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中古車購入の際は車検費用にも着目しよう!総額に大きな差がつくことも!

自動車は、車検証の満了する日が残っていないと公道で使用できません。そのため中古車を購入する際、車検期間について確認することが大切です。車検費用が購入価格に含まれるのか気になる方もおられるでしょう。

このコラムでは、中古車と車検の関係性に触れつつ、車検費用の内訳や更新タイミングについて解説します。また、車検を更新できる依頼先についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

中古車購入時の車検費用について

2023年は中古車業界にとって大きな転換点となりました。中古車を販売する際の価格の表示方法について、新たな規制が設けられたためです。ここでは、中古車購入時に知っておきたい価格表記方法の変更についてとトラブル時の相談先などを紹介しつつ、車検との関わりについて解説します。

中古車の販売価格の表示に関わる規則の改正について

中古車は、新車よりも安く購入できるという魅力を持っていますが、消費者にとって支払総額が分かりにくいという問題がありました。本体価格を安く設定して消費者を呼び込み、多額のオプションを付けて販売するなど表示価格では購入できないケースが多発したため、自動車公正取引協議は中古車の販売価格の表示方法に関する規則を改正しました。

中古車を商品化する上で必要となる費用は車両価格に含めることになったため、納車準備費用や販売手数料、広告掲載料などの諸費用については支払う必要がなくなります。

表示方法のルールに従っていない場合など、購入におけるトラブル時は自動車公正取引協議会「消費者相談室」へ相談すると良いでしょう。


車検有り

中古車販売において「車検有り」の表示は、車検証の有効期間が残っている状態を指します。そのため、車検整備をしなくとも、名義を登録するだけで乗れる点がメリットです。納車までが比較的早いため、乗り換えを急いでいる方に向いていると言えます。

車検有りの場合、支払総額には自賠責保険の未経過相当額が含まれることもあるでしょう。また、定期点検が実施される場合は、車両価格に含まれている必要があります。


車検無し

中古車販売において「車検無し」の中古車を購入する場合、検査を受けるまでは公道を走行することができません。支払総額には、税金や保険料など車検取得後の名義変更を実施するために必要な費用が含まれます。
一方で「定期点検整備無し」の表示がある場合は、整備なしの車検取得であるため注意が必要です。整備無しと表示しているのにも関わらず、整備費用を追加で支払わなければ販売しないといったケースは規約違反です。


車検整備付き

車検が切れている車両でも「車検整備付き」表示の場合は、車検整備費用が本体価格に含まれている状態です。車検を取得するために必要な税金や保険料、検査費用など全ての費用が支払総額に含まれている必要があるため、安心して購入しやすいでしょう。

車検整備付きと表示しているにも関わらず、整備費用が別途請求されるケースは販売店側の規約違反となりますので、しっかりと確認することが大切です。


中古車購入後の車検費用はどのくらい?

中古車購入後、定期的に車検の時期が訪れます。車検では車両重量税などの法定費用がかかる他、点検や検査のための料金を支払わなければなりません。ここでは、車検費用の内訳を解説します。費用を抑えるためのコツについても紹介しますので、参考にしてください。

車検費用の内訳

車検費用は、法定費用と基本料金、部品交換費用に分けられます。法定費用は車検時に支払う「自賠責保険料」「自動車重量税」「検査手数料」の3つの税金や保険料のことです。法定費用については、どのお店に依頼したとしても大きく変わることはありません。

一方で、車検基本料と部品交換費用については、車検を受ける場所によって異なります。まず車検基本料は、車検時に実施する24ヶ月点検や検査に関わる手続きの費用のことです。

部品交換費用は部品代や交換工賃のことで、車検に通らない項目があると必ず支払わなければなりません。また、車検のついでにオイル交換などを依頼すると、追加費用として請求されます。


車検費用を抑えるコツ

車検費用を抑えたい場合は、まず複数社で見積もりを依頼しましょう。見積もりの内容を比較することで、安いお店を見つけられます。また、見積書に部品交換など追加の整備項目がある場合は、車検取得に必須かどうかを確認し、見直すことで負担を軽減できるでしょう。

