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車検の見積りは何ヶ月前がベスト?見積り時の必要書類なども解説

車検の見積額を正確に算出するには、お店で車の状態を確認してもらう必要があります。そのため、複数のお店で比較する場合は、計画的に車検を進められるようにスケジュール調整が大切です。そこでこのコラムでは、車検の見積り時期についてご紹介します。見積り時の注意点や、必要書類なども解説しているのでぜひ参考になさってください。

車検の見積りは必要なのか

車検をお店に依頼する場合、車検前に見積りを取ることが一般的です。見積りをもらうことで、どれくらい費用がかかるのか、どのような整備が必要なのかを事前確認できます。まずは、見積りを依頼できる場所や車検費用についてご紹介します。


見積りを依頼できる場所

見積りを依頼できる代表的なお店は、「ディーラー」「整備工場」「車検専門店」「カー用品店」「ガソリンスタンド」です。車検とは国が定めた保安基準を満たしているか確認する検査であり、どのお店で受けても検査項目は同じです。しかし、車検を通す前に行われる整備内容はお店ごとで異なります。
たとえば、ディーラーは車検に必要な整備に加え、車の性能を保つ予防整備も行います。一方、車検専門店で行う整備は、短期間で車検を通すために必要な最低限の整備のみです。そのため、ディーラーは車検費用が高くなる傾向があり、車検専門店は費用を抑えて実施できる特徴があります。


車検費用の種類

車検費用は「法定費用」と「車検基本料」の2つに大別されます。法定費用は国が定めており、税金、自賠責保険料、印紙代などが該当します。印紙代以外は一律料金なので、法改正が行われない限り変動することはありません。そのため、見積りで差が生じる要因は、車検基本料の内訳です。
車検基本料とは、納車手数料や事務手数料など、お店に支払う費用です。点検時に不具合が発見された場合は手数料に加えて、整備費用が必要となり、法律で定められた金額はなく、お店が独自に設定しています。


見積りを取るベストなタイミングとは

土日や繁忙期はお店での車検は混み合うため、満了日の直前に見積りを取ると予約できるお店が限られてしまいます。そのため、複数のお店を比較する場合は計画性が重要です。ここでは、見積りを取るタイミングについてご紹介します。


一般的には満了日の1ヶ月前

車検は満了日~満了日の1ヶ月前に受ける方がほとんどです。この期間より前に受けることも可能ですが、その場合は次回の満了日が前倒しになります。
例を挙げると、満了日が8月15日の場合は、7月15日~8月15日の期間内に受ければ、次回の満了日は8月15日のままです。しかし、7月14日に受けると、次回の満了日が8月14日に変わります。このような理由から、満了日の1ヶ月前が見積りのベストタイミングと言われています。見積りだけであれば、数十分~1時間程度で完了するため、複数店舗を比較することも充分可能です。


早期特典がある場合は数ヶ月前

車検の時期が近づくと満了日の2ヶ月~3ヶ月前に、お店からハガキやダイレクトメールなどで車検の案内が届くことがあります。発送元は、車を購入したお店、会員登録しているカー用品店やガソリンスタンド、以前点検を依頼した整備工場などです。そして、中には早期予約を促すために、キャンペーンを実施しているお店もあります。
キャンペーン内容は数千円の割引特典、エンジンオイルの無料交換、BOXティッシュのプレゼントなどさまざまです。


忙しい場合はネットで一括見積り

お店を探す時間がない場合は、車検の比較サイトを利用する方法もあります。簡易的ではありますが、複数店舗を一括比較でき、そのまま見積りを依頼することも可能です。
サイトの仕様によるものの、基本的にはご自身が住んでいる地域を入力すると、周辺のお店が表示されます。その後、車種や自動車メーカーを選択すると、車検費用の目安が店舗ごとに提示され、サイトによっては1日車検、土日営業、代車無料などの特典内容でお店を絞ることも可能です。気になるお店が複数見つかった場合も、一括で見積り依頼ができるため、1つずつ調べる手間が省けます。
ただし、実際に車を確認しての見積りを依頼した場合に、当初の見積額よりも金額が上がる可能性もあるため、お店選びには注意してください。


見積りの際に必要な書類

見積りを依頼する際は、車さえあれば見積りが取れるわけではありません。ここでは、見積りを取る際に必要な2つの書類についてご紹介します。

車検証

車検証とは、前回の車検で合格したことを証明する書類です。車のナンバープレートと同じ自動車登録番号、車検証の交付年月日、普通や軽自動車等の種類、所有者や使用者の情報など、さまざまな情報が記載されています。
見積りを電話などで依頼する際は、より詳細な見積り額を算出するために車の情報を聞かれるため、車検証を確認しながら伝えてください。
車検証は走行時の携帯が義務付けられていることから、車内のダッシュボードなどに保管している方がほとんどです。万が一紛失してしまった場合は、普通自動車は運輸支局、軽自動車は軽自動車検査協会の窓口で再発行を行ってください。


