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車検をディーラーで受けるとなぜ高い?費用の内訳や依頼するメリットも解説

車を使用し続けるためには、定期的に車検を受けなければなりません。車検は整備工場やガソリンスタンドなど、さまざまなお店で受けられますが、ディーラーに依頼するメリット・デメリットを知りたい方もおられるでしょう。

このコラムでは、ディーラーで車検を受ける場合に押さえておきたいポイントを解説します。メリット・デメリットだけでなく車検費用の内訳にも触れますので、ぜひ参考にしてください。

車検をディーラーで受けるメリット

ディーラーでは新車を購入することができる他、さまざまな整備を依頼できます。修理やメンテナンス、リコールなどで利用した方もおられるでしょう。ここでは、ディーラーに車検を依頼した場合のメリットについて解説します。

品質の高い整備が受けられる

ディーラーの強みは、品質の高い整備を実施している点にあります。車検ひとつとっても、予防整備を積極的に提案してくれるため、整備後に高い安心感が得られるでしょう。

予防整備とは、劣化や消耗が進んだ部品があれば早期に修理・交換することを言います。車検に通る状態だとしても、劣化している部品を早めに交換することでより安全性が高まるのです。


純正部品の使用が基本

自動車はさまざまなパーツを組み合わせてできていますが、走行過程で一部が寿命を迎えた場合、交換しなければなりません。車検で保安基準に適合しているかを確認しつつ、必要に応じて整備する際、ディーラーでは純正部品を使用するのが一般的です。

必ずしも社外品が劣っているとは言い切れませんが、純正部品は一定以上の品質が保たれているため、車のコンディションを良好に保ちやすいと言えるでしょう。


自社メーカーの自動車に特化している

ディーラーはひとつの自動車メーカーの車種について、専門的な知識や技術を有している点が特徴です。自社で取り扱う車種を熟知していることから、車検時の整備も安心して依頼できます。

このように自社メーカーの車に特化した整備士による車検を受けられるのは、ディーラーに依頼するメリットのひとつです。


メーカー保証を適用できるケースもある

車の使用過程で、想定外の故障が発生することもあるでしょう。高価な部品の場合、多額の費用がかかってしまいます。しかし、新車購入時に付帯しているメーカー保証の期間内であれば、無償で修理することが可能です。また、中古車を購入した場合であっても期間が残っていれば、多くの場合において「保証継承」ができます。

メーカー保証は、3年・6万kmまでの「一般保証」、5年・10万kmの「特別保証」の2つです。初回もしくは2回目の車検時までに不具合が見つかった場合は、保証が適用されるケースもあるでしょう。そのため、保証期間内はディーラーに依頼するのが無難と言えます。


メーカーの代車が借りられる

車検時に車を預けると、移動手段がなくなり困ってしまう方もおられるでしょう。ディーラーでは、代車を借りられるケースがほとんどです。その際に、新型車やグレードの高い車に乗れる可能性があります。

一般的な車検場では、代車の数が少なく借りられないことも少なくありません。また、古いコンパクトカーや軽自動車が多い傾向です。


独自のサービスが受けられる

ディーラー以外でもサービスを実施しているお店はありますが、車検を依頼することでディーラー独自のサービスを受けられる可能性があります。例えば、グッズの提供やメンテナンス部品の無料交換などです。

また、車検や法定点検、修理の際にディーラーをよく利用する場合、買い替え時に融通が利く点もメリットと言えます。


車検をディーラーで受けるデメリット

ここでは、ディーラーで車検を依頼する場合のデメリットを2つ挙げて紹介します。車検で品質の高いサービスが受けられるなどの多くのメリットはありますが、デメリットについて押さえておくと、依頼すべきかどうかの判断材料となるでしょう。

車検にかかる費用が高い傾向がある

車検では、重量税や自賠責保険料などの法定費用の他、24ヶ月点検料や検査代行費用などの基本料金がかかります。また、車検に通らない部品は交換しなければなりません。他にもエンジンオイル交換などの消耗品を車検時に交換する場合もあるでしょう。

ディーラーでは、法定費用以外の料金が高めに設定されていたり、積極的に予防整備を実施したりする傾向があるため、予算を抑えたい場合は不向きと言えます。


車検にかかる時間が長い傾向がある

日頃からメンテナンスを実施しているコンディションが良好な車の場合、必要な整備は最低限になるでしょう。追加整備の必要が少なければ、数時間程度で車検が終わるケースもあります。スピード車検や1日車検と呼ばれる車検です。

一方でディーラーは、コンディションにかかわらず預かり車検を基本としているため、1日以上かかることも少なくありません。


車検をディーラーで受けた際の費用内訳と相場

車検をディーラーで受けた場合、どの程度の費用がかかるのか多くの方が気になるところでしょう。ここでは車検費用の内訳を紹介しつつ、車の4つに分類してそれぞれの費用の相場を解説します。依頼先によって料金設定は異なりますが、おおよその目安が分かるでしょう。

車検費用の内訳

車検費用は、法定費用と非法定費用の2つに分けられます。法定費用は、自動車重量税・自賠責保険料・検査手数料の3つです。非法定費用には、基本料金の24ヶ月点検料・継続検査料・車検代行手数料、必要に応じて追加整備費用がかかります。

法定費用の合計金額は、ディーラーにかかわらず依頼先で大きく変わることはありません。車検の基本料金や追加整備費用で差が付くのが一般的です。


軽自動車の費用相場

軽自動車の場合、法定費用は重量税が5,000円~8,800円、自賠責保険料17,540円(24ヶ月契約)、検査手数料1,600円~2,200円がかかります。基本料金が35,000円~60,000円程度ですので、合計60,000円~90,000円、追加整備が必要であればもう少しかかるでしょう。
※2024年4月現在の金額です(離島、沖縄除く)