他にも、割引サービスが実施されているかどうかを確認してみるのもおすすめです。お店によっては、早期予約割引やWEB予約による割引などを実施している場合があります。これらの方法を取り入れることで、安く車検を取得できる可能性が高まるでしょう。

ただし、日頃から車のコンディションを良好に保つことが重要です。エンジンオイル交換やタイヤ空気圧調整など、小まめにメンテナンスを行うことで重大な故障を防ぎ、車検時に実施が必要な整備削減につながります。


中古車購入後の車検更新タイミングはいつ?

車検は、健全な車社会を維持するために設けられた制度です。安全性を定期的にチェックし、公害を防止するという目的を持っています。車検切れで走行すると罰則が設けられていることから、更新タイミングを逃さないことが大切です。(以下は2024年3月時点の情報です)

中古車における車検の有効期間は「2年間」

乗用タイプの自動車の場合、新車で購入すると初回車検までの有効期間は3年です。その後の有効期限は、2年毎に設定されています。これは中古車だとしても変わることはありません。

ただし、貨物自動車を購入する場合は注意が必要です。軽貨物自動車の場合、車検の有効期限は2年ですが、普通自動車の貨物は1年となっています。


残期間は「車検満了日」を確認しよう

車検満了日とは、車検証の有効期間を満了する日のことです。車検満了日は、フロントガラスに貼られている車検ステッカーの内側から簡単に確認できます。ただし、フロントガラスの外側から車検ステッカーを見た場合、年月までしか確認できません。

車検証でも満了日を確認できますが、電子車検証の場合はスマートフォンのアプリなどでICチップを読み取る必要があります。


車検切れのまま運行しないよう注意が必要

自動車のユーザーは、車検満了日を把握しておく必要があります。車検証の有効期間が残っていない状態で運行すると、罰則の対象になるためです。無車検運行の罰則は6ヶ月以下の懲役もしくは30万円以下の罰金で、かつ違反点数6点も加算されます。

さらに、自賠責保険の保険期間にも注意が必要です。切れている場合は無保険運行となり、罰則は1年以下の懲役または50万円以下の罰金、そして無車検運行と同じく違反点数は6点です。

無保険運行の場合は、必然的に車検の有効期間も残っていません。この場合の罰則は、1年6ヶ月以下の懲役または80万円以下の罰金であり、違反点数については合計した12点ではなく「6点」となります。


中古車購入後の車検更新方法

車検を受けたい場合は、対応したお店に依頼する必要があります。ディーラーや車検専門店、カー用品店、そしてガソリンスタンドなどが主な依頼先です。ここでは、それぞれの特徴について解説しますので、ぜひ参考にしてください。

ディーラー

新車を購入した場合は、ディーラーが車検の依頼先として候補に上がるでしょう。ディーラーは各種点検や修理など総合的に依頼できます。特定の自動車メーカーに精通しており、高い技術力とサービスの質が特徴です。

中古車で購入した車でも車検を依頼可能で、リコールやサービスキャンペーンがある場合もスムーズに対応してくれるでしょう。車検の基本料については高めの傾向があります。整備工場が混み合っていることも多いため、早めに予約することが大切です。


車検専門店

車検専門店は、車検をメインに受け付けているお店です。車検の流れをマニュアル化するなどして、スピーディーかつ安価な料金設定を実現しているお店が多いと言えるでしょう。フランチャイズにより店舗展開している企業であれば、どの店舗で車検を受けても一定の品質が保たれています。

車検が数時間から1日程度で終わるお店もあるため、多忙な方にも向いていると言えるでしょう。ただし、代車を多く用意していない場合があります。


ガソリンスタンド・カー用品店

ガソリンスタンドでも車検を受け付けているケースがあります。近場にディーラーや車検専門店がない場合は、検討してみると良いでしょう。価格設定が比較的安価で、車検費用を抑えやすい特徴があります。

