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車検費用にはいくらかかる?計算方法やおおよその金額について解説!

車検はまとまった出費となることが多いため、どの程度の費用がかかるのか気になる方もおられるでしょう。車検費用を事前に計算しておくと、おおよその目安が分かります。ただし、予算を超えるケースもあるため注意が必要です。

このコラムでは、車検費用の内訳を解説しつつ、基本となる費用の計算方法について紹介します。車検費用の相場や抑えるコツについても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

車検費用の内訳は大きく3つに分けられる

車検費用は、「法定費用」「車検基本料」「部品交換費用」の3つに分けられます。費用の内訳を把握することで、見積書を確認しやすくなるでしょう。計算するためにもそれぞれの項目を理解しておくことが重要ですので、以下を参考にしてください。

どのお店に依頼しても金額は同じ「法定費用」

車検における法定費用は「重量税」「自賠責保険料」「印紙代(検査手数料)」の3つです。これらの費用の内、重量税と自賠責保険料はどのお店に依頼しても変わりません。唯一、検査手数料についてはお店の車検方法によって変動しますが、その差は数百円程度です。法定費用を計算することで、最低限必要な金額が把握できます。


依頼するお店ごとに決められた「車検基本料」

車検基本料とは、24ヶ月点検や検査を進めるにあたり、依頼先に支払う料金のことです。シンプルに「車検基本料」と表記される場合もあれば「24ヶ月点検料」「継続検査料(測定検査料)」「検査代行料(車検代行料)」のように、項目を分けている場合があります。お店ごとに名目や料金設定が異なることを押さえつつ、計算することが大切です。


必要に応じてかかる「部品交換費用」

車検では、保安基準に則って安全性や環境保全に関わるさまざまな項目を検査します。その際に、保安基準不適合となる部品が見つかることも珍しくありません。その場合は、部品を交換するなどして整備する必要があります。

また、エンジンオイルやブレーキフルードなど、消耗品を交換することもあるでしょう。このように部品交換費用は必要に応じてかかるため、お店で見積もりを取るまでは車検費用の総額を算出することが難しいと言えます。


車検費用を計算する前に法定費用を算出してみよう

点検を実施しないと不具合箇所が分からず、車検費用の総額を事前に計算することは困難ですが、法定費用であれば簡単に算出可能です。ここでは、法定費用を構成する3つの項目について、押さえておきたい基本的な知識や具体的な金額を紹介します。

重量税

重量税は、自動車の重さに対して課税される税金です。車検が課税されるタイミングであり、税額は車両重量によって変動します。また、エコカーの場合は本則税率が適用されるため、エコカー以外の車両より低額です。具体的な金額については以下をご覧ください。

・自家用車(2年毎の車検)の場合(2024年3月時点の情報です)

車両重量 エコカー 13年未満 13年経過 18年経過
0.5t以下 5,000円 8,200円 11,400円 12,600円
~1.0t 10,000円 16,400円 22,800円 25,200円
~1.5t 15,000円 24,600円 34,200円 37,800円
~2.0t 20,000円 32,800円 45,600円 50,400円
~2.5t 25,000円 41,000円 57,000円 63,000円
~3.0t 30,000円 49,200円 68,400円 75,600円

上記の表から分かる通り、新車から13年経過と18年経過で重量税が上がる点を押さえておきましょう。軽自動車については、エコカーが5,000円、13年未満が6,600円で13年経過すると8,200円となり、18年経過で8,800円です。


自賠責保険料

自賠責保険は強制保険と呼ばれるように、自動車を走行させる上で契約が必須です。重量税と同じように、車検のタイミングで保険料を支払う必要があります。次回車検満了日を超えるよう保険期間を設定することが一般的です。

自賠責保険料は、地域によって金額が異なります。沖縄県と離島はそれぞれ料金設定が違い、本土よりも低額です。乗用車の車検証の有効期間は2年ですので、24ヶ月契約した場合の自賠責保険料(沖縄県と離島を除く)は、普通自動車が17,650円で軽自動車は17,540円となります。(2024年3月時点の情報です)


