンディションはもちろん、依頼するお店によっても変わってきます。ここでは、車検切れの車をコストを抑えて車検に通す方法を2つご紹介します。

車検基本料金の安いお店に依頼する

車検費用は、法定費用と整備料金を含む車検基本料金とに大別できます。この内、法定費用は印紙代を除きどこで車検を実施しても一律ですが、車検基本料金についてはどこに頼むかによって差が出ます。そのため、車検切れの車を少しでも安く車検に通したい場合、お店選びは慎重に行ってください。
車検の主な依頼先としては、ディーラー、民間整備工場、ガソリンスタンド、そしてカー用品店の4つがありますが、各々特徴やデメリットが異なります。作業品質の高さであればディーラーが優れていますが、交換部品に純正品を多く使用することから費用は高くなる傾向があります。民間整備工場も、ベテランの整備士によって品質の高い整備が受けられるものの、持ち込みが原則となる場合が多くなることと、土日休みが多いことから、スケジュールの調整が難しいケースは少なくありません。
一方、価格が安く気軽に頼めるガソリンスタンドは、整備の質や所要時間が読めない点に不安を感じる方もおられるかもしれません。
費用と整備の質を両立させたい方におすすめなのはカー用品店です。一般的に車検基本料金が安いだけでなく、車検に関して豊富な知識と実績を持っているスタッフが検査を受け持つため、品質面の高さも期待できます。


整備内容が相談できるお店に依頼する

車検費用を抑えるには、不必要な点検・整備項目を減らすことが大切です。ディーラーの高い信頼性は丁寧な点検・整備に基づくことが少なくありませんが、車の状態によっては不要な整備が含まれる場合があり、その分費用が高くなります。こうした不要、過剰な整備を避けるには、事前点検によって必要となった整備箇所についての説明、さらにはドライバーに承諾を得るプロセスをきちんと踏んでいるお店に任せることが大切です。


車検のことならイエローハットにお任せ!

車検では、不透明な点検・整備を避けることが費用を抑えるポイントです。全国に約700店舗を構えるイエローハットは、お客様との徹底対話をモットーにしており、ご納得いただいたうえで整備をさせていただきます。
ここでは、イエローハット車検の特徴をご紹介します。

無料の見積りが可能

イエローハットでは、WEBや電話からのお見積りを無料で承っております。WEBフォームに車種、氏名、電話番号、車検満了日をご入力いただくだけで、コールセンターの担当によるお電話で消耗品・パーツ交換なしでの車検費用の概算見積額をお知らせいたします。また、お電話でも土日祝(年末年始を除く)を含む10:00~18:00まで、フリーコールによるお見積りを承っております。お店まで車を持ち込んでいただければ、現車確認によるお見積りも可能です。ご都合のよい日時、ご希望店舗でのご予約を取っていただければ、待ち時間なくスムーズに実施していただけます。


予算や目的に合わせたパーツ選び

カー用品店ならではの豊富な品揃えもイエローハット車検の特徴です。お客様の好みやご予算に合ったパーツをお選びいただけます。
例えば車検の際にタイヤの溝が減っていて交換を要する場合、イエローハットであれば走行性能や予算を踏まえて、幅広い選択肢の中から選択を行っていただけます。車にかかるトータルの費用を抑えると同時に、対話による満足度の高い車検を提供いたします。


快適な走行にぴったりの保証

イエローハットでは、整備を実施した箇所に車検後6ヶ月または1万kmの整備保証が付けられるほか、車検から6ヶ月後の点検を1回のみ無料で実施させていただきます。
また、車検時にご入会していただける保証項目選択型の長期保証「プライムワランティ」では、事前に選択していただいた保証項目については、車検後24ヶ月間、無償で修理していただくことが可能です。
※加入時の保証料金は有償となります。
※輸入車の累計修理額は30万円までとなります。


まとめ

このコラムでは、車検が切れた車のレッカー移動に関して解説しました。車検切れの場合はレッカー移動を断られる可能性もあるため、断られてしまった場合は仮ナンバーの取得や積載車による移動を検討してください。
そして、車検切れ車の車検をお考えの方は、事前点検からアフターフォローまでをワンストップでお任せいただけるイエローハットのご利用がおすすめです。是非お気軽にお問い合わせください。

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