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2027年3月期 第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、景気の緩やかな回復とともに雇用・所得状況の改善による個人消費の持ち直しの動きがみられました。しかしながら一方で、中東情勢の緊迫に伴う資源価格の動向や供給面への影響、緩やかな物価上昇の継続など、消費者マインドを低下させる懸念材料があり、先行きについては依然として不透明な状況が続いております。
当カー用品業界におきましては、中東情勢を背景とする原材料および商品供給の不安、今後の価格上昇に対する懸念がお客様の購買行動を促す要因となり、タイヤ、エンジンオイル・バッテリーなど消耗品の販売が好調に推移いたしました。また、4月からの気温上昇による夏季用品の需要があった一方で、6月には台風や長雨等の影響により、来店数が伸び悩む結果となりました。
このような環境のもと、当社グループではエンジンオイルをはじめとする主要商品の在庫維持に努め、安定的な供給を継続するとともに、販売店の基本である品揃えやご提案方法を改めて検証し、適切な商品とサービスの提供を進めてまいりました。また、従来展開しているイエローハット公式アプリをより多くのお客様にご利用いただき、その利便性を体験していただくべく、店頭でのお声がけを積極的に実施いたしました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は以下のとおりで、売上高、売上総利益が第一四半期連結累計期間として過去最高を更新いたしました。
当第1四半期連結累計期間におきましては、タイヤやエンジンオイル、バッテリーなど消耗品の販売好調、工賃収入増加の影響等により、売上高は412億48百万円(前年同期比102.4%、9億59百万円増)、売上総利益は185億30百万円(前年同期比101.3%、2億36百万円増)となりました。 販売費及び一般管理費は、店舗スタッフ増強による人件費をはじめとした店舗運営コストの上昇に加え、人的資本への投資としての研修費や、顧客基盤の強化を目的とするDXの推進、ならびに売上データ分析システムの更新に伴う支払手数料の増加等により、156億23百万円(前年同期比105.6%、8億27百万円増)となりました。 その結果、営業利益は29億7百万円(前年同期比83.1%、5億91百万円減)、経常利益は33億60百万円(前年同期比87.0%、5億3百万円減)となりました。一方で、特別利益として収益性が資本コストに見合わない不動産の売却益を計上し、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては28億46百万円(前年同期比106.3%、1億68百万円増)となりました。
売上高の主な部門別内訳につきましては、小売部門は289億66百万円(前年同期比103.6%、9億99百万円増)、卸売部門は96億74百万円(前年同期比99.7%、24百万円減)となりました。
先行きについては依然として不透明な状況が続くものと予想されますが、このような中で、当社グループでは自動車が日常移動手段である地域への出店の積極化と、顧客ニーズに沿った品揃えにより「クルマの総合メンテナンス企業」としての認知度向上を目指すとともに、二輪事業にも注力し「イエローハット+二輪事業を含めたトータルサービスの提供」を行うことで、収益拡大に向けた事業基盤のさらなる強化を推進してまいります。
今後とも皆さまの温かいご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
2026年8月 代表取締役会長 堀江 康生 代表取締役社長 木村 昭夫
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