印紙代

車検の法定費用の内、印紙代は2,000円前後ですので負担は大きくありません。印紙代とは、自動車の登録情報の管理や車検証の発行を行う公的機関に支払う手数料です。印紙代については、依頼先の車検システムによって若干変動します。

例えば認証工場のお店に依頼した場合は、普通自動車が2,300円、小型乗用車が2,200円です。OSS(ワンストップサービス)に対応した指定工場に依頼した場合、印紙代は最も安く、普通自動車と小型自動車ともに1,600円となります。(2024年3月時点の情報です)


車検費用を計算するなら車検基本料の相場も確認しておこう

車検費用は依頼先によっても大きく異なるため、どこに依頼しようか迷われている方もおられるでしょう。ここでは、代表的な依頼先であるディーラー・整備工場・車検専門店・カー用品店・ガソリンスタンドについて、車検基本料の相場の傾向を解説します。

ディーラー

特定の自動車メーカーの車種を取り扱うディーラーは、信頼性が高い依頼先と言えます。ひとつのメーカーに特化しているため、車種ごとの強みや弱みを理解しており、高い技術力を有している点が特徴です。

ディーラーに依頼した場合の車検基本料の相場は、おおよそ35,000円~100,000円です。車検基本料については高めの傾向と言えますが、質の高いサービスを受けられるでしょう。初回車検や2回目の車検時に依頼すると、不具合があった場合にメーカー保証をスムーズに受けられます。


整備工場

自動車が故障した際、整備工場にお世話になったという方もおられるでしょう。一般の整備工場でも車検に対応していることが一般的です。整備工場に依頼した際の車検基本料は、20,000円~65,000円程度が相場と言えますが、お店によっても差があるためホームページなどで確認すると良いでしょう。

整備工場はディーラーと異なり、さまざまな自動車メーカーに対応している点が特徴です。ただし、輸入車には対応していない場合があるため、事前に確認することをおすすめします。


車検専門店

車検専門店は、点検・整備・検査の各工程を仕組み化しており、スピーディーに車検を受けられる点が特徴です。車のコンディションによりますが、1時間程度で車検が完了することもあるでしょう。立ち会い車検を実施している店舗もありますが、部品交換に時間がかかる場合は待ち時間が長くなる傾向があります。

車検基本料の安さを強みにしているお店も多く、10,000円からが相場です。ただし、費用を抑えやすい一方で、求める検査内容やサービスであるかよく確認しましょう。


カー用品店・ガソリンスタンド

全国各地に店舗を展開しているカー用品店でも、車検を受けられる場合がほとんどです。カー用品店はタイヤやバッテリー、エンジンオイルなどのラインアップが豊富で、車検と同時に消耗品を交換したい方に向いています。車検基本料は地域やお店によって大きく異なりますが、ディーラーや整備工場よりも安い傾向です。

ガソリンスタンドも車検の依頼先のひとつです。運営会社によっては車検を受け付けており、車検基本料の相場は、15,000円~35,000円程度と安い傾向にあります。


車検費用の計算方法と相場

車検費用を事前に計算しておきたい方や、大まかな相場を把握したい方もおられるでしょう。ここでは、車検費用の計算方法と相場について解説します。どの程度の予算を設定しておけば良いのか、初めて受ける方にとっても参考になるでしょう。

法定費用と車検基本料を当てはめて計算してみよう

車検の見積もりを依頼する前に、最低限必要な費用を算出しておくと良いでしょう。法定費用については、ほぼ正確に把握することが可能です。重量税は、国土交通省の「次回自動車重量税額照会サービス」を利用することで、具体的な税額を調べられます。そして、自賠責保険料は一律です。

印紙代については依頼するお店によって変わりますが、その差は数百円ですので、重量税と自賠責保険料を足すと法定費用を算出できます。車検基本料については、依頼予定のお店のホームページをチェックすると良いでしょう。ただし、部品交換費用がかかるかどうかは見積もりを受ける必要があります。


車検費用はどのくらいが相場?