また、カー用品店も車検の依頼先のひとつです。カー用品店では、エンジンオイルやタイヤ、ワイパーなどの種類が豊富で、予算や希望に合わせて使用する部品を選べるでしょう。車検の基本料金もリーズナブルなケースが多いと言えます。


整備工場の違い

車検を受ける際、整備工場の違いを押さえておくと、自身のニーズに合わせて依頼先を選べるでしょう。整備工場には認証工場と指定工場があり、車検の流れが異なります。

認証工場とは、地方運輸局長から自動車を分解できる事業者として認証を受けた工場のことで、多くのお店が該当します。車検において、点検や整備を実施することは可能ですが、検査については陸運局や軽自動車検査協会に車両を持ち込む必要があり、時間を要する点が特徴です。

一方で、指定工場は自社で検査ラインを完備しており、国に代行して検査する自動車検査員を配置した工場のことです。自社工場内で点検・整備・検査まで完結するため、認証工場よりもスピーディーに車検を受けられます。


費用を抑えて検査に通すなら「ユーザー車検」という方法も

自動車の仕組みや保安基準についてある程度知識がある場合は、ユーザー車検を実施するのもひとつの方法です。ユーザー車検は、自分自身で陸運局や軽自動車検査協会に車両を持ち込み、検査を受ける手法のことを言います。24ヶ月点検整備については、検査の前後に実施します。

お店に依頼すると基本料金を支払うことになりますが、ユーザー車検ではその費用を押さえられる点がメリットです。ただし、車検に通らない部位がある場合は検査に落ちてしまうため、事前に見極める必要があり、時間と手間がかかります。


中古車購入後の車検更新は費用を抑えられるイエローハットへ!

中古車を購入した後は、車検の満了日を忘れないことが大切です。車検は満了日の1ヶ月前から受けられますので、その際はぜひイエローハットへご依頼ください。ここでは、イエローハットで車検を受けるメリットをご紹介します。

100項目以上を点検!予算に合わせて交換部品を選べる

イエローハットの車検では、法定点検60項目を含む100項目以上をプロの整備士がしっかりチェックいたします。追加整備が必要な場合はその内容をお伝えし、徹底対話の上で車検を進めることが可能です。

タイヤやバッテリーなどの部品については、さまざまな価格帯から選択できるため、車検費用を抑えられます。予算に合わせて車検を進められますので、ぜひ見積もりをご依頼ください。


車検後は整備箇所を保証・無料点検サービス付帯で安心

イエローハットでは、車検の際に整備した箇所に対して、6ヶ月または1万kmの整備保証を付帯しています。車検後のアフターサービスも充実しており、6ヶ月毎の点検が無料です。

他にも車検時に、有償の安心保証「プライムワランティ イエローハット車検保証」にご加入いただくことが可能です。保証期間は24ヶ月で、国産車や輸入車もご加入いただけますので、ぜひご検討ください。
※プライムワランティ(有償保証)加入には条件がございます。
※国産車・輸入車ともに修理累積上限金額は500,000円までとなります。
※詳しくは店頭にてお問い合わせください。


専用WEBフォームにより車検見積もりのご来店予約が簡単

イエローハットは全国に700以上ある店舗で車検を受け付けています。指定工場を併設する店舗であれば、土日祝でも車検の実施が可能です。見積もりのご来店予約は、ぜひWEBフォーム(無料)をご活用ください。店舗や車種、氏名や電話番号を入力もしくは選択するだけで申し込みが完了します。


まとめ

中古車を購入する際は、車検の有無と総額をしっかりとチェックすることが大切です。また、中古車を購入した後も車検は定期的に受けなければなりません。車検はさまざまな場所で受けられますので、ゆとりを持ってスケジュールを立てましょう。

イエローハットは、車検を予算に合わせて進めやすい点が特徴です。追加整備については、ご納得いただいた上で進めていきます。見積もりは無料で、WEBから簡単に予約可能です。

           

※このコラムは2024年2月時点の情報を基に掲載しております。

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