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2026年3月期第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、景気の緩やかな回復とともに雇用・所得状況の改善による個人消費の持ち直しの動きがみられました。しかしながら一方で、米国の通商政策の影響や物価上昇の継続など、消費者マインドを低下させる懸念材料があり、先行きについては依然として不透明な状況が続いております。
当カー用品業界におきましては、タイヤメーカー各社による価格改定が実施され、値上げ前の駆け込み需要が発生したこともあり、タイヤ売上が期間を通じて好調に推移いたしました。また、旅行や帰省を目的としたドライブ需要などにより、オイル・バッテリーなど消耗品の店頭販売も順調に推移いたしました。しかし、12月の気温が高く推移した影響から、冬季用品の販売は低調となりました。
このような環境のもと、当社グループでは車を日常移動手段とされるお客様のニーズに応えるべく、主要施策を積極的に展開してまいりました。具体的には、主力商品であるタイヤの品揃えおよび在庫体制を強化したほか、夏季に向け、日よけをはじめとする季節商品を早期に本格展開いたしました。さらに、取付・整備作業においても、2025年4月の規則改正により車検の受検可能期間が1ヶ月から2ヶ月へ拡大した旨の告知や、ボディコーティング、エアコン関連サービスの提案を推進いたしました。加えて、従来より展開しているイエローハット公式アプリに、オイル交換の当日予約機能を追加するなど利便性向上に努めた結果、WEB作業予約件数は前年同期比153%と大幅に伸長いたしました。こうした一連の取り組みにより、当期間において多くのお客様にご利用いただくことができました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
当第3四半期連結累計期間におきましては、2025年1月に子会社化いたしましたスポーツサイクルチェーン店「ワイズロード」を運営する株式会社ワイ・インターナショナル(2026年1月1日付で「株式会社ワイズロード・イエローハット」へ社名変更)の連結損益への取り込み開始、タイヤやバッテリーなど消耗品の販売好調、工賃収入増加などのプラス材料がありました。その一方で、気温が高く推移したため、冬季用品販売の最需要期における急減速が収益を圧迫する結果となり、売上高は1,323億53百万円(前年同期比111.1%、132億4百万円増)、売上総利益は575億16百万円(前年同期比111.4%、58億70百万円増)となりました。
販売費及び一般管理費は、子会社店舗の増加、人件費をはじめとする店舗運営コストの上昇、物流コストの上昇等により、448億円(前年同期比116.3%、62億74百万円増)となりました。
その結果、営業利益は127億16百万円(前年同期比96.9%、4億3百万円減)、経常利益は139億49百万円(前年同期比98.2%、2億52百万円減)、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、投資有価証券売却益の計上等により、104億68百万円(前年同期比107.6%、7億40百万円増)となりました。
売上高の主な部門別内訳につきましては、小売部門は889億71百万円(前年同期比116.8%、128億10百万円増)、卸売部門は356億34百万円(前年同期比100.0%、8百万円減)となりました。
先行きについては依然として不透明な状況が続くものと予想されますが、このような中で、当社グループでは自動車が日常移動手段である地域への出店の積極化と、顧客ニーズに沿った品揃えにより「クルマの総合メンテナンス企業」としての認知度向上を目指すとともに、二輪事業にも注力し「イエローハット+二輪事業を含めたトータルサービスの提供」を行うことで、収益拡大に向けた事業基盤のさらなる強化を推進してまいります。
今後とも皆さまの温かいご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
2026年2月 代表取締役会長 堀江 康生 代表取締役社長 木村 昭夫
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