車検費用の相場は、普通自動車と軽自動車で大きく異なります。普通自動車の場合、車両重量によって相場が把握できると言えるでしょう。

例えば車両重量が1.0t以下の相場は70,000円~150,000円程度で、1.5t以下はおおよそ90,000円~170,000円です。2.0t以下の場合は、110,000円~200,000円程度が相場となります。軽自動車の場合、重量税が安いため、相場は60,000円~120,000円です。

車検費用はお店によって差がつきやすいため、節約したい場合は次章で紹介するコツを参考にするのがおすすめです。


車検費用を抑えるコツ

車は便利な移動手段であり、日常生活を送る上でなくてはならないケースもあるでしょう。ただし、所有していると燃料費やメンテナンス費などの維持費がかかります。また、車検では万単位の出費となるため、できる限り抑えたい場合は、ぜひ以下を参考にしてみてください。

複数社に見積もりを依頼する

車検は、まず見積もりを依頼することから始まります。見積もり自体は無料の場合が多いので、車検費用を安く抑えたい場合は、複数社に依頼すると良いでしょう。多くの場合、見積もりを依頼すると見積書が提示されるため、それを比較することで安いお店が分かります。

部品交換が必要な場合は、使用する部品を選べるかどうかも確認することが大切です。例えば、タイヤを交換する必要がある場合、選択肢が豊富だと自身の希望や予算に合わせて選択できます。


日頃から小まめなメンテナンスを心がける

メンテナンスを実施する習慣がない場合、車検時や定期点検時にまとめて依頼しようと考える方もおられるでしょう。しかし、エンジンオイルやオイルエレメントの交換をはじめとする定期的なメンテナンス、バッテリーやブレーキパッドなどの消耗品交換などを先送りにしていると、車検時にまとめて行わなくてはならないケースもあります。

全てまとめて車検時に行うとなれば高額な出費になるため、車検時に集中しないよう日頃から小まめなメンテナンスを心がけるのがおすすめです。


割引サービスの利用を検討する

車検を実施しているお店によっては、割引サービスを提供している場合があります。割引サービスを上手に利用することで、車検費用の負担を軽減することが可能です。割引サービスには、早期予約割引やリピート割引、平日割引などがあり、それぞれ併用できるケースもあるでしょう。

他にも、WEB予約による割引があります。多くの場合、お店のホームページで確認できるため、アクセスしてみてください。


費用を抑えて車検に通すならイエローハットにご相談ください

車検費用を抑えたい場合は、ぜひイエローハットへお任せください。予算や希望に合わせて車検を進められる環境を整えています。また、車検の見積もり予約をWEBから申し込むことが可能です。ここでは、イエローハットの車検の魅力やWEB予約の方法についてご紹介します。

イエローハットの車検の魅力

イエローハットでは、車検後に安心してお車を使用できるよう、点検で100以上の項目をチェックしています。また整備が必要な場合は、お客様としっかり対話することを重視しており、ご納得の上で車検を進めることが可能です。

また、タイヤなどの部品を数種類から選べるなど、カー用品店としての強みがあります。車検後のアフターサービスも充実していますので、ぜひイエローハットへ車検をお任せください。


車検見積もりのご来店予約はWEBフォームをご活用ください

イエローハットでは車検の見積もりが無料で、WEBサイトから簡単に予約できます。予約ページのWEBフォームでお近くの店舗や車種を選び、氏名と電話番号を入力するだけなのでシンプルです。


まとめ

車検費用を計算したい場合は、まず法定費用と車検基本料について調べると良いでしょう。車検で必要な最低限の費用を算出できます。ただし、部品交換費用がかかることもありますので、まずは見積もりを依頼しましょう。

イエローハットでは、見積もりの来店予約をWEBからも無料で受け付けています。イエローハットでは、車検時の整備内容をしっかりとお伝えするため安心です。ぜひお気軽に見積もりをご依頼ください。

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