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DX推進の基本方針

トップメッセージ

DX推進方針

当社グループは、お客さまのカーライフにおける全てのサポートをお任せいただけるよう、ニーズにあわせた店舗業態の展開と、豊富な品揃えや最新鋭の機器と安心の技術で応えるピット作業を実践することで、ご来店いただいたお客さまに信頼と安心をご提供できる店舗づくりを目指しています。
自動運転やEV普及などクルマを取り巻く環境が目まぐるしく変化する昨今、お客さまから求められる企業としてあり続けるために、常に新しい価値を提供し続けられるようDXを推進し、「お客さまの利便性」や「従業員の生産性」の向上を図り、企業競争力を高めてまいります。

当社におけるDXを用いた経営ビジョン

経営ビジョン
【カーメンテナンスの新しい価値創造に向けてDXを推進し、リアル店舗を中心とした「クルマの総合メンテナンス企業」を目指す】
当社が主な事業としているカー用品の小売店舗においては、接客が必要不可欠であり、ECとの差別化でもある整備作業を受けられるというリアル店舗のメリットがあります。この「接客」・「整備作業」の2点の充実を図ることが、今後もお客さまから求められる企業としてあり続けるために重要であると考えています。そして、これらの重要な課題を解決していくためにDXを推進してまいります。
・お客さまの利便性向上:作業予約や事前決済、作業受付の簡略化など
・従業員の生産性向上:接客に当たる時間の増加、従業員教育(商品や整備作業に関わる知識向上)など

2024年12月

株式会社イエローハット

代表取締役社長 木村昭夫


当社の具体的なDX戦略

当社では、経営ビジョンの実現に向けて、さまざまなIT技術を活用し、「お客さまの利便性向上」や「従業員の生産性向上」に取り組んでまいります。取り組みの一環としては以下のとおりです。
お客さまが店舗を利用する際の利便性の向上
WEB作業予約の取扱いメニューの拡充と、お客さまへの告知強化による利用推進により、お客さまの利便性向上と店頭での作業受付の簡略化を実現する。
デジタルデバイスを活用した接客及び作業の質の向上
店頭にタブレットなどのポータブルデジタルデバイスを複数設置し、商品説明やお客さまの利用履歴データと連携して作業受付に用いることにより、お客さまと店舗スタッフ双方にとってシームレスでストレスのない接客を実現する。
デジタルマーケティングの強化
イエローハット公式スマートフォンアプリの活用による、個々のお客さまへの最適なご提案と店舗利用促進を行う。
ECとリアル店舗の連携
ネットで注文、店舗で受け取り出来る「イエローハットオンラインショップ」を開設し、購入から作業予約まで完結する体制づくりによって、モール型ECサイトとの差別化を図る。
クラウドを活用した業務生産性の向上と人材育成の強化
クラウド上で情報を一元管理し、リアルタイムでデータを共有することで本部内の業務の生産性を向上させる。また、店舗スタッフの研修動画やマニュアルを掲載した人材育成クラウドツールを活用する。
その他、DXを加速させるため書類や請求書、契約書の電子化による紙媒体の削減を行います。また、データ保存時のルール制定と浸透に努めます。

DX推進の達成状況を計る指標

お客さまの利便性向上に関する以下の項目について目標を定めます。
WEB作業予約件数 2024年度⇒2027年度 1.6倍
アプリ会員数 2.5倍
イエローハットオンラインショップ売上額 3倍

DX推進体制

「DX推進室」を代表取締役社長管下に新設し、DX推進担当取締役を実務責任者とします。DX推進室では、組織全体からDXに関連するアイデアを集め、DXの推進に適した人材を確保し一貫性と柔軟性を備えたシステムを構築することで、既存サービス、ビジネスモデルの変革を進めてまいります。

DX人材育成

当社の人材育成として、すべての従業員に国家資格であるITパスポートの取得を推奨し、取得促進を目的として取得時の一時金支給制度を制定しています。
また、管理部門のみならず、店舗運営関連・商品関連部門も対象として、組織として不足しているスキル・専門性の高度化、社外での学習機会の戦略的提供等のDXリスキリング研修を実施しております。

イエローハットDX推進ロードマップ

イエローハットが目指す姿
お客さまから求められる企業としてあり続けるために、カーメンテナンスの新しい価値創造に向けてDXを推進し、リアル店舗を中心とした「クルマの総合メンテナンス企業」の実現を目指します。