COLUMN
今だから聞きたいオイル交換の基礎知識
オイルフィルターはエンジンオイルに含まれるスラッジをろ過する機能を持った、エンジンには欠かせないパーツです。そんなオイルフィルターも、使用とともに汚れていくため、定期的な交換が必要です。
このコラムでは、エンジンオイル交換とともに、オイルフィルターも毎回交換する必要があるのかを解説したうえで、定期的な交換を怠った場合に起きるトラブル、そしてオイルフィルター交換をご自身で行う際に必要な工具をご紹介します。
STEP01
オイル交換する車両を選択し、ご利用の店舗を選択します
STEP02
作業メニュー(オイルフィルター交換)を選択した後、ご希望の日時を選びます
STEP03
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STEP04
予約完了メールを受信したらあとは当日お店に行くだけ
目次
オイルフィルターはその構造上、エンジンオイル交換と同時に行うのが一般的です。では、オイルフィルターはどの程度の頻度で交換を行うと良いのでしょうか。
車の状態や走行距離によっても異なりますが、イエローハットがおすすめするオイルフィルター交換時期の目安は、エンジンオイル交換2回につき1回のペースですが、エンジンオイル交換と同時に毎回オイルフィルターの交換が必要な場合もあります。
なお、同じくイエローハットがおすすめするエンジンオイル交換時期の目安は3,000km~5,000km毎もしくは3ヶ月~6ヶ月のどちらか早いほうです。
※交換目安は車の状態、走行距離により異なります
ただし、場合によってはオイルフィルターの交換頻度を高くした方が良いケースも存在します。それは主にシビアコンディションと呼ばれる条件下で車を使用しているケースです。シビアコンディションでは、エンジンオイル交換の頻度も高くする必要があります。
シビアコンディションは次のような場合が含まれます。
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オイルフィルターの交換を怠っていると、どのようなことが起きうるのでしょうか。ここでは2つのリスクについて解説します。
オイルフィルターはエンジンオイルに含まれるスラッジをはじめとしたゴミや汚れをろ過し、エンジンオイルをきれいに保つ役割を持っています。しかし、オイルフィルターが汚れすぎて、目詰まりを起こすと、エンジンオイルをうまくろ過できなくなり、エンジンオイルが持つ潤滑作用・冷却作用・清浄作用といった、エンジンを適切に動かすための機能が働かず、エンジンに多大な負荷をかけることにつながります。エンジンの寿命を延ばすためには定期的なオイルフィルターの交換が必要です。
オイルフィルターが機能しない状態が続くと、エンジンオイルが潤滑作用を果たせなくなり、油膜切れが起きます。油膜がない状態ではエンジンの金属パーツが直接触れ合い、摩擦が生じて最悪の場合癒着してしまいます。これを焼き付きと呼び、焼き付きが起きたエンジンは正常に動作せずに、多くの場合、停止または故障してしまいます。
焼き付きの修理にはオーバーホールなど大規模な修理が必要になることも多く、高額な費用がかかるため、避けるべきトラブルと言えます。
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オイルフィルター交換をご自身で実施するためには専用の工具を揃える必要があります。ここでは、オイルフィルターを交換する際に必要な工具をご紹介します。
エンジンオイル交換の上抜きとは異なり、ほとんどのオイルフィルターはエンジン本体の下から交換する必要があります。このため、車体を持ち上げるためにジャッキが必要です。
ジャッキで持ち上げただけでは、持ち上げた車体は安定しているとは言えません。車体を固定するために、リジッドラックも同時に用意してください。
オイルフィルターレンチはオイルフィルターを安全に取り外すために必要な工具です。カップ型やプライヤー型、チェーン型などいくつもの種類がありますが、いずれもご自身の車に搭載されたオイルフィルターに合ったものを選ぶ必要があります。
ドレンボルトとオイルパンの間に挟み込み、オイル漏れを防ぐパーツです。ドレンワッシャはつぶして使用するため、再利用することはできません。そのため、オイルフィルターを交換する際には新品を用意しておく必要があります。
オイルフィルターにはいくつもの種類があり、その価格や性能もさまざまです。
自動車メーカーが販売する純正品を使用するのは安心感がありますが、社外品にも高性能なもの、コストパフォーマンスに優れたものが存在します。
また、昨今のオイルフィルターの中にはエレメントが2重構造になっていたり、マグネットが取り付けられていて、小さな金属片や鉄粉を取り除いたりできるオイルフィルターも販売されています。
ご自身の車に適合するオイルフィルターを選定するのが難しい場合はお店に相談するのがおすすめです。
エンジンオイルはベースオイルや粘度、グレードによって実に多くの種類があります。そのため、ご自身の車や使い方によって適したエンジンオイルを選定する必要があります。