小型自動車の費用相場(~1.0t)

小型自動車の場合、法定費用は重量税が10,000~25,200円、自賠責保険料17,650円(24ヶ月契約)、検査手数料1,600円~2,200円がかかります。基本料金が35,000円~60,000円程度ですので、合計65,000円~105,000円、追加整備が必要であればもう少しかかるでしょう。
※2024年4月現在の金額です(離島、沖縄除く)


中型自動車の費用相場(~1.5t)

中型自動車の場合、法定費用は重量税が15,000円~37,800円、自賠責保険料17,650円(24ヶ月契約)、検査手数料1,600円~2,300円がかかります。基本料金が40,000円~65,000円程度ですので、合計75,000円~120,000円、追加整備が必要であればもう少しかかるでしょう。
※2024年4月現在の金額です(離島、沖縄除く)


大型自動車の費用相場(~2.0t)

大型自動車の場合、法定費用は重量税が20,000円~50,400円、自賠責保険料17,650円(24ヶ月契約)、検査手数料1,600円~2,300円がかかります。基本料金が40,000円~80,000円程度ですので、合計80,000円~150,000円、追加整備が必要であればもう少しかかるでしょう。
※2024年4月現在の金額です(離島、沖縄除く)


ディーラーでの車検費用を安くするコツ

車検費用よりも信頼性を重視して、ディーラーに依頼したいという方もいるでしょう。しかし、少しでも費用を抑えられる方法はないのか気になるところです。ここでは、ディーラーで車検費用を安くするコツを3つに分けて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

車検目標台数が設定されているディーラーも少なくない

どこの工場でも、車検をできるだけ多くの台数受け入れたいと考えるのが一般的です。ディーラーも例外ではなく、車検の目標台数を設定しているケースは少なくありません。

ディーラー側からすると、車検でつながりを持った顧客が、将来乗り換え時に新車を買ってくれるかもしれません。そのため、常に新規顧客の獲得を目指しており、新規の場合は特典を受けられる可能性があるでしょう。


3月・9月は優遇を受けやすい傾向がある

車検の時期を選ぶことは難しいですが、ディーラーに車検を依頼する場合、3月と9月は優遇を受けやすいと言えるでしょう。決算期には目標台数を高く設定している可能性があり、高い業績を上げようとするためです。

車検自体は1ヶ月前になってから実施するのが一般的ですが、予約は早期から受け付けしています。各ディーラーのWEBサイトを確認して、割引やメンテナンスなどに関する特典などがないかチェックしてみるのがおすすめです。


比較的月末も優遇を受けやすい

3月と9月以外が車検満了日の場合は、月末を狙って予約するのもひとつの方法です。車検の目標台数は、月ごとに設定するのが一般的であり優遇を受けやすいといわれています。

この場合も各ディーラーのWebサイトを確認して、割引やメンテナンスなどに関する特典などがないかチェックしてみるのがおすすめです。


ディーラーで車検を受ける流れ

ディーラーは、各種法定点検や修理などで、工場が混み合っているケースは珍しくありません。そのため、車検を依頼したい場合は、早めに予約することをおすすめします。まずは、電話やWEBサイトで見積もりの予約を取りましょう。

見積もり後にディーラーから連絡が来て、車検費用が伝えられますので、追加整備について相談しつつ車検を進めていきます。整備から検査まで完了すると、精算後に納車されて完了です。


イエローハットの車検は予算に合わせて整備内容を決められます

ディーラーでの車検費用が高いと感じた場合は、ぜひイエローハットへお任せください。イエローハットは、予算に合わせて車検を進められる点が強みです。ここでは、イエローハットの車検の魅力と見積もり予約についてご紹介します。

点検項目は100以上、追加整備はご納得いただいた上で実施

イエローハットの車検では、法定点検項目と日常点検項目に独自の点検項目を加えた100以上の部分をチェックします。点検項目数が多いほど、安全性を高めることが可能です。

追加整備が必要な場合は事前にしっかりお客様に説明し、ご納得いただいた上で実施します。タイヤなどの商品に関しては、複数の取扱商品の中から選べるため、費用を抑えることも可能です。


車検整備後も安心の保証・アフターサービス付帯

車を使用し続けるには、定期的に車検を受けなければなりません。車検を受けることで車のコンディションを把握でき、より安心のカーライフを送れます。一方で、車検整備後に故障してしまうこともあります。

イエローハットでは、車検で整備した部分に対して6ヶ月または1万kmまでの整備保証を付帯しています。6ヶ月毎の無料点検などのアフターサービスも充実していますので、ぜひイエローハットへお任せください。


平日は忙しい方でも土・日・祝に車検が受けられる

車検を受ける際、スケジュールの確保が難しい場合もあるでしょう。イエローハットでは、一部店舗を除き土・日・祝の車検に対応しているため、自身の都合に合わせやすいと言えます。まずは見積もり予約をご依頼ください。

見積もりのご来店予約はWEBからも受け付けており、いつでもどこでも申し込めます。簡単な情報入力で完了しますので、ぜひご活用ください。


まとめ

ディーラーで車検を受ける大きなメリットは、整備の質が高く信頼して任せられる点です。一方で、費用が高めの設定かつ時間がかかる傾向がある点はデメリットと言えるでしょう。

イエローハットの車検では、一部店舗を除き、土日や祝祭日に車検を依頼できるだけでなく、予算を抑えやすいメリットがあります。点検項目にも妥協はありませんので、安心してお任せいただけるでしょう。見積もり予約は便利なWEBサイトがおすすめです。

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