定期点検整備記録簿

定期点検整備記録簿とは、過去の法定点検を記録した書類です。定期点検整備記録簿をさかのぼることで、過去に行われた点検内容を時系列に確認できます。交換部品や点検内容が項目ごとに記載されており、車検前の点検においては、車の状態や部品交換の有無を確認するための重要な書類となります。法定点検の目的は、車のトラブルを未然に防いで快適な走行を保つことであり、ドライバーは24ヶ月点検や12ヶ月点検などを定期的に行うことが義務付けられています。記入者に関しての規定はなく、お店・個人問わず記録することが可能です。


見積りを取る際に確認しておくべき注意点

複数のお店で見積りを取った後は各店舗を比較していきますが、費用を抑えたいからといって費用だけで比べてしまうと、かえって損をする可能性があります。ここでは、見積りのチェックポイントや注意点についてご紹介します。

代車費用が含まれているか

車検にかかる日数は、依頼するお店や整備内容で変動します。そして、車検期間中はご自身の車が使用できないため、代車を利用する場合は見積りの際に代車の有無や、貸出料について確認してください。有料の場合は、見積書に費用が含まれているかも確認すべきポイントです。また、代車の数には限りがあり、繁忙期などは代車が確保できないこともあるため、早めの予約が大切です。


分からない項目がないか

見積りを比較する際は、必ず整備項目を確認してください。後々のトラブルを未然に防ぐためにも、分からない項目はお店に確認し、内容を理解したうえで正式に依頼することが大切です。また、どのような費用が含まれているかの確認も重要です。他のドライバーには必要でも、ご自身にとっては不要なサポートが費用に含まれている可能性もあります。さらに、見積り段階では他のお店より安くても、車検を進めていくなかで別途費用が発生し、最終的な請求金額が見積りを上回る可能性もあるため、別途費用が発生する可能性も確認してください。


消耗品の費用が別途費用に含まれていないか

お店によっては車検時に消耗品を交換してくれることがあります。そのような場合は、見積りのなかに消耗品の料金が含まれているか確認してください。
また、車検費用を抑えたい場合は純正品ではなく市販品を使用することで費用が抑えられますが、ご自身の予算やドライブに合った部品が選択できるかも確認すべきポイントです。


見積りが有料になるケース

車種や年式だけでも簡単な見積りは出せますが、正確な費用を算出するには、実際に車を確認してもらう必要があります。車検の満了日前であれば、そのまま運転して入庫できますが、切れている場合は運転できません。このような場合は、お店に依頼して車を引き取ってもらう必要があります。
見積り後、そのまま車検を依頼するのであれば、お店によっては運搬費を無料にしてもらえる可能性があります。しかし、見積りだけを依頼する場合は、運搬費を請求されることが一般的なため、車検切れとなる前に見積りを取るようにしてください。


車検のことならイエローハットにお任せ!

車検の見積りを検討中なら、イエローハットにご相談ください。お見積りはもちろん、車検に関するさまざまなご相談に対して、イエローハットのスタッフが丁寧にお答えします。

気軽に見積りが取れる

車検の見積りは、電話またはインターネットからお申し込み可能です。インターネットであれば、お近くのイエローハットを簡単に検索でき、車検価格や特典なども確認できます。お見積りの際は、ご希望の店舗を選択し、お見積りフォームに必要事項をご入力ください。その後、イエローハットのコールセンタースタッフが電話で概算金額やご質問にお答えいたします。


充実したサポート

車検期間中は代車をご利用いただけるため、日常生活に支障をきたすことはありません。代車の貸出特典は、ガソリン代のご負担だけでご利用いただけますが、事前の予約が必要となりますのでスタッフまでお問い合わせください。
また、車検後のアフターフォローとして、6ヶ月後の無料点検を実施しております。


快適なドライブに寄り添う点検・整備

イエローハットでは、お客様の快適なドライブに寄り添う点検・整備、そして保証を提供しております。点検項目は100項目を超え、法定点検・日常点検に加えて、イエローハット独自の点検を実施しております。
また、車検時の整備箇所は6ヶ月または1万kmの整備保証が付きますので、車検後も快適にドライブをお楽しみいただけます。


まとめ

車検費用は、車検前の整備内容や依頼するお店で変わりますが、車検前に見積りを取ることで車の状態を把握でき、ご自身に合ったお店を選べます。そして、見積りを取るベストなタイミングは、車検満了日の1ヶ月前です。1ヶ月前を目安に依頼すると、複数のお店を比較でき、計画的に車検を進められます。車検のことで何かご不明な点がありましたら、お気軽にイエローハットへお問い合わせください。車検のお見積りやご相談は無料で承っております。

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