・ベースオイル
ベースオイルには大きく分けて全合成油、部分合成油、鉱物油の3種類があります。全合成油は最高品質、鉱物油はコストパフォーマンスに優れ、部分合成油はこの2種類を混ぜ合わせた中間に位置するベースオイルです。保護性能を高めたい方、スポーツ走行を楽しみたい方は全合成油、頻繁に車に乗る方は部分合成油、あまり車に乗らない方は鉱物油をおすすめします。
・粘度
エンジンオイルの粘度とは、エンジンオイルの硬さを表します。「10W-30」のように表記し、左側の数字が低温時の粘度を表します。例えば、10W-30の場合、マイナス25度の環境にも対応することが可能です。また、右側の数字が高温時の粘度を表します。
低粘度のエンジンオイルは低温時のエンジン始動性が高く、燃費が良いという特徴があり、高粘度のエンジンオイルはエンジン保護性能に優れているという特徴があります。
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ここからは、実際にご自身でオイルフィルターを交換する際の手順をご紹介していきます。なお、エンジンオイルを抜いて作業を行う必要があるため、エンジンオイル交換の方法も併せてご紹介します。
・エンジンオイルを抜く
まずは古いエンジンオイルを排出します。
エンジンオイルには上抜きと下抜きの2種類の方法がありますが、ドレンボルトを外す必要がない上抜きで抜くことをおすすめします。
上抜きは、まずオイルフィラーキャップを開けてオイルレベルゲージを抜き、挿入口からオイルチェンジャーのホースをオイルパンの底まで差し入れます。次に、オイルチェンジャーを作動し、エンジンオイルを抜いていきます。ホースを動かして全てのエンジンオイルを吸い出してください。
・車をジャッキアップする
次に、ジャッキを使って車体をジャッキアップします。ジャッキアップは、舗装され、安全なスペースが確保された水平な場所で行いましょう。正確なジャッキアップポイントで行わなければ重大な事故につながる作業ですので、ミスのないよう、注意して作業を行いってください。
ジャッキだけで車体を持ち上げている状態では不安定です。必ずリジッドラックなどを噛ませ、車体を安定させることが必要です。
・オイルフィルターを外す
オイルフィルターレンチを使ってオイルフィルターを取り外します。この際、溜まったエンジンオイルが出てきてしまうため、オイルパック(オイル受け皿)などをオイルフィルターの真下に置いておくと安心です。オイルフィルターを外した場所はウエスでよく拭き取ってきれいにしてください。
・新品のオイルフィルターを設置する
オイルフィルターを取り付ける前に、Oリングと呼ばれるパッキン部分に少しだけエンジンオイルを塗っておきます。これはOリングがずれてオイル漏れが発生しないようにするためです。オイルフィルターレンチを使い、締めすぎないよう、適度な力でオイルフィルターを取り付けます。
・新しいエンジンオイルを入れる
エンジンオイルを入れます。途中で何度かオイルレベルゲージを使って量を確認しながら入れてください。適正量になったらオイルレベルゲージを差し、オイルフィラーキャップを閉めます。
エンジンオイルを入れ終わった後、実際にエンジンを始動してみてから、再度オイルレベルゲージでエンジンオイルが適正量に達しているか確認してください。
実際にオイルフィルターを交換するためには特別な工具が必要なばかりか、作業にリスクも伴うため、普段から整備を行っていない方は不安を感じることもあるでしょう。
そこで、エンジンオイル交換、オイルフィルター交換をお店に依頼することを検討しておられる方は、全国に約700店舗を展開するイエローハットまでぜひご来店ください。
イエローハットでは電話やネットからエンジンオイルやオイルフィルター交換の予約を承っております。「オイル交換ネット予約」なら、24時間いつでもスマートフォンやパソコンから予約していただけますし、予約当日は待ち時間なく作業を実施させていただきます。
また、お得な「クレジット&ポイントカード」「オイル&ポイントカード」にご入会いただければ、オイルフィルター交換やエンジンオイル交換の交換工賃が1年間無料となります。
オイルフィルター交換やエンジンオイル交換をスムーズに完了させたい方は、ぜひイエローハットにお問い合わせください。
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オイルフィルターは定期的に交換する必要があるパーツです。そのため、定期交換を怠っていると、エンジンオイルが本来の性能を発揮できなかったり、最悪の場合エンジンが焼き付いてしまったりと、重大なトラブルを引き起こしかねません。
オイルフィルター交換をはじめ、車のメンテナンスのお悩みは、ぜひイエローハットまでお寄せください。経験豊富なスタッフが丁寧にご対応させていただきます。
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